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第二新卒から事務職に転職できるエージェント7選|選考突破のための戦略も解説

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「新卒で入った会社を辞めて、次は事務職として働きたい」と思いながらも、どのエージェントに相談すればいいのか、そもそも第二新卒が事務職に転職できるのかどうか、不安を感じていませんか。事務職は人気の高い職種だからこそ競争が激しく、「本当に受かるんだろうか」と悩む方は少なくありません。でも実は、正しいエージェントを選んで、きちんと戦略を立てれば、第二新卒からでも事務職への転職は十分に狙えます。

この記事では、第二新卒が事務職に転職するために相談すべき転職エージェント7選と、選考を勝ち抜くための具体的な戦略を余すところなくお伝えします。

目次

第二新卒が事務職に転職するための転職エージェントおすすめ7選

まずは、第二新卒が事務職に転職する際に活用したいおすすめの転職エージェントを7社紹介します。それぞれに得意とする領域が異なるため、複数のエージェントを組み合わせて使うのが転職成功への近道です。

①リクルートエージェント|圧倒的な求人数で事務職の選択肢が広がる

リクルートエージェントは、業界最大規模の求人数を誇る総合型の転職エージェントです。公開求人だけで75万件以上、非公開求人も35万件以上を保有しており(2025年12月時点)、事務職の求人においても豊富な選択肢の中から自分に合った職場を探せます。登録者のうち25歳未満が全体の4分の1を占めており、第二新卒の転職支援にも力を入れているエージェントです。

職務経歴書の添削や面接対策など、転職サポートの体制も充実しており、初めての転職で何から始めればいいかわからないという方でも安心して利用できます。「とにかくたくさんの事務職求人を見て比較したい」という方に特に向いています。

項目内容
公開求人数75万件以上(2025年12月時点)
おすすめな人求人数を重視する方、初めて転職する方
得意な領域全職種・全業界に対応。事務職の求人も豊富
サポート内容書類添削・面接対策・キャリアカウンセリング

②doda|20代の満足度が高くエージェントとサイトを一体活用できる

dodaは、転職エージェントと転職サイトの機能を一体化したサービスで、公開求人数は28万件以上(2025年12月時点)と業界第2位の規模を誇ります。20代の顧客満足度においては2022年から2024年のオリコン調査で3年連続1位を獲得しており、第二新卒の転職支援での高い評価が際立っています。

エージェントからの紹介を受けながら、自分でも求人を検索して応募できるハイブリッドな使い方が可能です。スカウト機能もあるため、自分では気づいていなかった企業や求人と出会えるチャンスがあります。「エージェントの紹介を待ちながら、自分でも積極的に探したい」という方に特に向いています。

項目内容
公開求人数28万件以上(2025年12月時点)
おすすめな人自分でも積極的に求人を探したい方
得意な領域全職種・全業界。事務職含め多様な求人を保有
サポート内容書類添削・面接対策・スカウト機能

③マイナビ転職エージェント|20代・第二新卒の支援に定評があり事務求人も豊富

マイナビ転職エージェントは、大手マイナビグループが運営する転職エージェントです。利用者の約7割が34歳以下という若手中心のサービスで、第二新卒の転職支援において豊富なノウハウを持っています。業界別に担当が分かれたキャリアアドバイザーが在籍しており、企業の社風や採用の裏側まで踏み込んだ情報を提供してもらえるのが強みです。

事務系の求人数も豊富で、未経験歓迎や第二新卒OKの案件を多く取り扱っています。書類添削や模擬面接に時間をかけて丁寧に対応してくれるという口コミも多く、「じっくり相談しながら転職活動を進めたい」という第二新卒の方に特にフィットします。

項目内容
公開求人数約9万件(2025年10月時点)
おすすめな人丁寧なサポートを求める方、初めての転職の方
得意な領域20代・第二新卒の支援、事務職の求人が充実
サポート内容書類添削・模擬面接・業界情報の提供

