株式会社アカツキ(以下、アカツキ)は、「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」など人気モバイルゲームの開発・運営を手がける東証プライム上場のエンターテインメント企業です。2010年の創業から短期間で急成長し、2022年にはゲーム事業を分社化して持株会社体制へ移行するなど、組織の変革を続けてきました。
有価証券報告書に開示された直近の平均年間給与は889万円で、東証プライム全体の平均を大きく上回る水準です。本記事では、有価証券報告書などの一次情報をもとに、アカツキの平均年収の推移や同業他社との比較、役職別・年齢別データの開示状況について詳しく解説します。
アカツキの会社概要
アカツキは、2010年6月にディー・エヌ・エー出身の塩田元規氏とアクセンチュア出身の香田哲朗氏が共同創業したエンターテインメント企業です。 2016年に東京証券取引所マザーズ市場に上場し、その後「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」のヒットなどで注目を集め、2017年には東証一部に市場変更となりました。現在は東証プライムに上場しています。
グループは当社のほか連結子会社8社(株式会社アカツキゲームス、Akatsuki Taiwan Inc.、株式会社アカツキ福岡など)で構成されており、2022年4月1日付で主力のゲーム事業を分社化し、持株会社体制へ移行しています。 最新年度の売上は239億円、純利益が12億円で、安定した黒字経営を続けています。
アカツキの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社アカツキ |
| 英文社名 | Akatsuki Inc. |
| 証券コード | 3932(東証プライム) |
| 設立 | 2010年6月 |
| 上場年月日 | 2016年3月17日 |
| 代表者 | 香田哲朗 |
| 資本金 | 約27億7,700万円 |
| 本社所在地 | 東京都品川区上大崎二丁目13番30号 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算期 | 3月 |
| IR情報 | https://aktsk.jp/ir/ |
アカツキの主力事業はモバイルゲームの開発・運営です。 「レスレリアーナのアトリエ」や「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」など、人気タイトルを次々と生み出しています。 また、YouTube事業にも参入しており、エンターテインメント領域で幅広い展開を進めています。2022年の持株会社体制への移行後は、グループ各社が独立した事業運営を行うベンチャーカンパニーグループを目指しています。
アカツキの平均年収はどのぐらい?
年度別の平均年収推移
アカツキは上場企業として有価証券報告書において従業員の状況を開示しています。下表は有価証券報告書に記載された単体(提出会社)ベースの数値です。2022年4月の持株会社体制移行にともないゲーム事業が分社化されたため、2023年3月期以降の従業員数は持株会社単体の数値となり、前期比で大きく変動しています。
| 年度(決算期) | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 従業員数(名) |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 777 | 31.7 | 3.5 | 313 |
| 2023年3月期 | 825 | 36.7 | 4.4 | 520 |
| 2025年3月期 | 889 | 37.3 | 6.0 | 非開示 |
出典:株式会社アカツキ 有価証券報告書(各期)/金融庁EDINET
有価証券報告書の開示データによると、直近のアカツキの平均年収は889万円で、直近において14.13%の上昇トレンドにあります。 東証プライム上場企業の平均年収が762万円であるため、プライム内では高い給与水準といえます。 また、平均勤続年数は6年で、プライム全体平均の13.7年や、プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均9.5年と比べると、業界内では比較的短い水準 となっています。創業からの歴史が浅いこと、および持株会社体制への移行による組織変革が背景にあると考えられます。
他企業との比較データ
アカツキと同じ情報通信・エンターテインメント領域の主要上場企業との平均年収を比較します。各社の数値は有価証券報告書に基づきます。
| 企業名 | 平均年収(万円) | 出典 |
|---|---|---|
| 株式会社アカツキ | 889 | 有価証券報告書(2025年3月期) |
| DeNA(株式会社ディー・エヌ・エー) | 854 | 有価証券報告書(2024年3月期) |
| ドリコム(株式会社ドリコム) | 750 | 有価証券報告書(2023年3月期) |
| 東証プライム(情報通信・サービス業界平均) | 734 | 東証プライム公表データ |
東証プライムの情報通信・サービスその他業界の平均年収は734万円であり、アカツキはその水準を上回っています。 DeNAの平均年間給与は856万円と高水準で、アカツキはそれをも超える水準を維持しています。モバイルゲームを主力とする企業の中でも、アカツキの給与水準は比較的高いといえます。
アカツキの役職別年収データ
有価証券報告書および公式IR資料において、アカツキは役職ごとの年収レンジや給与テーブルを個別に開示していません。そのため、役職別の年収データは公式データとしては非開示となっています。
| 区分 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 一般社員 | 非開示 |
| 主任・リーダー級 | 非開示 |
| マネージャー(管理職) | 非開示 |
| 部長・上級管理職 | 非開示 |
| 執行役員・役員 | 非開示 |
