株式会社いつも(以下、いつも)は、東証グロース市場に上場するECワンストップ支援企業です(証券コード7694)。Amazonや楽天市場、TikTok Shopなど主要ECチャネルへの出店・運営代行からマーケティング支援・物流まで一気通貫でサポートするビジネスモデルが特徴で、近年はソーシャルコマース領域への対応強化が注目されています。
気になる平均年収ですが、有価証券報告書(東洋経済データ)ベースで直近は477万円という数値が報告されています。本記事では、一次情報として開示されているデータの範囲でいつもの年収実態を整理します。役職別・年齢別の詳細数値は有価証券報告書では非開示のため、その旨も明記します。転職・就職を検討している方は、必ず末尾に案内するIR資料や金融庁EDINETで原文を確認してください。
なお、本記事の執筆基準日は2026年3月21日です。年収データは時点によって変動するため、最新の有価証券報告書も合わせてご参照ください。
いつもの会社概要
いつもは2007年に創業し、2020年に東証マザーズ(現・東証グロース市場)へ上場したEC総合支援企業です。本社は東京都千代田区有楽町に置き、ブランド・メーカーのEC事業をワンストップで支援するビジネスモデルで成長してきました。売上高は直近の第3四半期連結累計期間で130億円超(前年同期比27.5%増)に達しており、成長トレンドを維持しています。従業員数は有価証券報告書ベースで200名台規模であり、グロース市場上場企業としては中小規模に分類されます。
いつもの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社いつも |
| 証券コード | 7694(東証グロース) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区有楽町1丁目13番2号 第一生命日比谷ファースト21階 |
| 設立 | 2007年 |
| 上場市場 | 東京証券取引所 グロース市場 |
| 事業内容 | ECワンプラットフォーム事業(EC運営代行・コンサルティング・物流支援 等) |
| 資本金 | 7億5,000万円(公開情報より) |
| IR情報 | いつも IR情報ページ |
いつもの主力事業は「ECワンプラットフォーム」の単一セグメントです。具体的には、ブランド・メーカーに対してAmazonや楽天市場・自社ECサイト・TikTok Shopといった複数チャネルへの出店・運営・マーケティング・クリエイティブ制作・物流(「いつロジ」)を一体提供します。なかでも公式EC事業の代行支援を担う「協業ブランドパートナーサービス」と、EC事業の販売実行支援を行う「Oneコマースサービス」がコア事業と位置づけられています。近年はTikTok Shopをはじめとするソーシャルコマース領域への対応強化を進めており、売上成長の主な牽引役となっています。
いつもの平均年収はどのぐらい?
有価証券報告書に基づく公式開示データの範囲で、いつもの平均年収と関連指標を整理します。なお、有価証券報告書の「従業員の状況」に記載される平均年間給与は、正規雇用の従業員を対象とした数値であり、アルバイトや非正規雇用者は原則として含まれません。数値を参考にする際はこの点にご留意ください。
いつもの年度別平均年収推移
以下の表は、有価証券報告書(各年度)に開示されている従業員関連データをまとめたものです。2022年度(2023年3月期)の平均年収は411万円、直近の2024年度は477万円と増加傾向にあります。平均年齢は30歳台前半と若く、平均勤続年数は2年台と短い点が特徴です。勤続年数の短さはスタートアップ・グロース企業特有の組織拡大フェーズを反映していると考えられます。
| 年度 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 従業員数(名) |
|---|---|---|---|---|
| 2022年度(2023年3月期) | 411 | 31.8 | 2.1 | 227 |
| 2023年度(2024年3月期) | 464 | 非開示 | 非開示 | 非開示 |
| 2024年度(2025年3月期) | 477 | 非開示 | 非開示 | 249(公開情報より) |
出典:株式会社いつも 有価証券報告書(2023年3月期)、東洋経済「日本の会社データ」(2024年度分)。2023年度・2024年度の平均年齢・勤続年数については、本記事執筆時点で有価証券報告書原文からの数値確認ができていないため「非開示」と記載しています。最新の確定値は、下記EDINETまたは同社IRページにてご確認ください。
いつもの他企業との比較データ
いつもが属するEC支援・小売業(グロース市場)の企業と平均年収を比較します。以下の数値は各社有価証券報告書に基づく公式開示値(直近開示年度)です。業種・規模・ビジネスモデルが異なるため単純比較には注意が必要ですが、EC支援・デジタルマーケティング領域の参考値としてご確認ください。
| 会社名 | 平均年収(万円) | 市場 | 主な事業 |
|---|---|---|---|
| 株式会社いつも(7694) | 477 | 東証グロース | EC総合支援 |
| トレンダーズ株式会社(6069) | 非開示(要確認) | 東証グロース | インフルエンサーマーケティング |
| その他EC支援・グロース企業 | 各社有報を参照 | — | — |
同業他社の詳細な比較数値については、各社の有価証券報告書またはEDINETでご確認ください。本記事執筆時点で一次ソースによる複数社の横断的な確認が取れていないため、上表では確認済みのいつもの数値のみを記載し、他社欄は「要確認」としています。
