「日本郵政グループに興味があるけど、どのような企業なのかな…」
地域貢献や国民生活を支える仕事に興味がある人にとって、日本郵政グループは魅力的な企業です。
今回は日本郵政グループの企業理解を進めたい就活生に向けて、企業の特徴や選考フローなどを解説します。
- 日本郵政グループ4つの事業
- 日本郵政グループ3つの特徴
- 日本郵政グループの採用大学
- 日本郵政グループの選考フロー
- 日本郵政グループのインターン
- 日本郵政グループの年収・給料
日本郵政グループの特徴や選考フローなどを知ると、どのような企業なのかがわかり、選考に向けて準備・計画が立てられるでしょう。
日本郵政グループ4つの事業
郵便で有名な日本郵政グループですが、国民生活を支えるさまざまな事業を行っています。ここでは日本郵政グループの事業を4つ解説します。
- 日本郵政株式会社
- 日本郵便株式会社
- ゆうちょ銀行
- かんぽ生命
日本郵政グループの事業がわかると、自分の適性に合ったキャリアパスを見極めやすくなるでしょう。
事業①:日本郵政株式会社
日本郵政株式会社は、日本郵政グループの中核を担う持株会社です。
日本郵政株式会社の事業は以下3つです。
- 日本郵政グループの経営戦略の策定
- 配送ロボットやデジタル窓口など新規ビジネスの創出
- テレビCMなどグループの広報
経営戦略や管理業務に興味がある就活生にとって、企業の全体像を把握できるキャリアパスが見つかるでしょう。
参考サイト:日本郵政「この国のすべてのひとへ。」
事業②:日本郵便株式会社
日本郵便株式会社は全国各地の郵便や物流、国内外の宅配サービスを提供する事業を展開しています。
日本郵便株式会社の事業内容は以下4つです。
- 郵便局にて郵便・貯金・保険などの商品やサービスをお客様に提供する窓口対応
- 郵便物を集配ネットワークを通じて、お客様に届ける郵便・物流
- 国際物流事業を展開し、小口貨物から大口貨物まで業務の効率化や生産性の向上を実現する国際物流
- 保有する不動産を商業施設や住宅などの賃貸ビルに有効活用する不動産
郵便事業や物流、国民生活を支える仕事に興味のある就活生にとって、地域社会に貢献できるキャリアを築くチャンスが広がっています。
参考サイト:日本郵政「この国のすべてのひとへ。」
事業③:ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行は、全国に広がる郵便局ネットワークを活かし、金融サービスを提供しています。
ゆうちょ銀行の事業内容は以下2つです。
- 貯金や証書貸付など、多様な資産形成のサポートを行うリテール事業
- 世界有数の機関投資家として、資産運用を行う運用事業
金融業界や国民生活を支える仕事に興味がある就活生にとっては、地域に密着したキャリア形成ができるでしょう。
参考サイト:株式会社ゆうちょ銀行について|JAPAN POST GROUP RECRUIT
事業④:かんぽ生命
かんぽ生命は生命保険会社であり、郵便局ネットワークを活かして全国の顧客に生命保険や年金保険商品を提供しています。
かんぽ生命の事業内容は生命保険業です。個人や法人問わず、保険商品の販売を行っています。保険業界や国民生活を支える仕事に興味がある就活生にとって、顧客との深い信頼関係を築ける業務が魅力的といえるでしょう。
参考サイト:株式会社かんぽ生命保険について|JAPAN POST GROUP RECRUIT
日本郵政グループ3つの特徴
日本郵政グループは全国に広がるネットワークや強力な顧客基盤を活用し、日々の生活に密接に関わるサービスを提供しています。ここでは、日本郵政グループの特徴を3つ解説します。
- 日本全国に張り巡らされたネットワーク
- 郵便・貯金・保険で顧客基盤が強い
- 現代ニーズに合わせたサービスづくり
日本郵政グループの特徴を知ると、企業の強みや将来性を理解し、自分のキャリアに合っているかの判断材料になるでしょう。
特徴①:日本全国に張り巡らされたネットワーク
日本郵政グループは2024年3月末時点で、日本全国に24,223の郵便局を展開しており、どこに住んでいても利用しやすいインフラを整えています。
強力なネットワークを通じて、郵便・貯金・保険で生活に欠かせないサービスを提供し、地域社会の一員としての役割を果たしています。
参考サイト:日本郵政グループデジタルパンフレット (japanpost.jp)
特徴②:郵便・貯金・保険で顧客基盤が強い
日本郵政グループは1871年創業で、150年以上の歴史を持つ企業です。
1日約3,100万箇所への郵便配達、約1億2,000万の貯金口座、2,098万件の保険契約者を抱えており、幅広い顧客基盤を誇っているのが特徴です。日常生活に欠かせないサービスを一貫して提供し、顧客の信頼を築いてきた点が大きな強みといえるでしょう。
