「営業職への転職を考えているけど、転職サイトが多すぎてどれを使えばいいかわからない」「登録してみたものの、なんとなく使いこなせていない気がする」——そんなモヤモヤを抱えながら、毎日忙しく仕事をこなしている方も多いのではないでしょうか。
実は、営業職の転職市場は求人が非常に多く、正しいサービスを選んで使えば未経験者でも経験者でも転職のチャンスをつかみやすい状況にあります。選び方さえ押さえれば、今のモヤモヤは一気に解消できます。
この記事では、営業職への転職を目指す方に向けて、おすすめの転職サイト・エージェント11選を属性別に紹介します。さらに「転職サイトとエージェントの違い」「失敗しない選び方」「登録後の活用法」まで丁寧に解説するので、この記事を読み終えた後には迷わず行動に移せるはずです。
営業職の転職サイト選びで失敗しないための基本知識
転職サイトと転職エージェントの違い
「転職サイト」と「転職エージェント」は混同されがちですが、仕組みも使い方もまったく異なります。転職サイト(求人サイト)は、求人情報を自分で検索して直接応募する形式です。いわゆる「自己応募型」で、リクナビNEXTやマイナビ転職などが代表例です。自分のペースで活動できる反面、履歴書・職務経歴書の作成や面接対策、企業との日程調整などはすべて自分で行う必要があります。
一方、転職エージェントは担当のキャリアアドバイザーが求人紹介から応募書類の添削、面接対策、年収交渉まで一貫してサポートしてくれる無料サービスです。非公開求人にアクセスできることも大きな特徴で、表向きには出回っていない好条件の求人を紹介してもらえることがあります。リクルートエージェントやdodaなど、「エージェント」の名前がついているサービスはこのタイプです。
なお、dodaのように転職サイトとエージェントの両機能を1つのサービスで提供しているケースもあります。登録後に自分で求人を探すことも、アドバイザーに紹介してもらうことも可能なので、特に初めて転職する方には使い勝手がよいサービスです。
自分に合うタイプの見極め方
どちらのタイプが合うかは、状況によって変わります。「転職経験がある」「希望条件がはっきりしている」「自分のペースでじっくり活動したい」という方には転職サイト単体の利用も有効です。一方、「初めての転職で不安がある」「書類の書き方がわからない」「在職中で時間がとれない」という方には、プロのサポートが受けられる転職エージェントが特に向いています。
現実的には、転職サイトだけでなく転職エージェントも並行して使う「併用」が最も効果的な方法です。転職サイトで自分が興味のある求人の相場観をつかみながら、エージェントには非公開求人の紹介やサポートを依頼するという使い分けで、より多くのチャンスにアクセスできます。
営業職の転職市場|今が動き時かどうかを数字で確認する
営業職の有効求人倍率は依然として高水準
転職を検討するうえで、市場の状況を把握しておくことはとても重要です。厚生労働省が2026年1月に発表した最新データ(2025年12月分)によると、全体の有効求人倍率は1.19倍で推移しています。その中で営業職・商品販売職などの販売系職種の有効求人倍率は全国平均を大きく上回る水準が続いており、求人数が求職者数を上回る「売り手市場」の状態が続いています。(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年12月分)について」)
また、転職求人サービスを運営する企業各社のデータによると、2026年上半期にかけても営業系求人は拡大傾向が予測されています。特にDX推進やSaaS導入支援が進むIT・SaaS・Web業界では、提案型営業ができる人材の需要が高まっており、若手・未経験者への採用枠も拡大しているとみられています。(参考:doda「営業の転職市場動向 2026上半期」)
求人の多さがむしろ「選ぶ難しさ」につながる
求人が多いことはチャンスである半面、「営業職の求人は多すぎて絞り込めない」という悩みにもつながります。厚生労働省の公表データでは、2025年11月時点での「営業・販売事務従事者」の有効求人数は17,000件以上にのぼっています。これに民間転職サービスの求人も加えると、その数はさらに多くなります。
