「インターンの早期選考に参加したいけど、どうすればいいかわからない…」
気になる企業が応募しているインターンの早期選考に参加したいけど、どうすれば参加できるかわからない学生が多いと思います。
そこで今回は、企業が開催しているインターンの早期選考に参加する方法と呼ばれる人の特徴について解説します。
- 早期選考とは
- 早期選考を受けるメリット
- 早期選考に呼ばれる人の3つの特徴
- 早期選考に参加する方法3選
- 甘くない!早期選考で内定がもらえる割合は約4割
この記事を読めば、短時間で効率良く情報を集められるだけでなく、他の学生より早期選考に参加できる確率が上がるでしょう。
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早期選考とは
早期選考とは、経団連が定める「説明会などの採用広報活動を3月1日以降の解禁」(2024年度)よりも早いタイミングで行う選考のことを指します。
企業が優秀な学生を他社に取られる前に、通常の選考スケジュールを前倒しにして、採用活動を行います。
企業のインターンに参加した学生のみに案内が来るケースが多いです。
インターンの参加者全員に案内がくるパターンもあれば、企業が優秀だと判断した学生のみが参加できるパターンもあります。
就活生の約4人に1人が早期選考を経験しています。志望度の高い企業から内定を得たいのであれば、参加した方が有利に立ち回れるでしょう。
早期選考を受けるメリット
早期選考は企業だけでなく、学生にとっても有益です。早期選考を受ける3つのメリットをご紹介します。
- 本選考より内定が得られやすい
- 面接に慣れることができる
- 実際の選考の流れを体験できる
早期選考を受けた後に得られるベネフィットを知ることで、他の学生よりもスムーズに選考を進められるでしょう。
本選考より内定が得られやすい
本来のスケジュールで行われる選考よりも通過率が高いです。
早期選考では一部の選考がカットされていたり、参加する人数が限られているため倍率が低くなったりするからです。
内定を早く貰うことができれば、精神的な余裕が生まれ自信もつきます。企業から「他社から内定が出ているということは、優秀なのかも」と評価してくれるかもしれません。
受けられる選考がスキップされ早期選考に呼ばれる人も少ないため、本選考よりも受かりやすいのです。
面接に慣れることができる
他の企業や学生よりも早い段階で面接を経験することができます。
経団連に所属している企業は、採用選考活動開始の6月1日以降から学生と面接を行うのが一般的だからです。
一般の選考よりも早い段階で面接を経験していれば、対策ができます。
場数を踏むことでブラッシュアップができ、どんどん面接が上手になるでしょう。
実際の選考の流れを体験できる
早期選考は本選考とフローがほとんど同じです。
実際に選考の流れを体験することで、イメージとのギャップに気づき、本命の選考で失敗するのを防げます。
例えば、書類選考→Webテスト→グループワーク→面接…といった流れを知ることで、本選考に余裕を持って挑めるでしょう。
就活の雰囲気や全体像を知ることで、他の学生よりもリードできます。
早期選考に呼ばれる人の3つの特徴
志望度の高い企業から早期選考の案内が欲しいと思う学生は多いでしょう。そこで、企業から声がかかる学生の3つの特徴を解説します。
- 社会人らしい振る舞いができている
- 積極的
- グループワークが得意
企業から評価される人物像を知ることで、企業がもっと学生について知りたいと思ってもらえるでしょう。
特徴①:社会人らしい振る舞いができている
学生のうちから社会マナーを覚えておきましょう。
基本的なことができていないと、企業は一緒に働きたいと思ってくれません。社会人として適切な振る舞いは以下の通りです。
【内容】
- 清潔感のある髪型、服装
- ハキハキと気持ちのいい挨拶ができる
- 遅刻・無断欠席をしない
- 私語を控える
- 敬語を使用し、言葉遣いに注意する
誰でも意識さえすればできることなので、マナー違反で減点されるともったいないです。選考に参加する前に、しっかり覚えておきましょう。
