通信業界に興味がある人やエンジニアを目指す人にとって、KDDIは魅力的な企業です。
本記事では、企業理解を進めたい就活生に向けて、KDDIの特徴や選考フローなどを解説します。KDDIについてより深く知ることで、どのような企業なのかがわかり、選考に向けて準備・計画が立てられるでしょう。
就活における企業理解にぜひ役立ててください。
KDDIの事業内容
KDDIの事業内容は以下の2点です。
- パーソナルセグメント
- ビジネスセグメント
詳しく解説します。
(参考:KDDIの事業)
パーソナルセグメント
パーソナルセグメントは、個人顧客向けの事業です。
日本国内では、auブランドによる従来の通信サービスを中心に、広告や金融、エネルギー、エンターテインメント、教育などのライフデザインサービスの拡充を進めています。
国外では、国内で培った実績を生かし、主にアジア地域の個人顧客向けビジネスにも取り組んでいます。
パーソナルセグメント事業の特徴は、個人を対象に、さまざまなサービス同士を連携して、新たな体験の価値提供を目指している点です。
ビジネスセグメント
ビジネスセグメントは、法人顧客向けの事業を指します。
日本の国内外の幅広い法人顧客向けに行っているのは、通信サービスおよびICTソリューション・データセンターサービスなどの提供です。具体的には、スマートフォンなどのデバイス、ネットワーク・クラウドなどの多様なソリューション、Telehouseブランドでのデータセンターサービスなどがあります。
DXを通じた価値創造への挑戦にも余念がありません。パートナー企業との連携により、5GやIoTなどの技術の技術で、世界規模のビジネスの発展・拡大に貢献しています。
日本国内の中小企業と、地域に密着したサポート体制を実現しているのも特徴です。
ビジネスセグメント事業は、国内外問わず、企業向けのさまざまな通信サービスおよびICTソリューション・データセンターサービスなどを幅広く提供しています。
KDDIの特徴
KDDIの特徴として注目すべきは以下の3点です。
- 国内外で展開する強力なネットワークインフラ
- 高い顧客満足度を目指したサービスとサポート
- 次世代技術への積極的な取り組みと革新
詳しく解説します。
(参考:KDDIの事業)
国内外で展開する強力なネットワークインフラ
KDDIが展開しているのは、日本だけでなく世界規模での通信インフラです。安定した安全な通信網を確立しているため、ネットワークを利用したさまざまな複合サービスの提供で信頼を得ています。
日本国内ではauブランドを中心にしたモバイル通信網を、海外でもアジアを中心にインフラを、それぞれ安定的に構築しています。
KDDIの特徴は、日本国内外で幅広い顧客層に向けた信頼度の高いインフラ提供です。通信の拡充は生活価値の向上につながるビジネス分野のため、今後の企業としての革新も期待できるでしょう。
高い顧客満足度を目指したサービスとサポート
KDDIの事業内容は、ユーザーの日常をより便利にする総合的なライフスタイルサポートの実現を目指すものです。
KDDでは、モバイル通信だけでなく、金融、エネルギー、エンターテインメントなど、生活全般に密着した多様なサービスを展開しています。また、顧客の声に応じたサポート体制の充実にも注力し、ユーザーのニーズに応えるサービスの提供にも妥協がありません。
個人や法人を問わず、KDDIは高い顧客満足度を誇る企業のひとつです。
次世代技術への積極的な取り組みと革新
KDDIは次世代技術の開発に積極的に取り組んでいます。具体例は5GやIoT、AIなどです。
5Gでは、従来よりも高速な通信を実現し、スマートシティや自動運転技術への応用といった新たなインフラ構築を進めています。IoTについてはあらゆるデバイスがインターネットと連携する新しい生活やビジネスモデルが期待されている点が魅力です。
KDDIでは、通信事業のさらに先にある技術革新で、現代の社会課題を解決することを目指しています。社会に貢献する姿勢が、KDDIの根強い企業文化といえるでしょう。
KDDIの採用大学
KDDIは大学や学部を問わず、幅広く新卒採用を行っています。
採用大学の主な実績は、東大一橋、早慶、MARCH、旧帝大、関関同立に加えて、地方国立大学や私立大学など幅広い大学から採用しています。
(参考:大学通信ONLINE)
一方で、東洋経済による2024年2月の記事・「入社が難しい有名企業ランキングトップ200社」において、KDDIは88位です。入社難易度が高いことを意識して、早めに対策に移りましょう。
(参考:「入社が難しい有名企業ランキング」トップ200社 大手商社や不動産が外資コンサルに押され気味 | 就職四季報プラスワン | 東洋経済オンライン)
KDDIの選考フロー
2024年現在、KDDIの選考フローはおおむね以下の順序とされています。
- ES・Webテスト
- 一次面接
- 二次面接
- 最終面接
(参考:就職エージェントneo)
年度により選考フローが変わる可能性があるため、KDDIの新卒採用選考フローを知るには、公式の最新情報にアクセスするのが最も確実です。
KDDIへの応募には「プレエントリー」「本エントリー」が必要となります。公式サイトをチェックしましょう。
(参考:KDDI|新卒採用情報)
KDDIの年収・給料
KDDIの新卒採用者の年収や給料について、公式サイトでは具体的な記載がありませんでしたが、年収は986万円とされています。
(参考:有価証券報告書 2024年3月期)
配属部署や役職などによって、将来的な給料の変動幅は異なります。給料の目安として知っておきましょう。
まとめ
本記事ではKDDIについて深く解説しました。
KDDIは、国内外での強力な通信インフラと革新的な技術開発により、通信業界をリードする企業です。5GやIoTといった次世代技術の推進を通じて、社会貢献とユーザーの利便性向上に力を注いでいます。
KDDIは大学を問わず、幅広く新卒採用を行っている企業です。KDDIの企業理念や事業の内容に共感する就活生は、誰もが挑戦する価値があるといえます。
就職活動を進める大学生にとって、KDDIは挑戦と成長の機会を提供する魅力的な選択肢となるでしょう。