「集団面接で上手く話せない気がして不安」
集団面接は他の応募者もいて、自分をしっかりアピールできるか不安ですよね。
そこで今回は集団面接に不安を感じている人に向けて、集団面接で聞かれることを解説します。
- 集団面接で好印象を与える重要ポイント3選
- 集団面接で聞かれること5選
- 集団面接で陥りがちな3つの落とし穴と対策法
集団面接で聞かれることがわかると、事前に準備ができ、自信をもって話せるようになります。
集団面接で好印象を与える重要ポイント3選
集団面接は他の応募者がいるなかで、短い時間で好印象を与えるのが重要です。ここでは、集団面接で好印象を与える重要ポイントを3つ解説します。
- 必要なマナーをおさえる
- 企業が求める人物像との合致を伝える
- 簡潔に話をまとめて、他の応募者の話もよく聞く
集団面接で好印象を与える重要ポイントをおさえておくと、限られた時間の中で周囲と差をつけることができ、好印象を与えられます。
ポイント①:必要なマナーをおさえる
ポイント①は「必要なマナーをおさえる」です。
集団面接では他の応募者もいるので、必要なマナーを身につけていないと、悪目立ちします。集団面接で必要なマナーは、主に3つです。
- 身だしなみ（シワのないスーツ、髪のセットなど）
- 姿勢・態度（正しい姿勢、笑顔、声の大きさなど）
- 入退室の仕方（ドアのノックは3回など）
集団面接は第一印象が大事です。必要なマナーを把握し、普段から意識して対策しておきましょう。
ポイント②:企業が求める人物像との合致を伝える
ポイント②は「企業が求める人物像との合致を伝える」です。
集団面接で企業側は「自社が求める人材か」「社風に合っているか」を判断します。
事前に企業サイトを見るだけでなく、会社説明会やインターンシップなどにも参加しましょう。事前に企業が求める人物像を理解しておくと、企業に説得力のあるアピールができます。
ポイント③:簡潔に話をまとめて、他の応募者の話もよく聞く
ポイント③は「簡潔に話をまとめて、他の応募者の話もよく聞く」です。
集団面接では1人ひとりが話せる時間が短く、話を簡潔にまとめる必要があります。アピールしたい気持ちもわかりますが、長々話すと周囲への配慮がないとみなされるので、結論→理由の順に簡潔に話しましょう。
また、集団面接では他の応募者の話をきちんと聞いているかが見られます。他の応募者が話しているときに自分の回答を考えがちですが、発言者の方を向き、適度に相槌を打ちながら聞きましょう。
集団面接で聞かれること5選
集団面接では何を聞かれるのか、面接を受けないとわかりませんが、よく聞かれることは事前に準備しておくのが重要です。
ここでは、集団面接で聞かれることを5つ解説します。
- 自己紹介
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 自己PR
- 逆質問
集団面接でよく聞かれることを知っておくと、事前に対策ができ、自信をもって話せるでしょう。
聞かれること①:自己紹介
聞かれること①は「自己紹介」です。
自己紹介では名前や大学名、学生時代に取り組んだことなどを1分以内に伝えます。
ここでは簡潔かつ丁寧、個性、インパクトを意識するのが大事です。自分が面接官の立場だったら、印象に残るのかどうかを判断軸に考えていきましょう。
もし最初の質問であれば、最後に「よろしくお願いいたします」と一言挨拶を添えるのがおすすめです。
聞かれること②:志望動機
聞かれること②は「志望動機」です。
志望動機は必ず聞かれる重要な質問で、企業側は自社とマッチしているか、意欲の高さを見ます。自分なりのきっかけを盛り込み「なぜこの企業でないといけないのか」を自分の言葉で伝えるのが重要です。
徹底的に企業研究を行い、説得力のある志望動機を考えておきましょう。
聞かれること③:学生時代に力を入れたこと
聞かれること③は「学生時代に力を入れたこと」です。
人柄や行動力、入社後に成果を出してくれる人物かが見られます。
