「一次面接で聞かれることってなんだろう」
「一次面接で評価される逆質問を知りたい」
「一次面接で落ちる人の特徴がわからなくて不安だ」
就職活動中の大学生はこのように悩んでいませんか。
この記事では、新卒の大学生が一時面接で重要なポイントを解説しています。
- 一次面接の3つの特徴
- 一次面接で聞かれることの意味
- 【回答集】一次面接で聞かれることが多い7つの質問
- 【要確認!】一次面接で落ちる人の特徴3選
この記事を参考にして面接官の目を惹きつけ、一次面接を突破しましょう。
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一次面接の目的は応募者のふるい分け
企業は一次面接で、大量の応募者をふるい分けするケースが多いです。大手企業は応募者が殺到するため、すべての学生を深く観察するためには時間が足りません。
主に以下の3種類の形式で面接が行われます。
- 個人面接
- 集団面接
- オンライン面接
面接で受かるためにはコツがあります。自分のスキルを面接官に上手くアピールしたい人は、下記の記事をチェックしてみてください。
一次面接の3つの特徴
新卒の一次面接には下記の特徴があります。
- 質問は3~4回ほどで終わる傾向がある
- 表面的な質問が多い傾向がある
- 社会人のマナーを問われる傾向がある
一つずつ見ていきましょう。
質問は3~4回ほどで終わる傾向がある
一次面接が集団形式の場合は、質問回数が3~4回ほどで終わる傾向があります。5人前後の集団面接で1時間とすると、一人にかけられる時間は10分ほどです。二次・三次の個人面談ならば、より長時間の深いやり取りになるでしょう。
表面的な質問が多い傾向がある
一次面接では表面的な質問が多い傾向にあります。大勢の大学生を深く知るための時間を取れないため、まずは履歴書やESの内容と返答にズレがないかを確認します。
社会人のマナーを問われる傾向がある
一次面接で問われやすいのが社会人としてのマナーです。具体的には、以下の内容を重視する傾向にあります。
- 態度
- 言葉遣い
- 服装や髪型
上記の3点が社会人として相応しいかを、ハローワークや大学のキャリアセンターで見てもらいましょう。
一次面接で聞かれることの意味
一次面接で聞かれることには3つの意味があります。
- 自己分析を終えているか
- 履歴書やESの内容とズレがないか
- コミュニケーション力を備えているか
それぞれの意味を把握し、面接官に自分の能力をアピールしましょう。
自己分析を終えているか
一次面接の前に自己分析を終えておきましょう。面接官に自信を持って強みをアピールするためには、深い自己理解が欠かせません。一次面接で深掘りされる可能性は低いですが、次の面接での受け答えとズレを生まないためにも、自分の資質を見極める必要があります。
下記の経験を振り返ると、効率的な自己分析が可能です。
- 遊び、友人とのケンカ
- 成功・達成体験
- 失敗経験
自己分析の効果的な方法については、下記の記事でわかりやすく解説しています。自己分析のやり方に悩んでいる人は、ぜひ読んでみてください。
参考:厚生労働省「自己分析ワークシート活用」2017/08/07
履歴書やESの内容とズレがないか
一次面接では、履歴書やESの内容とズレないように答える必要があります。提出書類とズレが生まれてしまえば、一貫性がなくなり、面接官が信用しづらくなってしまいます。
SPIテストや職業適性検査などを通過し、一時面接で資質を判断されるケースが一般的です。履歴書やESはコピーを取っておき、面接前には見直しておきましょう。
参考:厚生労働省「採用の基準は人物重視」2019/04/25
コミュニケーション力を備えているか
企業は新卒に対して、コミュニケーション力を備えているかチェックします。社会人として働くためには、性別・性格・年代など、さまざまな人物との対話が不可欠。対人能力が低ければ、働きにくくなるでしょう。
厚生労働省が633社に調査した結果、82.8%の企業がコミュニケーション力を重視しているという回答を得ています。
引用元:厚生労働省「~就職支援プログラム・講座企画~」2015/07/08
しかし、コミュニケーション力は即席で身につくものではありません。日頃から先輩や同年代、後輩と積極的に会話し、会話力を鍛えておきましょう。
参考:厚生労働省「~就職支援プログラム・講座企画~」 2015/07/08
【回答集】一次面接で聞かれることが多い7つの質問
一次面接で聞かれることが多い質問を7つまとめました。
- 「自己紹介をお願いします」
- 「志望動機を教えてください」
- 「自己PRをお願いします」
- 「あなたの得意・不得意分野を教えてください」
- 「最近どのような時事問題を注視していますか?」
- 「学生時代にどのようなことに力を入れていましたか?」
- 【逆質問】「最後に何か聞きたいことはありますか?」
回答付きで解説するので、一次面接の対策を充実させたい人は参考にしてみてください。
「自己紹介をお願いします」
面接では自己紹介から始まるケースが多いです。主に以下のポイントに注目されます。
- 態度
- 話し方
- 目を合わせて会話できる自信
回答例は下記の通りです。
「〇〇大学・〇〇学部・〇〇学科の〇〇と申します。大学では、主に(専攻内容)を研究していました。また、(部活名)に所属し、全国大会に2年連続で参加しました。私の大学での経験が、御社での業務に活かせると考えています。本日は、よろしくお願いいたします」
自己紹介は挨拶のようなものであり、長い回答は必要ありません。今までの経験を交えて自己紹介しましょう。
「志望動機を教えてください」
志望動機は、面接官が深掘りする可能性が高い質問です。受け答えの内容で、応募者の熱意や行動量が浮き彫りになるためです。下記のポイントを盛り込めば、面接官の印象を引き上げやすくなります。
- 企業を選んだ経緯
- 具体的なエピソード
- 企業研究のために取った行動
