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自己分析の質問リスト100選【自分を知るための深掘り】

「就活では自己分析が大切」と言われますが、「自分でうまく深掘りができない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

自己分析ができないと、自分の特徴や強みが分からず、企業選定や選考で苦戦する可能性があります。

この記事では自分でうまく深掘りができない大学生に向けて、自己分析に役立つ質問100選と質問を使用した自己分析の方法を紹介します。

自分の特徴や強みを明確にし、選考で企業にアピールできるようになりましょう!

目次

自己分析の目的

就活において自己分析を行う目的として、以下の3点が挙げられます。

  • 自己理解を深めて適正を知るため
  • 仕事選びの軸を明確にするため
  • 面接官に自分の強みをアピールするため

目的を把握することで、自己分析の重要性が分かり、深い自己理解に繋がります。上記の目的を意識しながら自己分析を行いましょう。

自己理解を深めて適正を知るため

自己分析を行う目的の1点目は、自己理解を深めて適正を知るためです。自分の適正を知ることは入社後のミスマッチを防止し、自分に合う仕事を見つけやすくします。

自己理解を深めていくことで、自分にどんな仕事が向いているのかが分かり、志望業界や企業を絞り込めるでしょう。

自分の持っている特徴や強みが社会のどんなところで役立つのか知るためにも、就職活動前に自己分析を行うことが重要です。

仕事選びの軸を明確にするため

自己分析を行う目的の2点目は、仕事選びの軸を明確にするためです。仕事選びの軸を明確にすることで就活の方針が定まり、志望企業の選定や情報収集がスムーズになります。

仕事選びの軸とは、会社を選ぶ際の判断基準となる自分の中で大切な価値観や譲れないことです。自己分析をすることで、自分が重要視するポイントや条件が見えてくるでしょう。自己分析をする中で繰り返し出てくる言葉や共通している考えが、仕事選びの軸となるヒントです。

仕事選びの軸を明確にして、就活をスムーズに進めましょう。

面接官に自分の強みをアピールするため

自己分析を行う目的の3点目は、面接官に自分の強みをアピールするためです。自分の強みを面接官にアピールするためには、言語化できるまで自己分析を深く行うことが大切です。

自己分析ができていないと、具体的なエピソードや根拠が示せず、説得力がないアピールになってしまう可能性があります。自己分析では過去の経験を元に、自分の特徴や強みを見つけることができるので、自分の強みを言語化するためにはピッタリの方法です。

面接官に強みをアピールするためにも深い自己分析を行い、回答に説得力を持たせましょう。

自己分析の質問リスト100

ここでは、自己分析に役立つ質問を全部で100個紹介します。質問は大きく5つのカテゴリーに分けました。

  • 過去について
  • 経験について
  • 性格について
  • 人間関係について
  • 将来について

様々な切り口からの質問に答えることで、自分自身を知るきっかけを発見できます。

過去についての質問

過去についての質問をとおして、自分の興味や関心があることを見つけましょう。

  • 幼少期に好きだった遊びは何ですか?
  • 幼少期に夢中になっていたことは何ですか?
  • 幼少期に苦手だったことは何ですか?
  • 小学生で一番印象に残っている思い出は何ですか?
  • 小学生の頃、得意だった教科は何ですか?
  • 小学生の頃、苦手だった教科は何ですか?
  • クラブ活動や委員会は何に所属していましたか?
  • 小学生の頃に何か習い事はしていましたか?
  • 中学生で一番印象に残っている思い出は何ですか?
  • 中学生の頃、得意だった教科は何ですか?
  • 中学生の頃、苦手だった教科は何ですか?
  • 部活動は何に所属していましたか?
  • 高校受験で大変だったことは何ですか?
  • なぜその高校へ入学しましたか?
  • 高校生で一番印象に残っている思い出は何ですか?
  • 高校生の頃、得意だった教科は何ですか?
  • 高校生の頃、苦手だった教科は何ですか?
  • 部活動は何に所属していましたか?
  • 大学受験で大変だったことは何ですか?
  • なぜその大学へ入学しましたか?
  • なぜその学部・学科を選んだのですか?
  • 大学で一番印象に残っている思い出は何ですか?
  • サークルは何に所属していますか?
  • 大学では一番何に力を注ぎましたか?
  • 大学外の活動は何かやっていますか?

