ALSOK(アルソック)の正式社名は綜合警備保障株式会社(以下、ALSOK)といい、1965年の創業以来、日本の警備・セキュリティ業界をけん引してきたリーディングカンパニーです。ホームセキュリティから法人向けの機械警備・常駐警備、現金輸送、介護事業まで幅広い事業を展開しており、CMでもおなじみのブランドとして広く認知されています。転職・就職先として気になっている方の中には、「実際のところ年収はどのくらいなのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ALSOKの有価証券報告書をもとに、平均年収の推移や年齢別・役職別データの開示状況を解説します。同業他社との比較も交えながら、転職・就職を検討している方に役立つ情報をお届けします。
ALSOKの会社概要
ALSOKは東証プライム市場に上場する警備・セキュリティの大手企業です。 正式社名は綜合警備保障株式会社(英文名 SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD.)で、本社は東京都港区元赤坂1-6-6に置かれています。 機械警備・常駐警備・警備輸送といったセキュリティ事業を中核に、ファシリティマネジメントや介護事業へも事業領域を広げており、2026年3月期のグループ連結売上高は5,970億2,600万円 に上る大規模企業です。セコムと並ぶ警備業界の二強として知られており、官公庁・金融機関・大型商業施設など幅広いクライアントを持ちます。
ALSOKの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式社名 | 綜合警備保障株式会社 |
| 英文社名 | SOHGO SECURITY SERVICES CO.,LTD. |
| 証券コード | 2331(東証プライム) |
| 設立 | 1965年7月16日 |
| 本社所在地 | 東京都港区元赤坂1-6-6 |
| 資本金 | 18,675百万円 |
| 代表者 | 代表取締役会長(CEO)村井 温、代表取締役社長(COO)青山 幸恭 |
| 単体売上高 | 2,715億7,500万円(2026年3月期) |
| グループ連結売上高 | 5,970億2,600万円(2026年3月期) |
| 従業員数(単体) | 11,793人(2025年3月期) |
| 事業内容 | 機械警備・常駐警備・警備輸送・綜合管理・防災・介護事業 等 |
| IR情報 | ALSOKグループ IR情報 |
ALSOKは「セキュリティ事業」「綜合管理・防災事業」「介護事業」「その他」の4つのセグメントで事業を構成しています。 セキュリティ事業では機械警備業務・常駐警備業務・警備輸送業務の三本柱を軸に、オフィスビルや商業施設、個人宅まで幅広く警備サービスを提供しています。 近年はITやAIを活用したスマート警備にも力を入れており、単なる「人的警備」の枠を超えた社会インフラ企業としての存在感を高めています。
ALSOKの平均年収はどのぐらい?
ALSOKは上場会社であるため、有価証券報告書で平均年収が公開されています。2025年3月期における平均年収は603万円(平均年齢 41.4歳)となっています。 警備業という労働集約型産業でありながら、600万円を超える水準は業界内でも高い数字です。以下では複数年度のデータを確認します。
年度別の平均年収推移
下表は、ALSOKの有価証券報告書(提出会社の状況)に記載された過去3期分のデータです。
| 年度 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 従業員数(名) |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3月期 | 554 | 40.9 | 17.8 | 非開示 |
| 2024年3月期 | 579 | 40.7 | 17.6 | 12,002 |
| 2025年3月期 | 603 | 41.4 | 非開示 | 11,793 |
出典:綜合警備保障株式会社 有価証券報告書(各年3月期)
平均年収の推移は上昇傾向にあり、2025年3月期は前期比で4.3万円増加しています。 2023年3月期の554万円から2025年3月期の603万円へと、2年間で約49万円増加しており、賃上げの流れが数値に明確に表れています。また、平均勤続年数は17.6年とサービス業界平均の8.6年を大きく上回っており、定着率の高さが際立っています。
他企業との比較データ
警備・セキュリティ業界の主要上場企業と平均年収を比較します。いずれも各社の有価証券報告書(直近公表期)に基づく数値です。
| 企業名 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 出典年度 |
|---|---|---|---|
| セコム株式会社 | 681 | 42.5 | 2025年3月期 |
| 綜合警備保障株式会社(ALSOK) | 603 | 41.4 | 2025年3月期 |