実際、営業職には法人営業・個人営業・新規開拓営業・ルート営業など様々なスタイルがあり、扱う商材や業界によって仕事の内容や評価制度はまったく異なります。大量の求人の中から自分に本当に合った企業を見つけるためには、信頼できるサービスの力を借りることが転職成功のカギになります。
| 指標 | 数値・概要 | 出典・時点 |
|---|---|---|
| 全体の有効求人倍率 | 1.19倍 | 厚生労働省 2025年12月分 |
| 営業・販売職系の傾向 | 全国平均を大きく上回る高水準が継続 | 厚生労働省 職種別データ |
| 2026年上半期の営業求人 | IT・SaaS業界を中心に拡大傾向 | doda「転職市場動向 2026上半期」 |
| 営業・販売事務の有効求人数 | 17,000件以上(ハローワーク集計) | 厚生労働省 2025年11月分 |
営業職の転職におすすめの転職サイト・エージェント11選
ここからは、営業職への転職に強いおすすめのサービスを「総合型」「営業特化型」「ハイクラス向け」「未経験者向け」の4カテゴリーに分けて紹介します。それぞれの特徴や向いている人を整理しているので、自分の状況に合ったサービスを選ぶ際の参考にしてください。
| サービス名 | タイプ | こんな人に向いている |
|---|---|---|
| リクルートエージェント | 総合型エージェント | 求人数重視・幅広く探したい人 |
| doda | 総合型(サイト+エージェント) | 自己応募もサポートも両立したい人 |
| マイナビエージェント | 総合型エージェント | 20〜30代・初めての転職・手厚いサポート希望 |
| マイナビ営業AGENT | 営業特化型エージェント | 営業キャリアチェンジ・異業界転職 |
| hape Agent | 営業特化型エージェント | 書類通過率を上げたい・20〜30代営業職 |
| type転職エージェント営業 | 営業特化型エージェント | 首都圏(一都三県)での営業転職 |
| SQiL Career Agent | 営業特化型エージェント | 営業力を高めながら転職したい人 |
| ビズリーチ | ハイクラス・スカウト型 | 年収アップ・自分の市場価値を確認したい |
| JACリクルートメント | ハイクラスエージェント | 管理職・外資系・グローバル転職希望 |
| マイナビジョブ20’s | 未経験者・第二新卒向け | 20代で初めて営業職に挑戦したい人 |
| ハタラクティブ | 未経験者・若手向け | 正社員経験が少ない・フリーターからの転職 |
総合型おすすめ3選
リクルートエージェント
業界最大の求人数を誇る総合型転職エージェントです。2026年2月時点での公開求人数は74万件以上、非公開求人数は約19万件以上にのぼり、なかでも「営業・販売・カスタマーサービス」職の公開求人数だけで18万件以上を保有しています。求人の多さは他社を圧倒しており、法人営業・個人営業・IT営業・メディカル営業など、あらゆる業界・タイプの営業求人が揃っています。
担当アドバイザーが求職者担当と企業担当に分かれた「片面型」の体制をとっているため、幅広い企業との取引を維持しやすく、それが圧倒的な求人数につながっています。初回登録後は最短5営業日以内に面談が設定され、転職支援の実績はNo.1(厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有期雇用を含む転職支援実績。2023年度実績)と公式に明記されています。「とにかく多くの選択肢を見たい」「地方や海外求人も視野に入れたい」という方の最初の登録先として最適なサービスです。
doda
転職サイトと転職エージェントの両機能を1つのサービスで利用できるのがdodaの最大の特徴です。公開求人数は業界最大級の約24万件以上(2026年2月時点)。自分で検索して応募する求人サイト機能と、キャリアアドバイザーからの求人紹介・サポートを受けるエージェント機能を、1つの登録で同時に使えます。
2024年のオリコン顧客満足度調査「転職エージェント20代部門」で第1位を獲得しており、サポートの丁寧さにも定評があります。未経験歓迎の営業求人も豊富で、「まず自分で求人を見てみたいけれど、必要に応じてアドバイザーにも相談したい」という方にぴったりです。平日だけでなく土曜日の面談にも対応しているため、現職が忙しい方も使いやすいサービスです。