有価証券報告書の「従業員の状況」では、全従業員の平均年間給与のみが開示されており、役職区分ごとの年収は記載されていません。より詳細な情報については、アカツキのIR情報ページまたは金融庁EDINETに掲載されている最新の有価証券報告書をご確認ください。
アカツキの年齢別年収推移
有価証券報告書および公式IR資料において、アカツキは年齢別の年収分布や年齢階層ごとの平均給与を個別に開示していません。そのため、年齢別の年収データは公式データとしては非開示となっています。
| 年齢層 | 年収(万円) |
|---|---|
| 20代 | 非開示 |
| 30代 | 非開示 |
| 40代 | 非開示 |
| 50代以上 | 非開示 |
有価証券報告書に開示されているのは、全従業員の平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数のみです。年齢別の内訳は記載されておらず、公式情報として確認できる数値はありません。直近の有価証券報告書では平均年齢が31.7歳(2022年3月期)、36.7歳(2023年3月期)と開示されており、比較的若い社員が多い構成であることは読み取れます。年齢別の詳細な年収分布については、最新の有価証券報告書や採用サイトの情報を定期的にご確認ください。
【中途採用】アカツキのような優良企業への転職おすすめサービス
アカツキのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
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アカツキの福利厚生
アカツキの福利厚生は、公式採用サイト(aktsk.jp/recruit/welfare/)において各種制度が案内されています。以下のカテゴリ別に概要を紹介します。
手当・補助の面では、 住宅補助(オフィス2km圏内が対象)、交通費支給、従業員持株会への参加が用意されています。 住宅補助はオフィスからの距離が対象要件となるため、居住地によって利用できるかどうかが異なります。また、キッズサポート制度やシッター制度も設けられており 、子育て中の社員を支援する環境が整えられています。
休暇・健康面では、 インフルエンザ予防接種(任意)の費用補助が提供されています。 退職金制度については、退職金はなく、正社員は持株会に参加できる という情報が口コミサイトに投稿されており、公式での詳細な記載は採用担当への確認が必要です。
学習・成長支援の面では、 各種社内勉強会や社内の書籍貸し出し制度が整備されています。 社内コミュニティの活性化に向けた取り組みとして、社内交流会やサークル制度も用意されています。
オフィス環境・設備面では、 ラウンジスペース、フリードリンク、フリースナック、社内カフェ(バリスタ常駐・一部有料)が設けられており、PC(MacBook Pro他)、デュアルディスプレイ、ZoomPhoneをはじめとする周辺機器が貸与されます。 なお、雇用形態によって制度の適用範囲が異なる場合がある点には注意が必要です。詳細は採用担当へ確認することが推奨されています。
アカツキの転職難易度は?
求められる人材像
アカツキは、エンターテインメント領域でスピード感を持って事業を拡大してきたベンチャー気質の企業です。 驚きや新しさを持った企画・サービスにスピード感をもって挑戦し、変化の中でも挑戦者として機会に向き合う姿勢を重視しており、自律的に動ける人材を歓迎しています。
具体的な職種では、ゲーム開発・運営に関わるエンジニア・プランナー・アーティストといったクリエイター職や、事業推進に関わるビジネス職が主な採用ターゲットです。 裁量の大きさとスピーディな意思決定が特徴で、エンジニアがディレクターを兼務するなど、一人ひとりが活躍できる領域が広い環境が整っています。持株会社体制に移行した現在は、グループ全体の管理機能を担うコーポレート職種の採用ニーズも高まっています。
転職成功のポイント
アカツキへの転職を成功させるうえでは、まず企業のミッションやゲームタイトルへの深い理解を示すことが重要です。 「Whyを込めたゲームで世界の人々の感情をつなげる」というミッションを掲げており、単なるスキルマッチにとどまらず、なぜアカツキでなければならないかを言語化できるかどうかが選考を左右します。
エンジニア・クリエイター職では、モバイルゲーム開発や運営実績を具体的な数字や成果で示すことが求められます。ビジネス職では、PDCAを回しながら仮説検証を繰り返した経験や、論理的思考力・分析力のアピールが効果的です。また、 手を上げて挑戦する人を歓迎する社風であることから、自ら機会を創り出した経験を具体的なエピソードで伝えられると説得力が増します。
アカツキは東証プライム上場かつ平均年収889万円と高水準の給与を誇るため、書類・面接の選考基準は相応に高いと考えられます。採用情報は公式中途採用ページから定期的に確認し、募集職種と自身のスキルセットを照らし合わせながら準備を進めましょう。
アカツキのまとめ
本記事では、有価証券報告書などの一次情報をもとに、アカツキの平均年収や福利厚生、転職難易度について解説しました。
有価証券報告書に開示された直近(2025年3月期)の平均年間給与は889万円で、東証プライム全体の平均762万円を大きく上回ります。2022年3月期の777万円から着実に上昇しており、給与水準の高さはアカツキの大きな魅力のひとつです。一方、役職別・年齢別の年収内訳は公式データとして非開示のため、詳細は採用担当への問い合わせや最新の有価証券報告書で確認することをおすすめします。
福利厚生では、従業員持株会・住宅補助・交通費支給・書籍貸し出し・各種社内勉強会・キッズサポート制度など多彩な制度が整備されており、成長支援とコミュニティ形成の両面に力を入れている点が特徴的です。
転職を検討する場合は、モバイルゲーム開発・運営の実務経験を具体的な成果で示しながら、ミッションへの共感を軸に選考対策を組み立てることが重要です。最新の採用情報や有価証券報告書は、アカツキIR情報ページおよび公式採用ページからご確認ください。


