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内定後に就活を続けても平気?バレる可能性や就活を続けるリスクを解説

「内定をもらった後でも、就活を続けてもいいの…?」

他の企業から内定が出たけれども、まだ気になる企業の選考を受けたい学生もいると思います。

そこで今回は、内定後に就活を続けても問題ないのか、バレてしまったときのリスクについて解説します。

  • 内定を貰った後に就活を続ける学生は約4割
  • 内定後に就活を続けてもバレない理由
  • 就活生が内定を承諾しても就活を続ける3つの理由
  • 内定を承諾したのに就活を続けるリスク
  • 返事をするときの注意点

内定後でも就活を続けても支障がないことを知れば、安心感を持って最後まで納得した就活を行えます。

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目次

内定後に就活を続けても問題なし!約4割の学生が就活を続ける

内定後に就活を続けても問題ありません。

なぜなら、内定承諾後に就活をしてはいけないといった法的な規則がないからです。民法627条1項に則れば、入社の14日以上前であればどんな理由であっても自由に辞退できます。

実際、約4割の学生が内定を承諾・保留にしたうえで就活を続けています。

引用:約4割は内定(内々定)獲得後も就職活動を継続|株式会社学情

企業側も学生が他の企業の選考に参加しているのを想定し、多めに内定を出していることもあるでしょう。

内定が出たからといって、就活を辞める必要はありません。

内定後に就活を続けてもバレない理由

「内定後に就活を続けて、バレることはないの?」と不安に思う学生が多いと思います。

しかし、内定先の企業が学生の就活状況を把握するのはほぼ不可能です。企業は採用活動の情報を外部に出さないうえに、登録している就活サイトから誰がどの企業にエントリーしているか追跡できないからです。

就活を続けていることが内定先にバレない理由を詳しく知れば、堂々と別の企業の面接を受けられるようになるでしょう。

企業が自社の内定者の情報を漏らさないから

企業は外部に内定者の情報を出しません。

どの大学の誰が、どこの企業の選考に参加して内定を貰っているのかは社外秘であり、もし漏れてしまえば企業の信用問題になるからです。

企業は故意的に内定者の情報を漏らさないでしょう。

就活サイトから追跡できないから

ほとんどの就活生が利用している「就活サイト」では、学生がどの企業にエントリーしているかは特定できません。

就活サイトと企業との間で、学生の就活の進捗状況が連携されていないからです。

企業は自社への応募や問い合わせのみしか、就活サイトでは確認できません。学生がSNSや採用担当者がいる場で選考状況を話さない限り、応募先の企業に知られることはないでしょう。

採用サイトから活動状況が内定先に知られることはないので、安心してください。

就活生が内定を承諾しても就活を続ける3つの理由

どの業界で何の仕事をするかは、自身のキャリアだけでなく人生に大きな影響を及ぼします。内定を貰ったのにも関わらず、学生が就活を終えない理由は以下の3つです。

  • 第一志望の企業の選考がまだ残っていたから
  • 魅力的な企業が他にもあるため
  • 納得のいく就活にしたいから

内定が出たときに就活をまだ続けるか悩む場合、他の学生がなぜ就活を続けるのかを知ることで決断に迷いがなくなるでしょう。

理由①:第一志望の企業の選考がまだ残っているから

学生のなかには、第一志望の企業の選考途中か選考前に内定が出るケースもあるでしょう。

第二志望の企業から内定をもらっていても、志望度の高い企業の選考が残っていれば、就活を続ける学生もいます。

もし内定承諾を企業が待ってくれなければ、一度承諾をして選考に参加する学生も多いです。

理由②:魅力的な企業が他にもあるため

就活を続けていると気になる業界・企業が出てくるからです。

就活の軸や将来やりたい仕事がある程度決まっていても、興味がある業界・企業の選考を受ける学生もいます。

人生で1回しか新卒として就活できないため、時間の許す限り魅力に感じた企業の選考を受ける学生もいます。

理由③:納得のいく就活にしたいから

就活の結果に満足がいかず、就活を続ける学生もいるでしょう。

少しでもやりたい仕事ができる企業や待遇のいい会社で働きたいと思う学生が多いからです。

例えば、内定をもらった企業の給料や休みなど待遇に不満があれば、少しでも条件がいい企業で働けるように挑戦する学生も一定数いるでしょう。

自身が納得できる就活にするために、内定が出た後も続ける場合もあります。

内定を承諾したのに就活を続けるリスク

内定を承諾したのにも関わらず就活を続けた結果、可能性は低いですが、辞退するときに企業と衝突してしまうかもしれません。

企業は人件費と時間をかけ多大な労力をかけて採用活動をしているだけでなく、その年に何人採用するかを決めていることが多いです。

辞退の連絡が遅いと企業にしつこく引き止められてしまう可能性があります。在籍している大学や紹介してくれた教授に悪影響を及ぼしてしまうリスクも考えられます。

内定を承諾してから就活を続けても法的に問題はありませんが、トラブルが発生するかも知れないというデメリットは把握しておきましょう。

返事をするときの注意点

企業から内定が出たときに返事をするときは2つの注意点があります。

内定の結果について返答する場合は意思が固まったら早めに連絡することと、企業から就活を終えるように圧力がかかる可能性もあることです。

事前に注意点を押さえシュミレーションをしておけば適切な対応ができ悔いの残らない就活になるでしょう。

内定を承諾/辞退するなら早めに

企業から内定をいただいた場合、できるだけ早いタイミングで回答しましょう。

承諾にせよ辞退にせよ、企業は学生の決断によって対応方法が変わるからです。

例えば、承諾した場合であれば内定承諾書の発行や社内の調整を行う必要があります。辞退の場合、一定の採用枠を満たすために採用活動を再開する必要があるでしょう。

辞退するときは企業に伝えにくいからといって無断で飛ぶのは御法度です。トラブルを避けるために早めの連絡を心掛けてください。

企業からプレッシャーを受けるかもしれない

内定が出た後に、企業から「オワハラ」を受ける可能性があります。

企業が自社に必要な優秀な学生を他の同業他社に取られるのを嫌がるために、学生には就活を終えてほしいと考えているからです。

例えば、C社に面接にきた学生に対して「もしこの場で内定を承諾してくれるなら、採用します」と採用担当者が伝えるケースがあります。

企業が学生に「内定を出したから就活は終了するべきだ」と圧力をかけるのはNG行為です。仮に内定を承諾しても入社の14日前までは辞退しても、法的に問題はありません。

まとめ

この記事では、内定後に就活を継続した場合、応募先の企業にバレてしまう可能性とリスクについて解説してきました。

内定を承諾してから就活をしても法的な観点では問題ありません。自分が口を滑らさない限り発覚することもないでしょう。

また内定先の企業にバレてしまうリスクはありますが、就活生の約4割が内定をもらっても就活を続けています。

ただし、辞退の連絡が遅いとトラブルに発展してしまうリスクはあります。返事が決まったらできるだけ早めに連絡すれば、問題が起こることを避けられるだけでなく、内定をもらった企業も次の行動に移れるでしょう。

後悔のない就活をすることは非常に大切ですが、関係者に迷惑をかけないようバランスをとるのが重要です!

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