「インターンに行かないと就職できないの?」
「インターンに行かなくても就活を成功するための行動を知りたい!」
と考えている学生は多いのではないでしょうか。
結論として、就職活動においてインターンは重要な経験とされていますが、インターンに行かなくても内定を獲得している人はいます。
インターンに行かないことのメリット・デメリットを理解し、具体的なアクションプランを立てることで、希望する企業への就職に近づけるでしょう。
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インターンに行かない人の割合はどれくらい?
マイナビが2023年に卒業予定の大学生に対象に行った調査によると、83.6%の学生がインターンに参加しています。つまり、インターンに行かなかった学生は全体の16.4%です。
引用;マイナビキャリアリサーチLab「2023年卒大学生インターンシップ調査~中間総括~」
決して多い数字ではないですが、インターンに行かない学生は一定数存在することがわかります。
インターンは絶対に参加しなければいけないわけではないので、無理せずに「自分はインターンに行く必要があるのか」を考えることが重要です。
インターンに行かない人の理由とは?
インターンに行かない人の理由は、主に以下の理由が挙げられます。
- 学業や部活動、サークル活動が忙しい
- アルバイトや家族の事情
- どこに参加したらいいかわからない
大学の授業、部活やサークル活動などが充実している学生は、インターンに行く時間を確保できないことがあります。
また、自己分析や就職活動の準備が不十分で、どこのインターンに行けばいいか選べずに結果的にインターンに行かないというケースもあります。
インターンに行かない場合のメリット・デメリット
インターンに行かない場合のメリットとデメリットについて、解説します。
インターンに行かないことのメリット
インターンに行かない最大のメリットは、時間が自由になることです。
インターンに行かないことで、大学生にしか経験できない学業やサークル活動に集中できる時間が増えます。自分自身の強みや興味を持つことに十分な時間が取れるので、自分のキャリアプランや目標をより明確に設定できます。
また、インターンの予定に縛られないため、自由な時間を活用して新しい経験を積めます。
インターンに行かないことのデメリット
インターンに行かないデメリットは、企業の内情を自分自身の目で確認しにくい点です。
興味のある企業があっても、インターンに行かないと企業の実態を理解することが不十分になります。インターンに参加することで得られる実務経験は、実際の仕事をイメージしやすくしてくれます。
インターンは企業を知るための効果的なツールの1つであるため、行かないことはデメリットとなるでしょう。
インターンに行かない学生の次なるアクションプラン
インターンに行かない場合、学生が内定を勝ち取るためのアクションプランを立てることが重要です。
- 学業やサークル活動に全力を注ぐ
- 社会人との関わりを持つ
- 就職活動に向けた情報収集
- インターンに行かなかった理由を整理する
では、1つずつ詳しく解説します。
アクションプラン①学業やサークル活動に全力を注ぐ
インターンに行かない場合、学業やサークル活動などに全力を注いでいきましょう。
学業では、ゼミや研究で優れた成果を出したり、学会発表や論文執筆への挑戦が有効です。良い成績に繋がると、企業に対して大きなアピールポイントとなります。
また、サークル活動では、部長を務めたり、大会やイベント企画・運営に積極的に関わることが重要です。リーダーシップや組織運営のスキルを身につけておくことも、自己PRにも活用できます。
自身の専門性やリーダーシップを高めることに注力することは、企業へのアピールポイントとなります。経験の中で学んだことや自身の成長などを伝えられるように、目的や目標を持って取り組むといいでしょう。
アクションプラン②社会人との関わりを持つ
社会人との関わりを持つことで、社会人のマナーが身につき、目上の人とコミュニケーションをとることにも慣れてきます。
アルバイトをしている人は接客マナーをブラッシュアップしたり、、目上の人との会話の中でコミュニケーションスキルを高めたりするといいでしょう。
インターンに行かなくても、ビジネスマナーは習得できます。
アクションプラン③就職活動に向けた情報収集
就職活動に向けた情報収集は非常に重要なので、アクションプランとして取り入れましょう。
志望している企業の採用ページや就活サイトを活用して、企業が求める人材像や採用プロセスを詳しく調べます。企業に絞らずに、希望している業界全体のトレンドや他社の傾向についても情報を集めることが大切です。
具体的には、希望する業界での以下の情報は早めに押さえておきましょう。
- 選考方法や内容、スケジュール
- エントリーシートの書き方
- 自己分析の方法や実践
- 面接対策
また情報収集として、口コミサイトや就職コミュニティで実際に就職したい企業で働いている人の声をチェックするのも効果的です。
アクションプラン④インターンに行かなかった理由を整理する
インターンに行かなかった自分なりの理由をしっかりと整理して、説得力のある回答を準備しておくことが大切です。
面接では「なぜインターンに行かなかったのか」と理由について問われることがあります。学業やサークル活動での学びや成長した点を、具体的かつポジティブに説明できるようにしておくと効果的です。
さらに、学生時代の経験が志望している企業でどのように役立つかを具体的に結びつけることができれば、面接で好印象を与えられるでしょう。
インターンに行かなかったことをネガティブに捉えずに、前向きな理由を見つけることが最善です。
まとめ
今回の記事では、インターンに行かないメリット・デメリットや、インターンに行かない人が就職内定を勝ち取るためのアクションプランについて解説しました。
インターンに行かないのであれば、就職活動に対して効果的なアクションプランを立てることが重要です。
インターンに行かなくても、戦略的に就職活動を進めることで、志望する企業への内定に近づけるでしょう。