マイナビエージェント
20代・30代からの支持率が高く、「初めて転職する方」「若手でポテンシャル採用を狙いたい方」に特に向いている総合型転職エージェントです。キャリアアドバイザーの対応が丁寧で、内定後の理由まで明示してくれるなど求職者に寄り添ったサポートで高い評価を受けています。未経験歓迎の営業求人も多く保有しており、他業界から営業職へのキャリアチェンジを目指す方にもおすすめです。
営業特化型おすすめ4選
マイナビ営業AGENT
マイナビグループが運営する、営業職専門の転職エージェントです。全国9拠点のオフィス面談に加え、オンラインやLINEでの相談にも対応しています。営業職専任のキャリアアドバイザーがチームを組んでサポートしてくれるため、「法人営業から個人営業への転職を考えている」「別の業界の営業職にチャレンジしたい」といった、営業職内でのキャリアチェンジに特に強みを持つサービスです。
hape Agent(エイプエージェント)
営業職に特化した転職エージェントで、取り扱い求人の99%が営業職という徹底した専門性が特徴です。キャリアアドバイザーが企業側と求職者側の両方を担当する「両面型」のため、企業の採用担当者の意図や現場の実情まで把握したうえで求人を紹介してもらえます。各業界の営業求人に対応した300種類以上の書類テンプレートを活用したサポートにより、書類通過率は90%以上という実績を公表しています。書類選考に不安がある方や、選考通過率を高めたい20代〜30代の営業職に向いています。
type転職エージェント営業
東証プライム市場上場のキャリアデザインセンターが運営する、営業職特化型のエージェントです。公開・非公開合わせて約3万件以上の求人を保有しており、一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の営業求人に強みを持っています。営業職専任のキャリアアドバイザーが10名以上在籍し、年間8,000名以上の面談実績を誇ります。首都圏で営業転職を目指す方、日系大手の営業求人を探している方に特におすすめです。
SQiL Career Agent(スキルキャリアエージェント)
1,300社以上の営業支援実績を持つ株式会社セレブリックスが運営する、営業職特化の転職エージェントです。営業支援の現場で培った実践的なノウハウをもとにした転職支援が強みで、「営業力そのものを高めながら転職したい」という意欲的な方に向いています。企業と求職者の両方を一人のコンサルタントが担当する一気通貫型のため、マッチングの精度が高いのも特徴です。
ハイクラス向けおすすめ2選
ビズリーチ
経歴を登録しておくと、企業の採用担当者や5,800名以上の審査済みヘッドハンターから直接スカウトが届くスカウト型転職サービスです。公開求人数は約10万件以上で、年収1,000万円以上の求人が4割以上を占めるハイクラス向けのラインナップが特徴です。「自分の市場価値を客観的に確認したい」「複数のヘッドハンターを比較してから転職活動を進めたい」という方に向いています。基本機能は無料で利用できますが、一部の求人閲覧には有料プランへの移行が必要です。
JACリクルートメント
ハイクラス・ミドルクラス転職においてオリコン顧客満足度6年連続No.1を獲得している転職エージェントです。管理職・専門職への転職に強く、外資系企業や海外進出企業への転職支援に約1,200名の業界専任コンサルタントが対応しています。「課長・マネージャークラス」「部長・役員クラス」「外資・グローバル企業」というように求人が明確に分類されており、自分の経験・実力に見合ったポジションを探しやすいのが特徴です。現職で役職を持つ方や、年収アップ・グローバルな環境への転職を目指す30代以降の営業職に向いています。
未経験者向けおすすめ2選
マイナビジョブ20’s
20代に特化した転職エージェントで、未経験歓迎の求人が豊富に揃っています。公式アプリの機能が充実しており、企業からの直接スカウト機能や求人検索など、スキマ時間に転職活動を進めたい方にとって使い勝手がよいサービスです。「他職種から初めて営業職にチャレンジしたい」「20代で正社員として安定した環境に転職したい」という方に向いています。
ハタラクティブ
