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営業からの転職先おすすめ8選|スキルを活かせる職種と後悔しない選び方

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「ノルマがきつくて、もう限界かもしれない」「体力的にも精神的にも疲れ果てた」——そんなふうに感じている営業職の方は、決して少なくありません。毎月の数字プレッシャーと向き合い続ける日々の中で、「自分には営業しかできないのでは」と不安になることもあるでしょう。でも、その心配は必要ありません。営業職で培ってきた経験は、実はさまざまな職種から「ぜひ来てほしい」と求められる、転職市場でも価値の高いスキルのかたまりなのです。

この記事では、営業経験を活かせるおすすめの転職先8選に加え、「自分はどの職種に向いているか」を判断するための具体的な選び方、そして転職後の年収がどう変わるかまで詳しく解説します。転職するか悩んでいる段階の方も、すでに転職先を絞り込んでいる方も、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

目次

営業から転職先を変えるか迷ったら最初に確認すること

転職を考え始めた段階で、多くの方がぶつかる最初の壁が「本当に転職すべきなのか」という問いです。「営業が嫌だから転職したい」という気持ちで動き出しても、転職先でまた同じ悩みを抱えてしまう——そういったケースは少なくありません。後悔しない転職にするためにも、まず「自分はなぜ転職したいのか」を整理することが大切です。

転職すべき人・営業職を続けるべき人の違い

転職を前向きに検討すべき状況としては、次のようなケースが挙げられます。

  • 現在の会社の営業スタイルや商材、社風が自分に合っておらず、それが不満の根本原因になっている
  • ノルマやプレッシャーよりも、他に「やりたい仕事」や「挑戦したい職種」が明確にある
  • キャリアプランの観点から、今の会社では描けないキャリアを実現したい

こういった状況であれば、転職を本格的に検討する価値は十分にあります。

一方で、少し立ち止まって考えてほしいケースもあります。「人と話すのが好き」「提案して相手に喜んでもらえるのがやりがい」という感覚がある方は、実は営業職そのものよりも「今の会社の環境」が合っていないだけかもしれません。dodaキャリアアドバイザーによると、転職相談に来た営業職の方の中には、「他の会社の営業に転職したら、仕事がとても楽しくなった」というケースも多く報告されています。同じ営業でも、業界や商材、営業スタイルを変えるだけで驚くほど働きやすさが変わることがあるのです。

転職理由を整理してから転職先を選ぼう

転職先を正しく選ぶには、「何が嫌なのか」を具体的に言語化することが重要です。ノルマの数字プレッシャーが辛いのか、顧客からのクレームや断られることが精神的につらいのか、残業が多くてプライベートの時間が確保できないのか、それとも給与や評価制度への不満なのか。理由によって、最適な転職先はまったく変わってきます。ノルマからの解放が主な目的であれば、目標数値を追わない職種への転職が適切です。ワークライフバランスの改善が目的であれば、労働時間や有給取得率を重視した職種選びが必要になります。この整理なくして転職先を選ぶことは、「なんとなく今と違う職場に移っただけ」という結果につながりやすく、後悔の大きな原因になります。

転職を考える主な理由向いている転職の方向性
ノルマ・数字プレッシャーが辛い目標数値を追わない職種(マーケティング・人事・事務など)
残業・体力的な負担が大きいワークライフバランスが整った職種(事務・カスタマーサクセスなど)
もっとキャリアアップしたい専門性を高める職種(コンサルタント・経営企画など)
やりたいことが別にある希望職種+スキルの親和性で選ぶ
給与を上げたい年収水準の高い職種(コンサル・マーケ)または別業界の営業職

営業職で身につくスキルは転職先で高く評価される

「営業の経験しかないから、他の職種に転職できるか不安」という声をよく聞きます。しかし実際には、営業職ほど多くの業界・職種で求められるスキルを身につけられる仕事はそう多くありません。営業の現場で日々鍛えられてきた能力は、転職市場において高く評価される強みになります。

