「早期選考で内定したいけど辞退したい…」
早期選考で内定を獲得したものの、辞退したい時にどうやって伝えたらいいかわからない学生は多いでしょう。そこで今回は、早期選考で内定辞退する時の具体的なメール文章や伝え方を解説します。
- 早期選考で内定したら、辞退ではなく保留するのがベター
- 早期選考の内定辞退とは
- 早期選考の内定辞退をするメリット・デメリット
- 早期選考の内定辞退する3つの方法
- 内定辞退を伝える具体的な例文
この記事を読めば早期選考で内定を辞退する具体的な方法がわかるようになりますので、是非最後までご覧ください。
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早期選考で内定したら、辞退ではなく保留するのがベター
早期選考で内定が出た場合、例え本命企業であったとしても、辞退はせずに一旦保留にするのがベターです。理由としては以下の2つが挙げられます。
- 内定があるため、満足いくまでいろいろな企業を検討することができる
- 早期選考で内定が出たことをアピールの材料とすることができる
早期選考で内定をすぐに承諾・辞退すると、自分の就職活動の選択肢を狭めてしまうことになり、満足のいく企業の検討ができない可能性があります。自分で納得する就職活動をするためにも、すぐに決断しないようにするのが無難です。
また早期選考で内定が出たことは、他の企業に対するアピールにもなります。内定をもらえるほど優秀なんだろうという印象を与えるため、自分の長所をより良く見てもらえる可能性が高いです。早期選考で内定したら、保留してアピールした方がより納得のいく就職活動ができます。
早期選考の内定辞退とは
早期選考の辞退について不明な部分が多い方もいるでしょう。ここでは早期選考の内定辞退について詳しく解説します。
- 内定辞退のタイミング
- いつまで内定を保留してもらえるか
早期選考の内定辞退を知ることで、不安を解消します。
内定辞退のタイミング
内定式が始まる前に内定辞退した方が無難です。多くの企業で内定式は10月1日に実施され、内定式以降は配属先の決定や研修スケジュールを組み立てるための準備が始まります。
懇親会や研修を何度も実施する企業もあるので、内定式が始まる前に担当者に辞退することを伝えるのがおすすめです。もし内定式後に志望度がより高い企業に受かったら、できるだけ速やかに内定辞退を連絡しましょう。
いつまで内定を保留してもらえるか
法律上は入社の2週間前までは内定を辞退することが可能です。しかし、内定承諾後に会社が費用を負担したイベントや資格受験などに参加し、入社直前に突然理由もなく内定辞退をすると損害賠償請求のリスクがあります。また、入社2週間前を過ぎた内定辞退は「入社後の退職」という形になる可能性があります。
法律上は2週間前までに告知をすればどんな理由であっても労働契約は解除可能です。しかし、企業側は内定者が入社してくれる予定で社員教育の準備を進めているため、直前に辞退の連絡がくると多大な迷惑を被ります。事前にわかっているのであればすぐに連絡するようにしましょう。
早期選考の内定辞退をするメリット・デメリット
早期選考の内定辞退をするメリット・デメリットを知りたい学生は多いと思います。
- メリット
- デメリット
- オワハラとは?
それぞれ解説していきます。
メリット
早期選考の内定辞退をするメリットは、時間の余裕ができることと志望度が高い企業の就職活動に集中できることです。早期選考の内定が出ると、採用した企業の入社前セミナーや研修などの活動が行われる可能性があります。
企業側が内定者が辞退しないように志望度を高め、自社を選んでもらう目的で実施するため、内定者は多くの時間が取られます。事前のセミナー参加が煩わしく思い、自分の時間を必要以上に取られてしまっていると思われる方は早期選考の内定辞退をしてもいいかもしれません。
また、早期選考の内定辞退をすることで志望度が高い企業の就職活動に集中できるというメリットがあります。追い込むことで実力を発揮できるタイプだと自覚される方は退路を断って、就職活動に集中できるというメリットがあります。
デメリット
早期選考の内定辞退をするデメリットは選択肢の幅が狭まることです。就職活動を続けていくと志望する企業や業界が変わったり、内定を取り消されたり、様々な事情で内定先の変更を希望することが起こるかもしれません。
内定を辞退した後に、内定辞退しなければ良かったと後悔するかもしれません。予測できないことが起きることを前提として、保留できる内定先は出来るだけ保留しておいた方が無難です。
オワハラとは?
早期選考の内定辞退をする際にオワハラを心配される学生がいらっしゃると思います。オワハラとは「就活終われハラスメント」の略称で、企業が内定を出した後や内定を出す代わりに就活生が他の企業への選考を辞退するように強要するハラスメントです。
就活生は自分が納得するまで就活を続ける権利があり、企業側の強要に従う必要はありません。もし企業に内定辞退を断られ、一人で解決することが難しければ大学の就職支援センターに相談するようにしましょう。
早期選考の内定辞退する3つの方法
早期選考の内定を辞退する具体的な方法が気になる方は多いと思います。
- 電話
- メール
- 対面・オンライン
それぞれの内定辞退する方法を解説します。
電話
早期内定を辞退するのに一番おすすめの方法が電話です。新卒のホームページやマイページに採用担当者や人事部の電話番号があるので、記載されている電話番号に連絡しましょう。
辞退したい旨を伝えれば、その後の対応について教えてくれることが多いです。
もし辞退で悩んでいることがあれば、採用担当者に相談することも有効です。OBOG訪問に繋いでくれるなど協力してくれる可能性があります。
メール
最初からメールで辞退することはあまりおすすめできません。内定先の企業がメールを確認しているか不明だからです。何度も電話しても繋がらない場合などはメールで内定辞退の旨を伝えましょう。
電話を数回しても繋がらずにメールで内定辞退をする際は「先ほどお電話させていただきましたが」というように電話した事実を記載するようにしましょう。また、メールを送付した後に電話がかかってくることがあります。企業から電話がかかってきた際はきちんと対応するようにしましょう。
対面・オンライン
対面・オンラインで内定辞退を伝えることは、企業側が要求してこない限り避けるほうが無難です。学生からいきなり対面やオンラインでの対応を企業側に求めても、対応できない可能性があります。
また、対面で内定辞退を伝えるように要求される場合は注意が必要です。オワハラをされる可能性もあるため、対面する時の礼儀やマナーを守りつつ、事前に相談をしたり、ボイスレコーダーを準備したりして対応するようにしましょう。
内定辞退を伝える具体的な例文
内定辞退をするための具体的な例文を知りたい学生は多いと思います。
- 電話・対面
- メール
それぞれの内定辞退をするときの例文を解説します。是非、参考にしてください。
電話・対面
電話・対面での辞退は下記のように伝えましょう。
(担当者に繋げてもらう)
先日、内定をいただきました〇〇大学の〇〇 〇〇と申します。担当者の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?
