株式会社じげん(以下、じげん)は、求人・不動産・自動車・旅行など生活に密着したライフイベント領域でインターネットメディアを展開する東証プライム上場企業です。「リジョブ」「スモッカ」「フランチャイズ比較.net」など複数のメディアを運営し、独自のマッチングモデルで成長を続けています。じげんへの転職や就職を検討している方にとって、年収水準は重要な判断材料のひとつです。
本記事では、じげんが提出する有価証券報告書を一次情報として、平均年収の実績・年度別推移・役職別や年齢別のデータを詳しく解説します。転職・就活の情報収集にぜひお役立てください。
じげんの会社概要
株式会社じげんは、東京都港区に本社を構えるインターネットメディア企業です。「リジョブ」「タイズ」などの求人メディアや「スモッカ」などの不動産メディア、「フランチャイズ比較.net」などの比較メディアを運営し、ライフサービスプラットフォーム事業を展開しています。 ライフイベント(求人・住まい・車など)に関わるWebサービスやメディアの企画・運営を行っており、企業理念は「生活機会(より良く生きる選択肢)の最大化」と掲げています。
2022年4月4日には東京証券取引所プライム市場へ移行し、より高い情報開示基準のもとで事業を拡大しています。 2026年3月期第3四半期決算では、売上収益が208.91億円(前年同期比12.7%増)と2桁成長を達成しており、主力のVertical HR事業が堅調に推移しています。
じげんの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 株式会社じげん(ZIGExN Co., Ltd.) |
| 設立 | 2006年6月 |
| 代表者 | 代表取締役 社長執行役員 CEO 平尾 丈 |
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門3丁目4番8号 |
| 証券コード | 3679(東証プライム) |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算月 | 3月 |
| 会計基準 | 国際財務報告基準(IFRS) |
| 主要事業 | ライフサービスプラットフォーム事業 |
| IR情報 | じげん IR情報 |
出典:じげん 公式サイト・J-LiC 上場企業サーチ(2025年3月期)
じげんの中核となるライフサービスプラットフォーム事業では、複数のインターネットの情報を統合して一括検索・一括反響が可能なアグリゲーションメディア事業、特定の業種や地域を対象に、ユーザーと顧客を高精度でマッチングさせる特化型メディア事業や職業紹介事業、及びプラットフォーマーとして培った顧客基盤を活用したシステム事業等を展開し、人材、不動産、自動車、旅行といった生活に関わる幅広い領域においてサービスを提供しています。
Vertical HR(人材)、Living Tech(不動産・リフォーム・エネルギー)、Life Service(フランチャイズ・結婚相談所・旅行など)の3領域で多様なサービスを展開し、高い利益率と安定した収益基盤を築いているのが特徴です。 複数の事業領域を持つことでリスクを分散しながら、継続的な成長を実現しているモデルといえます。
じげんの平均年収はどのぐらい?
株式会社じげんの最新有価証券報告書によると、平均年収は548万円です。従業員の平均年齢は33.1歳、平均勤続年数は3.7年と、比較的若い組織構成となっています。 インターネット・情報サービス業の平均水準と比べると標準的な水準にあります。
年度別の平均年収推移
以下の表は、じげんが提出した有価証券報告書に記載された「従業員の状況」をもとにまとめた年度別データです。数値はすべて提出会社(単体)ベースで、賞与を含む平均年間給与の開示値です。
| 年度(期末) | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 従業員数(名) |
|---|---|---|---|---|
| 2025年3月期(第19期) | 548 | 33.1 | 3.7 | 239 |
| 2023年3月期(第17期) | 483 | 32.6 | 2.5 | 203 |
| 2022年3月期(第16期) | 424 | 34.3 | 2.3 | 140 |
出典:株式会社じげん 有価証券報告書(各期)/日本経済新聞・J-LiC 上場企業サーチが有報から集計したデータを参照。2025年3月期の従業員数は現時点で参照した資料からは確認できないため非開示としています。最新の数値はじげん公式IRページからご確認ください。
年度別の推移をみると、2022年3月期の424万円から2025年3月期の548万円へと3年間で124万円増加しており、年平均で40万円超のペースで上昇しています。平均年齢も30代前半を中心に安定しており、中途採用を積極的に進めながら全体の年収水準を引き上げていることが読み取れます。 平均勤続年数は有価証券報告書によると3.7年であり、人材の入れ替わりが比較的活発な職場環境であることがうかがえます。
他企業との比較データ
じげんの平均年収548万円を、同じ情報・通信業・インターネットメディア領域で上場する企業と比較します。以下の数値はいずれも各社の有価証券報告書(直近期)に基づいたデータです。
| 企業名 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 市場 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社じげん(3679) | 548 | 33.1 | 3.7 | 東証プライム |