正社員経験が少ない方やフリーターからの転職支援に強みを持つエージェントです。独自の「自分発見カウンセリング」で、過去の経験やスキルを丁寧に棚卸しし、適性に合った求人を紹介してくれます。未経験でも応募できる正社員の営業求人が中心で、はじめての正社員転職に不安を感じている20代に特に向いています。
営業職の転職サイト選び方|4つのチェックポイント
転職サービスは数多く存在するため、どれを選べばよいか迷ってしまうのは当然です。ここでは、営業職への転職でサービスを選ぶ際に確認すべき4つのポイントを整理します。
①求人数と求人の質
まず確認したいのが、自分が希望する業界・職種・勤務地の求人がどれだけ揃っているかという点です。求人数が多いほど選択肢が広がりますが、量だけでなく質も重要です。「大手企業・有名企業が多い」「未経験歓迎の求人が豊富」「非公開求人が充実している」など、自分の転職目的に合った求人構成かどうかをチェックしましょう。総合型の大手エージェントは求人数の面で安心感がありますが、特定の業界・職種に強い特化型エージェントは、その領域に関して大手では出会えないような質の高い求人を持っていることがあります。
②営業職の専任担当者がいるか
転職エージェントを利用する場合、担当のキャリアアドバイザーが営業職の転職に精通しているかどうかは大きなポイントです。営業職といっても法人営業・個人営業・IT営業・ルート営業など多岐にわたるため、それぞれの仕事内容や求められるスキルを正確に理解しているアドバイザーに担当してもらえると、的確な求人紹介や面接対策を受けやすくなります。「営業職専任チームがある」「営業経験者のアドバイザーが在籍している」といった点を確認するとよいでしょう。
③サポートの手厚さと対応スピード
書類添削・面接対策・日程調整・年収交渉など、エージェントがどこまで対応してくれるかも重要な選択基準です。特に在職中の転職活動は時間的な余裕がないことが多いため、連絡のレスポンスが早く、土日や夜間でも対応してくれるサービスかどうかも確認しておくと安心です。初回面談の形式(オンライン・電話・対面)が自分のライフスタイルに合っているかも見ておきましょう。
④地域・業界のカバー範囲
転職を希望するエリアや業界に対応しているかどうかも事前に確認しておきましょう。type転職エージェントのように首都圏特化のサービスもあれば、リクルートエージェントのように全国に拠点を持ち地方求人も充実しているサービスもあります。また、IT業界・医療業界・金融業界など特定の業界を得意とするエージェントもあるため、自分が転職を目指す業界との相性も考慮するとよいでしょう。
属性別|営業転職サイトの使い分けガイド
「おすすめのサービスはわかったけど、結局自分はどれを使えばいいの?」という疑問に答えるため、転職者の状況別に最適なサービスの組み合わせを整理しました。自分に近いパターンを参考にしてみてください。
未経験から営業職へ転職したい人
他職種・他業界から初めて営業職に挑戦したい場合は、未経験歓迎の求人を豊富に扱っているサービスを中心に使うことが大切です。具体的には、マイナビエージェントとdodaの2つに登録することをおすすめします。マイナビエージェントは20代の未経験転職に強く、書類の書き方から面接対策まで丁寧にサポートしてくれます。dodaは未経験歓迎の営業求人が18,000件以上と非常に多く、幅広い業界の求人に触れながら自分の方向性を定めるのに向いています。
20代で正社員経験が少ない方や、フリーターから営業職への転職を目指す方はハタラクティブやマイナビジョブ20’sも選択肢に加えるとよいでしょう。これらのサービスは、経験が浅くても採用している企業との太いパイプを持っており、書類選考の通過率を高めるサポートが充実しています。
営業職内でキャリアアップしたい人
すでに営業職として働いており、業界を変えたい・営業スタイルを変えたい・より大きな裁量で働きたいという場合は、営業職の転職に精通した専門サービスとの組み合わせが有効です。リクルートエージェントで求人の量を確保しつつ、マイナビ営業AGENTまたはhape Agentで営業職に特化した深い支援を受けるという2社体制が効果的です。
特に「法人営業から個人営業へ」「ルート営業から新規開拓営業へ」といった営業スタイルの転換を考えている場合は、マイナビ営業AGENTのように営業職のキャリアチェンジに実績のあるサービスに相談することで、自分では気づいていなかった可能性を広げてもらえることがあります。