他の応募者と差をつけるために、大きなエピソードを探す必要はありません。大事なのは頑張ったことの説明だけに終わらず、成果を上げるために何をして、どのような成果が得られ、振り返りをしたのかを伝えることです。
聞かれること④:自己PR
聞かれること④は「自己PR」です。
自己PRでは「強みは何か」「入社後強みを活かしてどのような活躍をしてくれるのか」が見られます。社風に合った強みやアピールしたいことを1つ選んで、以下のような構成で簡潔に伝えましょう。
- 自分の強み、アピールしたいこと
- 強みをどのように発揮したのか、エピソードを交えた根拠
- 入社後はどのように強みを活かし、貢献するか
構成に沿って話すと説得力が増し、印象に残ります。
聞かれること⑤:逆質問
聞かれること⑤は「逆質問」です。
逆質問とは「最後に何か質問はありますか？」のように、学生側から質問する時間が設けられることです。疑問を聞けるだけでなく、企業側に熱意をアピールできるチャンスでもあります。
しかし、公式サイトなど調べればわかる程度の質問やネガティブな質問は、マイナスな評価になります。
「入社後、研修から現場配属までの流れを教えてください」「活躍するために、入社前に勉強しておくべきことがあれば教えてください」など入社への意欲をアピールできる質問をしましょう。
集団面接で陥りがちな3つの落とし穴と対策法
集団面接では緊張感が溢れるなか、予想外のことが起き、慌ててしまうことも少なくありません。ここでは集団面接で陥りがちな3つの落とし穴と対策法を解説します。
- 話そうとしたことを先に言われる
- 面接官に不意に質問される
- 他の応募者と比べて自信喪失する
集団面接で陥りがちな3つの落とし穴と対策法を知ると、事前に心構えができ、落ち着いて対応できるでしょう。
落とし穴①:話そうとしたことを先に言われる
集団面接で陥りがちな落とし穴1つ目は「話そうとしたことを先に言われる」です。
集団面接では同じ質問を順番に聞くことが多いため、前の応募者と内容が被ってしまう場合があります。
しかし、慌てて回答を変更すると、上手く話せず評価を下げる原因になります。
同じ内容でも、自分なりに感じたことやどのように成果を出したかなどは異なるでしょう。
自信をもって、言いたかったことを自分なりに伝えるのが大切です。
落とし穴②:面接官に不意に質問される
集団面接で陥りがちな落とし穴2つ目は「面接官に不意に質問される」です。
集団面接では順番に関係なく、不意に質問されることがあります。他の応募者が話しているときや自分の番が終わった直後だと、次の回答を考えたり、気が抜けてしまったりしがちです。
集団面接では他の応募者が話しているときの態度も評価されます。いつ質問されても答えられるように、面接中は気を抜かず、他の応募者の話にも耳を傾けましょう。
落とし穴③:他の応募者と比べて自信喪失する
集団面接で陥りがちな落とし穴3つ目は「他の応募者と比べて自信喪失する」です。
集団面接では他の応募者の発言と比較しがちです。他の応募者が「全国大会で優勝した」「サークルの部長として成果を出した」など大きな経験を聞くと、「自分なんか…」と自信喪失する人も少なくないでしょう。
しかし、比較すると焦るだけで良いことはありません。面接官は見栄えではなく、人柄や企業にマッチしているかを見ています。他の応募者の発言に左右されず、自分の経験に自信をもって話しましょう。
まとめ
この記事では、集団面接に不安を感じている人に向けて、集団面接で聞かれることを解説してきました。集団面接で主に聞かれることは以下の5つです。
- 自己紹介
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと
- 自己PR
- 逆質問
集団面接では他の応募者と比較してしまいがちですが、どの質問も自分なりの言葉で簡潔に伝えることが重要です。自分の経験に自信をもって、アピールしていきましょう！