④第二新卒エージェントneo|名前の通り第二新卒に特化、書類通過率が高い

第二新卒エージェントneoは、その名のとおり第二新卒・既卒・フリーターなど若年層の転職支援に特化したエージェントです。書類選考の通過率が94.7%という実績を誇り(公式サイトより)、経歴に自信がない方でも選考に進みやすい環境を整えています。メーカー・人材・土木建築・福祉・保険など多様な業界の事務職求人を保有しており、幅広い選択肢の中から希望に合った仕事を探せます。

「今すぐ転職すべきかどうか」という段階から相談に乗ってもらえるため、転職を迷っている方でも気軽に活用できます。「第二新卒であることを前向きにとらえ、丁寧にサポートしてほしい」という方に特に向いています。

項目内容
書類通過率94.7%(公式サイト掲載実績)
おすすめな人第二新卒・既卒・フリーターで転職が初めての方
得意な領域第二新卒の転職全般。事務職含め多様な業界に対応
サポート内容書類添削・面接対策・転職の方向性の整理

⑤ハタラクティブ|未経験OKの事務求人が豊富で内定率が高い

ハタラクティブは、レバレジーズ株式会社が運営する第二新卒・未経験者向けの転職エージェントです。取り扱い求人の約8割が未経験OKで、事務職を含む幅広い業界・職種の求人を保有しています。内定率は80.4%超(公式サイトより)という高い水準を誇り、経歴が短くても転職先を見つけやすい環境が整っています。

専任アドバイザーがマンツーマンで対応し、「何をアピールすればいいかわからない」という悩みにも一から向き合ってもらえます。事務職を含む多様な求人を持ちつつサポートも手厚いため、「未経験の事務職に転職したい」という第二新卒の方に特に向いています。

項目内容
未経験OK求人の割合約8割(公式サイトより)
おすすめな人未経験から事務職を目指す方、丁寧な面談を求める方
得意な領域第二新卒・未経験転職。事務職の求人も多数
サポート内容マンツーマン面談・書類添削・面接対策

⑥UZUZ(ウズウズ)|手厚いサポートとブラック企業排除の安心感

UZUZ(ウズウズ)は、「カウンセラー全員が元第二新卒・既卒・フリーター」という独自の体制を持つ転職エージェントです。1人あたり平均12時間以上のサポートを提供し、企業ごとの面接対策や自己PR作成まで丁寧に対応してもらえます。独自の基準でブラック企業を徹底的に排除しているため、入社後のミスマッチが少なく、定着率96%(公式サイトより)という高い実績を誇っています。

求人の中心はIT業界ですが、事務職の求人も一定数取り扱っており、「どんな仕事に就けばいいかわからない」という段階から相談できます。「経歴に自信がないけれど、安心して働ける職場に転職したい」という方に特に向いています。

項目内容
入社後定着率96%(公式サイトより)
おすすめな人ブラック企業を避けたい方、手厚い面接対策を受けたい方
得意な領域第二新卒・既卒。IT職種に強みがあるが事務も対応
サポート内容平均12時間以上のマンツーマンサポート・企業別対策

⑦キャリアスタート|内定率86%でスピード転職を実現

キャリアスタートは、第二新卒・既卒・フリーターなど20代に特化した転職エージェントです。内定率86%、内定獲得までの期間は平均1か月・最短1週間(2025年10月時点、公式サイトより)というスピードが特徴で、「早めに転職を決めたい」という方に向いています。マッチング分析に力を入れており、転職後の定着率は92%と高水準を誇ります。

年収アップ率も83%と高く、現在の年収より良い条件での転職を狙える求人が揃っています。「スピード感を持って転職活動を進めながら、年収もアップさせたい」という第二新卒の方に特に向いています。

項目内容
内定率86%(公式サイトより)
おすすめな人スピード転職を希望する方、年収アップを狙う方
得意な領域20代・第二新卒全般。事務職含め幅広い職種に対応
サポート内容書類添削・面接対策・入社後定着サポート