| エムスリー株式会社(2413) | 非開示 | 非開示 | 非開示 | 東証プライム |
| 株式会社カカクコム(2371) | 非開示 | 非開示 | 非開示 | 東証プライム |
出典:各社 有価証券報告書(直近期)。エムスリー・カカクコムについては、執筆基準日時点で当記事の一次情報確認の範囲内では比較可能な数値を取得できなかったため非開示としています。正確な数値は各社のIR情報または金融庁EDINETでご確認ください。
上場企業全体の平均年収は約754万円(従業員数による加重平均)であり、じげんの548万円はそれを下回る水準です。ただし、これはじげんが若手中心の組織構成(平均年齢33.1歳)であることが大きく影響しています。同じ年齢層で比べると、インターネット業界の中では標準的な水準といえます。
じげんの役職別年収データ
じげんの有価証券報告書では、役職別の年収について個別の数値は開示されていません。そのため、役職別の具体的な年収は公式データとしては非開示となっています。
公式情報として確認できる給与制度の仕組みについては、次の内容が有価証券報告書および採用情報に記載されています。
| 区分 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 評価制度 | 四半期ごとの評価に応じた昇給制度を採用 |
| 賞与 | 業績連動型。会社業績と個人評価によって変動 |
| 役職別年収(数値) | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 手当 | 基本給に加え残業代・各種手当を支給 |
出典:株式会社じげん 有価証券報告書・採用情報
じげんはミッショングレード制と呼ばれる等級制度を採用しており、等級が上がることで給与幅が決定される仕組みです。新卒から次のランクがマネージャークラスとなりますが、等級が上がっても昇給幅が大きく増えるわけではありません。 メンバークラスでは年間12〜24万円程度の昇給が標準的で、役職者になると月2万円の役職手当が加算されます。 なお、これらの情報はメディア各社が採用情報等から引用したものであり、有価証券報告書上に役職別の数値は記載されていません。転職検討の際は、選考過程で企業に直接確認することをおすすめします。
じげんの年齢別年収推移
じげんの有価証券報告書では、年齢別の年収について個別の数値は開示されていません。年齢別の年収に関しては、公式データとしては非開示となっています。
| 年代 | 年収(万円) |
|---|---|
| 20代 | 非開示 |
| 30代 | 非開示 |
| 40代以上 | 非開示 |
出典:株式会社じげん 有価証券報告書(各期)。年齢別の年収データは有報に記載がなく、公式には非開示です。
ただし、有価証券報告書で開示されている従業員の状況から、じげんの平均年齢が33.1歳・平均年収が548万円であることはわかります。 平均年齢33.1歳・平均勤続年数3.7年というデータからも、中途採用の比率が高いことがうかがえます。 若手が中心の組織構成であるため、年齢とともに成果を積み上げることで年収が上昇していく環境といえます。年齢別の詳細な年収については、選考過程での確認や、じげん採用ページでの最新情報の参照をおすすめします。
【中途採用】じげんのような優良企業への転職おすすめサービス
じげんのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
おすすめ転職エージェントサービス
じげんの福利厚生
じげんの福利厚生については、有価証券報告書の「従業員の状況」および採用情報ページに記載された内容が一次情報として確認できます。以下の表は、公式に開示されている制度をカテゴリごとにまとめたものです。
| カテゴリ | 主な内容 |
|---|---|
| 勤務形態 | フレックスタイム制(コアタイムあり)・一部リモートワーク可 |
| 休日・休暇 | 完全週休2日制(土日)・祝日・年次有給休暇・慶弔休暇 |
| 給与改定 | 年4回の昇降給機会(四半期ごとの評価に連動) |
| 賞与 | 業績連動型(会社業績および個人評価による変動) |
| 社会保険 | 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険(各種完備) |
| 交通費 | 通勤交通費支給 |
| 研修制度 | 入社時全体研修(約2週間)・エンジニア向けオンライン学習・開発実務研修 |
| 社内交流 | シャッフルランチ制度(部署横断の交流を促進する独自の取り組み) |
| 副業 | 副業OK(一部ポジション) |
出典:株式会社じげん 有価証券報告書・じげん採用情報ページ・求人媒体掲載情報(2025年3月期時点)
給与改定が年4回あるという点はじげんの大きな特徴のひとつです。四半期ごとの評価に応じて昇給・降給の両方が発生する仕組みであり、成果を出せば短期間で収入を増やせる反面、結果が出なければ下がるリスクもあります。シャッフルランチは部署や職種を問わずメンバーが交流できる独自制度で、採用情報や口コミ情報で言及されているじげんならではの取り組みです。なお、住宅補助・家賃補助については公式情報として確認できないため、本記事では非開示としています。最新の福利厚生の詳細は、採用情報ページまたは選考過程で直接確認されることをおすすめします。
じげんの転職難易度は?