| セントラル警備保障株式会社 | 457 | 42.3 | 2024年3月期 |
| 東洋テック株式会社 | 435 | 42.0 | 2024年3月期 |
出典:各社有価証券報告書
比較表の数値をみると、ALSOKの平均年収603万円は、業界最大手のセコム(681万円)には78万円ほど及ばないものの、セントラル警備保障(457万円)や東洋テック(435万円)と比べると150万円以上高い水準です。警備業界の中では上位グループに位置しており、業界内では高水準と評価できます。
ALSOKの役職別年収データ
ALSOKの有価証券報告書および公式IR資料では、役職別の年収内訳は公式データとして非開示となっています。上場企業が有報に開示する義務があるのは「平均年間給与」の単一指標のみであり、役職・職位ごとの年収内訳は開示対象外です。
| 区分 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 全従業員平均年収 | 603万円(2025年3月期・有価証券報告書) |
| 役職別年収(係長・課長・部長 等) | 非開示 |
| 職種別年収(警備職・技術職・営業職 等) | 非開示 |
ALSOKの給与制度は「号俸給(全職種共通)」と「職務給(職種ごとに異なる)」の2本立てで構成されており、昇格は年1回の昇任試験と人事考課によって決まります。役職・職位によって基本給が大きく変動する仕組みですが、各役職の具体的な年収レンジは有価証券報告書・公式IR資料に記載がないため、本サイトでは公式データ以外の数値は掲載しません。より詳しい情報はALSOKの公式IR情報や金融庁のEDINETでご確認ください。
ALSOKの年齢別年収推移
年齢別の年収データについても、ALSOKの有価証券報告書および公式IR資料では公式データとして非開示となっています。有報の「従業員の状況」欄に記載されるのは全従業員の平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数のみであり、年齢帯別の年収内訳は開示義務の対象外です。
| 年齢帯 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 20代 | 非開示 |
| 30代 | 非開示 |
| 40代 | 非開示 |
| 50代以上 | 非開示 |
参考として、有価証券報告書(2025年3月期)に記載された全従業員ベースの数値は平均年収603万円・平均年齢41.4歳です。年齢帯別の詳細な年収ラインについては、公式データとしては非開示であるため、本記事では掲載を行いません。転職活動の参考として実態をより詳しく知りたい場合は、金融庁EDINETにて最新の有価証券報告書を直接ご確認ください。
【中途採用】ALSOKのような優良企業への転職おすすめサービス
ALSOKのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
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ALSOKの福利厚生
ALSOKは、公式採用サイト(通年採用)において「社員と家族の豊かで安定した生活と、安心して仕事に打ち込める環境を提供するために、多岐にわたる福利厚生制度を設けています」と明記しており、住宅・生活支援から育児・介護支援まで幅広い制度が整備されています。以下では、公式採用サイトに掲載されているカテゴリ別の内容を確認します。
| カテゴリ | 主な制度・内容 |
|---|---|
| 住宅支援 | 社員寮・社宅制度、住宅取得支援(住宅メーカー提携)、住宅融資支援(銀行提携)、引越割引(運送会社提携) |
| レクリエーション・生活 | 社外契約施設の割安利用、健康保険組合契約保養所、レクリエーション補助 |
| 財産形成・相談支援 | 社内控除預金、財産形成、社内貸付、ALSOKサポートライン(各種悩み相談窓口)、災害補償制度・慶弔見舞金制度 |
| 育児・家族支援 | 育児休職(子が3歳まで)、短時間勤務(中学生未満の子を持つ社員)、始業時間の繰上げ・繰下げ(小学生未満の子を持つ社員)、「くるみん」認定(厚生労働大臣認定) |
| 休暇制度 | プラチナホリデー制度(毎年9連休以上を計画的に取得)、介護休職制度、積立保存有給休暇制度 |
| 資格・スキルアップ | ALSOK通信教育講座(資格取得補助)、各種資格取得支援 |
出典:綜合警備保障株式会社 採用サイト(新卒・通年採用 福利厚生ページ)
休暇面では、年間休日120日以上、かつ毎年9連休以上の取得を計画的に実施する「プラチナホリデー制度」が設けられており、警備業特有のシフト勤務と両立する休暇取得の仕組みとなっています。育児休業については、公式採用情報に復帰率93.3%(2025年3月実績)と記載されており、ライフイベントを経ても継続就業しやすい環境が整っていることがわかります。また、給与面では12年連続の基本給ベースアップ実績が採用情報に掲載されており、継続的な処遇改善への取り組みが確認できます。
ALSOKの転職難易度は?