第二新卒が事務職への転職エージェントを選ぶ3つのポイント

転職エージェントは数多く存在しますが、第二新卒が事務職を目指す場合には「自分に合ったエージェントを選ぶ」ことが転職成功の重要な鍵を握ります。知名度だけで選んでしまうと、希望する求人が少なかったり、サポートが自分のニーズに合わなかったりするミスマッチが起こりがちです。以下の3つのポイントを意識してエージェントを選びましょう。

第二新卒の転職支援実績があるか

第二新卒の転職には、一般的な中途採用とは異なる特性があります。社会人経験が浅いため即戦力として見られにくい点、早期退職についての懸念を払拭する必要がある点など、第二新卒特有の課題への対応ノウハウを持つエージェントを選ぶことが重要です。公式サイトに「第二新卒歓迎」「20代の転職支援に強み」といった記載があるかを確認し、転職支援実績が豊富なサービスを選びましょう。

事務職の求人数・質が充実しているか

事務職は人気が高い分、求人の絶対数が転職希望者に比べて少ない職種です。そのため、事務職の求人を多く保有しているエージェントを選ぶことが大切です。特に「第二新卒歓迎」「未経験歓迎」の事務職求人が揃っているかを確認しましょう。複数のエージェントに登録して求人の幅を広げるのが最も効果的な方法です。なお、リクナビNEXTの調査によると、転職決定者は平均して4社以上の転職エージェントに登録しているというデータもあります。

書類添削・面接対策のサポートが手厚いか

第二新卒が事務職に転職する際、選考突破のカギを握るのが職務経歴書の仕上がりと面接での受け答えです。特に「なぜ早期退職したのか」「なぜ事務職を希望するのか」という質問には、きちんとした準備が必要です。書類添削や模擬面接を無料で提供しているエージェントを選ぶことで、選考通過率を大幅に高めることができます。事前に「どのくらいサポートしてもらえるか」をエージェントに確認してから登録するのもよいでしょう。

第二新卒が事務職に転職エージェントを使うメリットとデメリット

転職エージェントを活用することには多くのメリットがありますが、使い方を誤るとデメリットが生じることもあります。事前にしっかりと理解したうえで活用するのが、転職成功への近道です。

転職エージェントを使う最大のメリットは、一般には公開されていない非公開求人にアクセスできる点です。事務職は人気が高いため、好条件の求人は表に出る前にエージェント経由で埋まってしまうケースも少なくありません。また、職務経歴書の添削や面接対策といった選考サポートをすべて無料で受けられるため、初めての転職でも効率的に活動を進められます。さらに、企業との年収交渉や入社日の調整といった交渉ごとを代行してもらえる点も、働きながら転職活動をしている方にとって大きな安心材料です。

一方でデメリットとして押さえておきたい点もあります。担当のキャリアアドバイザーとの相性が合わない場合、サポートにストレスを感じてしまうことがあります。その場合は遠慮なく担当者の変更を申し出るか、別のエージェントに切り替えることをおすすめします。また、エージェントによっては希望条件と合わない求人を多く紹介されるケースもあるため、最初の面談で希望や優先順位を明確に伝えることが重要です。自分のペースで転職活動を進めたい方にとっては、エージェントからの連絡が多いと感じる場面もあるかもしれません。連絡頻度についても遠慮なく相談できます。

メリットデメリット
非公開求人にアクセスできる担当者との相性が合わない場合がある
書類添削・面接対策が無料で受けられる希望と違う求人を紹介されることがある
年収交渉・入社日調整を代行してもらえる連絡頻度が多いと感じる場合がある
企業の内部情報・社風を教えてもらえるすべての希望が叶う転職先に必ず就けるわけではない

第二新卒が事務職に転職するために知っておきたい現実

転職エージェントを賢く活用するためには、事務職の転職市場の実態を正しく理解することが欠かせません。「事務職は求人がたくさんある」というイメージを持つ方も多いのですが、正社員としての転職という観点では、事情は少し異なります。ここでは、第二新卒が事務職を目指す前に知っておくべき現実を率直にお伝えします。

