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【就活生向け】野村グループとは?グループ企業や労働環境について解説!

「野村グループについて調べてみたけど、よくわからない…」

人気が高い野村グループに入社したいけど、特徴や事業内容を調べる時間が少ない学生も多いと思います。

そこで今回は、野村グループに属する企業や特徴、選考フローについて解説します。

  • 野村グループとは?歴史を解説!
  • 野村グループの3つの企業
  • 野村グループの3つの特徴
  • 野村グループの採用実績や労働環境
  • 野村グループの選考フロー

この記事を読めば野村グループの事業内容や強みがわかり、選考の対策を立てることができるでしょう。

目次

野村グループとは?歴史を解説!

1925年に株式会社大阪野村銀行の証券部から分離・設立し、日本で初めて投資信託業の認可を受けました。

【企業理念】

パーパス金融資本市場の力で、世界と共に挑戦し、豊かな社会を実現する
経営ビジョンReaching for Sustainable Growth
わたしたち一人ひとりの価値観「挑戦」 変化を尊重し、成長への情熱と勇気を持って挑戦を続ける「協働」 新たな価値を生み出すために、多様性を尊重し、組織や立場を超えて協働する「誠実」 高い倫理観のもと、正しい行動をとる誠実さと信念を持つ

【行動規範】

野村グループ行動規範は、野村グループの役職員が、野村グループ企業理念を具体的な行動に移すための指針となるものです。
私たちは日々、行動規範に立ち返り、野村グループの役職員として取るべき行動を確認します。また、私たちは、行動規範に沿って、高い倫理観をもって業務に取り組むことを、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様にお約束します。
野村グループは、あらゆる企業活動を行動規範に基づいて実行していきます。

2024年10月現在、世界約30の国や地域に拠点を構え、グローバル金融サービス・グローバルとして事業を展開しています。

金融サービスを通して社会に価値を与えている企業が野村グループです。

野村グループの3つの企業

野村グループは国内外を含めて約20社になります。そのうちの3社をピックアップして紹介します。

  • 野村證券
  • 野村信託銀行
  • 野村アセットマネジメント

企業ごとに取り扱う金融サービスが異なるので、このセクションを参考にしてあなたがやりたい仕事に関われるようにしてもらえれば幸いです。

企業①:野村證券

証券業界のリーディングカンパニーとして、野村證券は以下の3つの事業を運営しています。

【事業内容】

ウェルス・マネジメント部門株式や債券などの運用商品や相続、M&Aなどのコンサルを行う
インベストメント・マネジメント部門上場株式・債券などの伝統的な資産やプライベート・エクイティ、航空機リースや不動産などの実物資産の運用を顧客へ提供する
ホールセール部門国内外の機関投資家などのクライアントに24時間体制でサービスを提供する金融機関や国・政府機関に債券・株式の引受などの投資銀行サービスを与える

リスクマネーを循環させ企業の上場を促すことで、企業の成長を促し国の経済や社会機構へ貢献している企業です。

常に新しい分野に挑戦し「次のステージ」を目指す企業なので、成長し続けたい学生と相性が合うでしょう。

企業②:野村信託銀行

野村信託銀行は1993年に設立された、野村グループの信託銀行です。

「リテール」「バンキング」「財産管理」「証券・運用」の4つのビジネスを中心に展開している企業です。

個人のお客さまには、インターネットを通じてオンライン上で銀行口座の開設や遺言信託、遺産管理などの相続管理サービスを提供しています。

法人のお客さまには、新規ファンドや新しい運用スキームなどの信託財産管理や従業員持株会の仕組みを応用して開発した従業員向けインセンティブプランを提案しています。

金融サービスを運営している企業ですので、銀行に関わる業務がしたい学生はぜひ応募してみましょう。

企業③:野村アセットマネジメント

野村アセットマネジメントは、投資信託やETF、機関投資向けの資産運用サービスを提供している企業です。

日本で初めて取り組んだ実績は以下の4つになります。

【実績】

  • 外国証券投資を目的とするファンドを設定
  • 日経300株価指数連動型上場投信を設定
  • 責任投資を担当する部署を設立
  • 公募株式投資信託の併合

運用力の強化と運用商品のリスク・リターンなどわかりやすい情報提供を務めることで、クライアントの利益を最優先とした提案をしてくれるでしょう。

野村グループの3つの特徴

野村グループの強みは以下の3つです。

  • 国内外に限らない強固な事業基盤
  • 新しい分野に挑戦し残してきた実績
  • 優秀な人財

急速に変化する社会のなか証券業界をリードする企業として、顧客や社会のニーズを満たすためには他社に負けない特徴を持つ必要があります。

これから紹介する特徴を押さえ、業界・企業研究の参考としてください。

特徴①:国内外に限らない強固な事業基盤

野村グループは日本国内だけでなく、グローバルにおいても強固な事業基盤を有しています。

国・地域日本米州欧州アジア・オセアニア
従業員(人)14,8702,4403,0536,487
収益合計(億円)7,8304,5312,693567

2024年時点では、日本国内では550万口座が開設され、海外ではインドで新規株式公開(IPO)で2位に選ばれるなど、多大な功績を残しているのです。

特徴②:新しい分野に挑戦し残してきた実績

創業以来さまざまな挑戦を行い、常に成長し続ける企業として活躍してきました。

自ら変化しないと時代とともに変わる顧客や社会のニーズを満たせないからです。

具体的には、創業2年でニューヨークに出張所を設けたり、国内で従業員持株制度や金融経済教育を開始したりしました。

今後は、新NISA導入に向けた新しい金融商品の開発・運営や海外富裕層ビジネスの展開に取り組んでいくでしょう。

特徴③:優秀な人材育成

野村グループでは、採用・育成・評価・配置を一括で行い、人材育成に力を入れています。

最大の財産は人材と考え、社員一人ひとりが成長することで自社の価値を高めると考えているからです。

約90の国籍を持つグローバルな人材と全社員の約4割を占める女性社員を起用し、多様な価値観を尊重することで持続的な発展を目指しています。

社員に寄り添った経営を運用し従業員の満足度を高め、安心して働ける労働環境を整備してくれるでしょう。

野村グループの採用実績や労働環境について解説!