ハイクラス・年収アップを狙う人
現職で一定の実績があり、管理職ポジションへの昇格や年収の大幅アップを目指す場合は、ハイクラス向けのサービスを中心に使うことが重要です。ビズリーチに登録してスカウトを受けながら自分の市場価値を確認しつつ、JACリクルートメントで専任コンサルタントから的確なハイクラス求人の紹介を受けるという組み合わせが王道です。
ビズリーチはスカウト型のため、経歴を登録しておくだけで企業やヘッドハンターから声がかかります。「まだ本格的に転職活動を始める気はないが、良い話があれば動きたい」という潜在的な転職意欲がある方にとっても活用しやすいサービスです。一方、JACリクルートメントは外資系企業や日系大手の管理職求人に特に強く、業界専任コンサルタントによる年収交渉のサポートも期待できます。
| 属性・目的 | メイン登録先 | サブ登録先 |
|---|---|---|
| 未経験から営業職へ(20代中心) | マイナビエージェント・doda | ハタラクティブ・マイナビジョブ20’s |
| 営業職内でキャリアアップ | リクルートエージェント | マイナビ営業AGENT・hape Agent |
| ハイクラス・年収アップ狙い | ビズリーチ | JACリクルートメント |
| 首都圏の営業求人に特化して探したい | type転職エージェント営業 | リクルートエージェント |
| 営業力も高めながら転職したい | SQiL Career Agent | doda |
営業職の転職を成功させるためのサービス活用法
複数サービスの併用
複数のサービスに登録する際は、役割を分けて使うことが大切です。たとえば「リクルートエージェントで求人の量を確保し、マイナビ営業AGENTで営業職に特化した深いサポートを受ける」という組み合わせが典型例です。全員が同じ求人を扱っているわけではなく、サービスによって保有する求人や得意な業界が異なるため、1社だけに頼ると選択肢が狭まります。
ただし、登録数が増えすぎると各サービスへの対応が煩雑になりやすいため、最初は2〜3社に留め、面談を通じてアドバイザーとの相性を確認しながら絞り込むのが現実的な進め方です。複数のサービスを並行利用する場合は、各サービスの担当者に「他のエージェントも利用中」と正直に伝えることで、過度なプッシュを防ぎながらスムーズに進めることができます。
エージェントとのコミュニケーション術
転職エージェントを最大限に活用するためには、初回面談での情報共有が重要です。「希望する業界・職種・勤務地・年収」だけでなく、「なぜ転職を考えているのか」「今の仕事のどこが合わないと感じているのか」「転職先でどんな働き方をしたいのか」まで具体的に伝えることで、アドバイザーがより精度の高い求人を紹介しやすくなります。
また、紹介された求人が希望と合わないと感じた場合は、遠慮なくフィードバックを返すことが大切です。「この求人はなぜ合わないか」を伝えることで、アドバイザーの理解が深まり、次回以降の紹介の精度が上がります。「ありがとうございます」と言って全て受け流してしまうと、ミスマッチな求人が増えてしまうので注意しましょう。
よくある失敗パターンと対処法
転職サービスを利用してうまくいかないケースには、いくつかの共通したパターンがあります。最も多いのが「登録したものの、紹介される求人が希望と合わない」というケースです。これは初回面談での情報共有が不足していることが原因であることが多く、前述のように希望条件を具体的に伝え直すか、担当者の変更を申し出ることで改善できます。
次に多いのが「連絡が多くて対応しきれない」という悩みです。特に複数サービスを並行利用していると、電話やメールの頻度が高くなりがちです。この場合は、「連絡はメールのみにしてほしい」「週に1回まとめてご連絡ください」と具体的に希望を伝えることで対応してもらえるケースが多いです。また、「1つのサービスに1社しか登録しない」といった思い込みや、「転職活動中であることを会社に知られたくない」という不安から消極的になってしまうケースもありますが、転職活動の情報が現職に漏れることは通常ありません。安心してサービスを活用してください。