過去を振り返ることにより、自分の強みや価値観が見えてきます。

例えば得意科目が変わっていなければ、自分の強みである可能性が高いでしょう。変化があるのであれば、なぜ変化したのか要因を探って見ると、新たな強みが見つかるかもしれません。

自分が成長する中で変わっていったこととその要因と、小さな頃から変わらず続いていることは、どちらも自己分析において重要なポイントになるでしょう。

経験についての質問

経験についての質問をとおして、これまで経験したことによって自分自身にどのような影響を与えたのか考えてみましょう。

  • 人生で一番楽しかったことは何ですか?
  • 人生で一番嬉しかったことは何ですか?
  • 人生で一番頑張ったことは何ですか?
  • 人生で一番成功したことは何ですか?
  • 人生で一番幸せなことは何ですか?
  • 人生で一番辛かったことは何ですか?
  • 人生で一番悲しかったことは何ですか?
  • 人生で一番苦しかったことは何ですか?
  • 人生で一番悔しかったことは何ですか?
  • 人生で一番失敗したことは何ですか?
  • 学生時代にチャレンジしたことは何ですか?
  • 努力して目標を達成した経験は何ですか?
  • 努力したけれど目標を達成できなかった経験は何ですか?
  • 失敗から学んで成功した経験は何ですか?
  • 自分が成長したと感じた経験は何ですか?
  • 自分の限界を感じた経験は何ですか?
  • 困難な状況に陥ったときは、どのように乗り越えますか?
  • アルバイトをしていた場合、どんなことをしていましたか?
  • 人からどのようなことで褒められますか?
  • 何かで表彰された経験はありますか?

自分がしてきた経験をただ答えるのではなく、その経験から「何を学び」「自分の人生にどう活かしているのか」を考えることで、より深い自己分析になります。

楽しかったことや幸せなことの共通点から自分がやりたい仕事や得意なことが見つかるでしょう。反対に辛かったことや苦しかったことは、自分が苦手でやりたくないことの可能性が高いと言えます。自分がやりたくないことを明確にすることで、職種選びに役立つでしょう。

性格についての質問

性格についての質問をとおして、あなたの強みとなる性格を客観的に分析しましょう。

  • 自分の性格を表すと何ですか?
  • 周りの人からはどんな性格だと言われますか?
  • 自分の性格がプラスに働いた場面は何ですか?
  • 自分の性格がマイナスに働いた場面は何ですか?
  • 自分の長所はどんなところですか?
  • 自分の短所はどんなところですか?
  • 周りの人から短所を指摘された時、どのように感じますか?
  • 物事に対する捉え方はポジティブかネガティブどちらですか?
  • 座右の銘は何ですか?
  • 自分が尊敬する人は誰ですか?
  • 普段話す時は聞き手か話してどちらになることが多いですか?
  • 普段どんな時にストレスを感じますか?
  • ストレスを発散するためにどんなことをしますか?
  • 自分が大切にしている価値観や信念は何ですか?
  • どんな時にやりがいを感じますか?

性格についてより客観的に分析するために、周りの人に聞いてみることもオススメです。自分では気が付かなかった性格を知ることができるでしょう。

人間関係についての質問

人間関係についての質問をとおして、対人関係で大切にしていることやコミュニケーションにおいて気をつけていることを考えてみましょう。

  • 人間関係において最も重要だと考えることは何ですか?
  • 人間関係で学んだことは何ですか?
  • 人間関係で失敗したことは何ですか?
  • 人間関係でストレスを感じた時どのように対処しますか?
  • どのようなタイプの人と気が合いますか?
  • どのようなタイプの人が苦手ですか?
  • 家族とどのような接し方をしますか?
  • 友人とどのような接し方をしますか?
  • 先輩とどのような接し方をしますか?
  • 後輩とどのような接し方をしますか?
  • 初めて会った人とどのような接し方をしますか?
  • 自分を支えてくれる人はいますか?
  • 友人と喧嘩をした時どのように解決しますか?
  • 他人との衝突を避けるための方法は何ですか?
  • 信頼できる人を見極める方法は何ですか?
  • 家族とはどんな存在ですか?
  • 家族との一番の思い出は何ですか?
  • 家族の中に尊敬する人はいますか?
  • 家族との関係で辛かったことはありますか?
  • 家族の価値観や習慣でこれからも継続したいことは何ですか?

