「第一志望の企業の早期選考に落ちてしまった…」
早期選考を受けた結果、残念ながら落ちてしまった場合、同じ企業の選考をもう一度受けられるか不安に思う学生は多いと思います。
そこで今回は、早期選考に落ちてしまったときの本選考への影響を解説します。企業によっては再度挑戦することは可能です。
- 早期選考とは
- 早期選考で落ちた時の本選考の影響を3パターン解説
- 落とされた時の見直すポイント5選
- 落ちてしまった後の取るべき行動を紹介
落ちてしまったときはショックかもしれませんが、どう行動すればいいのかを知ることで、次回に活かせるでしょう。
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早期選考とは
早期選考とは、経団連が定めているルールよりも早い時期に企業が採用活動を行うことをいいます。一般的には大学3年の10月から翌年の2月までの間で始まることが多いです。
経団連が定めているルールは、法的な効力を持っていません。そのため、経団連に所属していないベンチャー企業や外資企業などが独自のタイミングで就活を始めているのです。
企業からすれば優秀な学生を早めに採用でき、学生からすれば早いタイミングで選考に慣れることができ、双方にメリットがあります。
就活生の約25%が早期選考を経験しています。
早期選考で落ちた時の本選考の影響を3パターン解説
選考に落ちてしまったけれども、もう一度同じ企業の本選考に参加したいという学生もいるでしょう。そこで、早期選考で落ちてしまった時の本選考への影響を3パターン解説します。
- 本選考自体受けられない
- 本選考は受けられるけど、書類選考で落とされる
- 本選考を普通に受けられる
企業ごとに対応が変わるので募集要項をよく確認し、見落としによって選考に参加できなくなるのを防ぎましょう。
パターン①:本選考自体受けられない
残念ながらすでに一度選考を受けたらもう参加できないケースもあります。
企業は夏や冬のように季節ごとにタイミングをずらして募集を行うことで、さまざまな学生と会いたいと考えているからです。そのため、「再応募不可」と書かれていると本選考が受けられない可能性が高いです。
採用担当者に直接問い合わせをする方法もありますが、基本的には選考を受けられません。
落ちてしまった原因を対策し、次回の企業の選考に活かすことをおすすめします。
パターン②:本選考は受けられるけど、書類選考で落とされる
同じ企業でも条件づけで本選考に参加することは可能ですが、ESで落とされてしまうこともあります。
一度落とされてから次の選考までに自分がどう変化したのかを伝えないと、企業から「この学生は何も変わっていない」と判断されてしまうからです。
また、「前回の応募から〇〇ヶ月以上」「同年度の応募は不可」と書かれている場合があるので、応募前に確認しましょう。
パターン③:本選考を普通に受けられる
早期選考で不合格だとしても、関係なく本選考を受けられる企業も存在します。
本来は優秀な学生なのに就職活動に慣れていなく、実力が発揮できていないかもしれないからです。
また、再度同じ企業に応募することで「弊社が第一志望なのかも」と面接官にアピールできます。
諦めずに熱意を伝えれば採用されることもあるので、自己分析や企業分析を時間をかけて丁寧に行いましょう。
落とされた時の見直すポイント5選
もう一度同じ企業に挑戦する前に、なぜ落とされてしまったのか原因を考えましょう。以下の5つの見直すべきポイントを解説します。
- 業界・企業が自分に合っているか
- 自己分析が浅くないか
- 履歴書・エントリーシートの書き方が正しいか
- 自分を上手にアピールできていたか
- 面接対策ができていたか
原因を改善できないまま挑戦しても、合格することはできません。同じミスを繰り返さないためにもここでしっかり改善しましょう。
ポイント①:業界・企業が自分に合っているか
応募している業界・企業がミスマッチしている可能性があります。
学生の能力や人柄が優れていたとしても、将来やりたい仕事やキャリアビジョンがその業界・企業では叶わない可能性があるからです。
例えば、建設業界で大きなビルの建設業務に関わりたいとします。しかし、応募した企業では道路などの土木工事がメインだった場合、学生と企業の間ですれ違いが起きてしまいます。
相違があると企業は「採用してもすぐに辞めてしまうかもしれない」と思われてしまうので、業界・企業の特徴を再度確認しましょう。
ポイント②:自己分析が浅くないか
自己分析が甘かったために、自分の強みと具体的なエピソードが弱かった可能性があります。
