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ガクチカの良い書き方とは?選ぶべきアルバイトの条件を含め徹底解説!

就活の面接対策としてガクチカを書きたいけど、どのように書けば良いのかわからないという方が多いのではないでしょうか?

この記事ではそんな大学生の方に向けて、ガクチカの良い書き方やガクチカに取り入れやすいアルバイトの条件について詳しく解説していきます。

この記事を読み終える頃には、採用担当者から高い評価をもらえるガクチカの書き方が明確になり、自信を持って就活面接に挑めます。

目次

アルバイトのガクチカを書くコツは、いかに他学生と差別化するか

良いガクチカを書く際に抑えるべきポイントは、いかに「他学生と差別化」できるかにかかっています。なぜなら、アルバイト経験をガクチカに取り入れる就活生はたくさんいるため、差別化ができていないと採用担当者の記憶に残らず良い評価をもらえる可能性が下がるからです。

たとえば学校の授業、部活動、サークル活動で記憶に残る人は、周りの人達と比較して個性的で、他学生と差別化できている人が多いですよね。

また、差別化をより強めるために、この記事で紹介した方法を元にガクチカを作った後は、添削して内容をブラッシュアップしましょう。ブラッシュアップの手順は次の通りです。

  1. 作ったガクチカの文章を声に出して読んでみる(目と耳でダブルチェック)
  2. 1.で文章に違和感を感じた箇所を修正する
  3. 修正したガクチカの文章を友人や家族に読んでもらい、どこを改善すればより良くなるか聞く
  4. 3.で得た改善点を元に文章を修正する
  5. ガクチカを話す練習を友人や家族に聞いてもらい、気になる点やどんな意味なのかわからない箇所がないか聞く
  6. 5.で得た改善点を元に話す内容(文章)を修正する
  7. 5.~6.を繰り返す

就活のESや面接で、なぜガクチカを聞かれるのか

就活のES(エントリーシート)や面接でガクチカを聞かれる理由は次の通りです。

  • どんな挑戦や成果を出してきたのか知りたいから
  • 企業が求める人物像とマッチするのか確認したいから

詳しく解説していきます。

どんな挑戦や成果を出してきたのか知りたいから

採用担当者は就活生がどんなことに挑戦し、どのような成果を出してきたのか知ることで、主体性や向上心があるのかをチェックし、今後の伸びしろやポテンシャルの高さ(将来的に自社で成果を上げ、貢献してくれそうか)を測っています。

企業が求める人物像とマッチするのか確認したいから

就活生のガクチカを聞くことで企業が求める人物像とマッチするか確認し、入社してから上司、先輩、同僚達とチームワークを発揮して長く活躍していけそうかを見ています。なぜなら、企業が採用活動をする際、コスト(企業のお金や社員の時間)を投じるため、掛けたコストに見合うリターンを得たい(採用した社員が長期間に渡り自社の利益に貢献してほしい)と考えているからです。

アルバイト経験はガクチカに有効! アピールしやすい学び3選

アルバイトのガクチカでアピールしやすい学びは、入社後の業務でも求められる以下の3つです。

  • ①協調性
  • ②責任感
  • ③粘り強さ

詳しく見ていきましょう。

①協調性

アルバイト先と志望企業に入社して働く際、どちらも異なる世代や価値観の人達(上司、先輩、同僚)と協調性を発揮して仕事を進めていく点が共通しています。そのためアルバイトのガクチカを話す時、チーム内でどのような動きを(協調性を発揮)して貢献してきたかをアピールすることで、採用担当者も一緒に働くイメージがつきやすくなり、良い評価を得やすくなります。

②責任感

「納期を守る」「任された仕事を最後までやりきる」などの責任感のある行動を取ることで、一緒に働く人達から信頼されます。社会人として仕事をしていく上では当たり前とされていますが、アルバイト先と志望企業ともに責任感のある行動が求められる点は共通しています。社会人レベルの責任感を持っているのをアピールすることで、悪い評価が付くのを防げるでしょう。

