株式会社アクセスグループ・ホールディングス(以下、アクセスグループHD)は、採用支援・教育機関支援・プロモーション支援を3本柱とする持株会社です。東証スタンダード市場に上場しており、子会社を通じて就職・採用領域のサービスを幅広く展開しています。「年収はどのくらいなのか」「将来性はあるのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アクセスグループHDの有価証券報告書に開示されている一次データをもとに、平均年収の推移や従業員データを詳しく解説します。転職・就活の検討材料としてぜひご活用ください。
アクセスグループ・ホールディングスの会社概要
アクセスグループHDは、1982年に広告広報業を目的とする「株式会社アクセス通信」(現・株式会社アクセスプログレス)としてグループの事業を開始し、その後持株会社体制へと移行した企業です。2014年6月に現在の商号「株式会社アクセスグループ・ホールディングス」へ変更し、現在は人財ソリューション事業・教育機関支援事業・プロモーション支援事業という3つのセグメントでグループ全体の経営を担っています。東京証券取引所スタンダード市場および福岡証券取引所に上場しており、主に採用・就職・広報支援の領域で企業・大学・行政との接点を持つのが特徴です。
アクセスグループ・ホールディングスの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社アクセスグループ・ホールディングス |
| 英語名称 | ACCESS GROUP HOLDINGS CO., LTD. |
| 証券コード | 7042(東証スタンダード・福岡証券取引所) |
| 本社所在地 | 東京都港区南青山1丁目1番1号 新青山ビル東館15F |
| 代表取締役社長 | 木村 勇也 |
| 設立 | 1990年(持株会社前身の有限会社エーシーエス設立) |
| 決算期 | 3月末日 |
| 業種 | サービス業 |
| 主要事業 | 人財ソリューション事業・教育機関支援事業・プロモーション支援事業 |
| 公式サイト | https://www.access-t.co.jp/ |
アクセスグループHDは持株会社として、グループ全体の経営コンサルティングや管理アウトソーシング業務を担っています。グループの中核子会社である株式会社アクセスネクステージが、企業向けの採用支援(人財ソリューション事業)・大学などの教育機関向け広報支援(教育機関支援事業)・企業の採用広報や学生向けプロモーション(プロモーション支援事業)の各サービスを提供しています。近年は外国人留学生の就職支援事業にも注力しており、国内外の大学や企業と連携した取り組みを進めています。持株会社単体の従業員数は12名(2025年3月期)と少数精鋭の体制ですが、連結では117名の体制でグループ運営を行っています。
アクセスグループ・ホールディングスの平均年収はどのぐらい?
アクセスグループHDの有価証券報告書には、提出会社(持株会社単体)の従業員の状況として平均年間給与が開示されています。最新の2025年3月期有価証券報告書によると、持株会社単体の平均年収は約606万円(6,056,000円)です。同社は持株会社であり、グループ全体の連結ベースの平均年収とは異なる点に注意が必要です。以下では有価証券報告書から確認できた期の数値を整理します。
年度別の平均年収推移
下表は、アクセスグループHDの有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の従業員データです。
| 年度(決算期) | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 従業員数(名) |
|---|---|---|---|---|
| 2019年3月期 | 503 | 39.2 | 13.4 | 18 |
| 2024年3月期 | 592 | 46.4 | 20.2 | 14 |
| 2025年3月期 | 606 | 45.6 | 19.2 | 12 |
出典:株式会社アクセスグループ・ホールディングス 有価証券報告書(2019年3月期・2024年3月期・2025年3月期)
2019年3月期から2025年3月期にかけて、平均年収は503万円から606万円へと約103万円上昇しています。一方で、従業員数は18名から12名へと減少しており、持株会社としての管理機能に特化した組織構造が反映されています。平均勤続年数が13年以上と長いのも特徴で、定着率の高い職場環境であることが読み取れます。なお、2020〜2023年3月期の数値は今回参照した有価証券報告書データからは個別に確認できなかったため、表への記載を省略しています。正確な各年度の数値は、金融庁のEDINETにて有価証券報告書原本をご確認ください。
他企業との比較データ
アクセスグループHDと同じ採用支援・HR領域に関連する上場企業との比較を以下に示します。各社の数値は直近の有価証券報告書に基づきます。アクセスグループHDは持株会社単体の数値であるため、事業会社と単純比較する際には注意が必要です。
| 会社名 | 平均年収(万円) | 備考 |
|---|---|---|
| アクセスグループ・ホールディングス | 606 | 持株会社単体(2025年3月期) |
| リクルートホールディングス | 非開示 | 持株会社のため単体開示なし |
| パーソルホールディングス | 非開示 | 持株会社のため単体開示なし |
出典:各社有価証券報告書
HR・採用支援業界の大手持株会社はいずれも事業子会社を通じてサービスを展開しているため、持株会社単体での平均給与比較は難しい側面があります。アクセスグループHDの606万円という数値は、持株会社単体としては一定の水準といえますが、グループ全体の事業規模や収益性と合わせて評価することが重要です。
アクセスグループ・ホールディングスの役職別年収データ
