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【最新】J.フロント リテイリングの平均年収は805万円|年度別推移・他社比較・役職別データを詳しく解説

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J.フロント リテイリング株式会社(以下、JFR)は、大丸・松坂屋を擁する大丸松坂屋百貨店やファッションビルのパルコなどを傘下に持つ持株会社です。「年収が高い小売企業に転職したい」「百貨店グループの待遇はどのくらい?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、JFRが開示する有価証券報告書をもとに、平均年収の推移・他社比較・役職別・年齢別のデータを整理しました。推定値や独自算出は一切使わず、公式開示情報のみを掲載しています。転職・就活の判断材料として、ぜひ参考にしてください。

目次

J.フロント リテイリングの会社概要

J.フロント リテイリング株式会社(英: J. FRONT RETAILING Co., Ltd.)は、東京都中央区銀座に本社を置く持株会社で、大丸松坂屋百貨店(大丸・松坂屋)やファッションビルを運営するパルコなどを傘下に持ちます。略称はJFR。日経平均株価の構成銘柄の一つでもあります。 2007年に大丸と松坂屋ホールディングスの経営統合により誕生し、国内百貨店グループとして有数の規模を誇ります。

松坂屋銀座店跡地に開業した複合商業施設のGINZA SIXや、専門店の比率を高めた大丸梅田店・大丸心斎橋店北館などで傘下のパルコと百貨店を組み合わせた店舗構成を採用しており、「脱百貨店」を掲げて不動産事業の割合を高め、従来の小売業としての百貨店のあり方とは異なる方法を模索しています。 連結事業は百貨店・SC・デベロッパー・決済金融・その他で構成されており、インバウンド需要の取り込みや商業施設のリノベーションを積極的に推進しています(2025年2月期)。

J.フロント リテイリングの基本情報

項目内容
正式社名J.フロント リテイリング株式会社
英文社名J. FRONT RETAILING Co., Ltd.
設立2007年9月3日
本社所在地東京都中央区銀座六丁目10番1号
証券コード3086(東証プライム市場)
資本金319億74百万円
連結従業員数5,343名(2025年2月期)
主な事業百貨店事業、SC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業、その他

出典: J.フロント リテイリング株式会社 有価証券報告書(2025年2月期)、J.フロント リテイリング IRページ

JFRの企業集団は、同社を持株会社とする37社(同社を含む)によって構成されており、百貨店事業を中心としてSC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業、卸売業、事務処理業務受託業、駐車場業及びリース業などの事業を展開しています。 持株会社としての本体の役割はグループ全体の経営計画の策定・経営管理・業務推進であり、「くらしの『あたらしい幸せ』を発明する。」というグループビジョンの実現に向け、事業の垣根を超えた新たな価値創造に挑戦しています。

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J.フロント リテイリングの平均年収はどのぐらい?

JFRは上場企業のため、有価証券報告書内にて平均年収が公開されており、2024年のJ.フロント リテイリング株式会社の平均年収は805万円でした。 これは持株会社単体(提出会社ベース)の数値であり、グループ全体の平均ではない点に注意が必要です。以下では有価証券報告書に基づく年度別データを確認します。

J.フロント リテイリングの年度別の平均年収推移

下表は、J.フロント リテイリング株式会社の有価証券報告書(各年2月期)に開示された提出会社単体のデータです。

年度(決算期)平均年収(万円)平均年齢(歳)勤続年数(年)従業員数(名)
2022年2月期非開示(IRにて要確認)非開示非開示非開示
2023年2月期758非開示非開示151
2024年2月期80547.915.0185

出典: J.フロント リテイリング株式会社 有価証券報告書(2023年2月期・2024年2月期)。2022年2月期以前の詳細数値は、金融庁EDINETにて有価証券報告書を直接ご確認ください。なお、従業員数はJFR持株会社(提出会社)単体の数値です。

前年の平均年収と比較すると47万円増加しており、直近では上昇トレンドにあります。 平均年齢は47.9歳(2024年度)で、東証プライム市場の小売業界平均の41歳と比べると高めとなっており、比較的高年齢層の多い職場といえます。平均勤続年数は15年で、プライム全体平均の13.7年・小売業界平均の11.9年を上回り、一度入社すると長く勤める傾向があります。

J.フロント リテイリングの他企業との比較データ

同じ百貨店・小売大手の上場企業との比較を、各社の有価証券報告書開示値(直近公表分)をもとに整理しました。

企業名平均年収(万円)備考
J.フロント リテイリング805有価証券報告書(2024年2月期)、持株会社単体
三越伊勢丹ホールディングス非開示(IRにて要確認)持株会社単体は開示なし
高島屋非開示(IRにて要確認)有報より各自確認
エイチ・ツー・オー リテイリング非開示(IRにて要確認)有報より各自確認

