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集団面接のマナーを徹底ガイド!入退室の流れやオンライン時のマナーも紹介

「集団面接は個人面接と違うのはわかるけど、どんなマナーを知っておく必要があるの?」
「集団面接でスマートな対応で企業に良い印象を与えて、面接を良い方向に進めたい!」

希望している企業で集団面接が設定されている場合、就活生としてのマナーを知って、落ち着いて面接に臨みたいですよね。

今回は集団面接のマナーを知りたい大学生に向けて、対面での入退室の流れやオンライン時のマナーについて、面接時のポイントと合わせて解説します。

  • 集団面接で面接官に見られているマナー3選
  • 集団面接の受付から退室までの流れとマナー
  • オンラインでの集団面接のマナー
  • 集団面接を受けている時のポイント

集団面接でのマナーを理解すれば、面接で押さえるべき重要なポイントがわかり、面接官に良い印象を与えることができます。

目次

集団面接で面接官に見られているマナー3選!

集団面接で面接官に見られているマナーで押さえておきたいポイントを解説します。

  • 身だしなみ
  • 言葉遣い
  • 立ち振る舞い

集団面接で面接官に見られているマナーを理解することで事前準備ができ、自信を持って面接に臨めるでしょう。

身だしなみ

集団面接では清潔感があり、社会人としてふさわしい身だしなみかどうかが見られています。

清潔感のないヘアカラーやしわの多いスーツやシャツは、面接官に悪い印象を与えてしまいます。また、アクセサリーや香水は避け、シンプルで控えめな身だしなみを心がけることが大切です。

面接での身だしなみはファッションを楽しむのではなく、相手に不快感を与えないよう配慮することが重要です。

清潔感がある身だしなみは、信頼感や誠実さをアピールでき、面接のよい評価につながるでしょう。

言葉遣い

面接会場での言葉遣いは、集団面接に限らず、どの面接でも面接官に注意深く見られているマナーの1つです。

たとえ企業にとって魅力的なアピール内容だったとしても、社会人として不適切な言葉遣いであれば、面接の評価は下がってしまいます

言葉遣いは、社会人にとって絶対に必要なマナーです。日頃から尊敬語・謙譲語・丁寧語を意識して使い分ける練習をしましょう。自分の言葉として使いこなせるように、普段から意識的に練習することが大切です。

立ち振る舞い

集団面接では、面接での発言内容だけでなく立ち振る舞いも面接官に見られているので、マナーを身につける必要があります。

面接では面接室への入退室だけでなく、他の就活生の話を聞いている態度なども評価の対象です。

面接で企業にとって魅力的なアピールをしても、立ち振る舞いが社会人になる身として不十分だと判断されると、良い結果はもらえないでしょう。

集団面接の受付から退室までの流れとマナー

ここでは、集団面接の受付から退室までの流れと、それぞれのシーンで押さえておきたいマナーを解説します。

  • 受付
  • 待合室
  • 入室
  • 退室

集団面接の流れとマナーを注意するポイントを理解しておくことで、落ち着いて堂々と面接に臨めるでしょう。

【受付】時間に余裕を持って済ます

受付は集団面接と個人面接の場合で違いはなく、面接開始予定時刻の10分前に到着し、余裕を持って受付を済ませましょう。

受付が予定時間より過ぎるとマナー違反となるのは当然ですが、予定時間よりも早過ぎても企業の対応者への迷惑となってしまいます。

受付では、挨拶だけでなく、以下の内容をはっきりと伝えることが大切です。

  • 名前
  • 学校名
  • 呼び出したい担当者名

また、受付前にはスマホなどの電子機器の電源を切るのを忘れないようにしましょう。

他にも、冬場は会場に入る前にコートを脱ぎ、マフラーや手袋をカバンにしまいます。夏場はポータブル扇風機をカバンに片付けてから、会場へ入るのがマナーです。

【待合室】気を抜かずに面接まで待機しよう

面接では、面接室だけでなく待合室での態度もみられている可能性もあるので、気を抜かずに待機することが重要です。

待合室にはパイプ椅子やソファで座って待機しますが、足を投げ出したり足を組んだりしてしまうと、印象が悪くなってしまいます。深呼吸をすると過度な緊張が取れて背筋が伸び、姿勢も良くなります。

また、スマホの取り扱いには十分注意が必要です。面接で答える内容をスマホで確認するだけだとしても、面接官から見ると「スマホで遊んでいる」と思われてしまう可能性があります。