特徴②:積極的
説明会やインターンに参加するときは、受け身にならないようにしてください。
企業から「この学生はやる気がないのかな」と、マイナスなイメージを持たれてしまいます。
例えば、あらかじめ質問を考えて用意したり、わからないことは社員の方に尋ねたりしましょう。いい質問をすれば、覚えてもらえるかもしれません。
せっかくの企業と触れ合う機会ですので、意欲的に取り組むのをおすすめします。
特徴③:グループワークが得意
就活ではグループワークを高確率で経験することになるので、対策をたてておきましょう。
グループワークは大きく分けて3つの役割に分けられます。どれか1つでも得意なものを見つけ、ワーク中はその役割を担当しましょう。
役割 | 内容 |
リーダー | ・話し合いの方向性を決める ・ワークを活発化させる |
タイムキーパー | ・時間の管理を行う ・タイムスケジュールを決める |
発表者 | ・意見をまとめ、発表する ・わかりやすく説明できるよう考える |
ワークに取り組む姿勢や対応を見て、企業は目の前の学生が働く姿をイメージをしています。
積極的にワークに取り組むことで、企業に対して上手にアピールできます。
早期選考に参加する方法3選
企業によっては早期選考の案内を非公開にしていることも多く、気づかないうちに選考が終わっているかもしれません。このセクションでは、早期選考を受けるための3つの方法を紹介します。
- 応募先の会社のホームページやSNSを確認する
- 座談会やOB/OG訪問を行う
- リクルーターと面談する
アンテナを張ることで情報の見落としを防げるだけでなく、効率良く情報を集めることができるでしょう。
方法①:応募先の会社のホームページやSNSを確認する
応募先の企業のホームページやSNSを確認しましょう。
就活用のアプリやサイトだけでは情報の反映が遅かったり、情報が更新されない可能性があるからです。
Xやinstagram、YouTubeも細かくチェックしましょう。去年、行われたインターンのフローや雰囲気を知ることができます。
また、毎年同じ時期に募集がかかることもあるので、その時期に確認すれば見落とすのを防ぐことができます。
情報の抜け漏れがないように、定期的に応募先の会社名で検索をするのがおすすめです。
方法②:座談会やOB/OG訪問を行う
企業の雰囲気や働いている社員の人柄を知りたければ、座談会やOB/OG訪問がおすすめです。
ネットや会社説明会で調べて自分が持っているイメージと、実際の現場ではギャップが生まれやすいからです。
座談会やOB/OG訪問は実際の面接よりもフランクな環境なので、福利厚生や勤務時間、社内の労働環境など普段なら聞きづらい内容も質問しやすいでしょう。
実際に働いている社員の生の情報を得られる、貴重な機会です。
方法③:リクルーターと面談する
リクルーターとは、学生と年齢が近い企業の若手社員が、就活生と会い採用活動を行うことを言います。
カフェのような場所でカジュアルな雰囲気で、対話ベースで行われざっくばらんに話すことが可能です。
受け答えを丁寧に行い基本的なマナーさえ押さえていれば、早期選考の案内を受けることが期待できます。
同じ大学OB/OGの方がリクルーターになる可能性があるので、知り合いの人と話せる確率も高く、面接よりも話しやすいでしょう。
甘くない!早期選考で内定がもらえる割合は約4割
早期選考の案内が来たとしても、残念ながら内定を貰える確率は約4割です。
本選考よりも参加する人数が少なく採用枠は余裕がありますが、企業の合格基準が高いのは変わらないからです。
早期選考で他の選考よりも採用率が高まるとしても、企業に自分を採用するメリットをアピールできないと落ちてしまいます。
まとめ
この記事では、インターンの早期選考に参加したい学生に向けて、企業から声がかかりやすい人物像について解説しました。
【特徴】
- 社会人らしい振る舞いができている
- 積極的
- グループワークが得意
しっかり準備さえすれば誰でもできる内容なので、この記事を参考に他の学生に差をつけられるようにしましょう。
企業が学生に対して好印象に思う点を把握し、内定を勝ち取ってください!