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【就活生向け】PwCコンサルティングの年収と選考フローを解説

「PwCコンサルティングってよく聞く企業だけど、調べてもよくわからない…」

コンサル業界を目指している学生なら、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

そこで今回は、PwCコンサルティングの事業内容や年収、選考フローについて解説します。

  • PwCコンサルティングとは
  • PwCコンサルティングの事業内容
  • PwCコンサルティングの特徴
  • PwCコンサルティングの採用大学
  • PwCコンサルティングの年収・給料

PwCコンサルティングの強みや社風、事業内容を知ることで選考の対策ができるだけでなく、入社後のギャップも失くせるでしょう。

目次

PwCコンサルティングとは?激務なのは本当?

PwCコンサルティングとは、本拠地をイギリスの首都ロンドンに構えるコンサル企業です。

デロイトやKPMG、EYと並ぶ「コンサルBig4」と言われるほど、規模の大きな会社になります。

社員の働き方にも寄り添った企業で、リモートワークや時短勤務の導入だけでなく、民間の保育園と提携し企業所内託児所を設置しています。

プロジェクトの節目などタイミングによっては忙しくなるようですが、基本的には社員が自分らしく働ける環境でしょう。

グローバル規模で戦略的なコンサル業務に携わりたい学生から人気のある企業です。

PwCコンサルティングの事業内容4つ紹介

PwCコンサルティングの事業内容を以下4つ紹介します。

  • 監査およびブローダーアシュアランスサービス(BAS)
  • コンサルティング
  • ディールアドバイザリー
  • フォレンジックサービス

企業や社会の課題解決を進めるサポートから、事業拡大や健全な経営を行うための制度の立案・リスク対応まで幅広く対応しています。

将来、自分がどんな仕事をしたいのか、どんなキャリアを歩みたいのかと照らし合わせてください。

事業①:監査およびブローダーアシュアランスサービス(BAS)

PwCコンサルティングでは、主に以下の2分野のサービスを展開しています。

【内容】

監査および保証業務・サステナビリティ開示に対する保証業務
・金融商品取引法や米国企業改革法に則った内部統制監査
ブローダーアシュアランスサービス(BAS)・株式上場(IPO)支援
・経理業務支援
・サステナビリティ情報開示
・サイバーセキュリティ支援

ほかにも決算・経理業務の支援やガバナンス・コンプライアンス、内部監査など企業が健全に経営をしていくために必要な業務をサポートしています。

独自の監査手法と最新技術を駆使して企業だけでなく官公庁に関わった実績もあります。

時代の流れを捉え、今後も社会のニーズを掴み問題を解決していくでしょう。

事業②:コンサルティング

企業の目指す未来に向けて、戦略的にアプローチを行い、クライアントの成功に導きます。

主に8つの事業戦略を展開しています。

【内容】

全社戦略・事業戦略・本社の組織改革や戦略的な計画の策定、競争のシュミレーションを行う
オペレーション戦略・直接材料費の見直し、契約管理、調達の簡素化
イノベーション戦略・収益性の改善、労働賃金の圧縮、製品開発の向上支援
海外市場参入戦略・グローバル市場への参入支援
カスタマー戦略・顧客成長戦略、価格設定の見直し、売上分析
人材・組織戦略・組織改革、データ分析、文化の発展
デジタル戦略・デジタルの活用、デジタル化推進

クライアントごとの悩みに応じて、寄り添った提案と成長戦略の後押しが可能です。

事業③:ディールアドバイザリー

主にM&A(合併・買収)、事業再生、インフラの3つのサービスを提供し、企業の活動を推し進めてきました。

ディールアドバイザリーのサービス内容は以下の4つに分類されます。

Strategy(経営アジェンダの設定および戦略の策定)・中期形成計画の策定、M&A戦略立案
・企業パーパスの立案、浸透
Execution(中核事業の競争力強化のための実行)・M&Aのアドバイス、買収・合併後の統合支援
・キャッシュフロー経営
Transformation(抜本的な構造改革の推進および危機的状況への対応)・コーポレートガバナンス強化
・ESG戦略の実行、事業再生
Stakeholder-focused(外部関係者とのアライアンスの推進)・DX化の推進、官民連携
・都市開発における価値創造

持続可能な社会の実現やDX化の推進など、社会的に需要の高い活動を支援し、企業の競争力を高めてくれるでしょう。

事業④:フォレンジックサービス

企業間の不正競争や贈収賄などコンプライアンスに反する活動がないか調査を行います。

主に以下の16のサービスを提供しています。

  • 不正調査
  • 贈収賄および競争法など規制対応関連サービス
  • デジタルフォレンジックス
  • 品質コンプライアンス関連サービス
  • eディスカバリー
  • eディスカバリーレディネス
  • 契約の遵守に関するモニタリング
  • ライセンスマネジメント
  • サイバーセキュリティ&プライバシー
  • 係争・訴訟支援サービス
  • 危機対応
  • 人権コンプライアンス関連サービス
  • コーポレートインテリジェンス
  • フォレンジックコンシェルジュ
  • 不正兆候検知データ分析
  • メールモニタリングサービス

