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【最新】カヤックの平均年収は640万円|役職別・年齢別推移を詳しく解説

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「面白法人」の愛称で知られる株式会社カヤック(以下、カヤック)は、神奈川県鎌倉市に本社を置き、東京証券取引所グロース市場に上場するインターネット関連企業です。ソーシャルゲームやクリエイティブ系クライアントワーク、地域創生サービスなど多彩な事業を展開し、ユニークな社内制度でも注目されています。転職・就職を検討している方にとって、年収水準は判断の重要な軸となります。この記事では、カヤックの有価証券報告書をもとに、平均年収の推移・役職別・年齢別のデータを詳しく解説します。

執筆基準日は2026年3月22日です。掲載している数値は株式会社カヤックの有価証券報告書に基づいています。最新情報はカヤック公式IRページからご確認ください。

目次

カヤックの会社概要

株式会社カヤックは、神奈川県鎌倉市に本社を置く日本のインターネット関連企業で、ゲームアプリの企画・開発、広告・Web制作をはじめ、移住促進マッチングサービス「スマウト」の運営なども行っています。通称は「面白法人カヤック」です。 経営理念には「つくる人を増やす」を掲げ、クリエイティブな組織文化を大切にしています。

貝畑政徳・柳澤大輔・久場智喜の3人が1998年8月に合資会社カヤックを設立し、2005年に株式会社へ組織変更。2014年12月に東京証券取引所マザーズ市場(現グロース市場)に上場し、証券コードは3904です。

カヤックの基本情報

項目内容
正式社名株式会社カヤック
英語名KAYAC Inc.
証券コード3904(東京証券取引所グロース市場)
設立1998年8月(合資会社)/2005年1月(株式会社)
本社所在地神奈川県鎌倉市御成町11-8
代表者柳澤 大輔
事業内容ソーシャルゲーム事業、クライアントワーク事業、地域創生サービス等
従業員数(連結)約270名(2024年12月期有価証券報告書)

カヤックグループは、株式会社カヤックおよび連結子会社18社と関連会社2社によって構成されており、「面白法人」のブランド化を創業から一貫して進めています。「つくる人を増やす」という経営理念のもと、受け止めた人の心に驚きや感動をもたらすようなインターネットサービスを提供するクリエイティブな企業を目指して事業活動を行っています。

ブレインストーミングをアイデアの源泉に日本的面白コンテンツを発信する姿勢が特徴で、サイコロを振って給与の一部を決める「サイコロ給」をはじめとするユニークな制度・文化形成にも力を入れており、メディアや採用の場でも広く注目されています。 主な事業領域は、ソーシャルゲーム・クライアントワーク・地域創生の3領域に大きく分かれています。

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カヤックの平均年収はどのぐらい?

2024年度の有価証券報告書でのカヤックの平均年収は640万円です。 これはカヤックが有価証券報告書の「従業員の状況」欄に記載している平均年間給与(単体ベース)の数値です。 2023年12月期の有価証券報告書による公式データは616万円であり、IT・通信業界平均(446万円)と比較しても高水準です。2018年以降、年収も着実に上昇傾向を示しています。

年度別の平均年収推移

下表は、株式会社カヤックの有価証券報告書(各期)に記載された従業員の状況をまとめたものです。

年度(決算期)平均年収(万円)平均年齢(歳)勤続年数(年)従業員数(名)
2024年12月期64035.06.1270
2023年12月期616非開示非開示非開示
2021年12月期59633.65.3260

出典:株式会社カヤック 有価証券報告書(各期)。2023年12月期の平均年齢・勤続年数・従業員数は、本記事執筆時点で取得できた情報源に数値の記載がなく、非開示としています。2022年12月期のデータについても同様に取得できなかったため、行を省略しています。直近3期を比較すると、平均年収は2021年比で約44万円増加しており、着実な上昇傾向にあることが読み取れます。

他企業との比較データ

カヤックと同じインターネット・ゲーム関連の上場企業について、各社の有価証券報告書に開示されている平均年収を比較します。

企業名平均年収(万円)出典(決算期)
株式会社カヤック640有価証券報告書(2024年12月期)
コロプラ616有価証券報告書(2021年9月期頃)
マーベラス589有価証券報告書(同時点)
グリー761有価証券報告書(同時点)
ディー・エヌ・エー850有価証券報告書(同時点)

各社の有価証券報告書に記載されている額を比較すると、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが656万円、ネクソンが651万円、コロプラが616万円、マーベラスが589万円、グリーが761万円、ディー・エヌ・エーが850万円となっています。 なお、上表のコロプラ・マーベラス・グリー・ディー・エヌ・エーの数値は参照時点の有価証券報告書に基づくものであり、カヤック(2024年12月期)とは決算時期が異なります。直接比較の際はご注意ください。カヤックの640万円は、業界大手のディー・エヌ・エーやグリーには及ばないものの、ソーシャルゲーム大手のDeNAやグリーには及ばないものの、IT・通信業界全体の平均より高い水準です。