野村グループの採用実績や労働環境について解説します。

  • 採用大学・採用倍率
  • 給料・福利厚生
  • 勤務時間・休日・離職率

採用されている大学や福利厚生、勤務時間を把握すれば、納得して自分らしく働くことができるでしょう。

採用大学・採用倍率

採用大学は以下の通りになっています。

慶応義塾大学、東京大学、早稲田大学、明治大学、同志社大学、一橋大学、関西学院大学、上智大学、立命館大学、中央大学、関西大学、京都大学、青山学院大学、法政大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、筑波大学、学習院大学、大阪市立大学、東北学院大学、専修大学、津田塾大学、東京理科大学、東洋大学、立教大学

有名大学はもちろんですが、中堅の私立大学の学生も採用されています。高学歴の学生ばかりを採用している訳ではないです。

採用倍率に関しては東洋経済新聞の記事を見ると、競争倍率が高い企業ランキングでは100位にランクインはしていません。

毎年約300名の学生を採用しているため、大手企業のなかでも門扉が広いと言えるでしょう。

給料・福利厚生

給料や福利厚生はグループ企業や職種によって異なります。今回は一例として、総合職(ウェルネス・マネジメント・コース)の給料や福利厚生を紹介します。

【給料】

初任給・月給:265,000円
月例給:年1回水準を決定賞与等:年1回

【諸手当】

時間外手当、通勤交通費、単身赴任手当・帰宅旅費補助、育児休業取得奨励金、託児所費用等補助、社宅補助、従業員持株会奨励金、つみたてNISA奨励金、各種資格取得補助金、語学学校通学補助
※掲載時点の情報であり、変更になる可能性があります。

【福利厚生】

社宅制度、従業員持株会制度、退職金制度、企業型確定拠出年金制度(マッチング拠出可)、資格取得支援制度、社内公募制度、職種転換制度、育児支援制度、海外勤務等同行休職制度、海外留学制度、私費留学制度、リフレッシュ休暇など年次有給休暇制度、有給の特別休暇制度(産前産後休暇、育児休暇、赴任休暇、看護休暇、介護休暇、公職休暇、人間ドック休暇、二次検査休暇、通院休暇、傷病等休暇、慶弔休暇)、当社健保組合直営・会員制・契約保養所(国内及びハワイ)、健康診断・人間ドック、カフェテリア・プラン(BenefitStation)、企業主導型保育園入園サポート、ベビーシッター割引券、介護支援制度、特別弔慰金、当社健保組合による各種付加金(一部負担還元金、合算高額療養付加金、傷病手当金付加金、延長傷病手当金付加金、出産育児一時金付加金など)等

他の企業と比較しても、好待遇と言えるでしょう。

勤務時間・休日・離職率

勤務時間や有給の取得のしやすさ、離職率を以下にまとめました。部署や職種によって大きく異なるので、注意してください。

均残業時間14.6時間
休日完全週休2日制(年間120日)
平均有給休暇取得日数平均17日(2023年度)
離職率9.1%(2024年3月期)

野村グループは持続的な成長を目指すために、社員が安全に仕事に専念できる環境作りに力を入れています。

野村グループの選考フロー

グループ企業によって選考内容は少し異なりますが、概ね以下のスケジュールで選考が進んでいきます。

  • エントリー・書類選考
  • 適性検査
  • 面接(2〜3回)

基本的な面接対策を行えば、内定を得られるでしょう。

選考①:エントリー・書類選考

募集要項を確認し、野村グループの会社ごとのWebサイトか就活サイトからエントリーを行います。

エントリーフォームでは、大学名や学部、名前や電話番号などの個人情報を入力が求められ、ほかの企業と変わりません。

アンケートで、金融業界に興味を持った時期や、なぜ野村證券に興味を持ったのか、応募しようとしたきっかけを選択する必要があります。

必須の回答になるので、あらかじめ考えておきましょう。

選考②:適正検査

応募した部署によって、自宅かテストセンターのどちらかで受検します。

出題される内容は、言語分野と非言語分野、性格検査です。

対策としては、SPIの問題集を繰り返し勉強し、短時間で多くの問題を解けるようにしましょう。

適正検査について詳細にまとめた記事がありますので、以下を参考にしてください。

選考③:面接(2〜3回)

人事や役員との面接が複数回行われます。

他社と同じように、志望動機や学生時代に力を入れてきたこと、自己PRを固めましょう。何度も面接の練習を行い、話せるように準備をしておくことをおすすめします。

優秀な学生が多く選考を受けるなか、内定を勝ち取るのは難しいです。自分の言葉でなぜ野村グループなのか、入社後どう貢献できるのか熱意を持って伝えてください。

学生時代に力を入れてきたことや自己PRを考えるために、何からすればいいかわからない学生も多いでしょう。以下のリンクで詳細に解説しているので、参考にしてみてください。

【学生時代に力を入れてきたこと】

【自己PR】

まとめ

今回、野村グループの特徴や選考フロー、3つの強みについて解説しました。

野村グループは証券業界を牽引する企業であり、学生からの人気も高いです。

そのため、企業の目的や今後の事業展開、どんな人材を求めているのかを把握しないと選考を通過するのは難しいでしょう。

金融業界、そのなかでなぜ野村グループを選んだ理由を言語化し、選考に臨んでください。

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