直前に面接回答を確認したいと思っている人は、スマホ画面での確認でなく、事前に紙にプリントして確認しましょう。

【入室】順番によって対応が違うので注意しよう

集団面接では、入室する順番によって対応が違うので、どの順番でも対応できるように準備しておくことが大切です。

先頭の場合

先頭になった場合には、扉をゆっくり3回ノックし、面接官が「どうぞお入りください」と言ったら扉を開けましょう

扉の手前で「失礼します」と挨拶してから一礼し、入室します。

2番目以降の場合

2番目以降になった場合、扉の手前でいったん立ち止まり「失礼します」と挨拶してから一礼し、入室しまましょう。

2番目以降の人は前の人がスムーズに入室できるよう、扉を押さえることも入室のマナーです。

最後尾の場合

最後に入室する場合、入室したら扉の方を向いて静かに閉めましょう。閉めたあとに面接官のほうへ向いて、扉の前で「失礼します」と一礼し、椅子に向かいます。

全員が入室し、面接官が「お座りください」と声をかけるまで椅子の前で立って待ち、座る時には「失礼します」と言いましょう。

【退室】扉が閉まるまで気を抜かない

面接は退室するまで面接官に見られているので、面接会場の扉を閉めるまで気を抜かないことが重要です。

「以上で面接を終了します」と面接官から声掛けがあったら、座ったまま「ありがとうございました」と一礼して、起立してからもお辞儀をしましょう。

扉の手前で面接官の方を向いて「失礼いたします」と挨拶してから、退室するのがマナーです。

また、面接会場を出たとしても会場のビルを出るまでは気を抜かず、就活生同士でエレベーターやトイレで雑談をしないように気をつけましょう。

オンライン面接時のマナー

オンラインで集団面接をする時には、以下の環境を整えることが重要です。

  • インターネットの接続確認をしておく
  • 静かな場所で面接を受ける
  • 発言しない時にはミュートを活用する

事前にインターネットの接続状態を確認し、ログイン状況だけでなく、カメラやマイクの状態も確認します。集団面接では全体の流れがあるので、開始時間に入室できないと遅刻となり、印象が悪くなってしまいます。

また、自分の発言が面接官に届くように、雑音が入らない静かな場所で面接を受けるようにしましょう。にぎやかな環境での面接は自分だけでなく面接官の集中力も欠けてしまい、面接が良い方向に進まない可能性があります。

他にも、自分が発言しない時にはマイクをオフにして、他の就活生への配慮をすることも大切なマナーの1つです。

集団面接を受けている時のポイント

実際に、集団面接を受ける時のポイントは3つあります。

  • 自分が答える時の時間は1分以内におさめよう
  • 他の就活生の話にも耳を傾けよう
  • 逆質問は積極的に行おう

集団面接でのポイントを押さえて面接官から高い評価をもらうために、ポイントをしっかり押さえておきましょう。

自分が答える際の時間は1分以内におさめよう

集団面接では、自分の回答時間は1分以内におさめ、伝えたいことを簡潔におさめることが重要です。

集団面接は面接時間を他の就活生と共有するため、1人にかけられる時間が限られています。1人が長々と話してしまうと、他の人への配慮ができない就活生と見なされてしまいます。

1つの質問につき1分以内で自分がアピールしたいことを簡潔に答えられるように、練習しておきましょう。

他の就活生の話にも耳を傾けよう

集団面接では、他の就活生が話している時にもしっかりと耳を傾けることがマナーです。

集団面接は自分が話している時だけ評価されているのではなく、他の人が話している時の態度も評価されています

うわの空でいたり、下を向いたりなど無関心な態度をせず、他の人の発言に興味関心を持ちましょう。他の就活生の話を真剣に聞くことは、面接官へ誠実さや協調性をアピールするチャンスともいえます。

逆質問は積極的に行おう

集団面接では終盤に「何か質問はありますか?」といった逆質問を受け付けることが多く、その際は積極的に質問しましょう。

積極的に質問をすることは、企業への熱意・関心の高さをアピールできるチャンスです。

ただし、逆質問では企業ホームページに記載されていることなどを質問すると、企業研究が不十分だと評価されてしまいます。逆質問で聞きたい内容については事前準備が不可欠です。

企業に興味があることをアピールしたり、入社後に取得できる資格やスキルを聞いたりなど、入社の意欲を伝えられる逆質問を準備しましょう。

まとめ

この記事では、集団面接を受ける就活生に向けて、入退室の流れやオンライン面接でのマナーや、面接を受ける時のポイントについて解説してきました。

集団面接でのマナーのポイントは、以下のとおりです。

  • 身だしなみ・言葉遣い・立ち振る舞いも評価ポイント
  • 受付から退室までの流れは、理解して動けることが大切
  • オンライン面接で重要なのは、静かで安定した環境つくり
  • 回答時間は1分以内にし、他の就活生の話を聞くことも大切

集団面接では、自分が発言する時以外にも、気をつけるべきマナーはたくさんあります。

絶対に押さえておくべきマナーを理解し、落ち着いて面接に臨むことで、次の選考へと進む可能性が高まるでしょう。

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