(担当者に変わってからの対応)
お世話になっております〇〇大学の〇〇 〇〇です、先日いただいた内定通知の件でご連絡させていただきました。今、お時間よろしいでしょうか。
(相手の許可を得てから話し始める)
この度は内定のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。非常に心苦しいのですが、一身上の都合で今回の内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。
担当者の〇〇様をはじめ、御社の皆様には非常にお世話になったにもかかわらず、このようなご連絡となってしまい、誠に申し訳ございません。本来ならば直接お詫びにお伺うところですが電話でのご連絡となったことをご容赦ください。
貴重なお時間をいただきありがとうございました。それでは失礼致します。
引用:PORTキャリア「内定辞退はいつまで? データをもとに内定辞退率が高い時期を紹介!」
内定承諾書を送った後
内定承諾書を送ったあとは以下のように伝えましょう。
(担当者に繋げてもらう)
先日、内定をいただきました〇〇大学の〇〇 〇〇と申します。担当者の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?
(担当者に変わってからの対応)
お世話になっております〇〇大学の〇〇 〇〇です、先日いただいた内定通知の件でご連絡させていただきました。今、お時間よろしいでしょうか。
(相手の許可を得てから話し始める)
内定承諾書の提出後で大変申し訳ないのですが、一身上の都合で内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。承諾後に身勝手な申し出をしてしまい、誠に申し訳ございません。
本来ならば直接お詫びにお伺うところですが電話でのご連絡となったことをご容赦ください。
選考で貴重なお時間を割いていただきながら、このような形になってしまい大変申し訳ございませんでした。それでは失礼致します。
引用:PORTキャリア「内定辞退はいつまで? データをもとに内定辞退率が高い時期を紹介!」
もし辞退の理由を深掘りされた場合は「これだけ多くの企業を見ることができる機会はそうそうないので自己成長のためにも就活を続けたいです」と伝えるようにしましょう。
メール
メールでの辞退は下記の文面で伝えましょう。
件名:内定辞退のご連絡
〇〇株式会社
人事採用担当〇〇様
お世話になっております〇〇大学の〇〇 〇〇です。
先ほどお電話させていただきましたが、ご不在のようでしたので、メールにて失礼いたします。
先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
身勝手なお願いで大変恐縮なのですが、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
お忙しい中、選考に時間を割いていただいたにもかかわらず、このようなご連絡となってしまい、誠に申し訳ございません。
本来、御社にお伺いし、直接お詫びをしなくてはならないところですが、メールでのご連絡となりますことを重ねてお詫び申し上げます。
御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
〇〇 〇〇
〇〇大学〇〇学部
携帯電話:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
mail:〇〇〇〇@〇〇〇〇.〇〇
引用:PORTキャリア「内定辞退はいつまで? データをもとに内定辞退率が高い時期を紹介!」
内定承諾書を送った後
内定承諾後は以下のような文面で伝えましょう。
件名:内定辞退のご連絡
〇〇株式会社
人事採用担当〇〇様
お世話になっております〇〇大学の〇〇 〇〇です。
先ほどお電話させていただきましたが、ご不在のようでしたので、メールにて失礼いたします。
この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
大変恐縮なのですが、御社の内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。
内定承諾していたにもかかわらず、このようなご連絡をしてしまい誠に申し訳ございません。
選考過程でお時間をいただき、内定を出していただいたこと、改めてお礼申し上げます。
また本来なら御社にお伺いし、直接お詫びをしなくてはならないところですが、メールでのご連絡となりますことを重ねてお詫び申し上げます。
御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
〇〇 〇〇
〇〇大学〇〇学部
携帯電話:〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
mail:〇〇〇〇@〇〇〇〇.〇〇
引用:PORTキャリア「内定辞退はいつまで? データをもとに内定辞退率が高い時期を紹介!」
メールの送付後に企業から電話がかかってくる可能性がありますが、誠意ある対応をするようにしてください。
まとめ
この記事では早期選考で内定辞退する方法について解説しました。早期選考で内定辞退するポイントは以下の通りです。
- 早期選考で内定したら保留するようにする
- 早期選考を辞退するメリット・デメリットを知り、自分に合った方法を選ぶ
- 早期選考の辞退を決めたら、なるべく早く電話やメールで連絡をする
- 具体的な例文に沿って担当者に伝える
早期選考で内定辞退するポイントを抑えれば、自分の納得がいく就職活動ができます。早期選考で内定が出た時は、慌てずに自分に合った就職活動を続けましょう。