事務職の有効求人倍率は全職種の中でも特に低い

厚生労働省「一般職業紹介状況」のデータをもとにした分析によると、2025年の事務従事者の有効求人倍率は0.42倍程度で推移しており、全職種の中でも特に低い水準にあります。有効求人倍率が1倍を下回るということは、求人数よりも求職者数のほうが多い、つまり「仕事を求める人が仕事の数を上回っている」状態を意味します。全体の有効求人倍率が1.2倍前後で推移している中でも、事務職だけが0.4倍台という低水準に留まっているのは、DX化(デジタルトランスフォーメーション)による業務の効率化が進む一方で、事務職を希望する求職者が増えていることが主な背景として挙げられています。

この数字を見て「転職は難しいんだ」と感じる方もいるかもしれません。しかし、これはあくまでもすべての年代・経験を含めた全体の数値です。第二新卒に絞った場合は、後述するようにポテンシャルを評価した採用が積極的に行われているため、状況はやや異なります。まずは現実を正確に把握したうえで、次のステップに進むことが大切です。

正社員の事務職は派遣・パートとの競合もあり求人が出にくい

事務職の求人を求人サイトで検索すると、件数が多いように見えます。しかしその多くは派遣社員やパートタイムの求人であり、正社員としての募集はその中の一部に限られています。近年は企業がコスト削減を目的として、正社員の事務職を減らし、派遣社員や業務委託への切り替えを進める傾向があります。そのため、正社員として事務職に就くハードルは実感よりも高く、求人が出たタイミングで素早く動き出せる準備をしておくことが求められます。

それでも第二新卒が事務職に転職できる理由

ここまで読んで「やっぱり難しいのでは」と思った方、安心してください。第二新卒には、実はほかの転職希望者にはない強みがあります。企業は第二新卒に対して即戦力ではなく「ポテンシャル」を重視して採用を行うため、経験やスキルが少なくても選考に進めるケースが多いのです。また、若手人材の確保を積極的に進めている企業は増えており、「第二新卒歓迎」「未経験歓迎」と明示した事務職求人は一定数存在します。

さらに、第二新卒には社会人としての基本的なビジネスマナーが身についているという点が経歴なしの既卒とは異なります。電話応対・メール対応・スケジュール管理といった事務職に直結するスキルは、前職の業種を問わず多くの方が身につけているはずです。この点を正しく整理してアピールすることで、事務職への転職は十分に狙えます。大切なのは「難しい」と知ったうえで正しい戦略を取ることであり、その戦略を立てるサポートをしてくれるのが、転職エージェントという存在です。

第二新卒が事務職の転職で転職エージェントを活用する方法

転職エージェントに登録しただけで転職が成功するわけではありません。エージェントを最大限に活用するためには、使い方にいくつかのコツがあります。以下に、第二新卒が事務職への転職でエージェントを効果的に使うための具体的な方法を紹介します。

複数のエージェントに同時登録

まず重要なのは、複数のエージェントに同時登録することです。転職エージェントはそれぞれ保有する求人が異なるため、1社だけに絞ってしまうと出会える求人の幅が大きく狭まります。特に事務職は求人数が限られているため、総合型の大手エージェント(リクルートエージェント・dodaなど)と第二新卒特化型のエージェント(第二新卒エージェントneo・ハタラクティブなど)を組み合わせて登録するのが最も効果的です。リクナビNEXTの調査では、転職に成功した人は平均して4社以上のエージェントに登録しているというデータがあります。

キャリア面談で希望を伝える

次に、最初のキャリア面談で自分の希望を明確かつ具体的に伝えることが重要です。「事務職に転職したい」という漠然とした伝え方ではなく、「一般事務か営業事務か」「残業の許容範囲はどのくらいか」「勤務地の希望はどこか」「年収はどの水準を希望するか」といった条件を整理してから面談に臨みましょう。条件が明確なほど、エージェントも希望に合った求人を紹介しやすくなります。