コミュニケーション力・ヒアリング力

初対面の相手との信頼関係を素早く構築し、相手のニーズを的確に引き出すヒアリング力は、営業職の最大の強みのひとつです。この力は、人事・採用担当として候補者と向き合う場面でも、マーケティング職として顧客インサイトを分析する場面でも、コンサルタントとしてクライアントの課題をヒアリングする場面でも、そのまま活かすことができます。「コミュニケーション力が高い人材」は、業種・職種を問わずどこでも必要とされる存在です。

提案力・プレゼンテーション能力

顧客の課題をヒアリングし、その解決策を論理的かつ説得力ある形で提案する力は、コンサルタントや企画職・マーケティング職への転職において非常に高く評価されます。営業現場で培ったプレゼンテーションスキルは、経営層への提案や社内プロジェクトの推進においても直結する能力です。特に法人向けの提案営業経験がある方は、複雑な課題に対してわかりやすく整理して提案する力が身についているため、より高い評価を受けやすい傾向があります。

数字意識・目標達成力

毎月の目標数字に向き合い、達成するために逆算して行動する習慣は、多くの職種で「即戦力」として評価される要素のひとつです。人事の採用目標達成、マーケティング施策のKPI管理、事業企画の予実管理など、数字に根ざした思考と行動力は営業出身者の大きなアドバンテージになります。転職面接でも、具体的な数値(例:「前年比120%の売上達成」「新規顧客を年間○件獲得」など)を示せることは、他の候補者との差別化につながる大きな強みです。

交渉力・折衝力

価格交渉、納期調整、社内外の関係者との利害調整など、営業職は日常的に「折衝・交渉」の場に立ちます。この能力は、購買・調達職はもちろん、プロジェクトマネージャー、人事、経営企画など、多様なステークホルダーと調整する職種で即戦力として働きます。特に法人営業で大口案件を経験してきた方は、複雑な交渉を経験しているため、この能力への評価は特に高い傾向があります。

営業からの転職先おすすめ8選|職種別スキルの活かし方

営業経験を活かせる転職先は多岐にわたります。ここでは、営業職からの転職先として特に人気が高く、かつスキルの親和性が高い8職種を紹介します。それぞれ「どのスキルが活かせるか」「どんな人に向いているか」をセットで解説しますので、自分に合った職種を見つける参考にしてみてください。

①マーケティング職

営業からの転職先として最も人気が高い職種のひとつがマーケティング職です。顧客のニーズを理解し、どう商品・サービスを届けるかを設計するマーケティングの仕事は、営業現場で日々顧客と向き合ってきた経験と非常に高い親和性を持っています。商談で得たリアルな顧客の声や市場感覚は、マーケティング戦略を立案するうえで机上の調査では得られない強みになります。特にインサイドセールスや広告営業の経験がある方は、デジタルマーケティングやSNS運用といった分野にもスムーズに入りやすいでしょう。リクルートエージェントのデータによると、マーケティング職の求人想定年収の中央値は600万円で、業界によってはさらに高い水準が期待できます(出典:リクルートエージェント「マーケティング職の想定年収」2026年1月時点)。

②コンサルタント

営業スキルとの親和性が特に高い転職先として、コンサルタントは多くの専門家が推薦する職種です。顧客の課題を聞き出し、解決策を提案するというコンサルタントの仕事の本質は、提案営業の流れと非常に近いものがあります。営業で磨いた「現状把握→課題設定→解決策提案→実行支援」のプロセスは、コンサルティング業務のフローにそのまま対応しています。特に法人営業で経営層や管理職と向き合ってきた経験がある方は、ビジネス課題の本質を見抜く力が備わっており、評価されやすい傾向があります。転職サービスdodaの2025年版職種別平均年収ランキングによると、専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)の平均年収は619万円で、11職種分類の中で最も高い水準となっています(出典:転職サービスdoda「平均年収ランキング(2025年)」)。