アクセスグループHDの有価証券報告書および公式IR資料において、役職別の年収データは公式データとしては非開示となっています。有価証券報告書の「従業員の状況」には平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数が記載されているものの、役職(一般職・主任・課長・部長など)ごとの年収区分は掲載されていません。
持株会社であるアクセスグループHDの単体従業員数は12名(2025年3月期)と少数であり、役職別に数値を開示することで個人が特定される可能性があるなど、構造上の理由もあると考えられます。役職別の詳細な年収水準を知りたい場合は、同社の採用ページや選考プロセスを通じて直接確認することをお勧めします。
| 区分 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 役職別年収 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 職種別年収 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 全従業員平均年収(単体) | 606万円(2025年3月期) |
出典:株式会社アクセスグループ・ホールディングス 有価証券報告書(2025年3月期)
アクセスグループ・ホールディングスの年齢別年収推移
アクセスグループHDの有価証券報告書では、年齢階層別の年収データは公式データとしては非開示となっています。「従業員の状況」に記載されている情報は、全従業員を対象とした平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数のみであり、年齢帯ごとの年収内訳は開示されていません。
参考として、有価証券報告書から確認できる従業員全体の平均値を再掲します。2025年3月期時点では平均年齢45.6歳・平均勤続年数19.2年・平均年収606万円となっており、長期在籍者が多い組織特性が数字に表れています。年齢別の詳細な年収推移については、公式採用情報や選考過程での情報収集をお勧めします。
| 年齢帯別年収 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 20代 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 30代 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 40代 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 50代 | 非開示(有価証券報告書に記載なし) |
| 全体平均(参考) | 606万円・平均年齢45.6歳(2025年3月期) |
出典:株式会社アクセスグループ・ホールディングス 有価証券報告書(2025年3月期)
【中途採用】アクセスグループ・ホールディングスのような優良企業への転職おすすめサービス
アクセスグループ・ホールディングスのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
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アクセスグループ・ホールディングスの福利厚生
アクセスグループHDの福利厚生については、有価証券報告書・公式採用サイト・過去の求人情報をもとに確認できる範囲を以下にまとめています。持株会社であるため、グループ全体の制度は中核子会社である株式会社アクセスネクステージを含むグループ共通の運用が基本となっています。詳細な制度内容は、公式採用情報ページで最新情報をご確認ください。
休暇・勤務制度については、過去の求人情報において完全週休2日制(土日祝日休み)・年間休日120日以上・フレックスタイム制の採用が確認されています。仕事のスケジュールを自分でコントロールしやすい環境が整備されている点は、働きやすさのひとつの指標といえます。
育児・女性活躍支援については、エン転職に掲載されたグループ社員の口コミに「産休・育休実績はとても多く、現在も時短勤務を活用しながら多くの社員が活躍しています」との記述があります。復職率も高く、長期的なキャリア継続を見据えた制度運用がなされている様子が口コミから伺えます。なお、この情報は社員個人の投稿に基づくものであり、会社が公式に保証する内容ではありません。
退職金制度については、口コミサイト「エン カイシャの評判」において退職金規定の存在が言及されています。一方で、制度の具体的な内容や支給水準については公式一次資料での開示が確認できないため、詳細は採用選考を通じて直接確認することをお勧めします。
交通・社会保険については、有価証券報告書上での個別記載は確認できていませんが、上場企業として各種社会保険(健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険)は完備していると考えられます。
| カテゴリ | 内容 | 確認状況 |
|---|---|---|
| 休暇制度 | 完全週休2日制(土日祝)・年間休日120日以上 | 求人情報より確認 |
| 勤務制度 | フレックスタイム制 | 求人情報より確認 |
| 育児・産休 | 産休・育休制度あり、時短勤務制度あり、復職実績あり | 口コミ情報より確認 |
| 退職金 | 規定あり(詳細は公式非開示) | 口コミ情報より確認 |
| 社会保険 | 健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険 | 上場企業として整備 |
出典:株式会社アクセスグループ・ホールディングス 採用情報ページ・過去掲載求人(マイナビ転職・doda)・エン転職口コミ情報
アクセスグループ・ホールディングスの転職難易度は?