カヤックの役職別年収データ

カヤックの有価証券報告書には、役職(職位)ごとの年収内訳は公式データとしては非開示となっています。有価証券報告書の「従業員の状況」には平均年間給与の総額のみが記載されており、マネージャーや部長・役員レベルなど役職別の分類データは掲載されていません。

口コミサイト等に掲載されている職種別の参考値としては、 職種別に見ると、企画・事務・管理系が650万円と高水準で、クリエイティブ系は407万円、IT系エンジニアは460万円となっています。 ただし、これらは公式の有価証券報告書に基づく数値ではなく、あくまで口コミ・外部調査による参考情報です。公式な役職別年収データについては、カヤックのIRページまたは金融庁EDINETに掲載されている有価証券報告書にてご確認ください。

カヤックの給与制度には、年俸制を基本としつつ、 「サイコロ給」「プロデューサー賞与」「鎌倉住宅手当」という制度があります。サイコロ給とは、給料日前に社員自身がサイコロを振り、その出目に応じた金額が半年に1度、まとめて追加支給される制度です。これにより、サイコロの出目×1%が基本給に加算されます。プロデューサー賞与とは、プロデューサーが各事業の業績に応じた賞与原資を自分の事業部の社員に割り振るもので、年4回支給されます。 こうした独自の報酬体系があるため、同じ職位でも個人の評価や事業部の業績によって手取りが変わる点が特徴です。

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カヤックの年齢別年収推移

カヤックの有価証券報告書には、年齢別の年収データは公式データとしては非開示となっています。有価証券報告書の「従業員の状況」で開示されているのは、全従業員の平均年齢・平均勤続年数・平均年間給与の合計値のみです。年齢層ごとの年収区分は記載されていません。

参考として、外部調査・口コミをもとに算出された年代別の参考情報をご紹介します。ただし、これらはいずれも公式の有価証券報告書に基づく数値ではなく、統計的手法や口コミデータによる試算であることをご了承ください。

年代年収の目安(万円)備考
20代後半非開示公式データなし
30代前半非開示公式データなし
30代後半非開示公式データなし
40代以降非開示公式データなし

公式ベースの年齢別年収データが開示されていないため、上表はすべて非開示としています。有価証券報告書が開示している平均年齢(2024年12月期:35.0歳)および平均年収(同640万円)から、30代中盤の社員が平均的に640万円前後の年収水準にあることは読み取れます。より詳細な年齢別データを確認したい方は、 有価証券報告書によると、カヤックの従業員の平均年齢は35.0歳であり、情報・通信業の平均年齢38.9歳と比較して比較的若い人が多い職場といえます。 こうした若年構成の職場環境であることを念頭に置いたうえで、転職・就職の検討材料としてください。

【中途採用】カヤックのような優良企業への転職おすすめサービス

カヤックのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。

おすすめ転職エージェントサービス

カヤックの福利厚生

カヤックの福利厚生は、法定福利(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)を完備したうえで、同社らしいユニークな独自制度が組み合わさった構成になっています。 採用ページに記載されている法定外福利厚生としては、鎌倉職住近接手当、まちの社員食堂、まちの保育園かまくら、各種保険完備、面白制度、つくってみたラボが挙げられています。 以下、カテゴリ別に内容を整理します。

住宅・地域生活サポート

鎌倉オフィスには従業員専用駐輪場(台数限定)を設置しており、自転車通勤も可能です。 鎌倉エリアへの移住・居住を促進するための「鎌倉職住近接手当」も設けられており、鎌倉周辺に住む社員を経済的にサポートする仕組みです。 さらに、鎌倉で働く人たちのために、鎌倉に拠点を置く企業・団体が合同で「まちの社員食堂」を運営しています。 「まちの保育園 かまくら」は、鎌倉で働く人・暮らす人のための地域に根ざした保育園です。 子育て中の社員が鎌倉に腰を据えて働きやすい環境を整えるための制度といえます。

交通費・勤務形態

交通費は社内規定により支給されます。標準的な勤務時間は9時29分から18時29分で、専門業務型裁量労働制やフレックスタイム制(コアタイムなし)も求人票ごとに設定されています。 なお、交通費の上限については口コミ情報として月2万円という情報も見受けられますが、正式な上限額は公式採用サイトの各求人票でご確認ください。

育児・休暇

男性社員における出産時の育児休業取得率は75%です。 育児休業制度のほか、法定の年次有給休暇も付与されます。詳細な休暇日数や特別休暇の種類については、カヤック公式採用ページの各求人票を参照してください。