③人事・採用担当

人事・採用担当も、営業経験者の転職先として高い人気を誇る職種です。採用目標を数字で追い、求職者との面接・ヒアリングを通じて最適な人材をマッチングするという業務は、営業職の「数字目標への意識」と「ヒアリング・関係構築力」が直結します。社内のあらゆる部門と連携しながら仕事を進める点も、社内外の多くのステークホルダーと折衝してきた営業経験者にとって馴染みやすい環境です。dodaキャリアアドバイザーの調査によると、2024年4月から2025年3月の間に営業職から転職した方の中で、企画・管理系(人事・マーケティング含む)は、営業職に次いで2番目に多い転職先となっています(出典:転職サービスdoda「キャリアアドバイザー解説」)。

④カスタマーサクセス

近年、SaaS・クラウドサービスの普及に伴い急速に需要が高まっているのがカスタマーサクセスです。契約後の顧客をサポートし、サービスの継続利用・活用促進・アップセルを目指すこの職種は、顧客との長期的な関係構築力とヒアリング力が核となります。「売ったら終わり」ではなく「顧客の成功を支える」という仕事のスタンスが、ノルマによるプレッシャーから離れたいと考えている営業経験者に向いています。dodaのデータでは、カスタマーサクセス・インサイドセールスの求人数は2019年から2022年にかけて約12倍に増加しており、今後も需要の拡大が見込まれます(出典:転職サービスdoda「新しい時代に求められる営業職に関する調査」)。indeed調べによる平均年収は約525万円で、SaaS企業の場合はさらに高い水準が期待できます。

⑤事務職(営業事務)

ワークライフバランスを改善したい方、体力的・精神的な負担を減らしたい方に向いているのが事務職への転職です。特に営業事務は、営業プロセスを理解している経験者が重宝される職種で、見積書作成・受発注管理・顧客対応など、営業職の動き方を熟知しているからこそ的確なサポートができます。dodaの2025年版データによると、事務・アシスタント系の平均年収は353万円と他職種より低めになる傾向があります(出典:転職サービスdoda「平均年収ランキング(2025年)」)。年収よりも働き方の改善を優先したい方に適した選択肢です。なお、一般事務よりも営業事務のほうが平均年収はやや高く、将来的に管理部門へのキャリアパスを描きやすい点もポイントです。

⑥経営企画・事業企画

より戦略的な立場でビジネスに関わりたい方に向いているのが、経営企画・事業企画への転職です。営業で培った市場感覚・数字管理能力・事業推進力を活かし、企業の中長期戦略や新規事業の立案に携わります。現場感覚を持つ営業出身者は、実現性の高い戦略提案ができる点で評価されやすく、特にM&A・新規事業・市場分析といった領域でその強みが発揮されます。競争倍率が高く採用ハードルは高めですが、転職後のキャリアの広がりは大きく、年収水準も高い傾向があります。dodaの2025年版データでは、企画・管理系の平均年収は580万円で、職種によっては700万円台以上に達するものもあります(出典:転職サービスdoda「平均年収ランキング(2025年)」)。

⑦ITエンジニア(プロジェクトマネージャー・要件定義系)

IT業界への転職は、一見ハードルが高く感じられるかもしれません。しかし、コードを書くエンジニアではなく、顧客の要件をヒアリングして仕様をまとめるブリッジSEや、プロジェクト全体を管理するプロジェクトマネージャー(PM)の領域であれば、営業で培ったヒアリング力・折衝力・スケジュール管理能力が非常に有効です。特にSIer(システムインテグレーター)や受託開発会社では、顧客折衝ができる人材が強く求められており、営業経験者が未経験でも採用されるケースがあります。IT業界は今後もAI・DX需要の拡大とともに採用が活発化が見込まれており、中長期的なキャリアを描きやすい転職先のひとつです。