参考サイト:日本郵政グループデジタルパンフレット (japanpost.jp) 、 06.pdf (japanpost.jp)
特徴③:現代のニーズに合わせたサービスづくり
現代の非対面・非接触のニーズに応え、日本郵政グループは配送ロボットや自動運転車を活用した実証実験を行っています。
また、LINEを使った荷物の配達依頼やスマホで年賀状を作成するなど、便利で新しいサービスにも積極的に取り組んでおり、未来に向けた革新的なサービスを提供しています。
参考サイト:未来の物流レボリューションVol.3 配送ロボットがオフィスのなかで荷物を届ける未来へ。オフィスビル内で実施した、配送ロボットを活用した試行をレポート|JP CAST(郵便局の魅力を発信するメディア) (japanpost.jp)
LINEで郵便局[ぽすくま]の使い方 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)
日本郵政グループの採用大学
日本郵政グループは全国各地の大学から幅広く採用を行っている企業です。
公式サイトでは具体的な大学名の記載はありませんが、多くの就活サイトで国公立や私立を問わず、応募者が採用されていると記載されています。さまざまな事業や職種があるため、理系や文系を問わず多様な背景を持つ学生に対して門戸が開かれているといえるでしょう。
日本郵政グループの選考フロー
日本郵政グループの選考フローは、適切な人材を採用するために複数の段階を通じて設計されています。ここでは、日本郵政グループの選考フローを3つに分けて解説します。
- 応募
- 適性検査
- 面接など
選考フローを理解すると、選考がどのような流れで進むのかがわかり、事前に計画を立てて準備ができるでしょう。
選考①:応募
日本郵政グループへの応募は、履歴書やエントリーシートの提出から始まります。
履歴書やエントリーシートでは自己PRや志望動機、具体的なエピソードなどを伝える必要があります。書類選考は、応募者のバックグラウンドやスキルが企業の求める人材像に合致しているかを確認する重要なプロセスです。特に、郵便・貯金・保険の3つの柱を持つ日本郵政グループでは、各事業に合致する人材が求められます。
選考②:適性検査
書類選考を通過すると、次に適性検査が実施されます。
適性検査は応募者が組織での業務に、どの程度適応できるかを判断するうえで重要です。日本郵政グループでは広範囲な事業を展開しているため、適性検査を通じて多様な能力を確認します。事前に対策をしておきましょう。
選考③:面接など
適性検査をクリアすると、複数回の面接を行います。
一般的に面接では応募者の人柄やコミュニケーション能力、業務に対する意欲などが評価対象です。
日本郵政グループの面接は複数回実施される場合が多く、各面接で異なる担当者が応募者と対話し、総合的な判断を行います。自己PRや日本郵政グループへの理解度、入社後のビジョンを答えられるよう、入念な準備をしましょう。
参考サイト:採用フローについて|採用情報 募集要項|JAPAN POST GROUP RECRUIT
日本郵政グループのインターン
日本郵政グループでは、業務の奥深さや企画業務の魅力を体感できるインターンシップを実施しています。
特に5日間の「IT・デジタルコース」や1dayの仕事体験プログラムでは、実際に社員と関わりながら、郵政事業のリアルな現場を学べる内容が特徴です。他にもゆうちょ銀行やかんぽ生命など、グループ内の各事業での専門的な仕事体験も提供されているため、総合職のキャリア理解が深まるでしょう。
参考サイト:インターンシップ情報 | JAPAN POST GROUP RECRUIT
日本郵政グループの年収・給料
日本郵政グループの給与は、職種や学歴に応じて異なります。日本郵政グループの年収・給料は以下のとおりです。
職種 | 初任給(大学卒) |
総合職 | 23万4,200円〜 |
地域基幹職やエリア基幹職 | 20万6,100円〜 |
一般職 | 19万5,300円~ |
年収は昇進や勤務地によって上がります。昇給は年1回、賞与は年2回支給され、手厚い福利厚生も提供されています。
詳細については公式サイトをご覧ください。
参考サイト:採用情報 募集要項|JAPAN POST GROUP RECRUIT
まとめ
この記事では、日本郵政グループの企業理解を進めたい就活生に向けて、企業の特徴や選考フローなどを解説してきました。
日本郵政グループは全国に広がる拠点と強力な顧客基盤を活かして、郵便・貯金・保険の重要なサービスを提供し、地域社会に貢献しています。また、現代のニーズに応じた革新的なサービスを展開し、将来に向けた成長を続けています。
日本郵政グループのインターンに参加し、より企業理解を深めていきましょう!