選考対策をサポートしてもらう

また、エージェントを選考対策のパートナーとして積極的に活用することも大切です。特に第二新卒が事務職を受ける際には、「なぜ前職を短期間で辞めたのか」「なぜ事務職に転換したいのか」という質問に対して説得力のある回答を準備しておく必要があります。模擬面接や書類添削は無料で提供されているため、遠慮なく何度でも活用しましょう。担当者との相性が合わないと感じた場合は、担当変更を申し出ることも選択肢のひとつです。

第二新卒が事務職の選考を突破するための志望動機と面接対策

転職エージェントを使って求人に応募できたとしても、選考を突破できなければ転職は実現しません。第二新卒が事務職の選考で最も問われるのは「なぜ早期退職したのか」と「なぜ事務職なのか」という2点です。この2つに対して筋の通った答えを準備できているかどうかが、内定を獲得できるかどうかの分かれ目になります。

「なぜ早期退職したのか」の答え方

採用担当者が第二新卒に対して最も懸念するのは「またすぐに辞めてしまうのではないか」という点です。この懸念を払拭するためには、退職理由を正直かつポジティブに伝えることが重要です。「仕事が辛かった」「職場の人間関係が悪かった」という本音があったとしても、それをそのまま伝えるのではなく、「自分がどう成長したいか」「何を実現したいか」という前向きな方向に言い換えることが大切です。

たとえば「営業職として入社したものの、数字を追うよりも社内の業務を正確に支えることに強みを感じるようになり、事務職としてチームを支える仕事に就きたいと考えるようになりました」という伝え方であれば、退職理由と志望動機に一貫性が生まれます。転職理由と志望動機の流れを「○○という理由で転職を決意した→だから○○の環境がある御社を志望した」という形でつなげることで、採用担当者に納得感を与えることができます。

「なぜ事務職なのか」の志望動機の組み立て方

事務職の志望動機として採用担当者が評価するのは、「サポート力」「正確性・丁寧さ」「効率化への貢献意欲」といった要素です。これらを自分のこれまでの経験と結びつけて具体的に伝えることが大切です。たとえば「前職の営業職でお客様対応の記録や書類管理を担当する中で、正確な情報整理が業務効率に直結することを実感しました。この経験を活かして、事務職として会社の業務を正確に支えていきたいと考えています」のように、前職での具体的な経験と事務職で発揮したいスキルをつなげると説得力が増します。

注意したいのは「残業が少ない」「安定していそう」「体力的に楽そう」といった受動的な理由だけを前面に出してしまうことです。こうした動機が本音にあったとしても、それだけでは採用担当者に「長く活躍してくれそう」というイメージを持ってもらうことができません。前向きな貢献意欲を伝えることが、事務職の選考突破の基本です。

第二新卒が事務職でアピールすべきポイント

第二新卒には、即戦力としての経験やスキルが少ない分、アピールの軸を「ポテンシャルと素直さ」に置くことが有効です。企業が第二新卒を採用する最大の理由は「自社の文化に染まりやすく、長期的に育てやすい人材」を求めているためです。そのため、「指示をきちんと受け止め、吸収して成長できる姿勢」を面接の中で見せることが大きなアピールになります。

また、事務職に直結するスキルとして、PCスキル(ExcelやWord)の習熟度、電話・メール対応の経験、正確にタスクをこなした経験などがあれば、前職の業種を問わず積極的にアピールしましょう。MOSなどのPCスキル関連の資格を取得していれば、未経験からの転職でも他の候補者との差別化につながります。資格がない場合でも、「現在勉強中です」と伝えるだけで、事務職への本気度を示すことができます。

事務職の種類と第二新卒が転職しやすい職種の選び方

一口に「事務職」といっても、その種類は多岐にわたります。それぞれの事務職によって求められるスキルや転職難易度が異なるため、自分の経験やスキルに合った事務職を選ぶことが転職成功の近道です。