⑧異業界・異スタイルの営業職

「営業は続けたいが、今の環境が辛い」という方にとって、同じ営業でも業界・商材・スタイルを変える転職は有力な選択肢です。たとえば、飛び込み営業からインサイドセールス(電話・メール中心の内勤営業)へのシフト、個人顧客向けから法人顧客向けへの転換、有形商材から無形商材へのキャリアチェンジなどが挙げられます。SaaS・IT業界のフィールドセールスは、営業経験者のキャリアアップ先として特に人気が高く、インセンティブ制度が充実した企業も多いため、年収アップを実現しやすい転職先です。dodaの2025年版データでは、営業系の平均年収は476万円で前年比7万円アップと上昇傾向にあります(出典:転職サービスdoda「平均年収ランキング(2025年)」)。

営業からの転職先を選ぶ判断軸|「不満の原因」から逆算する

転職先の職種をどう選べばいいか迷う方のために、「転職理由の種類別」に向いている転職先を整理しました。上位記事の多くは職種の羅列にとどまっていますが、実際には「なぜ転職したいのか」によって、最適な転職先は大きく変わります。自分の不満の根本原因と照らし合わせながら、転職先を選んでみてください。

ノルマ・プレッシャーから解放されたい人の転職先

数字への強いプレッシャーが主な転職理由であれば、個人の数値目標を追わない職種への転職が有効です。カスタマーサクセスは顧客満足度や継続率がKPIとなるため、営業のように毎月の個人ノルマに追われる環境とは根本的に異なります。人事・採用担当も、採用目標は存在しますが、チームで動くことが多く、精神的な負担の構造が違います。マーケティング職は施策の企画・実行が中心で、数字との向き合い方がよりマクロな視点になります。事務職は数値目標がほぼない環境で働けるため、プレッシャーから完全に解放されたい方に向いています。

ワークライフバランスを改善したい人の転職先

残業の多さや不規則な働き方への不満が転職理由の場合は、働き方の環境が整いやすい職種を優先して選ぶことが重要です。事務職は定時退社や有給取得がしやすい職種として知られています。カスタマーサクセスはリモートワーク導入率が高いSaaS企業が多く、柔軟な働き方を実現しやすい環境が整っているケースが多いです。人事・採用担当も、繁忙期はあるものの比較的ライフスタイルを組みやすい職種です。ただし、同じ職種でも企業によって働き方は大きく異なるため、求人票の残業時間や有給取得率を必ず確認するようにしましょう。

キャリアアップ・年収アップを目指したい人の転職先

営業経験を土台にして、より高い専門性とキャリアを築きたい方には、コンサルタントや経営企画・事業企画、マーケティング職(デジタルマーケ・ブランドマネジメント系)が向いています。これらの職種は習得すべき専門知識や採用ハードルが高めではあるものの、年収水準も高く、転職市場でのキャリア価値が長期的に高まりやすい選択肢です。IT業界の営業職(SaaS・ソリューション営業)は、インセンティブが充実した企業も多く、現職より年収を引き上げながら転職できる可能性があります。

営業からの転職先で年収はどう変わるか

転職先を選ぶうえで、年収がどう変わるかは多くの方にとってリアルな関心事です。ここでは、転職サービスdodaの最新データ(2024年9月〜2025年8月、約60万件)をもとに、職種別の年収水準を整理します(出典:転職サービスdoda「平均年収ランキング(2025年)」)。ただし、平均年収はあくまで目安であり、企業規模・業界・個人の経験・スキルによって大きく変動します。参考値としてご活用ください。

転職先の職種平均年収の目安営業系との比較
コンサルタント(専門職系)619万円△高め
経営企画・事業企画(企画・管理系)580万円△高め
マーケティング職約516〜600万円△同等〜高め
カスタマーサクセス約525〜543万円△同等
営業系(異業界・SaaS等)476万円(平均)△スタイル次第で大幅アップ
人事・採用担当(企画・管理系)580万円(企画・管理系平均)△同等〜高め
事務・営業事務353〜360万円▽下がりやすい

