「未経験でもエンジニアのインターンに参加できるのかな…」
知識や経験はないけれどエンジニアを志望する学生も多いでしょう。
そこで今回は、エンジニア向けのインターンの内容や参加するための方法・対策について紹介します。
- 未経験エンジニアでもインターンには参加できる
- 未経験エンジニアのインターンの倍率
- 未経験エンジニアのインターン3つの内容例
- 未経験エンジニアのインターンの選考フロー
- 未経験エンジニアのインターンに参加するための対策4選
この記事を読めば、エンジニアになるための具体的な手順がわかるだけでなく、効率良く準備ができるでしょう。
未経験エンジニアでもインターンには参加できる!
エンジニアとして実務経験がなくても、インターンに参加できます。
ここでの「未経験」はあくまで「エンジニアとしての就業経験」の意味です。一定の知識やスキルを備えていないと長期間のインターンに参加するのは難しいでしょう。
しかし、エンジニアがどういう仕事なのか、どんな技術や知識を求められるのかといった説明をプロから聞くことができる1dayインターンシップ(オープン・カンパニー)なら参加しやすいです。
何から勉強すればいいのかわからない、自分がエンジニアに向いてるのか不安な学生は、まずは企業が開催する1Dayのオープン・カンパニーに応募することをおすすめします。
未経験エンジニアのインターンの倍率
具体的な倍率は明確ではありませんが、知識もスキルもない学生が応募しても中長期インターンに参加できる確率は低いでしょう。
未経験を歓迎する企業が少ないのと、募集要項に「JavaSriptを扱える学生」など条件が付けられているからです。
インターン先の企業の本格的な業務に携わる分、参加するためのハードルが高い傾向にあります。
もし未経験OKのインターンを企業が応募していても、限られた枠に多くの学生が応募するため、倍率が高くなってしまうでしょう。
未経験エンジニアのインターン3つの内容例
一口にエンジニアのインターンといっても、様々な種類があります。そこで、主なエンジニアのインターンの内容を3つ紹介します。
- エンジニアの仕事内容やIT業界の説明会
- システムやアプリの構築・運営
- ゲームアプリの企画
順番に詳細を見ていきましょう。
内容①:エンジニアの仕事内容やIT業界の説明会
1Dayのインターン(オープン・カンパニー)では、エンジニアの種類や仕事内容、IT業界全体についての座学が多いです。
就活の実務経験としてアピールすることは難しいですが、エンジニアという職業について深く理解できるでしょう。
IT業界やエンジニアについて理解を深めるだけでなく、応募先の企業の社風や社員の人柄がわかり、入社後の自分の働く姿を想像できるでしょう。
内容②:システムやアプリの構築・運営
サイトのシステム開発やアプリの運営など実務経験を積むことができます。
一定の知識やスキルが求められますが、応募先の企業の実際の業務に触れることで、仕事内容と自分のイメージとのギャップがなくなるでしょう。
インターンの期間は約1〜3ヶ月間、長いとそれ以上になることもあります。
内容③:ゲームアプリの企画
ゲームアプリの企画や新規事業の立案のグループワークが行われることもあります。
エンジニアだけでなく、デザイナーやビジネス・ゲームプランナーが集まり、実際の現場でのやり取りや雰囲気を体験できるでしょう。
ゲームアプリの企画案を考案する場合、どんなゲームをユーザーが求めているのかを調べる市場調査、作成するゲームのコンセプトを決める業務を体験できます。
チームで協力してお互いの意見をまとめ、最後に発表するケースが多いです。
未経験エンジニアのインターンの選考フロー
企業によって異なりますが、インターンの選考の流れは以下のケースのようになることが多いです。
- エントリー(企業の公式ホームページやインターンを紹介しているサイト)
- 書類選考・適性検査
- 面接(数回)
自己分析や業界・企業研究を行い対策を立てましょう。
また、1Dayのインターン(オープン・カンパニー)であれば、選考なしで参加できるケースもあります。
気になる企業が見つかれば、募集要項や選考フローをよく確認し応募しましょう。
未経験エンジニアのインターンに参加するための対策4選
知識や経験がなくても、憧れの企業のインターンに参加したい学生も多いでしょう。そこで、具体的な4つの対策方法を紹介します。
- 未経験でもOKの企業に応募する
- 実際にプログラミングを学ぶ
- ポートフォリオを作成する
- 熱量の高い志望動機を考える
「プログラミングについて学んでこなかったから」と諦めず、しっかり準備ができればエンジニアになるためのきっかけを掴めるでしょう。
対策①:未経験でもOKの企業に応募する
企業によっては、在学中にプログラミングに触れる機会がなかった学生でも、インターンの参加を受け入れているケースもあります。
IT業界やエンジニアの概要や種類を学ぶだけでなく、現役社員と接点を持つようにしましょう。
おすすめの勉強方法やエンジニアの生の声を聞けるかもしれません。
まずはいろんな企業のインターンに応募してみましょう。
対策②:実際にプログラミングを学ぶ
自主的にプログラミング言語に触れてみるのもおすすめです。プログラミングを学ぶのに、おすすめの方法は以下の通りです。
- 書籍を購入する
- YouTubeなどを動画教材を視聴する
- 大学でプログラミングの講義を受講してみる
- 学生向けのプログラミングスクールに通う
- プログラミングを学べるサイトを試してみる
インターネットで検索をすれば、無料でプログラミングを勉強することができます。
学習した経験をアピールすれば、インターンに参加しやすくなるでしょう。
対策③:ポートフォリオを作成する
実際にプログラミングに触れてシステムを構築した場合、その成果物を保存しておくことをおすすめします。
言葉だけではなくポートフォリオを企業に渡すことで、採用担当者に自分の技術レベルを伝えられるからです。
自分が学んだ言語や作りあげたサービスを保管し、共有できるようにしましょう。
対策④:熱量の高い志望動機を考える
なぜインターン先の企業に応募したのか、どうしてほかの企業ではなかったのかなど具体的な志望動機を伝えましょう。
説得力のある理由やエピソード、きっかけを話すことができれば、企業へプラスの印象を与えられ通過率が上がるからです。
「御社のゲームで非常に楽しい時間を過ごすことができました。私も人を夢中にさせられるゲームを作りたいからです。」のように原体験を伝えるのも有効でしょう。
未経験であったとしても、熱意が伝わればインターンに参加できるでしょう。
IT業界で失敗しない志望動機の書き方については、以下の記事にて詳しく解説しているので、参考にしてください。
まとめ
この記事では、未経験からエンジニアのインターンに参加できる根拠について解説しました。
インターンの内容を理解することで、参加するために何をすればいいのか逆算して考えられ、効果的な対策と具体的な方法を実践できるでしょう。
「プログラミングと無関係の学部だから」と諦める必要はありません。この記事を参考にインターンに参加する権利を勝ち取ってください。