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【例文付き】インターンシップで学んだことは何を書く?まとめ方のポイントも解説

「インターンシップで学んだことがうまくまとまらない…」

インターンに参加して得た経験を企業にアピールしたいけど、書き方がわからない学生は多いでしょう。そこで今回は、面接官にわかりやすく伝えるポイントを紹介します。

  • インターンで学べること
  • インターンで学んだことをまとめる方法
  • インターンに参加して学んだことを聞かれた時の答え方の例文

この記事を読めば、インターンで得た経験を就活に活かすことができます。

さらに、例文を参考にすれば説得力のある内容になり、周囲の学生と差をつけられるでしょう。

目次

インターンで学んだことは就活で役立つ

インターンとは、学生が入社後の働くイメージを固めるために、ある企業で就業体験をすることを言います。

インターンシップで企業の実務に触れることで自分の適性や興味を明確にでき、就職活動に大きく活かせます。

また、社会人としての基本的なマナーや、ビジネススキルを身につけられるのもメリットです。さらに、インターン先での人脈は業界研究や企業選びにも役立ちます。

インターンシップでの経験を通じて自己PRや志望動機をより具体的に語れることで、面接にも自信を持って臨めるようになるでしょう。

インターンで学べること5選

インターンで学べることを5つ紹介します。

  • 企業の社風や活躍している人物像
  • 社会人としてのコミュニケーション能力
  • 仕事への責任感・姿勢
  • 主体性
  • 自分の課題

インターンは社会人と一緒に働く貴重な機会であるため、社会人になる上で必要な経験を多く学ぶことができます。

企業や業界について深く理解できるだけでなく、インターンを通して自分自身を見つめられるでしょう。

企業の社風や活躍している人物像

インターン先の企業では結果を出している人の特徴や職場の環境、雰囲気がよくわかります。

インターネットで行う企業研究やOB/OG訪問よりも現場を体験することで、よりイメージが固まるでしょう。

例えば、ベンチャー企業のインターンに参加すれば、その企業で活躍している人の特徴が「仕事が行き詰まっても試行錯誤しながら問題を解決していく人」だと分かることもあります。

企業が失敗を恐れずどんどん事業を拡大していきたいという考えであれば、求めている人物像は挑戦できる人材だと推測できます。

その企業が求めている人物像をアピールすることで、採用されやすくなるでしょう。

社会人としてのコミュニケーション能力

インターンに参加することで、社会人として適切な言葉遣いや話し方を身につけられるでしょう。

なぜなら、今までの環境とは異なる場所で働くことで、社会人と接する時間が長くなり新しい刺激が得られるからです。

例えば、語尾が「〜っす」という話し方は社会人として不適切なので、「〜です」「〜ます」のような語尾になっていくでしょう。

また、仕事をする上で「報告・連絡・相談」は重要です。自分の仕事の進捗状況やトラブルを未然に防ぐためにも密なコミュニケーションをとる必要性を学ぶいい機会になります。

社会人としてのコミュニケーション能力を身につけることで、面接の場面で自然と活かせるでしょう。

仕事への責任感・姿勢

社会人と一緒に働くことで、仕事に対しての意識や姿勢を改められるでしょう。

なぜなら、仕事は自分だけで終わることはなく、自分の仕事の進捗が多くの人に影響を及ぼすと実感するからです。

例えば、飲食店のインターンに参加し、食材の注文を行う業務を任されたとします。もし注文し忘れてしまった時、食材を購入する業務が発生し余分な経費が発生してしまうでしょう。

簡単な業務であってもミスをしないように緊張感が生まれ、仕事に対しての責任感を学ぶことができます。

主体性

仕事をする上で「主体性」の大切さを学ぶことができるでしょう。

インターンに参加する時は、お客様ではなく自分が社会人経験を積むために参加しています。そのため、指示待ち人間になってしまうと企業に良い印象を与えることができません。

企業の人から指示を受けたらしっかり守ることはもちろん、わからない内容や興味がある内容は積極的に質問しましょう。企業は仕事に対して真剣な人と働きたいと感じる傾向が見られます。

インターンに参加している学生や社会人を参考にして、受け身にならないように注意しましょう。

自分の課題

学生生活の中ではわからなかった自分の課題や短所が発見できるかもしれません。

なぜなら、仕事をしているとどうしてもうまくいかない場面が出てくるからです。困難な壁を乗り越えるためには、自分の課題を明確にし乗り越える必要があります。

例えば、ある企業で営業のインターンに参加したとします。クライアントから契約を得るためには、取り扱っている商材を理解し、わかりやすく説明する能力が必要です。

人に説明するのが苦手であれば、先輩社員の話し方を真似したり資料を作るなどいろんなアプローチ方法を学ぶことができます。

自分の課題を発見し、どう克服すべきかを考えるいいきっかけになるでしょう。

インターンで学んだことをまとめる4つの方法

インターンで得た経験をまとめる4つの方法について解説します。

  • インターンに参加した動機をはっきりさせる
  • 経験したことで見えた課題について書く
  • 自分がした仕事内容を全て書き出す
  • 自分が成長した部分や伸ばしていきたい部分を書く

