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【就活生向け】楽天グループのサービス一覧と今後の展望について解説

「楽天ってECサイト以外にどんなことをしているのかわからない…。」

楽天について調べてみたけど、サービスの種類が多すぎて情報が整理できない学生もいるでしょう。

そこで今回、楽天グループのサービスの一覧と今後の展望について解説します。

  • 楽天グループの主な4つの事業内容
  • 楽天グループの特徴
  • 楽天グループの採用大学
  • 楽天グループの選考フロー
  • 楽天グループの年収・給料
  • 楽天グループの今後の展望

楽天がどんな企業でどのような強みを持っているのかを把握すれば、より具体的な志望動機を作成でき、内定を得られる確率が上がるでしょう。

目次

楽天グループの主な4つの事業内容

楽天グループはECサイトや携帯キャリアサービスを主に行っているイメージを持つ学生が多いのではないでしょうか。

楽天グループの事業は主に以下の4つの分野に分類されます。

  • インターネットサービス
  • フィンテック(金融)サービス
  • モバイルサービス
  • スポーツ・エンターテインメント

楽天グループは幅広い業務を展開しているため、自分がどの領域で活躍したいか明確にしておく必要があります。

事業①:インターネットサービス

楽天グループはインターネットを経由して、日用品や衣料品、レジャー用品を購入できるサイトの運営を行っています。

「楽天市場」「楽天トラベル」などが代表的です。ほかにもビックカメラや西友などの企業と共同運営を行うことで、より幅広い商材を消費者に届けられる事業を展開しています。

また、個人間同士で不用品の取引ができる「楽天ラクマ」や官公庁・地方自治体が連携し地域の課題を解決し地域創生を支援する「楽天地域創生」もあります。

楽天グループは「何事をも成し遂げようとする起業家精神」を大切にしている企業なので、新しいことに挑戦したい学生と相性が合うでしょう。

参考:楽天グループ 楽天主義|公式ホームページ

事業②:フィンテック(金融)サービス

2009年にフィンテック(金融)サービスを開始しました。

1,400万を超える口座を提供しているインターネットバンキングサービスの「楽天銀行」やスマホアプリで支払いが完結する「楽天ペイ」、NISA口座数業界No.1の「楽天証券」などが例として挙げられます。

サービスを消費者が利用しやすいように工夫するだけでなく、安心して経済活動が行えるようにセキュリティ対策や金融リテラシーを向上させる取り組みも行っています。

その結果クレジットカード業種では、顧客満足度が14年連続で1位に選ばれ続けているのです。

利用しやすい金融サービスを提供することで、シニア世代や障がい者、性別問わず多くの人々から選ばれ続けています。

参考:持続可能なFinTechグループ|楽天グループ 公式ホームページ

事業③:モバイルサービス

2014年から情報通信サービスを強化しました。

携帯キャリアを中心に、光回線インターネットサービスの「楽天ひかり」や光回線を開通するためのホームルーターサービスの「Rakuten Turbo」を提供しています。

大手キャリアよりも価格がリーズナブルで安定した大容量高速通信が可能で、テレワークやオンライン授業、動画試聴をストレスなく行うことが可能です。

契約期間の制限やサービスの乗り換え手数料を撤廃するだけでなく、通信インフラを発達させるために日々技術を進歩させています。

参考:楽天モバイル株式会社|公式ホームページ

事業④:スポーツ・エンターテインメント

楽天グループは、言語や文化の隔たりをなくし、グローバルな目線で人々の生活を豊かにしたい思いで、プロスポーツ事業を展開しています。

野球やサッカーだけでなく、オーケストラやファッションイベントを運営することで、さまざまなプラスの影響を与えているでしょう。

例えば、楽天グループが運営するプロサッカーチーム「楽天ヴィッセル神戸」では、開催地域である神戸の活性化に貢献しています。

スポーツ・エンタメ事業に関わりたい学生なら、楽しみながら仕事に取り組めるかもしれません。

楽天グループの特徴

引用:楽天グループ|公式ホームページ

楽天グループの組織図を見ると、右側に各事業の責任者、左側に部門の責任者が記載されています。幅広い事業と多様な人材を持つ楽天グループの強みを3つ紹介します。

  • 楽天エコシステム(経済圏)によるワンストップサービス
  • データとAIを駆使し「発見する楽しさ」を届ける
  • 多様でオープンな企業文化

順番に解説していきます。

楽天エコシステム(経済圏)によるワンストップサービス

楽天グループは70以上にも及ぶサービスを展開し、顧客のニーズに対して柔軟に対応しています。

日用品から書籍の購入ができるEコマース、ガスや電気・通信環境などの生活インフラ、旅行やスポーツ観戦などのエンタメ、全てを楽天グループで体験することが可能です。

また、会員になれば楽天ポイントが貯まり、よりサービスが求めやすくなるでしょう。

楽天エコシステムによりワンストップで実現できるのが魅力です。

参考:楽天の強み 楽天エコシステム|公式ホームページ

データとAIを駆使し「発見する楽しさ」を届ける

楽天グループは顧客の一人ひとりの満足度を高めるために、大量のデータとAIを使い顧客に「発見する楽しさ」を提供しています。

子ども用のおもちゃを探している会員には、似た別の会員のデータや傾向からAIで自動的におすすめで類似商品を紹介することが可能です。

データとAIを活用し最適な商品やサービスを届けることで、顧客の満足度は高まり続けるでしょう。

参考:楽天の強み データ×AI×想い|公式ホームページ

多様でオープンな企業文化

楽天グループは国籍・性別を問わず価値観や考えが異なるメンバーを互いに尊重しあっています。

現在、100を超える国・地域出身の優秀な人材が集まっています。社内の公用語を英語にするだけでなく、オープンなオフィスにすることで活発なコミュニケーションを促しているのです。