③粘り強さ

仕事を進める中で一度や二度は必ず失敗するはずです。大切なのは、任された仕事を完了させる最後までやり抜く粘り強さです。粘り強さがあることをアピールできれば、採用担当者に「多少の問題が発生しても業務を完遂してくれそうだな」と良いイメージを持ってもらいやすくなります。

ガクチカに取り入れやすいアルバイトの条件

ガクチカに取り入れやすいアルバイトの条件は次の通りです。

  • 長期間続けたアルバイト
  • 現場経験をしたかのように語れるアルバイト
  • 長期インターンシップ

詳しく解説していきます。

長期間続けたアルバイト

企業は長期間働いてくれそうな就活生を採用したいと考えています。1つのアルバイト先へ長い間勤め続けていることをアピールできれば、入社後に「長期間働いて自社に貢献してくれそうだな」とイメージしやすくなり、良い評価を得やすくなります。

また、長期間続けるには業務をこなす中で大変なことや辞めたいと感じる瞬間を乗り越え、コツコツ努力を積み重ねてきた証明にもなるので、具体的なエピソードとして話せるとなお良いでしょう。

長期インターンシップ

長期(1ヶ月以上)インターンシップを経験をしている就活生が少なく、社会人としての基礎や実務スキルを学べているはずです。インターンシップ未経験者達と比べて頭一つ抜きん出ていることを企業にアピールしやすく効果抜群です。

ガクチカにおすすめできないアルバイト

ガクチカにおすすめできないアルバイトは次の通りです。

  • 世間的にイメージがよくない職種
  • 短期間でやめてしまったアルバイト

詳しく解説していきます。

世間的にイメージがよくない職種

マイナスイメージを持たれやすい職種は次の通りです。

  • 水商売
  • キャッチ

自分が問題ないだろうと思っていても、採用担当者によっては職種に対する偏見を持っている可能性があるため、世間的にイメージがよくないとされている職種は避けた方が無難です。マイナスになる要因を少しでも排除することで、良い評価を維持できるように配慮しましょう。

短期間でやめてしまったアルバイト

1、2ヶ月の短期間でやめてしまった場合や1日だけ(日雇い)のアルバイトは、経験が浅く面接で深掘りされた際、十分な回答ができない可能性が高まります。また、会社は長く働いてくれる人を採用したいため、「自分に合わないと感じたらすぐ辞めてしまうのか」とマイナスなイメージを持たれやすくなるので控えましょう。

アルバイトのガクチカで差別化を促す3つのコツ

ガクチカで差別化をするためのコツは次の3つです

  • ①数字などの定量的な表現を用いる
  • ②自分の考えや、想いを交えたエピソードを伝える
  • ③仕事に対する価値観を伝える

詳しく解説していきます。

①数字などの定量的な表現を用いる

ガクチカで使うエピソードに数字を用いることで、成果や実績が具体的になり採用担当者へのイメージ共有が鮮明になるため、良い評価をもらいやすくなるからです。

たとえば、アルバイト先で店内の掃除を1時間以内に完了するよう頼まれたとします。指定された時間より早く終わったことを伝える際に、「指定された時間内より早く完了できました」と伝えるよりも「1時間以内で終わらせるよう言われましたが、30分で完了できました」と伝えた方が成果が伝わりますよね。

②自分の考えや、想いを交えたエピソードを伝える

自分の考えや想いを盛り込むことで、オリジナリティのあるガクチカが作れます。なぜなら、アルバイトの業務をこなす際に自分がどのような考えや想いで行動したのかは人によって異なり、自分の性格や個性が出せて簡単に差別化できるからです。

③仕事に対する価値観を伝える

企業は就活生の価値観を知ることで、自社にマッチした人材なのか(企業理念や社風が合うか、長く貢献してくれそうか)推し量ります。自分の価値観と企業の価値観(理念や社風)が最も近い(すり合わせられる)ものを選んでエピソードに盛り込むと、採用担当者は「自社の価値観と一致しているから長期間に渡って活躍してくれそうだな」とポジティブなイメージができ、良い評価を得やすくなります。