志望動機の答え方について詳しく知りたい人は、下記の記事をチェックしてみてください。
「自己PRをお願いします」
自己PRは自己分析を踏まえた回答が望ましいです。たとえば、下記の回答が参考になるでしょう。
「私の強みは、コミュニケーション力です。大学のゼミでは、同期の意見を総括するまとめ役を経験しました。メンバー全員の意見に耳を傾け、納得いく答えを導くように心がけていました。
また、家電量販店のバイトでは、お客様のニーズと合致した商品の紹介が得意です。会話から必要な情報を読み取り、納得できる情報を伝えられるコミュニケーション力を身につけました」
自信を持って断言できる経歴で自己PRしましょう。
「あなたの得意・不得意分野を教えてください」
得手不得手の回答は、応募者の長所と短所を見極めるために注目されます。短所をそのまま話すだけでは、面接官にマイナスの印象を与えかねません。短所は、下記の回答のようにポジティブな言い換えが好まれます。
「私の得意分野は観察力です。私は大学で心理学を専攻してきました。人の表情や会話の間の取り方から、相手がどのような返答を求めているかを判断可能です。たとえば、うつむきがちな方は、普段から悩みが多い方であると予測し、共感を求めていると想定して聞き取りの姿勢に徹します。
逆に、目を合わせて会話をする方は自信に満ちた性格であると考え、こちらから積極的に質問します。人の性質を正確に読み取り、相手のペースに合わせられる観察力が私のスキルです。
私が不得意としているのは速攻性です。人を観察してからコミュニケーションを取るのが癖になっているため、相手と距離を縮めるために時間をかけてしまいます。しかし、時間をかけるからこそ、相手と長く深い関係を築けるのだと考えています」
上記のように短所を言い換えられれば、面接官に会話の対応力をアピールできるでしょう。
「最近どのような時事問題に注目していますか?」
時事問題の質問では、大学生の関心が注目されています。社会人として働くうえでは、さまざまな情報への高い感度が求められます。国際情勢や業界の動きに、企業は大きく影響されるからです。具体的には、下記の回答を参考にしてみてください。
「私が注目しているのは、AIの画像生成問題についてです。現在、AIの画像生成は現実の人物や画像のデータを収集して作成する場合が多いです。ネット上で収集された情報から作られたデータは、著作権を侵害する可能性があります。
AI技術のメリットだけを受け入れて使い続ければ、著作権やプライバシーの侵害などの問題が大きくなるばかりです。実際に、カリフォルニアで生成AIの作成者が訴えられたという事例があります。
AI技術が人に大きな被害を出さないための厳格なルールを定めるべきだと、私は考えています」
上記の回答のように、自分の意見を盛り込んだ内容で思考力をアピールしましょう。
「学生時代にどのようなことに力を入れていましたか?」
いわゆるガクチカでは、学生時代に取り組んだ内容を深掘りされます。部活や学外の活動で、どのような実績を積んできたかが重要です。
ガクチカへの回答方法については下記の記事がおすすめです。ガクチカを尋ねられる理由や深掘りへの対策が、わかりやすく解説されています。回答のレパートリーを増やしたい人は、ぜひ押さえておきましょう。
【逆質問】「最後に何か聞きたいことはありますか?」
最後の逆質問は一次面接で大切なやり取りです。「特に何もありません」と答えては、企業に関心がないと見なされる可能性があります。
たとえば、下記の内容ならば面接官は興味をもって答えてくれるでしょう。
- 入社後の具体的な研修制度
- 企業でのキャリアプラン例
質問の際に自分の考えも合わせて伝えると、面接官に積極性を強調できます。
【要確認!】一次面接で落ちる人の特徴3選
一次面接で落ちる人は、下記の特徴に合致しているケースがあります。
- 身だしなみが整っていない
- スムーズに回答できていない
- 基本的なマナーが身に付いていない
一つずつ確実に押さえておきましょう。
身だしなみが整っていない
身だしなみが整っていなければ、一次面接に落ちる可能性が上がります。具体的には以下のポイントが重要です。
引用元:厚生労働省「面接対策」2023/04/29
男性と女性で注目されるポイントは違ってきます。身だしなみを整えて面接を受けましょう。
参考:厚生労働省「面接対策」2023/04/29
スムーズに回答できていない
面接でスムーズに回答できなければ、面接官の印象を損ねてしまいます。あやふやな回答では自信の無さが透けてしまいます。
スムーズに回答するためのコツは、自己分析と企業分析で企業との相性を深く掘り下げることです。企業分析について下記の記事でわかりやすく解説しているので、企業が求める人材を把握したい人はぜひご覧ください。
基本的なマナーが身に付いていない
新卒社会人として、基本的なマナーが身に付いていないのはNGです。人は会話の中身よりも、何気ない仕草や会話の進め方で第一印象を決めているケースが多いです。
引用元:厚生労働省「面接のマナーとよく聞かれる質問」 2023/07/21
面接官に好印象を持ってもらうためには、下記のポイントが重要になります。
- 姿勢を綺麗に見せる
- 丁寧な言葉遣いを心がける
- 否定的な考えをポジティブに表現する
大学のキャリアセンターやハローワークの模擬面接で経験を積み、社会人としてのマナーを身に付けましょう。
まとめ
この記事では、一次面接で聞かれることの重要なポイントを解説しました。一次面接を突破するためには、下記の点を押さえる必要があります。
【一次面接で聞かれることの意味】
- 自己分析を終えているか
- 履歴書やESの内容とズレがないか
- コミュニケーション力を備えているか
【一次面接で落ちる人の特徴3選】
- 身だしなみが整っていない
- スムーズに回答できていない
- 基本的なマナーが身に付いていない
上記の点を踏まえて、自分の資質を活かせる企業への就職を目指しましょう。