全体の傾向として、コンサルタント・経営企画・マーケティングへの転職は、年収を維持または引き上げながら転職できる可能性が高い選択肢です。一方で、事務職への転職は年収が下がるケースが多い点は事前に把握しておく必要があります。マイナビキャリアリサーチLabの調査によると、2023年の転職者全体では「年収が上がった」と回答した割合が39.1%で、「年収が下がった」の20.5%を上回っており、転職が必ずしも年収ダウンにつながるわけではありません(出典:マイナビキャリアリサーチLab「転職動向調査2024年版」)。転職先の職種選びと自己PRの準備次第で、年収を維持・向上させながらキャリアチェンジを実現することは十分に可能です。

また、20代・30代は転職によって年収が上昇しやすい傾向があります。dodaのデータでも、20代・30代は転職後に年収が大きくジャンプアップするケースが多く報告されています。30代での転職が最も年収増加が顕著で、42.1%の人が収入の増加を経験しているというデータもあります(出典:マイナビキャリアリサーチLab「転職動向調査2024年版」)。若いうちに転職を決断することが、長期的な年収を高めるうえで有利に働くことも覚えておきましょう。

営業からの転職先を決めたら実践すること3つ

転職先の職種が絞れたら、次は具体的な行動に移る段階です。ただ求人に応募するだけでは、異職種への転職はなかなか通過しません。営業経験者が他職種へのキャリアチェンジを成功させるために、転職活動前に押さえておきたい3つのポイントを解説します。

①営業経験のスキル棚卸しをする

まず取り組むべきことは、これまでの営業経験を「スキルの言葉」に変換する作業です。「10年間営業をやっていました」というだけでは、採用担当者に何も伝わりません。重要なのは、自分がどんな場面でどんな行動をとり、どんな成果を出したかを具体的に言語化することです。たとえば「前年比120%の売上を達成した」という成果に加え、「そのために顧客の課題ヒアリングのプロセスを見直し、提案資料の構成を変えることで成約率を高めた」というプロセスと再現性を伝えることで、他職種でも活躍できる人材だという評価につながります。単なる実績の羅列ではなく、「何を考えて、どう動いたか」を整理することが自己PRの核心です。

スキル棚卸しのポイントとして、自分の業務を「顧客との関係構築」「課題発見・提案」「数字管理・目標達成」「社内外の調整・折衝」の4軸で整理してみると、どの職種に親和性があるかが見えやすくなります。この棚卸し作業は、1人で行うよりも転職エージェントのキャリアアドバイザーに話しながら整理してもらうと、自分では気づかなかった強みが発見できることがよくあります。

②転職先への志望動機を「キャリアの軸」と結びつける

異職種への転職で採用担当者が最も重視するのは、「なぜ今の職種を離れるのか」ではなく、「なぜその職種に挑戦したいのか」という前向きな志望理由です。「営業が嫌だから」という後ろ向きな理由だけでは、採用担当者に「うちで長く活躍してくれるか」という不安を与えてしまいます。営業で積んできた経験やスキルが、目指す職種でどう活きるかを具体的に語れるようにしておくことが不可欠です。

たとえばマーケティング職を目指す場合であれば、「営業現場で顧客の生の声を聞き続けてきた。その現場感覚をマーケティング戦略の立案に活かし、より効果的な顧客アプローチを設計することに挑戦したい」という形で、過去の経験と未来の貢献がつながる志望動機にすることが重要です。また「この会社でなければならない理由」、つまり企業研究を踏まえた志望理由を加えることで、採用担当者に本気度が伝わりやすくなります。