正しいやり方で時間をかけて行いましょう。応募先の企業が求めている人物像にあったアピールをしないと、採用されません。
自己分析の方法の1つとして「自分史」が挙げられます。自分の幼少期から大学生までの経験やそこから得た学びなどをまとめる方法があります。
自己分析が浅いと面接で深掘りされた質問に答えられないので、納得いくまで行いましょう。
自己分析については以下のリンクで詳しくまとめているので、参考にしてください。
ポイント③:履歴書・エントリーシートの書き方が正しいか
書類選考の書き方を間違えている可能性も考えられます。
誤字・脱字が多かったり文章が論理的に書かれていなかったりすると、企業が面接する前に書類で落としてしまいます。
例えば、志望動機を書く時は結論→理由→具体例→結論の流れで書きましょう。文章の構成を整えるだけでわかりやすい内容になります。
書類で落とされてしまうともったいないので、基本的な書き方をマスターしましょう。
ポイント④:自分を上手にアピールできていたか
企業に対して、自己PRの説得力が足りなかったのかもしれません。
自分の強みを具体的に話さないと、企業から「本当にその強みを持っているのか?」と疑われてしまうからです。
学生が強みとして「社交性があること」を企業に伝えたのに、面接中では表情が固く、ボソボソと喋っていると、企業は違和感を覚えてしまいます。
具体的なエピソードを出しながら、自分の強みを話しましょう。
ポイント⑤:面接対策ができていたか
志望動機や自己PRが準備できていたとしても、面接でうまく伝えられないケースもあります。
面接に慣れていないと、限られた時間で内容を伝えきれないからです。
例えば、いざ本番の面接に臨んだとき、緊張してしまい話す内容が思い出せないケースや相手の質問や意図がわからず、質問の答えになっていない回答をしてしまうケースなどが考えられます。
本番の面接を行う前に、友人や就職支援室の方と模擬面接を行うことをおすすめします。
早期選考に落ちてしまった後の取るべき行動を紹介
落ちてしまうとショックを受け、なかなか立ち直れないかもしれません。しかし、自分が納得できる就活を行うためには、以下の3つの行動が重要です。
- 勉強したりや実務経験を積んだりする
- ESや履歴書を第三者に添削してもらう
- 気持ちを切り替える
早期選考に落ちてしまっても、同じ企業の本選考を受けるなら短期間でどれだけ変わったかを示すことができれば、内定に繋がるでしょう。
勉強したりインターンシップを経験したりする
応募先の企業に求められている知識や技術を身につけましょう。
学生のうちから勉強したり実務経験を積んだりすれば、熱意が伝わるだけでなく、入社後も業務に役立つ可能性があるからです。
例えば、IT業界に就職したいとします。「ITパスポート」というITに関する知識を身につけることができる資格を取得したり、長期インターンでシステムエンジニアとして働いたりするのも効果的です。
実際に経験してみることで、想像と実態のギャップがなくなり、より具体的な志望動機や自己PRが話せるようになるでしょう。
ESや履歴書を第三者に添削してもらう
自分が満足する内容のESが書けたら、他の人に見てもらうことをおすすめします。
書くときには気づかなかったことがあったとしても、友人や家族に見てもらえば見落としていた課題に気づけ、より有益なアドバイスがもらえるかもしれません。
例えば、自分の長所をまじめだったとします。友人に自己PRを読んでもらったときに「まじめかつ、他人の意見を聞いて柔軟にも対応できる」と自分の知らない長所を知ることができます。
第三者のアドバイスを素直に吸収すれば、どんどんブラッシュアップしていけるでしょう。
気持ちを切り替えて、別の企業を探す
時間がかかっても少しずつ気持ちを切り替えることが重要です。
気分が沈んだまま別の選考を受けても、いい結果に繋がりづらいからです。
どんなに準備をしても、時間をかけて面接の練習や企業分析をしていても、社風が合わないなどで落とされてしまうこともあります。
今まで調べていなかった業界や企業にも視野を広げてみましょう。少し視点を変えるだけでより魅力的な企業を見つけることができます。
まとめ
この記事では早期選考で落とされた後に、本選考にどう影響するのかを解説しました。企業によって異なりますが、以下の3パターンに分かれます。
- 本選考自体受けられない
- 本選考は受けられるけど、書類選考で落とされる
- 本選考を普通に受けられる
再度挑戦する時は募集要項をよく確認し、選考が通過しなかった原因を見つけ、対策を立ててから応募しましょう。
一度落とされてもできることは全て行い、納得のいく就活にしてください。