柔軟な考えとグローバルな環境で働きたい学生は、楽天の企業文化とあっているでしょう。

参考:楽天の強み 多様でオープンな企業文化|公式ホームページ

楽天グループの採用大学

楽天グループの採用実績のある大学は以下の通りです。

【採用大学】

近畿大学、熊本大学、慶應義塾大学、神戸大学、学、国士舘大学、駒澤大学、埼玉大学、佐賀大学、滋賀大学、静岡大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、専修大学、多摩美術大学、千葉大学、千葉工業大学、中央大学、東京大学、東京外国語大学、東京学芸大学、東京工科大学、東京工業大学、東京工芸大学、東京女子大学、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東北学院大学、東洋大学、同志社大学、獨協大学、名古屋大学、日本大学、日本女子大学、一橋大学、広島大学、福岡大学、明治大学、明治学院大学、山口大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立正大学、立命館大学、早稲田大学、海外の大学

楽天グループは中堅の私立大学から有名な国公立の大学までさまざまな学生を採用しています。

そのため、学歴よりも志望動機や入社して何をしたいのかを熱意を持って話せるように準備した方が内定を得られる確率が高まるでしょう。

参考:楽天グループ 採用実績|マイナビ

楽天グループの選考フロー

引用:楽天グループ 募集要項|公式ホームページ

楽天グループは「世界を変える仲間」を募集しています。このセクションでは、楽天グループの選考フローを紹介します。

  • Pasonal Pageに登録
  • 書類選考
  • Webテスト・コーティングテスト(エンジニア職)
  • 面接(複数回)

前例に捉われず新しいことに挑戦したい学生は、活き活きと働けるかもしれません。

Pasonal Pageに登録

引用:楽天グループ Pasonal Page|公式ホームページ

楽天グループに応募するためには、公式ホームページからエントリーする必要があります。

ビジネス職とエンジニア職の2つから選択する必要があるので、応募する職種を間違えないように注意してください。

TOEICの点数など英語力を示せる資格やプログラミング言語の資格を準備しておくと、効果的にアピールすることができるでしょう。

なお、入社するにはTOEIC800点以上を取得する必要があります。

書類選考

Pasonal Pageに登録後、ほかの企業のエントリーシートにあたるApplication formを提出しましょう。

楽天グループは応募するコースが細かく分類されています。

例えば、ビジネスコースではデザインコースやコーポレートコースなどが存在します。自身の強みとなぜそのコースを選択したのかを面接官が納得できる根拠を伝える必要があるでしょう。

自己分析を行い具体的なエピソードを話せるように準備してください。

Webテスト・コーティングテスト(エンジニア職)

楽天グループの適性検査は、心理学・統計学・比較文化学をもとに作成された「eF-1G」が出題される予定です。

半分はSPIのような学力検査、残りの半分は仕事に求められる柔軟な思考力や発想力が図られます。

エンジニア職では、コーティングテストを行い学生のプログラミング能力を測定します。メジャーな言語からマイナーな言語のプログラミングだけでなく、情報処理能力や英語力も求められる傾向です。

Webテストもコーティングテストもかなり高いレベルを求められるので、早めの対策を立てましょう。

参考:楽天のコーディングテストを受けた感想【難易度や対策も】|CloudInt

面接(複数回)

内定を得るためには、複数の面接を乗り越える必要があります。

楽天グループは「楽天主義」と呼ばれる価値観や考え方を従業員に理解し実行して欲しいと考えています。

自分のやりたい仕事と歩みたいキャリアプランと照らし合わせ、楽天主義に反しない志望動機を考えることがポイントです。

楽天グループについて深い理解を示すことで、面接官から「弊社に対しての志望度が高い学生だ。ぜひ一緒に働いてほしい」と思われやすくなるでしょう。

楽天グループの年収・給料

楽天グループの年収・給料は部署によって異なります。ここでは、ビジネス総合コースを例に紹介するので、参考にしてください。

【給料(月40時間分の固定残業代を含む)】

学部卒月30万円
学院卒月31万円

【福利厚生・諸手当】

カフェテリア(朝食・昼食・夕食無料)、スポーツジム(有料)、ヘアサロン、ネイルサロン、鍼灸&マッサージ、クリーニング、社内託児所、マザーズルーム(搾乳室)の設置、ベビーシッター割引券、通勤交通費、社員持株会、ストックオプション、退職金制度、社員寮など

月給がほかの企業の新卒よりも高いだけでなく、有料のスポーツジムやヘア・ネイルサロンなどユニークな福利厚生があるのも魅力的でしょう。

楽天グループの今後の展望

楽天グループは、「Vision2030」という目標を掲げています。2桁以上の売上高成長率を維持しながら20%を超える売上マージンを目指すという内容です。

AIなどのテクノロジーの強化と活用を行ない、さまざまな環境変化やニーズに答えます。

例えば、グローバルな課題に関してであれば、再生可能エネルギーの導入率はすでに100%です。ほかにも女性管理職は31%となっています。

技術的なイノベーションはもちろん、多様な仲間と一緒に企業も成長していくのが、今後の楽天グループの展望です。

参考:楽天グループ 統合報告書 20P・28P|公式ホームページ

まとめ

今回、楽天グループのサービス一覧と今後の展望などについて解説しました。

楽天は70以上のサービスを展開することで、顧客一人ひとりの満足度を高めています。また、エコシステムを作ることで、人々が生活を送るうえで必要なことは楽天のみで完結するでしょう。

楽天は今後も社会や顧客のニーズに応えるために、イノベーションを起こしダイバーシティな企業文化を形成するとみられます。

常に新しいことに挑戦し、グローバル企業の最前線で働きたい学生にピッタリの企業です。

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