ダイト株式会社(以下、ダイト)は、富山県富山市に本社を構える医薬品メーカーです。原薬から製剤まで一貫した製造体制を持つ同社の平均年収や福利厚生、転職難易度について詳しく解説します。この記事では、最新の有価証券報告書に基づく正確なデータをもとに、ダイトへの転職を検討されている方に役立つ情報をお届けします。
ダイトの会社概要
ダイトは1942年に創業された老舗の医薬品メーカーで、「医薬品原薬から製剤まで」というキャッチフレーズを掲げており、原薬から製剤までをバランスよく一貫製造するビジネスモデルが特徴である。ジェネリック医薬品向けの原薬製造や新薬メーカー向け原薬、ジェネリック医薬品の開発・製造、健康食品販売などを行っている。東証プライム市場に上場しており、国内医薬品メーカーの9割以上と取引実績を有する業界の重要企業です。
ダイト株式会社の基本情報
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | ダイト株式会社(Daito Pharmaceutical Co., Ltd.) |
本社所在地 | 〒939-8567 富山県富山市八日町326番地 |
設立年 | 1942年(昭和17年)6月 |
業種 | 医薬品製造販売 |
事業内容 | 医薬品製造販売 医薬品卸売販売 |
上場市場 | 東証プライム市場 |
資本金 | 71億8,619万円(2025年5月末現在) |
従業員数 | 995名(単体 : 2025年6月1日現在) |
ダイトは原薬及び製剤(医療用医薬品・一般用医薬品)の製造販売及び仕入販売、原薬及び製剤に係る製造受託、並びに健康食品他の販売を主な事業としております。グループ企業には連結子会社である大和薬品工業株式会社、Daito Pharmaceuticals America, Inc.及び大桐製薬(中国)有限責任公司があり、国内外で事業展開を行っています。特に原薬・製剤の受託製造に強みを持ち、大手医薬品メーカーの新薬・OTC医薬品の受託製造を多く手がけています。
ダイトの平均年収はどのぐらい?
ダイト株式会社の平均年収は495万円でした(2024年度有価証券報告書調べ)。全国平均よりも低い水準となっていますが、2023年度の全国の平均年収は460万円(出典:国税庁)のため、平均的な年収の企業です。
年度別の平均年収推移
ダイトの平均年収推移を有価証券報告書に基づいて整理しました。
年度 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 従業員数(人) |
---|---|---|---|---|
2024年 | 495 | 38.3 | 10.3 | 849 |
2023年 | 499 | 38.2 | 10.4 | 743 |
2022年 | 506 | 38.1 | 10.2 | 738 |
2021年 | 504 | 37.9 | 10.1 | 735 |
2020年 | 510 | 37.8 | 9.9 | 720 |
2019年 | 516 | 37.6 | 9.8 | 715 |
出典:ダイト株式会社 有価証券報告書(各年度)
ダイトの平均年収は直近8年間で、-7.8%減少と減少トレンドとなり、平均年収が減少していることが分かります。一方で、平均年齢は38.3歳でした。医薬品の従業員の平均年齢が、43.6歳であることから、比較的若い人の多い職場であると言えます。
他企業との比較データ
ダイトと他の医薬品メーカーとの年収比較を行いました。
企業名 | 平均年収(万円) | 業界ランキング |
---|---|---|
第一三共 | 1126 | 1位 |
武田薬品工業 | 1091 | 2位 |
アステラス製薬 | 1088 | 3位 |
エーザイ | 1037 | 4位 |
ダイト株式会社 | 495 | 34位(全34社中) |
東証プライムの医薬品業界の平均年収は877万円のため、業界内でも比較的年収の低い企業となっています。業界内順位は34位(全34社中)となっています。大手製薬会社と比較すると年収水準に大きな差がありますが、業界平均から-382万円低くなっています。
ダイトの役職別年収データ
ダイトの役職別年収について、有価証券報告書と統計データを基に推定した数値をご紹介します。
役職 | 推定年収(万円) |
---|---|
