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【SDGs】環境を大切にする企業でインターンしたい学生ができる準備7選

「これからの未来を考えたら、企業といっても環境を大切にする会社でインターンしたい」

そんな思いを持って、就活を見据えた企業選びをされていませんか。それならば準備が大切です。環境を大切にする企業を自分が選び、そして企業にも受け入れていただくために、しっかり準備していきましょう。

環境を大切にしたくても、思いだけではうまくいかないのは想像つくと思います。まず企業活動に貢献し、その生産の過程で環境やSDGsに配慮する、そのためには自分自身も普段の心がけが大切ですし、周りへの影響力、人との合意を得る論理性、そして周りの協力を取り付けていくお人柄など、たくさん自分側が「持てる人」である必要があります。

企業側に、あなた自身の能力をアピールするには何が必要でしょうか。自己理解やソーシャルスキルなど、とにかく準備が9割です。これは就職してからも言えることではあるのですが、大体準備が9割で、どの程度、準備して挑めたかに結果が大きく左右されます。

今回は環境を大切にする企業でインターンするために、学生が準備段階でできることを7つまとめました。ぜひ参考にしてください。

目次

①自分なりの環境配慮アクションを持つ

環境を大切にした企業でインターンしたいなら、自分なりの環境配慮アクションを聞かれてしっかり答えられなければなりません。

例えば、普段からカフェでリユーザブルカップを使っているとします。でもそれだけならアピールにはならないですよね。残念ながらその活動をしている人はたくさんいるからです。

では、環境NPOの代表などと交流を持ち、普段から環境アクションについて考えていたらどうでしょうか。行動を一段深いレベルで考え、実行に移せており、また企業側も「この人は本当に環境を大切にしながら行動しているのだな」とご理解いただけます。

まずは行動からです。そして人が見てわかる行動を取るのも大切です。わかりやすくリユーザブルカップを例にしましたが、こまめな消灯のためにバイト先にスマート電球を導入するよう働きかけた、その過程でこんな抵抗勢力がいて、こう目的をあわせて努力した、など、小さなアクションで構いません。アピールできるアクションを日頃から意識しましょう。

②周りの協力を取り付けられる力を持つ

そして先ほどのスマート電球導入の例にも関係しますが、何かを変えるときは抵抗勢力が絶対出て来るものです。電球をスマート電球に変えるだけでもそうですし、連絡をLINEに変えるだけでも抵抗する人は現れるものです。

仕事はみんなでするものですから、周りの協力を取り付けていくソーシャルスキルを鍛えましょう。環境系は絶対と言っていいほど周囲からの理解が欠かせません。自分たちがいいと思って独善的に進めても、企業活動として応援してもらい、買ってもらえるとは限らないからです。

法人として会社が株式会社として、世の中に価値を提供しながら、その価値提供のプロセスの中で、環境に配慮し、ほんとうの意味で人と自然環境に配慮しながら仕事を進めていくのは困難なことです。その、上部だけでは済まされない難しい仕事をやり抜けるか。インターンとして相性をみると言う意味でも、協力を取り付ける姿勢を持つのは大切です。

③反論に真摯に向き合っていく姿勢を持つ

環境に配慮した企業は、誤解も受けがちです。その誤解に対して、怒らず真摯に向き合っていくのも大切です。周りから理解されなくては大きな仕事や環境への配慮ができないからです。

例えば「移動するのに飛行機が莫大なエネルギーを使うので船にしましょう」という議題があったとします。確かに飛行機は燃料をたくさん消費するため環境に悪いと考えるかもしれません。一方で、船という選択はどうなのでしょうか。

インドやバングラディシュでは船舶解体が盛んで、貧しくてサンダルも買えない人が素足で船に登り、手で船舶を解体します。素足で傷だらけの傾いた船舶を解体し、日給は1000円ほど。足を守るサンダルも彼らは買うことができません。

そんな彼らが末端で仕事をする船が、果たして飛行機の代替として素晴らしいのでしょうか? そう反論を受けた時、あなたは怒らずに真摯に向き合っていけますでしょうか。環境とは絶対善ではなく、色々な反論が巻き起こります。そこに真摯に向き合いながら、物事を進めていく投げ出さない力があるか、常に見られています。

④インターンしたい企業のさまざまな面を調査する

国際企業が公表しているESG投資の総額は30兆ドルを超えます。(2018年時点)そのうち日本企業の投資額は2.8兆円ドルを超えると試算されています。

参考:企業が取り組むSGDs(講談社) https://sdgs.kodansha.co.jp/sdgs-company/#section-4-2

財務諸表を読み解き、ESG投資をどのぐらい行っているか、さまざまな面から企業を自分の分析力で評価しましょう。いわゆるB/SとP/Lが読めるとインターンをするにしても改造が上がります。財務諸表から、どのような投資を行っているか、人材なのか仕入れなのか配当なのか、そしてESGなのかで企業活動が見えてきます。

