一次面接・二次面接を突破し、次はいよいよ最終面接です。最終面接は企業役員などが面接官を務めることが多く、プレッシャーや緊張感が高まり、不安を感じる人も少なくありません。
今回は、最終面接で聞かれることや回答のコツ、逆質問のポイントについて解説します。
最終面接でのポイントを理解することで事前に十分な準備ができるので、当日は自信をもって面接に臨めるでしょう。
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最終面接で、ほぼ受かるとは限らない!
最終面接まで進んだからといって、必ずしも内定が確定するわけではありません。
「最終面接まで行けば、ほぼ内定」と言われることもありますが、企業によって採用基準が異なるため、油断は禁物です。
「最終面接は最後の確認程度だから…」と余裕を持って何の準備もせずに臨んでしまうと、チャンスを逃してしまう可能性があります。
内定を確実に得るためには「最終面接でどのような質問がされるのか」「重要なポイントは何か」を理解し、しっかりと準備を行うことが大切です。
最終面接でチェックされるポイントとは
最終面接でチェックされるポイントは、以下の通りです。
- 今までの面接で評価した内容に相違はないか
- アピール内容や入社動機の一貫性はあるか
- 自社とマッチする人材か
ここでは、最終面接でチェックされる3つのポイントを解説します
今までの面接で評価した内容に相違はないか
これまでの面接内容は企業内で共有されており、今までの評価と最終面接での就活生の印象に相違がないか、チェックされています。
最終面接は、今までの面接評価と目の前の就活生が発言する内容にギャップがないか見極める場でもあります。そのため、最終面接の面接官は一次・二次面接と同様の質問をすることもあります。
発言の食い違いや今までの前向きな態度と相違がある場合、企業は一貫性のない言動を不安要素として捉えて信頼を失い、評価を下げられるリスクが高まるでしょう。
アピール内容や入社動機の一貫性はあるか
最終面接でチェックされるポイントは、これまでの選考内容と最終面接のアピール内容や入社動機に一貫性があるかどうかです。
就活生がこれまでの選考で話した内容に矛盾がないか、その場限りのきれいごとを発言せず、入社に対する真剣さや信頼は本当であるかどうかが評価されます。
自社とマッチする人材か
最終面接は企業役員が面接官を務めることが多く、自社の企業方針とマッチする人材かどうかがチェックされるポイントです。
自己PRだけでなく、仕事への価値観や理念についての質問がされ、企業理念に合った人材かどうかが確認されます。
企業理念を再度確認し、自身のキャリアプランと企業の方向性がマッチしていることを具体的に説明できるよう、しっかりと準備することが重要です。
最終面接でよく聞かれることと回答のポイント
最終面接でよく聞かれることと回答のポイントは、以下が挙げられます。
- 志望意欲を確認する質問
- 入社後のキャリアビジョンを確認する質問
- 学生の正確・人格を確認する質問
- 経験や実績を確認する質問
それぞれの質問に対する回答のポイントを詳しく解説していきます。
志望意欲を確認する質問
企業にとって志望意欲は内定を出すうえで重要な判断材料となるため、最終面接でよく聞かれる質問です。
- 志望動機を教えてください
- 就職活動の状況を教えてください
- 同業他社ではなく当社を希望しているのはなぜですか
- 他社の選考状況を聞かせください
面接で「◯◯に興味があります」と企業理念を並べるだけでなく、企業理念への共感や「応募先企業でなければいけない理由」を具体的に話す必要があります。
志望動機が具体的であることや、他社と比較を交えた明確な理由を説明できることが、回答のポイントです。
最終面接で志望意欲を確認する質問では、就活生が企業への熱い想いを伝えるチャンスとなるので、明確に答えられるように準備しておきましょう。
入社後のキャリアビジョンを確認する質問
企業は自社の経営方針や業務内容と、就活生が考える入社後のキャリアビジョンがマッチしているかどうかを確認するための質問をしてきます。
- 入社後のキャリアプランはどのように考えていますか
- 入社したら実現したいことはなんですか
- 3年後、5年後のキャリアプランはどう考えていますか
企業の経営方針の情報収集を行い、ビジョンを立てた理由や具体的な方向性を説明できるように準備することが大切です。
学生の性格・人格を確認する質問
最終面接で学生の性格・人格を確認する質問をされるのは、企業が自社に合った人材かどうかを最終的に見極めるためです。
これまでの面接でスキルや能力は一定評価しているため、最終面接では企業への適合性や社員とのコミュニケーションがうまく取れるかどうかを重視しています。
- 自己PRをお願いします
- 当社で活かしたい自分の強みは何ですか
- あなたは周りの人からどのような人物だと言われますか
- 自分の強みと弱みをそれぞれ教えてください
これらの質問は、就活生の人となりを見極めるのが目的です。回答のポイントとしては、これまでの面接での発言に一貫性を持たせ、自分の強みと志望理由が企業の求めている人物像に合致していることを具体的に伝えることが重要です。