係長・主任クラス | 627 |
課長クラス | 820 |
部長クラス | 989 |
総合職平均 | 575 |
管理職級平均 | 764 |
出典:ダイト株式会社 有価証券報告書および統計データに基づく推定
役職が上がるにつれて年収も大幅に増加する傾向にあります。2024年度の役員報酬は、役員全体で平均2,900万円でした。管理職になると年収700万円台を超える水準となり、部長クラスでは900万円台後半に達します。
ダイトの年齢別年収推移
年代別の推定年収推移を以下の表にまとめました。
年代 | 推定年収範囲(万円) |
---|---|
20代 | 353~312 |
30代 | 407~452 |
40代 | 495~503 |
50代以上 | 572~530 |
出典:ダイト株式会社 有価証券報告書および統計調査に基づく推定
25~29歳の平均年収は353万円で、30~34歳になると407万円と平均年収が54万円プラスとなります。さらに、35~39歳になると464万円で、40~45歳になると495万円、40~45歳になると530万円となります。年齢とともに着実に年収が上昇する傾向が見られます。
ダイトの福利厚生
ダイトの福利厚生制度については、公式データとしては詳細な情報が非開示となっています。一般的な医薬品メーカーと同様の福利厚生制度が整備されていると推測されますが、具体的な制度内容や支給額については、企業の採用担当者に直接確認していただくことをお勧めします。
制度・手当 | 内容 |
---|---|
住宅手当 | 公式データとしては非開示 |
交通費 | 公式データとしては非開示 |
退職金制度 | 公式データとしては非開示 |
有給取得率 | 公式データとしては非開示 |
賞与 | 年間ボーナス額の平均値は81万円 |
残業時間 | 平均残業時間は月間13時間 |
賞与については医薬品の年間ボーナス額の平均値が122万円であることから、41万円程低い金額になっています。一方、プライム市場の医薬品業界の平均が27時間であることから、比較的残業の少ない会社と言えます。
ダイトの転職難易度は?
ダイトは医薬品業界で長年の実績を持つ企業として、一定の転職難易度があります。特に原薬から製剤まで一貫した製造体制を持つ専門性の高い企業のため、業界経験者が有利とされています。
求められる人材像
ダイトでは、チャレンジ精神に溢れ、チームワークを大切にし、前向きな意欲を持って一生懸命共に頑張ってくれる方を希望しています。生命関連企業として強い倫理観と使命感を持って働ける人材が求められています。
項目 | 内容 |
---|---|
中途採用実績 | 中途採用者数:47人 |
求める人材像 | チャレンジ精神とチームワークを重視する人材 |
応募条件 | 医薬品業界にて一定のご経験を有する方 |
選考プロセス | 公式データとしては非開示 |
転職成功のポイント
医薬品業界にて一定のご経験を有する方は、経験者枠にご応募ください。原則として正社員採用となります。ご応募者様のご経験、現職給与水準を最大限考慮し、採用条件をご提示させて頂きます。業界未経験者の場合は、新卒採用や関連する化学・薬学分野での経験をアピールすることが重要です。
転職を成功させるポイントとしては、ダイトの事業特性である「原薬から製剤まで」の一貫製造体制への理解を深め、自身の経験がどのように貢献できるかを具体的に示すことが大切です。また、生命関連企業としての社会的使命を理解し、長期的なキャリアビジョンを明確に伝えることも重要なポイントとなります。
まとめ
ダイト株式会社の平均年収は495万円で、医薬品業界内では比較的低い水準にありますが、全国平均と比較すると標準的な水準を維持しています。原薬から製剤まで一貫した製造体制を持つ専門性の高い企業として、安定した事業基盤を築いています。
転職を検討される際は、年収だけでなく、同社の事業特性や職場環境、キャリア形成の可能性を総合的に判断することが重要です。医薬品業界での経験を活かし、生命関連企業として社会に貢献したいと考える方にとって、ダイトは魅力的な転職先の一つといえるでしょう。
最新の採用情報や詳細な福利厚生については、同社の公式ホームページや採用担当者に直接お問い合わせいただくことをお勧めします。転職活動を成功させるために、十分な企業研究と準備を行ってください。