インターンで学んだことを整理する方法を理解して、面接官に説得力を持った内容を伝えられます。

その結果、周囲の学生と差をつけることができ、次の選考へと進みやすくなるでしょう。

方法①:インターンに参加した動機をはっきりさせる

なぜそのインターンに参加したのか、どこに興味を持ったのかを明確にすることが大切です。

動機をはっきりさせることで、参加した前と後で自分がどう変化したのかが振り返りやすくなるからです。

例えば、インターンに参加した動機が「A社から内定を得るために、自分に今何が必要なのかを実際に現場で働きながら知りたい」だとします。A社で働く社員の特徴として、法律の知識が豊富であることが分かれば、法律を勉強する必要があると考えられるでしょう。

数ある企業の中でなぜそのインターンに参加したのかを言葉にできると、より効果的に就活で活かすことが可能です。

方法②:経験したことで見えた課題について書く

実際の社員と一緒に働いて、自分に足りていない部分をメモに残しましょう。

自分の課題や短所を真摯に受け止め、克服しようといろんなことを試す過程は就活で良いアピール材料になります。

例えば、IT企業のインターンに参加した結果、ITに関して知識が足りなかったとします。他のライバルに置いていかれないように、IT関係の本を読んで勉強したりメンターにたくさん質問するなど、努力した点を整理するのがおすすめです。

短所を乗り越えるためにした行動を言語化するようにしましょう。

方法③:自分がした仕事内容を全て書き出す

インターンで任された業務を全て洗い出してみましょう。

自分が行った仕事を振り返ることで、得意な業務と苦手な業務を見つけられるからです。

例えば、インターン先でクライアントと話すのは緊張してうまくいかなかったけれども、情報を整理し資料を作成する業務では褒められたとします。仕事の振り返りをすることで抜け漏れなく自分が体験した内容を書き出せ、思わぬ発見があるかもしれません。

仕事を振り返り、その時に感じたことや長所を整理することで、より深く自分を理解できるようになるでしょう。

方法④:自分が成長した部分や伸ばしていきたい部分を書く

インターンを通して、自分が考えるキャリアプランを実現するために伸ばしたい点や克服したい点を整理しましょう。

なぜなら、ゴールを定めて努力した方が、成し遂げられた時に達成感を得られ自己の成長を感じられるからです。

例えば、外資系の企業のインターンに参加したけれども、英語力が足りなかったとします。その場合、TOEIC700点以上を取れるように3ヶ月間毎日勉強するという目標を定めた方が効果が得られます。

ただインターンに参加するのではなく、自分を成長させるには何をしたらいいのかを考える機会として捉えましょう。

【例文付き】インターンに参加して学んだことを聞かれた時の答え方

インターンに参加した経験を話す時は以下の3つのポイントを押さえましょう。

  • インターンに参加した動機
  • 困難に直面した部分について
  • 今後の目標について

ポイントを押さえることで自身をより具体的にアピールでき、面接官を納得させられます。

3つのポイントを取り入れた例文を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

例文①:企業の社風や活躍している人物像

インターンに参加した動機は、企業の社風や実際に活躍している人物像を直接見て学びたかったからです。

一番難しかったのは、プロジェクトチームに参加した際、自分とは考え方や価値観が異なるメンバーとの意見のすり合わせでした。しかし、その過程で多様な視点を持つことの重要性を学び、チームの一員としての自覚を深めました。

今後は、多様性を尊重し、リーダーシップを発揮できる人物像を目指します。

例文②:社会人としてのコミュニケーション能力

私がインターンに参加した動機は、これから社会人になる上で必要なコミュニケーション能力を鍛えたかったからです。

初対面の方々とのビジネスメールや電話対応になかなか慣れず、苦戦しました。話す内容を一度文章にし、社員の方に添削をしてもらい少しずつ克服できました。

今後は、さらにコミュニケーションスキルを磨き、役職や価値観が違う人と信頼関係を築けるように努力します。

例文③:仕事への責任感・姿勢

インターンに参加した動機は、仕事への責任感や姿勢を学ぶことでした。

与えられたタスクをこなしていく中で、自分の仕事が遅れると次の作業にも支障が出てしまうことがわかりました。締め切りを守ることの重要性を理解し、自分自身のタスク管理スキルを向上させました。

今後は、より高い責任感を持ち、効率的に業務を遂行できるよう努力します。

例文④:主体性

私がインターンに参加した動機は、受け身な性格を少しでも直したかったからです。

私はおとなしい性格で、周囲の目線を気にしてしまう短所があります。プロジェクトの初期段階で、自分の意見を積極的に出せませんでした。しかし、自ら進んでアイデアを提案するように意識してから徐々に主体性が身についてきました。

今後は、さらに積極的に行動し、チームに貢献できるよう努めます。

例文⑤:自分の課題

インターンに参加した動機は、自分の課題を明確にし、それを克服するための具体的な方法を見つけることでした。

自己分析をしていてもなかなか自分への理解が深められず、行き詰まることが多かったです。しかし、インターン先の社員の方と働くことで、自分に何が足りないのかが把握できました。

今後は、定期的に振り返りを行うことで自分の課題を認識し、克服できるように行動します。

まとめ

インターンシップに参加して有意義な時間を過ごすことができたにも関わらず、企業へうまく伝えられないのはもったいないです。

インターンに参加した動機、困難を乗り越えた体験、参加する前と後での変化の3つのポイントを押さえることで、面接官に説得力のある内容を話せるでしょう。

考えがうまくまとまらない時は例文を参考にし、就職活動の準備を進めてください。

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