アクセスグループHDは持株会社単体の従業員数が12名(2025年3月期)と非常に少数であるため、持株会社への直接採用は稀なケースです。実際の採用はグループ一括で行われており、中核子会社の株式会社アクセスネクステージへの配属が中心となります。以下では、グループ全体の採用に関する情報を整理します。
求められる人材像
公式採用サイトおよび過去の求人情報から確認できる範囲では、アクセスグループHDが掲げる採用コンセプトは「人や社会をベストな未来に導く」というグループ理念への共感を重視する姿勢です。具体的な募集では、採用支援・プロモーション支援・教育機関支援のいずれかの領域で活躍できる人材を広く求めており、未経験者や第二新卒も歓迎している点が特徴です。
過去の求人情報では「プロモーションに興味があり、自分のアイデアを活かして働きたい方」「業種・職種未経験歓迎」「学歴不問」との記載がみられ、専門職経験よりも意欲・適性・コミュニケーション能力を重視した採用スタンスであることが伺えます。採用支援領域の求人では、クライアントの採用戦略に伴走できる提案力・企画力も重視されています。
転職成功のポイント
アクセスグループHDのグループ採用において、転職を成功させるうえで意識したいポイントをまとめます。
まず、採用支援・教育機関支援・プロモーション支援という3つの事業領域への理解を深めておくことが重要です。希望や適性に応じていずれかの事業部に配属される仕組みのため、自分がどの領域でどう貢献できるかを具体的に語れると評価につながりやすいでしょう。
次に、外国人留学生の就職支援や自治体の雇用促進事業など、近年力を入れている領域への関心や、社会課題に向き合う姿勢もアピール材料になります。グループの事業領域は採用・プロモーション・広報と幅広いため、どんな分野の経験でも「人と企業・社会をつなぐ」という観点から自身の強みを整理しておくと良いでしょう。
また、グループ全体の採用は公式採用情報ページに一本化されているため、最新の募集状況はアクセスグループ・ホールディングス採用情報ページを定期的にチェックすることをお勧めします。募集ポジションや応募条件は時期によって変わるため、タイミングを見極めた応募が転職成功のカギとなります。
アクセスグループ・ホールディングスのまとめ
この記事では、株式会社アクセスグループ・ホールディングス(アクセスグループHD)の平均年収をはじめとした従業員データや、福利厚生・転職情報を有価証券報告書などの一次情報をもとに解説しました。
有価証券報告書に開示されている提出会社(持株会社単体)の平均年収は、2019年3月期の503万円から2025年3月期には606万円へと着実に上昇しています。平均勤続年数は19年超と長く、定着率の高い組織であることも数字に表れています。ただし、同社は持株会社であるため、単体の従業員数は12名(2025年3月期)と少数であり、グループ全体の事業運営や給与水準とは別軸で理解する必要があります。
役職別・年齢別の年収データは有価証券報告書において公式に開示されておらず、現時点では一次情報による詳細な比較は困難です。より具体的な年収水準や処遇は、採用選考を通じて直接確認することをお勧めします。
採用・転職を検討している方は、グループの3事業(人財ソリューション・教育機関支援・プロモーション支援)への理解を深めたうえで、自身のキャリアとの接点を整理してみてください。未経験・第二新卒を歓迎する姿勢が求人情報からも見受けられるため、業界未経験の方にもチャレンジしやすい環境といえます。最新の採用情報は公式採用情報ページでご確認ください。また、有価証券報告書の最新データは金融庁が運営するEDINETから閲覧することができます。