ALSOKの中途採用は、機械警備・警備輸送・技術・営業・ガードセンター・資金管理など複数の職種で通年募集が行われています。公式中途採用サイトおよびdoda・マイナビ転職などの大手転職媒体に継続的に求人が掲載されており、採用ニーズは常時存在しています。他業種からの転職が中途入社社員の約95%を占めるというALSOK独自の調査結果が採用情報に記載されており、前職の業種を問わず門戸が広く開かれている点が特徴です。
求められる人材像
ALSOKの公式採用サイトでは、R&Dを除くすべての職種を「総合職」と位置づけており、入社後は専門性の深化と新たなフィールドへのチャレンジの双方でキャリアを形成できる体制を取っています。セキュリティという社会インフラを担う企業特性から、高い倫理観・誠実さ・責任感を持って行動できる人材が求められます。現場では体力を要する業務も多く、コミュニケーション能力や粘り強さも重視されます。技術・R&D職であれば、C/C++や組み込み機器・クラウド開発の実務経験が採用情報に明示されており、専門スキルの保有が選考での競争力につながります。管理職になるまでは基本的に転居を伴う転勤がないという条件が採用情報に明記されており、生活拠点を安定させながら腰を据えて働きたい人にも適した環境です。
転職成功のポイント
ALSOKへの転職を成功させるうえで重要なのは、警備業界・同社を志望する理由の具体性です。複数の職種で求人が常時出ているため、自分のキャリアと職種の接点を明確に言語化することが選考突破の鍵になります。たとえば、元警察官・自衛官・公務員からの転職事例が採用サイトに紹介されているように、前職で培った規律・責任感・対応力を具体的なエピソードで伝えることが有効です。一方で、出版・メーカー・飲食など全く異なる業種からの採用事例も多数あり、未経験であっても意欲と誠実さを伝えられれば十分に選考を突破できます。選考フローは書類審査・筆記試験(一般常識・作文)・適性検査・面接が基本構成です(ALSOKの採用情報に基づく)。応募にあたっては、ALSOK公式中途採用サイトで最新の募集職種と勤務地を確認したうえでエントリーすることをおすすめします。
ALSOKのまとめ
本記事では、綜合警備保障株式会社(ALSOK)の平均年収・福利厚生・転職難易度について、有価証券報告書および公式採用情報をもとに解説しました。最後に要点を整理します。
有価証券報告書(2025年3月期)によると、ALSOKの平均年収は603万円(平均年齢41.4歳)です。2023年3月期の554万円から2年間で約49万円増加しており、継続的な賃上げが数値に表れています。警備業界内ではセコム(681万円)に次ぐ水準であり、セントラル警備保障(457万円)や東洋テック(435万円)と比べると150万円以上高い位置にあります。役職別・年齢別の年収データについては、有価証券報告書での開示対象外であるため、公式データとしては非開示です。
福利厚生面では、社員寮・社宅制度・住宅取得支援・育児休職(3歳まで)・プラチナホリデー制度(年9連休以上)・資格取得補助など、生活のあらゆる場面をカバーする制度が整備されています。厚生労働大臣による「くるみん」認定を取得しており、育児休業復帰率93.3%(2025年3月実績)という数値からも、長期就業を支える環境が整っていることがわかります。
転職・就職を検討している方へのアドバイスとして、ALSOKは未経験歓迎の職種が多く、前職の業種を問わず応募できる懐の広さが特徴です。一方で、社会インフラを担う仕事であるため、志望動機の明確さと誠実さが選考において重視されます。平均勤続年数が約18年と非常に長く、定着率の高さは長期的なキャリア形成を望む方にとって大きな魅力といえます。最新の求人情報や募集要項はALSOK公式中途採用サイトでご確認ください。