独自の制度・カルチャー

カヤック最大の特徴は、報酬や評価に関わる独自制度の豊富さです。 給料日前に全社員がサイコロを振り、「月給×(サイコロの出目)%」が賞与にプラスαされる「サイコロ給」のほか、社員同士の相互投票によってランキングを決め、結果が月給に反映される仕組みも設けられています。 また、カヤックでは全社員が人事部に所属し、「採用」「評価」「給与査定」に関わりながら、自分たちが面白く働ける組織をつくるという「ぜんいん人事部」制度があります。

カヤックでは社員それぞれがユニークな強みを持つことを目指しているため、各クリエイターが成長できる機会を提供する仕組みに重点を置いています。 「つくってみたラボ」も独自制度のひとつとして位置づけられています。 また、カヤックは禁煙企業であり、原則として喫煙者の採用は行っていません。 ユニークな制度が充実している一方、口コミによると福利厚生は充実しているとはいえないが、団体健保など最低限は揃っているという声もあります。 大手企業と比較した際の充実度については、入社前に公式情報をよく確認することをおすすめします。

カヤックの転職難易度は?

カヤックへの転職難易度は、求人広告を利用した積極的な中途採用とブランディングの浸透により人気が高いため、やや高めと評価されています。 「面白法人」としての認知度が転職市場でも広く浸透しており、応募者が集まりやすい環境にあります。以下に、求められる人材像と転職成功のポイントを整理します。

求められる人材像

カヤックでは、よく企業が定めているような具体的な「求める人物像」は設定されていません。求める人物像を定めることで求職者が無意識にその像に寄せてしまい、本来の自分を発揮できないかもしれないという考えがもとになっています。

採用ページには「カヤックに、新しい発想をもたらしてください。新しい才能を、新しい技術を、新しい決意を、新しい刺激を持ち込んでください」というメッセージが掲げられており、既存の枠組みを超えて変化をもたらせる人材を歓迎する姿勢が明確です。 採用の際は「何をするかより、誰とするか」を重要視し、一般的な面接で重視されるSPIなどは存在しません。

スキルや経験はもちろん重要ですが、どのような人柄か、どのような考えを持っているかなど、人に焦点を当てた選考が行われています。 エンジニア・デザイナー・プロデューサーなどの専門職では実務経験が必要条件となるケースが多く、基本的に同職種もしくは同業界での経験が求められることが多いです。

転職成功のポイント

カヤックへの転職を成功させるうえで重要なのは、スキルの証明とカルチャーフィットの両立です。 エントリー方法は公式サイトからエントリーシートを送るか、コードやポートフォリオを送るかの2種類があり、企業サイトの中途採用ページには「カヤックを変えてください」と書かれています。新しい才能・技術・アイデアによって社内に刺激を与えられるような人材を求めているため、自分が入社した時にどのような影響を及ぼせるかをアピールできると良いでしょう。

また、 カヤックでは通常の新卒採用・中途採用のほかに、「推しプレゼン採用」「42.195km採用」「いちゲー採用」など、自分の得意なものや好きなものを活かしたユニークな採用キャンペーンも実施されています。 自身の個性や強みを多角的にアピールする場が用意されているため、通常の応募だけでなく、自分に合ったエントリー経路を探すことも有効です。カヤックが体現する「面白い会社をつくる」という価値観を深く理解し、面接の場でその共感を自分の言葉で伝えられるかどうかが、選考通過の鍵となります。

カヤックのまとめ

この記事では、カヤックの平均年収・役職別・年齢別データ、福利厚生、転職難易度について解説しました。最後に要点を整理します。

カヤックの平均年収は、2024年12月期の有価証券報告書によると640万円です。2021年12月期(596万円)と比べて約44万円増加しており、上昇傾向が続いています。IT・通信業界平均(446万円)と比べると高い水準にあり、平均年齢35.0歳という若い職場環境を考慮しても、年収水準は競争力があるといえます。

有価証券報告書に役職別・年齢別の年収内訳は開示されていませんが、サイコロ給・プロデューサー賞与という独自制度があるため、同じ職位でも個人の評価や事業部の業績によって手取りに差が生じる点が特徴です。福利厚生については、鎌倉職住近接手当・まちの社員食堂・まちの保育園かまくらなど、鎌倉という立地を活かした独自制度が整っている一方で、大手企業ほどの充実度ではないという口コミも見られます。

転職難易度はやや高めですが、ポートフォリオや実績を軸にしたユニークな採用経路が複数用意されており、スキルと「面白いものをつくる」という価値観への共感を明確に示せる方には、挑戦しがいのある企業です。最新の採用情報や有価証券報告書の数値は、カヤック公式IRページおよび金融庁EDINETでご確認ください。

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