大学生のうちはついつい企業口コミのサイトで評価を判断してしまいがちです。ただ、企業口コミのサイトは良くも悪くも少し前の情報であり、企業活動はつねに変化します。よって大切なのは企業を多面的に評価することです。口コミだけでも財務諸表だけでもリファラル(縁故)だけでも単一の指標での評価は避けるべきで、ぜひ色々見ていただきたいと思います。

⑤自分もさまざまな面から調査されていると理解する

そしてあなたが企業側を多面的に評価するように、企業もあなたを多面的にみています。学生だということを差し引いても、過去にいじめと目されるような行動を取ってきたとか、それをSNSに書いたとかは論外ですし、普段から情報漏洩に近い行為をしてしまうとか、面談にいった他社さんの情報を面談の場で話してしまうとかもよくありません。

普段からのひととのやりとりを見られます。特に高学歴の人は「自分は人と違う」という意識が強く、その意識があまりに強いとまわりに不誠実な態度を招くことがあります。たとえば、掃除の方にむけてゴミを投げる、見てないからと言ってコンビニに自宅のゴミを持ち込む、お困りの人に電車で席をゆずらない、嘘をついてバレてないと思い込む、感情を出さずにゴマカシで乗り切ろうとする・・・。企業は多くの方を見ていますので、不誠実な対応の積み重ねはどうしても言動に表出してしまいます。

⑥環境を大切に、の解像度を高める

そしてSDGsを大切にする企業でインターンしたいなら「環境を大切にする」の解像度を高めましょう。地球温暖化はゆるぎない事実なのでファクトをベースにモノゴトを見て、CO2排出率をどのようにしたら下げられるのか。人が生きて社会生活を営み、命をいただいて生をつなぐ以上、何を犠牲にして何を大切にするのか。その優先順位をつけていく大切な使命がSDGsでもあるのではないでしょうか。

もちろん上記が正解ではないのであなたなりの答えを見つけ、順序立てて他者に説明できればバッチリです。何かをすすめるときは解像度を高める必要があり、誰に何の働きかけをするのか見えてくれば、あとは自然とやるべきことが決まります。ビジネスで「WHOが決まればWHATは比較的簡単」だといわれるゆえんです。まず誰にとって環境が大切なのか、しっかり対象像を磨いていきましょう。

⑦準備してきたことをちゃんと提示する

そして最後に説明力です。これまで準備したことを相手に説明する説明スキルを上げていきましょう。しっかり準備しても伝わらなくては意味がありません。インターンにおいても、これから先の長いビジネスパーソン生活においても、短期的なキャリアにおいても、説明スキルは重要です。

結論から話す、少しゆっくりめに話す、聞ききってから話す、など色々なテクニックがあります。コミュニケーション力は、コミュ”力”というぐらいですから伸ばしていけます。本を読んだり実践したり、何より他者の気持ちを理解しようと努めたり。そうした努力の果てにコミュ力が向上し、もっと人の気持ちがわかって、評価されるインターンになれるはずです。

まとめ:マインドセット・行動・説明スキル

今回ご説明した7つの準備をまとめると、マインドセット・行動・説明スキルに集約されます。マインドセットとは取り組む姿勢、そして行動は文字通り具体的なアクション、そして説明スキルは他人からみて理解できるよう自己開示する技術です。

環境を大切にする企業でインターンしたい大学生が準備できること7選についてお伝えさせていただきました。インターンといってもただバイト感覚で行くのではなく、面白い仕事がしたいですし、結果も出して評価されたいですし、就活の前哨戦としても重要だと思いますよね。その気持ちはまったく間違っていません。大切なのは準備です。

①~⑦はどれもとても重要で、インターンのみならず企業で成果を出していく上でも欠かせない要素ばかりです。意識を飛び抜けて高く持ち、実行力を高めて一流のビジネスパーソンになるために、できることはまず準備からです。

環境を大切にする企業でインターンしたいなら、マインドセット・行動・説明スキル。この3カテゴリを網羅的に備えて戦力に近い働きができると企業側に思っていただく必要があります。

まずはインターン生として受け入れてもらえなければ始まりません。当メディア『ミラサス』ではSDGsを中心とした環境に配慮した企業でのインターンをおすすめしており、ミラサス経由で願いを叶えた方も大勢います。ぜひお問い合わせください。

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