③転職エージェントを活用して非公開求人にアクセスする

異職種への転職は、求人票だけを見て応募するよりも、転職エージェントを活用して進めるほうが成功率が格段に上がります。その理由は大きく3つあります。ひとつは、転職市場に出ている求人の多くが非公開求人であり、エージェント経由でないとアクセスできないからです。ふたつ目は、職種の経験がない分、書類選考の段階でどうアピールするかの戦略が求められるため、プロのアドバイスが有効になるからです。そして3つ目は、エージェントが企業の内部情報(職場環境・評価制度・転職者の定着率など)を持っていることが多く、入社後のミスマッチを防ぎやすくなるからです。特に営業職に特化したエージェントは、営業経験者がどの職種に転換しやすいかのノウハウを豊富に持っているため、積極的に活用することをおすすめします。

営業転職先を探すのにおすすめの転職エージェント

転職エージェントはいくつか並行して活用するのが一般的です。それぞれ保有する求人や得意とする領域が異なるため、目的に合わせて使い分けることで、より多くの選択肢にアクセスできます。以下では、営業職からの転職を検討している方に特におすすめのエージェントを紹介します。

リクルートエージェント|求人数の多さで選ぶなら

業界最大規模の求人数を誇るリクルートエージェントは、営業職・異職種転職ともに幅広い求人を保有しています。非公開求人の数も業界随一で、転職活動の入り口として登録しておきたいエージェントです。キャリアアドバイザーによるサポートも充実しており、職務経歴書の添削から面接対策まで一貫したサポートを受けられます。転職先の職種がまだ絞り切れていない段階から相談できるため、転職活動の早い段階で登録するのに適しています。

doda|幅広い職種への転職をサポート

転職サービスdodaは、求人サイトとエージェントサービスを一体で利用できる点が特徴です。豊富な職種データと平均年収情報を持っており、転職先の年収水準を確認しながら求人を探せます。営業職から異職種への転職実績も豊富で、キャリアアドバイザーが業界・職種をまたいだキャリアチェンジの支援に慣れています。スカウト機能も充実しているため、企業側から声をかけてもらえる可能性もあり、転職活動の幅が広がります。

hape Agent|営業職特化で転職先の提案精度が高い

営業職に特化した転職エージェントであるhape Agentは、16,000件超の営業職求人を保有しており、営業職として異業界・異スタイルに転換したい方や、営業スキルを活かして他職種に転換したい方へのサポートに強みを持っています。営業職の転職事情を熟知したアドバイザーが担当するため、「営業から何に転職すべきか」という段階から具体的なアドバイスを得やすいのが特徴です。

JAC Recruitment|30代以上のハイクラス転職なら

30代以上で年収アップや管理職・専門職へのキャリアアップを目指す方には、JAC Recruitmentが向いています。コンサルタント・経営企画・マーケティングなどハイクラス求人に強みを持ち、各業界に特化した専任コンサルタントが転職活動を支援します。外資系企業や大手企業への転職を視野に入れている方にも適したエージェントです。

まとめ|営業からの転職先選びで後悔しないために

営業職で積み上げてきた経験は、決して「営業の中だけで使えるもの」ではありません。コミュニケーション力・提案力・数字意識・交渉力といったスキルは、マーケティング・コンサルタント・人事・カスタマーサクセスをはじめ、多くの職種で即戦力として評価される普遍的な能力です。転職先を選ぶうえで最も重要なのは、「なぜ転職したいのか」という動機を正直に整理し、その動機に合った職種を選ぶことです。職種の人気ランキングや年収の高さだけを見て選んでしまうと、入社後に「こんなはずじゃなかった」という後悔につながりやすくなります。

転職先の候補が絞れたら、スキルの棚卸しと志望動機の整理を丁寧に行い、転職エージェントを活用しながら非公開求人も含めて幅広く情報収集することをおすすめします。この記事で紹介した8つの転職先と判断軸を参考に、自分に合ったキャリアチェンジの一歩を踏み出してみてください。

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