営業転職サイトに関するよくある質問
Q. 転職サイトと転職エージェントはどちらを先に使うべきですか?
A. まずは転職エージェントへの登録から始めることをおすすめします。エージェントに登録して担当者と面談することで、自分のキャリアの棚卸しができ、「どんな求人が自分に向いているか」の方向性が定まります。その後、転職サイトで自分で求人を検索すると、より目的意識を持って活動できます。
Q. 転職エージェントは本当に無料で使えますか?
A. 求職者側の利用は原則すべて無料です。転職エージェントは、転職が決まった際に採用した企業側から紹介手数料を受け取るビジネスモデルのため、求職者が費用を負担することはありません。ただし、ビズリーチの一部プレミアム機能については有料プランへの移行が必要なケースがあります。
Q. 営業職未経験でも転職エージェントに登録できますか?
A. はい、問題なく登録できます。多くの転職エージェントは未経験者を歓迎しており、特にマイナビエージェント・doda・ハタラクティブ・マイナビジョブ20’sなどは未経験歓迎の営業求人を豊富に扱っています。むしろ、未経験だからこそエージェントのサポートを活用することで、書類の書き方や面接での伝え方など、転職活動全体を強力にサポートしてもらえます。
Q. 転職活動中であることが現職にばれることはありますか?
A. 転職エージェントや転職サイトの利用が現職の会社に知られることは、通常の利用では起こりません。ただし、転職先の候補に現職の取引先企業が含まれている場合は、エージェントに事前に伝えておくと安心です。また、在職中の転職活動は面接の日程調整が難しいケースもありますが、土日・夜間対応のサービスも多いため、担当者に相談してみましょう。
Q. 転職活動はどれくらいの期間かかりますか?
A. 一般的に、転職活動の期間は3〜6ヶ月が目安とされています。ただし、希望条件の絞り込みや応募数、面接の回数によって個人差があります。リクルートエージェントの転職決定者データによると、11〜30社の応募で転職先が決まったケースが最も多く、営業・販売職では10社以下で決まるケースも一定数あります。焦りは禁物ですが、活動期間が長くなるほど消耗しやすいため、早めに動き出すことをおすすめします。
まとめ|営業職の転職サイト選びで後悔しないために
営業職の転職市場は、有効求人倍率のデータからも明らかなように、求職者にとって有利な売り手市場が続いています。求人の数は非常に多く、適切なサービスを使って正しくアプローチすれば、未経験者から経験者まで転職のチャンスをつかめる環境にあります。
この記事でお伝えしたポイントを改めて整理すると、まず「転職サイト」と「転職エージェント」の違いを正しく理解したうえで、自分の状況に合ったサービスを選ぶことが大切です。求人数の多いリクルートエージェントやdodaを軸に置きつつ、目的に応じて営業特化型やハイクラス向けのサービスを組み合わせることが、最短で理想の転職を実現するための王道です。
サービスへの登録は無料で、行動した分だけ選択肢が広がります。「まだ本格的に動く気はないけれど、情報収集だけしたい」という段階でも、転職エージェントへの相談は大いに価値があります。今の自分のキャリアを客観的に見つめ直すきっかけとして、まずは気になるサービスに1つ登録してみることから始めてみましょう。