出典: 各社有価証券報告書。同業他社の平均年収は持株会社単体か事業会社単体かで大きく異なるため、直接比較の際は有報の「提出会社の状況」欄を必ずご確認ください。 東証プライム上場企業の小売業界平均年収は616万円であり、JFRの805万円は業界平均から約189万円高い水準となっています。

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J.フロント リテイリングの役職別年収データ

有価証券報告書では、役職別の年収額は個別に開示されていません。JFRの有価証券報告書(提出会社の状況)に記載されるのは、全従業員を対象とした平均年間給与(805万円、2024年2月期)のみとなっています。役員報酬については連結ベースでの総額および個人別報酬(一定要件を満たす場合)が開示されていますが、一般社員・管理職といった役職区分ごとの年収額は公式データとしては非開示となっています。

区分公式開示の内容
一般社員非開示(有価証券報告書に役職別内訳なし)
管理職非開示(有価証券報告書に役職別内訳なし)
全従業員平均805万円(2024年2月期・提出会社単体)
役員報酬(総額)有価証券報告書「役員の報酬等」欄に開示あり(金額は年度により変動)

出典: J.フロント リテイリング株式会社 有価証券報告書(2024年2月期)。役員報酬の詳細は同報告書「第4 提出会社の状況 /役員の報酬等」をご確認ください。

J.フロント リテイリングの年齢別年収推移

有価証券報告書では、年齢別の年収内訳は開示されていません。公式データとしては非開示となっています。開示されているのは、全従業員を対象とした「平均年間給与」と「平均年齢」「平均勤続年数」のみです。

区分公式開示の内容
20代の年収非開示(有価証券報告書に年齢別内訳なし)
30代の年収非開示(有価証券報告書に年齢別内訳なし)
40代の年収非開示(有価証券報告書に年齢別内訳なし)
50代の年収非開示(有価証券報告書に年齢別内訳なし)
全従業員平均年収805万円(2024年2月期・提出会社単体)
全従業員平均年齢47.9歳(2024年2月期・提出会社単体)
平均勤続年数15年(2024年2月期・提出会社単体)

出典: J.フロント リテイリング株式会社 有価証券報告書(2024年2月期)。年齢帯ごとの詳細な年収推移を把握したい場合は、J.フロント リテイリング IRページから直近の有価証券報告書および統合報告書をご参照ください。

平均勤続年数が15年と長く、一度入社すると長期にわたって在籍する従業員が多い傾向が読み取れます。 年齢層が高い持株会社単体の数値であることを踏まえると、グループ全体の若手社員の年収水準は、子会社各社(大丸松坂屋百貨店・パルコ等)の有価証券報告書や採用情報も合わせて確認することをお勧めします。

J.フロント リテイリングの福利厚生

JFRの福利厚生については、有価証券報告書および公式採用サイト・グループIR資料に記載のある制度を中心に紹介します。持株会社単体の制度詳細は公式サイトでの開示が限定的なため、非開示の項目はその旨を明記しています。

住宅・交通

住宅補助については、 転勤を伴う異動の場合のみ付与されるとされており、社宅・独身寮は設けられていないとの情報があります。また、 社宅借り上げ制度により所得税がやや節税される仕組みも設けられています。交通費の支給条件・上限額は公式データとしては非開示です。

保険

日常の様々なリスクに備える1年更新型のJ.フロントリテイリンググループ団体保険が用意されており、グループメリットにより割安な保険料で加入することができます。 また、会社補償部分に上乗せして補償を引き上げることができる福利厚生制度 も用意されています。医療保険については、一生涯の医療保障を、更新により変わらない保険料で加入できる 商品も提供されています。これらはJFRカード株式会社が運営する福利厚生プラットフォーム(efp.jfr-card.co.jp)を通じてグループ社員向けに案内されています。

休暇・ワークライフバランス

J.フロント リテイリングと大丸松坂屋百貨店では、フレックス制度とテレワーク制度を導入しています。仕事や家庭の状況に合わせて勤務時間や就業場所を時間単位で調整できることが特徴で、クラウドサービスやTV会議システム等ITの活用による業務効率化を進めています。 育児支援については、「育児休暇」「育児短時間勤務」といった制度があります。 また、女性の働きやすさとして、5歳まで時短で取れるほか、育休は子供が保育園に行くまで取得できる制度 が整備されており、子育てとキャリアを両立しやすい環境が整っています。

その他の制度

社員持株会制度があり、グループ店舗利用時に割引になる制度も設けられています。 福利厚生サービスとしては、外部の総合福利厚生サービス(WELBOXなど)も利用できる旨が確認されています。なお、各制度の具体的な補助金額や利用条件は公式データとしては非開示です。詳細はJ.フロント リテイリング IRページおよび採用公式サイトにてご確認ください。

J.フロント リテイリングの転職難易度は?