企業の不正・不祥事が起きてしまった実態の解明から根本的な原因の分析・発見、再発の防止策を考えてくれるでしょう。

PwCコンサルティングの特徴3選

PwCコンサルティングは以下の3つの強みを持っているコンサル企業です。

  • 世界4大監査法人のうちの1社である
  • 151カ国・36.4万人が在籍している超グローバル企業
  • 仲間一緒に成長できる環境が整備されている

ほかのBig4とは違った強みを持っています。このセクションを参考にすれば、業界・企業分析を一度に進めることができるでしょう。

世界4大監査法人のうちの1社である

PwCコンサルティングの前身となる企業は1849年に発足されました。

その後M&Aを繰り返し、総合コンサルティングファームとして「Big4」と呼ばれるほど巨大な組織になりました。

国際的な会計基準の策定に関われるほど高度な専門知識で世界中の企業や政府機関と関わり、大きな影響力を持っています。

少数精鋭のチームで業務を進めていくのが特徴です。

151カ国・36.4万人が在籍している超グローバル企業

PwCコンサルティングは世界151カ国・人員36.4万人もの巨大なネットワークを活かし、クライアントをサポートしています。

所属するメンバーが各国の知識や技術、リソースを共有することで、幅広い業務に対応することが可能です。

例えば、アジアを中心にビジネスを展開しているA社が、今後アフリカに進出したいと考えているとします。

PwCコンサルティングであればアジアはもちろん、アフリカ在住のスタッフの力を借りれば、迅速かつ丁寧な事業の支援ができます。

外国籍で多様な人材を確保しているPwCコンサルティングだからこそ、国際的な水準の高品質のサービスを提供することが可能です。

仲間と一緒に成長できる環境が整備されている

PwCコンサルティングはバリューの1つとして、人脈、アイデア、知識を共有してメンバー同士の成長を促す考えを大切にしています。

お互いの強みを活かし、共通の目標にメンバーが一丸となって向かう組織づくりに取り組んでいるからです。

例えば、スタッフの成長を促すためにキャリアコーチがつきます。中長期的な人材の成長と能力開発を目的とした「未来に向けたリアルタイムの対話」を行うことで、中長期的な人材の成長と自分らしい働き方をデザインします。

「自分の働き方は自分で選択する」ことで、長期的に成長しながら働くことが可能です。

PwCコンサルティングの採用大学

PwCコンサルティングの過去の採用実績は以下のようになっています。

【採用実績】

慶応義塾大学、東京大学、早稲田大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、東北大学、東京工業大学、北海道大学、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学、東京外国語大学、同志社大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、青山学院大学、筑波大学

中堅の私立大学などの採用実績がないため、少なくともMARCH以上の学歴が求められているのかもしれません。

PwCコンサルティングの選考フロー

PwCコンサルティングの新卒採用は以下の選考フローで進みます。

  • 書類選考・Web適性検査
  • グループディスカッション・1Day job
  • 複数面接

通年採用を行っていますが、職種によって募集がかかるタイミングが異なるので注意しましょう。

情報をキャッチできるように、定期的に公式ホームページをチェックすることをおすすめします。

選考①:書類選考・Web適性検査

PwCコンサルティングの選考フローは、まず公式ホームページよりエントリーしてエントリーシートを提出する必要があります。

自己分析や業界・企業分析を行い、自分の強みがコンサル業界でどう活かすことができるのか深掘りしましょう。

Webテストでは難易度が高めなTG-WEB形式が採用されているため、専用の参考書を購入し繰り返し勉強するのがおすすめです。

コンサル業界については、以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。

選考②:グループディスカッション・1Day job

選考に参加したメンバーで6人で1グループを結成し、テーマに対して議論をします。

テーマとしては、売上を上げるための方法や配られた資料を元にディスカッションし、発表することが多いようです。

初対面のメンバー同士の意見を聞きまとめるのは、コツを掴んでおかないと難しいでしょう。

以下の記事を参考に、進行の仕方や形式を覚えておくことをおすすめします。

選考③:複数面接

選考が進んでいくと、人事の方や役員との面接を複数回行います。

通過するポイントとしてなぜPwCを選んだのか」「入社したらどんなことをして、どう貢献してくれるのか」を具体的に伝えましょう。

志望動機を考えるのが苦手な方に向けて、回答例や考え方について紹介しているので以下の記事を参考にすることをおすすめします。

PwCコンサルティングの年収・給料

採用される部署によって年収は異なりますが、新卒であれば以下のようになっています。

【年収・給料(賞与・月30時間の時間外勤務手当を含む)】

学士年収:約665万円
修士・博士年収:約685万円

新卒の平均年収が約240〜300万円であるため、かなり高年収といえるでしょう。

また、役職が上がれば年収が1,000万円を超えられるかもしれません。。

まとめ

PwCコンサルティングはBig4と呼ばれる、世界4大監査法人の1社です。

特に、グローバルなネットワークが強みで、価値観や国籍が異なるメンバーが世界中にいることによって柔軟で高品質なサービスをクライアントに提供しています。

コンサル業界の外資企業を目指している学生から人気の高いので、この記事を参考に対策を立て、内定を勝ち取ってください!

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