いつもの役職別年収データ
いつもの有価証券報告書では、役職別の年収データは公式データとしては非開示となっています。有価証券報告書「従業員の状況」には全従業員の平均年間給与のみが記載されており、役職ごとの内訳は開示されていません。また、個別役員報酬についても、報酬総額1億円未満の役員については氏名・金額の個別開示義務がないため、公式資料からの確認はできません。
なお、一部の比較サイトでは厚生労働省の賃金構造基本統計調査と有報数値を組み合わせて役職別年収を「独自算出」していますが、それらはいつもの公式開示値ではありません。当メディアでは推計値の掲載を行っていないため、具体的な役職別年収を確認したい場合は、採用情報または直接のOB・OG訪問をお勧めします。
| 区分 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 一般従業員(平均) | 477万円(2024年度・有報ベース) |
| 係長・課長・部長など役職別 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 役員報酬(個別) | 非開示(1億円未満のため開示義務なし) |
| 役員報酬(社外役員除く平均) | 3,347万円(IR開示データより) |
役員報酬の平均(社外役員除く)は3,347万円と報告されており、一般従業員の平均年収との差が大きい点は留意が必要です。これはEコマース支援分野のグロース企業として、創業者・経営幹部に報酬が集中しやすい構造を反映していると考えられます。
いつもの年齢別年収推移
いつもの有価証券報告書では、年齢別の年収データは公式データとしては非開示となっています。「従業員の状況」に記載されるのは全体の平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数のみであり、年齢層ごとの内訳は公式資料には含まれていません。
有報で確認できている従業員属性は、平均年齢31.8歳(2023年3月期)・平均勤続年数2.1年(同期)という数値です。この平均年齢は一般的なサービス業の平均(40歳台)と比べて非常に若く、組織全体として若手・中堅社員が中心であることを示しています。また勤続年数が2年台と短いことは、採用を継続的に拡大していることや、一定の人材流動性があることを意味します。これらの属性を踏まえると、現時点の平均年収477万円は若い年齢層で構成された組織の数値として読み取ることが適切です。
| 区分 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 20代・30代・40代別の年収 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 全体平均年齢 | 31.8歳(2023年3月期・有報) |
| 全体平均勤続年数 | 2.1年(2023年3月期・有報) |
| 全体平均年収 | 477万円(2024年度・有報ベース) |
年齢別の詳細な年収推移を確認したい場合は、金融庁EDINETから有価証券報告書を直接取得するか、同社のIRページをご確認ください。また、実際の年収水準については、採用選考の過程でオファー内容を直接確認することが最も確実です。
いつもの福利厚生
いつもの福利厚生については、採用情報・選考参加者の公開情報をもとに確認できる範囲で整理します。有価証券報告書には福利厚生の詳細な一覧は記載されていないため、以下は公開されている採用関連情報を出典とした内容です。詳細・最新の確定情報は、いつも採用サイトにてご確認ください。
| カテゴリ | 内容(公開情報より) |
|---|---|
| 交通費 | 交通費支給(上限あり。月2.5万円との報告あり) |
| 各種保険 | 社会保険完備(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険) |
| 休暇制度 | 年末年始休暇、育児休暇、産後休暇、有給休暇 |
| スキルアップ支援 | 資格取得手当(受験料補助・合格奨励金)、書籍購入手当 |
| 職場環境 | 食堂・カフェ設置、在宅勤務制度 |
| 評価制度 | 月1回の個別評価面談(社歴・年齢不問の実力主義評価) |
| 研修・学習 | ECビジネス基礎のeラーニング(3カ月)、社内勉強会「スキツク」、「ECラボ」など |
出典:就活会議(選考参加者の口コミ情報)、転職サイトGreen(採用ページ掲載情報)、いつも採用サイト(公開情報)。上記は本記事執筆時点で公開情報から確認できた内容であり、制度の詳細・変更については必ず採用サイトまたは選考プロセスで直接ご確認ください。
公開情報として確認できる福利厚生には、交通費支給・育児休暇・産後休暇・年末年始休暇・資格取得手当・書籍購入手当・食堂・カフェ設置・在宅勤務が含まれています。 住宅手当については、住宅補助はなしとの報告 がされており、その点は転職・就職を検討する際に留意が必要です。
スキルアップ支援については、 未経験者向けにECビジネスの基礎から学べる3カ月のeラーニングが用意されており、経験者向けには社員が講師を務める勉強会「スキツク」や、トップコンサルタントが事例を語る「ECラボ」など複数の学習機会が設けられています。 成長フェーズのグロース企業らしく、社内の学習文化が特徴のひとつと言えます。
評価制度としては月1回の個別評価面談が実施されており、上司と一緒に目標達成に向けたプロセスを相談できる環境が整っているという声があります。社歴や年齢に関係なく評価される実力主義の風土があるとのことです。
いつもの転職難易度は?