経験や実績を確認する質問
企業が就活の最終面接で経験や実績を聞く目的は、就活生が自社の求めるスキルや価値観に適合しているかを最終的に見極めるためです。
特に、大学生活での活動やガクチカの経験などが実際に企業への貢献となるかが重視されます。
- 挫折をどのように乗り越えましたか
- 大学で研究した内容を教えてください
- 今までの経験で失敗したこと、改善したことについて教えてください
- 学生時代に頑張ったことは何ですか
回答する時には具体的なエピソードを挙げ、自分がどのような問題解決行動を行ったか、目標達成のために努力した過程などを伝えることがポイントです。
また、挫折や失敗から自分自身がどのように学んで成長したかをアピールして、企業の期待に応える姿勢を見せることも大切です。
最終面接を受ける前に準備しておくべき対策
最終面接を受ける前に準備しておくべき対策は、以下の3つです。
- 今までの面接で答えた内容を振り返る
- 企業の最新情報をアップデートしておく
- 入社後のキャリアアップした自分をイメージする
最終面接でライバルに差をつけて内定を勝ち取るために、しっかり準備をして臨みましょう。
今までの面接で答えた内容を振り返る
これまでの面接で質問された内容と、回答内容をしっかり振り返ることが重要です。
最終面接ではキャリアプランや志望動機が一貫しているか確認されるため、これまでアピールした内容を再確認して自信を持って話せると、面接官に信頼感と安心感を与えられます。
また、面接官が注目した点や面接時のフィードバックをもとに、さらに説得力・具体性のある回答を準備しておきましょう。
企業の最新情報をアップデートしておく
最終面接に臨む前には、必ず企業の最新情報をアップデートしておきましょう。
企業のホームページやニュース、プレスリリースなどの媒体を活用して、最近の企業動向や業績、取り組みについて知識を深めることが大切です。
さらに、企業活動や財務状況も把握しておくことで、面接官からの質問に対して的確な回答ができるでしょう。
入社後のキャリアアップした自分をイメージする
最終面接では、入社後のキャリアアップした自分を具体的にイメージしておくことが重要です。
企業は、就活生がどのようにして長期的に会社に貢献し、どのようなステップアップを目指しているのかを知りたいと考えています。目標達成のために、必要なスキルや知識をどのように取得しようと考えているかを示すことが大切です。
企業の成長と自身のキャリアアップの相乗効果を具体的に示すことで、将来のリーダーとして企業貢献できる可能性をアピールできます。
最終面接で聞くべき逆質問の一覧公開!
最終面接での逆質問は、就活生が企業に対して熱意や入社意欲をアピールする絶好のチャンスです。
また、企業を理解するための逆質問を行うことで企業研究を進められ、事業に対して理解も深まります。
- 入社意欲をアピールできる逆質問
- 事業や経営戦略に関する逆質問
最終面接では経営陣が面接官を務めることが多く、効果的な逆質問をすることで経営戦略を直接聞けるだけでなく、自分の強みをアピールするチャンスにもなります。
入社意欲をアピールできる逆質問
入社意欲をアピールするためには、会社に対する具体的な関心を示す逆質問が効果的です。
- 御社で業務を行う際に押さえておくべき点は何だと思われますか
- 御社で働くために、何について学習しておいたほうがよいですか
- 御社でキャリアアップするうえで、大切にしたい価値観は何ですか
「長期的に企業へ貢献してくれる人材か」「企業理念と一致した考え方か」など、入社後の活躍ぶりを予想しながら最終面接は進んでいきます。
入社意欲をアピールできるチャンスなので、入社後のビジョンを具体的に描いていることを面接官に印象付ける逆質問を準備しておきましょう。
事業や経営戦略に関する逆質問
最終面接で事業や経営戦略に関する逆質問をすることで、企業の事業に対して興味関心があると受け止められ、志望意欲をアピールできます。
事業や経営戦略に関する逆質問の例は、以下の通りです。
- 御社の10年後に描いているビジョンを教えてください
- 現在、事業において不足もしくは課題と感じていることはありますか
- 以前の説明会で、◯◯事業にも注力すると伺いました。もしよろしければ、具体的に教えていただけますか
- 競合他社との差別化を図る上で、特に重要視しているポイントは何ですか
インターネットで調べたら答えが出てくるような質問ではなく、企業研究を入念に行ったうえで質問内容を考えることが重要です。
また、逆質問に対して面接官が答えた後に「あなたの考えを聞かせてください」と聞かれる場合もあるため、自分の考えもまとめておきましょう。
まとめ
今回は、最終面接で聞かれる質問や回答のコツ、逆質問のポイントについて解説しました。
最終面接では、これまでの選考内容と一貫性を持たせながら、企業に貢献できる人材であることとキャリアアップを目指していることをアピールする必要があります。
さらに、効果的な逆質問を準備することで企業の経営戦略を深く理解し、自分の強みを経営陣に印象付けることが可能です。
内定を獲得するためには聞かれる質問を理解し、一貫性のある答えを準備することで、自信をもって最終面接に臨めるでしょう。