東証プライム上場企業であり、インターネット業界の中でも独自の成長モデルを持つじげんへの転職は、ポジションによって難易度が異なります。営業・セールスポジションは比較的オープンな採用姿勢であるものの、事業責任者クラスやエンジニア職では高いスキルと実績が問われます。
求められる人材像
じげんが採用情報や公式サイトで発信している人材像のキーワードは「事業家集団」です。単に専門スキルを持つだけでなく、自ら課題を発見し、ビジネスモデルを構築して解決まで推進できる人材を求めています。採用ページでは、「主体的にチャレンジし続ける人に活躍の場を提供する」という方針が明記されており、受け身の姿勢よりも自走できるタイプが評価されます。
職種別に見ると、セールスやマーケター、事業開発、事業責任者候補のほか、バックエンドエンジニア・インフラエンジニア・データサイエンティストなど開発人材も継続的に募集しています。学歴については、求人票に「学歴不問」と記載されているポジションも複数あり、職種・業種未経験や第二新卒を歓迎するケースも見られます。一方で、マネージャー以上のポジションでは「マネジメント経験3年以上」「人材紹介業5年以上」などの要件が設定されており、実務経験が重視されます。
転職成功のポイント
じげんへの転職を成功させるうえで最も重要なのは、「事業家として何を成し遂げたいか」を具体的に語れることです。同社は創業以来、問題発見力と事業構築力を強みとして成長してきた企業であり、面接でも課題発見・解決のプロセスへの理解が問われる傾向があります。過去の業務経験において、数値改善や新規施策の立案・実行といった具体的な成果をエピソードとして準備しておくと有利です。
また、じげんは四半期ごとの評価制度を採用しており、成果に応じて年4回の昇降給が発生する環境です。成果主義・実力主義の職場文化に適応できるか、自己分析のうえでアピールすることが転職成功の鍵となります。平均勤続年数が3.7年と短めであることから、入社後も継続的に成果を出し続けることが求められる職場環境であることを念頭においておくとよいでしょう。
募集ポジションや選考フローの最新情報は、じげん採用ページ(OVERS)でご確認ください。
じげんのまとめ
本記事では、株式会社じげんの平均年収・年度別推移・役職別・年齢別データ、福利厚生、転職難易度について、有価証券報告書および公式採用情報をもとに解説しました。最後に要点を整理します。
有価証券報告書(2025年3月期)によると、じげんの平均年収は548万円、平均年齢は33.1歳、平均勤続年数は3.7年です。2022年3月期の424万円から3年間で124万円増加しており、年収水準は着実に上昇しています。若手中心の組織構成であることを考慮すると、成果を積み上げることで収入を伸ばしやすい環境といえます。
役職別・年齢別の年収は有価証券報告書に開示がなく、公式データとしては非開示です。給与制度はミッショングレード制を採用しており、年4回の評価に応じた昇降給が特徴です。業績連動型の賞与制度もあるため、会社と個人の両方の成果が収入に直結するモデルとなっています。
転職・就職を検討している方は、「事業家として自走できるか」という視点で自己分析を深めることが第一歩です。学歴不問・第二新卒歓迎のポジションも存在するため、若手でも挑戦できる機会は広く開かれています。最新の求人情報や年収・福利厚生の詳細については、じげん有価証券報告書ページおよび採用情報ページで一次情報を確認したうえで、選考に臨むことをおすすめします。