人間関係の質問をすることで、これまでの人生で自分がどういった人間関係を築いてきたのか深掘りすることができます。人間関係に関する強みや弱みが明確になることで、自分に合った社風や職業を選ぶ際の参考になるでしょう。

また深い関係を築いた経験だけではなく、関係に悩んで解決した経験から得られたものは、社会に出てからも自分の強みとして活躍します。自分なりの人間関係の築き方やコミュニケーション手法を言語化できるようにしましょう。

将来についての質問

将来についての質問をとおして、自分が目指している方向性や将来像を明確にしましょう。

  • どのような人になりたいですか?
  • どのようなライフスタイルを送りたいですか?
  • どのように社会に貢献したいですか?
  • 理想の職場環境は何ですか?
  • 働くにあたって大切にしたいことは何ですか?
  • 自分にとって働くとはどのようなことですか?
  • 自分は何のために働くと思いますか?
  • 仕事で達成したい目標は何ですか?
  • 仕事以外で達成したい目標は何ですか?
  • 仕事とプライベートどちらを重要視しますか?
  • あなたにとって成功とは何ですか?
  • あなたにとって失敗とは何ですか?
  • 最近気になるニュースは何ですか?
  • 将来的に挑戦したいことは何ですか?
  • 5年後どんな生活をしていたいですか?
  • 10年後どんな生活をしていたいですか?
  • 20年後どんな生活をしていたいですか?
  • 30年後どんな生活をしていたいですか?
  • あなたの将来の夢は何ですか?
  • 夢を実現するために、今努力していることは何ですか?

過去の経験や現在の状態が分析できたら、未来についても考えてみましょう。

理想の生き方や働き方・目標を明確にすることで、自分が今しなければいけないことが見えてきます。また、理想とする生き方や働き方を考えることは、自分に合った企業を探すヒントにもなるでしょう。

仕事やプライベートなど複数の視点で、将来を具体的に考えることが大切です。

質問を使った自己分析の進め方

ここまで自己分析に役立つ100個の質問を紹介しました。100個の質問に回答することで、自分の特徴や考え・価値観が見えてきたでしょう。

しかし就活で自分の強みをアピールするためには、回答をもっと深掘りする必要があります。次の3ステップでさらに自己分析を進めましょう。

  1. 回答を深掘りする
  2. 回答から共通する価値観を探す
  3. 業界・企業と価値観を紐付ける

回答を深掘りすることで、今まで気づいていなかった自分の深層心理が見えてきます。何度も「なぜ?」を繰り返し、回答に説得力を持たせましょう。

1.回答を深掘りする

まずは回答を深掘りしていきます。なぜなら質問の回答を書き出すだけでは、自分の特徴や強み・価値観まで辿り着くことは難しいからです。回答から自分の特徴や強み・価値観を明確にするために「なぜ」を繰り返しましょう。

質問:幼少期に好きだった遊びは何ですか?

回答:絵を描くことが好きだった

→なぜ好きだった?:自分が思いついたものを描くことが楽しかったから

→なぜ楽しかった?:頭の中にしかなっかたものが目にみえる形で表現できることに喜びを感じたから

→導き出される価値観:想像したことを形にする、クリエイティブな仕事をすることが向いているかもしれない

上記のように「なぜ」を繰り返すことで、自分の特徴や強み、価値観を明確にすることができます。他の質問も同様に「なぜ」を繰り返していき、自己分析を進めていきましょう。

2.回答から共通する価値観を探す

回答を深掘りしていくと、いくつか共通する価値観があることに気がつくはずです。その共通する価値観が「仕事選びの軸」となる要素となります。何度も出てくる価値観は、自分の中で特に重要な要素になるため、業種や業界を選ぶ時には特に意識しましょう。

3.業界・業種と価値観を紐付ける

最後に自己分析で見つけた強みや価値観を業界や業種に紐付けましょう。回答から探した共通する価値観を「仕事選びの軸」として考えると業界や業種が絞りやすくなります。

例えば、質問の回答を深掘りした結果、次の3つの価値観が見つかったとしましょう。

  • 人と話すことが好き
  • クリエイティブなことがしたい
  • 家やインテリアが好き

3つの価値観を仕事選びの軸として考えると以下のような業界・業種が考えられます。

  • 人と話すことが好き → コミュニケーション能力が高い → 営業・企画職
  • クリエイティブなことがしたい → 創造力を活かせる仕事 → デザイナー・コーディネーター
  • 家やインテリアが好き → 「住」に関係する仕事 → 建築業界・インテリア業界

仕事選びの軸を元に、自分自身の特徴や強み・価値観を活かせる業界・業種を絞り込み、自分に合う企業を考えましょう。

まとめ

この記事では自分でうまく深掘りができない大学生に向けて、自己分析に役立つ質問100選と質問を使用した自己分析の方法を紹介しました。

今回行った自己分析に役立つ質問100選の回答を元に、自分史やモチベーショングラフを作成することも、自分自身のことを深掘りできるためオススメです。

自己分析を通して自己理解を深め、自分の適正に合った企業を把握する。そして、自分の特徴や強みを、企業選びや面接時の自己アピールとして役立てましょう。深い自己分析ができれば就活をスムーズに進めることができます。

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