ここでは、いつもへの転職を検討している方に向けて、公開されている求人情報・採用情報・選考者の声をもとに、求められる人材像と転職成功のポイントを整理します。
求められる人材像
いつもはEC総合支援企業として、多岐にわたるクライアント支援を担う人材を必要としています。 ECモールでの出店・運用経験がある方や、英語・中国語などの語学力を持つ方、画像加工やプログラミングのスキルをお持ちの方は、選考を有利に進めやすい傾向にあります。
社風の面では、 「ECビジネスは数字をひとつ間違えると結果が大きく変わる繊細なもの」であり、成果に結びつく方法を地道にコツコツ積み重ねられる職人肌の人材が多く活躍しています。 スピードを重視する組織文化があり、分からないことを素早く確認して前に進める積極性も重要な素養と言えます。また、新規事業や新制度への取り組みを恐れず、個人プレーとチームプレーを適切に使い分けながら働けることが求められています。
募集ポジションとしては、 広告運用担当やECディレクターなどのポジションが用意されており、年収は経験や能力に応じて450万円から700万円など幅広く設定されています。 経験・スキルによって処遇に幅があるため、応募前に各求人票の要件を丁寧に確認することが重要です。
転職成功のポイント
いつもへの転職を成功させるうえでは、EC業界への理解と実務経験の有無が選考結果を左右します。EC運営代行・マーケティング・デジタル広告いずれかの実務経験があれば、即戦力として評価されやすい傾向があります。未経験からの挑戦は可能ですが、その場合はEC・デジタルビジネスへの強い学習意欲と、数字ベースで成果を追う姿勢を具体的なエピソードで示すことが肝心です。
また、 同社では月1回の個別評価面談が実施され、社歴や年齢に関係なく実力本位で評価される風土があるとされています。 この文化にフィットするかどうかを自分自身で見極めることも、ミスマッチを防ぐために重要です。選考前には同社のIRレポートや採用サイトでビジネスモデルを深く理解し、「なぜEC支援なのか」「なぜいつもなのか」という志望理由を論理的に組み立てることが、面接通過率を高めるポイントになります。さらに、OB・OG訪問や会社説明会への参加を通じて社員の生の声を収集しておくと、面接での受け答えに具体性が増します。
いつものまとめ
本記事では、株式会社いつも(証券コード7694)の平均年収を中心に、年度別推移・役職別・年齢別データの開示状況、福利厚生、転職難易度を一次情報の範囲で整理しました。
有価証券報告書ベースの平均年収は2022年度(2023年3月期)の411万円から、2024年度には477万円へと増加傾向にあります。平均年齢は31.8歳(2023年3月期)と若く、グロース市場上場のEC支援企業として若手・中堅層が中心の組織構成です。役職別・年齢別の詳細年収は有価証券報告書に非開示であり、当メディアでは推計値の掲載を行っていません。
福利厚生面では資格取得支援や書籍購入手当、社内勉強会など学習環境が充実している一方、住宅補助は非設定との報告があります。転職・就職を検討する際は、年収の水準だけでなくキャリアパスや評価制度、業務内容との適合性を総合的に判断することをお勧めします。
最新の年収データや有価証券報告書の原文は、金融庁EDINETまたはいつも IRページからご確認ください。転職・就職の選考を通じて実際のオファー条件を直接確認することが、最も確実な方法です。