JFRは東証プライム市場に上場する大手持株会社であり、グループ全体の経営管理・戦略立案を担う中核ポジションへの採用が中心となります。中途採用では即戦力性が重視される傾向があり、転職難易度は比較的高いといえます。

求められる人材像

JFRが掲げるグループビジョンは 「くらしのあたらしい幸せを発明する。」であり、社風の根底には「先義後利(せんぎこうり)」という理念があります。これは「義を先にして利を後にする者は栄える」という意味で、顧客第一主義に徹すれば利益は自ずからついてくるという考え方です。

持株会社として、百貨店やショッピングセンターのみならず都市開発会社やeスポーツ会社など多種多様な業種をホールディングスの観点からダイナミックに運営しており、事業会社の戦略支援とともにグループガバナンスの観点からグループシナジーの向上・全体最適の取り組みに参画できるポジションが多く設けられています。そのため、幅広いビジネス領域を俯瞰しながら課題解決を推進できる人材が求められます。具体的には、経営企画・財務・IT戦略・法務・マーケティングなど専門性の高い職種での中途採用が中心です。

また、 アーバンドミナント戦略の推進を通じて地域とともに成長するビジネスモデルの構築に取り組んでおり、グループが保有する都市部の店舗資産や顧客資産を相互に活用するノウハウが競争力の源泉となっています。こうした事業特性から、不動産・商業施設・リテール・デジタルなど複合領域にわたる知見を持ち、グループ各社と連携しながら新たな価値を創造できる人材像が理想とされています。

転職成功のポイント

JFRへの転職を成功させるためには、いくつかの観点を押さえておくことが重要です。第一に、持株会社という組織特性を正確に理解することが欠かせません。JFRの本体機能はグループ全体の経営計画策定・経営管理・業務推進であるため、面接では「グループ全体最適の視点から貢献できる経験・スキル」を具体的に示すことが求められます。

第二に、応募職種の専門性を証明できる実績の整理が重要です。 IT戦略やガバナンスの知見を活用しながらグループ各社とコミュニケーションを取り、新しい分野・業種の知見を得られる環境と紹介されているように、専門スキルに加えてクロスファンクショナルな協働経験がある人材は評価されやすい傾向があります。

第三に、JFRが推進する「脱百貨店・不動産事業の強化」「インバウンド対応」「DX推進」といった経営方針と自身のキャリアの親和性を、志望動機の中で明確に言語化することが選考突破の鍵となります。中途採用の募集情報はJ.フロント リテイリング グループ採用サイトで随時公開されているため、最新の募集要項や求める経験・スキルは必ず応募前に確認してください。

J.フロント リテイリングのまとめ

本記事では、JFRの有価証券報告書(2024年2月期)をもとに、平均年収・年度別推移・他社比較・役職別・年齢別のデータを整理しました。最後に要点を振り返ります。

項目内容
平均年収805万円(2024年2月期・提出会社単体)
前年比+47万円(2023年2月期比)
平均年齢47.9歳(2024年2月期・提出会社単体)
平均勤続年数15年(2024年2月期・提出会社単体)
業界平均との差東証プライム小売業界平均616万円を約189万円上回る
役職別・年齢別年収公式データとしては非開示

出典: J.フロント リテイリング株式会社 有価証券報告書(2024年2月期)

JFRの平均年収805万円は、東証プライム上場の小売業界の中でも高水準に位置しています。ただし、これは185名規模の持株会社(提出会社)単体の数値であり、グループ全体の平均ではない点に注意が必要です。グループ傘下の大丸松坂屋百貨店やパルコで働くことを検討している方は、各社の有価証券報告書や採用情報も合わせて確認することをお勧めします。

転職・就活の観点では、平均勤続年数が15年と長く、一度入社すると長期にわたって在籍する社員が多い傾向が読み取れます。フレックス制度・テレワーク制度・育児支援制度など働き方の柔軟性も整備されており、キャリアを長く築く環境としての魅力は高いといえます。一方で、持株会社としての採用枠は限られているため、応募の際は公式の採用情報を必ず最新版で確認したうえで、自身の専門性とJFRの経営方針との接点を明確に準備して臨むことが重要です。最新の有価証券報告書は金融庁EDINETから無償で閲覧できます。

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