一般事務・営業事務・経理事務の違い

一般事務は、データ入力・書類作成・電話応対・来客対応など、会社全体の業務を幅広くサポートする職種です。特定の専門知識を求めない求人が多く、事務職の中では未経験からチャレンジしやすい職種とされています。PCの基本操作ができてビジネスマナーが身についていれば、経験が浅くても採用されるケースがあります。

営業事務は、営業担当者のサポートを中心に行う職種です。受注処理・見積書や請求書の作成・顧客データの管理・営業担当との連携など、営業部門に近い業務を担当します。一般事務よりも業務の種類が多く、対人コミュニケーションが求められる場面も増えますが、営業職経験がある第二新卒であれば業務のイメージが湧きやすく、親和性が高いことを面接でアピールできる強みにもなります。

経理事務は、請求書の処理・帳簿の入力・経費精算・月次決算のサポートなど、お金に関わる業務を担う職種です。数字を正確に扱う能力が求められるため、簿記の資格(日商簿記3級以上)を持っていると選考で大きな強みになります。事務職の中では専門性が高い分、未経験からの転職は他の事務職と比べてやや難易度が上がりますが、スキルアップとキャリアの安定という観点で長期的に人気の高い職種でもあります。

事務職の種類主な業務内容未経験難易度第二新卒が活かせる前職経験
一般事務データ入力・書類作成・電話応対低め(挑戦しやすい)業種問わず活かしやすい
営業事務受注処理・見積書作成・顧客管理中程度営業・販売・接客経験が活きる
経理事務帳簿入力・請求書処理・経費精算やや高め数字を扱う業務経験・簿記資格

第二新卒が狙いやすいのはどの事務職か

第二新卒が最も転職しやすいのは、一般事務と営業事務です。一般事務は「第二新卒歓迎」「未経験歓迎」と明記した求人が事務職の中で最も多く、ポテンシャルを重視した採用が行われやすい職種です。営業事務については、前職で営業・販売・接客を経験した方であれば、「顧客折衝の経験がある」「目標に向かって動く仕事が得意」というアピールが事務職の選考でもプラスに評価されやすくなります。

経理事務を目指す場合は、日商簿記3級の取得を先に目指すのがおすすめです。転職活動と並行して資格の勉強を始め、「現在取得に向けて勉強中」と伝えるだけでも採用担当者の印象は変わります。転職エージェントに相談する際も、自分のスキルや経験を正直に伝えたうえで「どの事務職を狙うのが現実的か」をアドバイスしてもらうとよいでしょう。

第二新卒が事務職へ転職するための行動ステップまとめ

ここまで、第二新卒が事務職に転職するためのエージェント選びから選考対策、事務職の種類まで幅広くお伝えしてきました。

まず取り組むべきは、自己分析と転職の軸の整理です。「なぜ転職したいのか」「なぜ事務職なのか」「どんな働き方を実現したいのか」という問いに対して、自分なりの答えを持っておくことが選考突破の基盤になります。この整理ができていないと、面接での回答に説得力が生まれません。転職エージェントの初回面談を活用して、キャリアアドバイザーと一緒に棚卸しをするのも有効な方法です。

次のステップとして、本記事で紹介したエージェントの中から2〜3社に同時登録することをおすすめします。エージェントへの登録と並行して、選考に備えた準備も進めましょう。「なぜ早期退職したのか」「なぜ事務職なのか」という2つの質問に対する回答を文字に書き出して整理し、模擬面接で声に出して練習することが実力につながります。PCスキルに不安がある方は、MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)などの資格取得に向けた勉強を始めることも選考突破の助けになります。

事務職への転職は確かに競争率が高い世界ですが、正しい準備と正しいエージェント選びで、第二新卒からでも十分に実現できます。「難しい」という現実を知ったうえで戦略的に動ける人が、最終的に内定を手にしています。まずは気になるエージェントへの登録から、一歩を踏み出してみてください。

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