まずは、自分の価値観を見つけるのが大切です。入社後にミスマッチで後悔しないために必要な作業なので、以下の記事も併せて読むことをおすすめします。

職種別、ガクチカの書き方で良い例文3選

良いガクチカの書き方を、職種別で例文にして以下の3つをご紹介します。

  • ①接客業のアルバイト
  • ②デスクワークのアルバイト
  • ③長期インターンシップ

詳しく見ていきましょう。

①接客業のアルバイト

カフェ(接客業)のアルバイトのガクチカ例文は以下の通りです。

私が学生時代に力を入れたことはカフェ店員のアルバイトです。数ある職種の中でカフェ店員を選んだ理由は、「人の笑顔を見るのが好き」という価値観を持っているからです。

たとえば2人で来店したお客様がデザートを注文した際、「2等分に分けましょうか?」と提案したり、お水がなくなったら「おかわりはいかがですか?」とお声をかけたりして、快適に過ごしてもらえるように工夫していました。お客様から笑顔で「ありがとう!」と言ってもらうことができ、お客様を喜ばせるために試行錯誤することにやりがいを感じています。

また、工夫の積み重ねにより毎週5組のリピーターのお客様が通って頂けるようになり、店長からは「売上が上がったよ!」と褒められ、もっと頑張ろうと思いました。

②デスクワークのアルバイト

コールセンター(デスクワーク)のアルバイトのガクチカ例文は次の通りです。

私が学生時代に力を入れたことはコールセンターのアルバイトです。数ある職種の中でコールセンターを選んだのは「人から感謝されるのが好き」という価値観を持っているからです。

業務内容はお客様からの電話を受けて悩みや問題を解決していくことです。最初はお客様の悩みを聞き取るだけで精一杯で毎回折り返しかけ直す対応になってしまい、1日4時間の業務時間で4件しか電話対応ができませんでした。

このままではいけないと想い、お客様の悩みや問題解決をもっと早く行えるように自社のサービス概要や頻出する問い合わせの情報をまとめる工夫をしました。その結果、折り返さずにご案内できるようになり、1日4時間の業務時間で16件の対応ができるようになりました。今では、問題解決するたびにお客様から「ありがとう!」と言ってもらえることにやりがいを感じています。

③長期インターンシップ

長期インターンシップのガクチカ例文は以下の通りです。

私が学生時代に力を入れたことはWebマーケティングの長期インターンです。数ある職種の中でWebマーケティングを選んだのは「分析をするのが好き」という価値観を持っているからです。

業務内容は依頼主様のWebサイトに今よりもっと多くのお客様がアクセスしてくるように改善することです。最初は分析ツールの使い方がわからず、数字から現状や問題の原因を特定できなかったため、なかなか集客数を増やせず苦戦しました。

なんとか成果を出したいと想い、上司や先輩方に分析ツールの使い方や数字の読み取り方を根気強く教わりながら愚直に実行していきました。結果、3ヶ月後には依頼主様のWebサイトへのアクセス数が3倍に跳ね上がり、お世話になった上司や先輩方から「頑張ったね!」お褒めの言葉を頂きました。

もっと効率よく集客数を伸ばせないか工夫し、狙い通りに成果として数字が出た時にとても嬉しく、やりがいを感じています。

まとめ

良いガクチカの書き方や聞かれる理由、取り入れやすいアルバイトの条件について解説しました。

自分の価値観や考えが整理できていない場合は、とりあえず興味のあるアルバイトにチャレンジしてみることで、自分は何を大事にしているのかが見えてきます

自分の価値観を見つけるためにアルバイトへチャンレジすれば就活で活きてくるはずなので、、何か1つでも試しに行動することをおすすめします。

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