「インターンを予約していたのにすっかり忘れていた!」「当日急に体調が悪くなって担当者へ欠席連絡をしていなかった!」などの理由から、インターン無断欠席をしてしまったことはありませんか?
結論からお伝えするとインターン無断欠席は絶対にNGです!
なぜなら自分自身の選考に関わるだけでなく、企業や大学にも迷惑がかかるからです。
この記事では就職活動中の大学生に向けて、インターン無断欠席が与える影響と無断欠席をしてしまったときの対応を解説します。この記事でわかるのは以下の4点です。
- インターン無断欠席が与える影響
- インターン無断欠席をしてしまった場合の対応
- インターン無断欠席をしないための予防法
- インターンを欠席する際のマナー
この記事を読むことで、万が一無断欠席してしまっても適切な対応が取れる人になりましょう。
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インターン無断欠席は絶対にNG!
まずはじめにインターン無断欠席は絶対にNGです。無断欠席をしてしまうと「常識がない人」「自社に興味がない人」と判断されてしまい、無断欠席してしまった企業の選考に悪影響を及ぼす可能性があります。
「連絡をしない」という行為はビジネスマナーとしても絶対にしてはいけません。
インターン当日に突然の体調不良や交通機関トラブル等の故意ではない理由だとしても、必ず企業に連絡を入れましょう。インターンに行けないと分かった時点で即連絡をすることが大切です。
インターン無断欠席が与える影響
インターン無断欠席が与える影響は次の2点です。
- 今後の選考で不利になる
- 大学の印象も悪くなる
インターンを無断欠席してしまうと自分に対する印象だけでなく、自分が通っている大学の印象までも悪くなる可能性があります。今後の就活においてどんな影響を与えるのか、より詳しくみてみましょう。
今後の選考で不利になる
インターン無断欠席が与える影響1つ目は、今後の選考で不利になることです。無断欠席をすると企業の採用担当者から「常識がない人」「自社に興味がない人」と判断されてしまい、今後の選考で不利になる可能性が非常に高くなります。
インターン無断欠席が他の全ての企業の選考に影響するわけではありませんが、インターンを開催している企業のグループ企業には無断欠席の情報が共有されてしまう可能性もあります。
今後の選考のことを考えても、自分の評価を落とさないような行動を心がけましょう。
大学の印象も悪くなる
インターン無断欠席が与える影響2つ目は、自分が通っている大学の印象も悪くなる可能性があることです。特に大学と連携している企業との単位修得型インターンの場合、インターン無断欠席をする学生が多いと今後企業の協力が得られなくなることも考えられます。
インターン無断欠席は自分だけの問題ではなく、後輩たちのチャンスの芽を摘んでしまう行為です。絶対にインターン無断欠席は避けるようにしましょう。
インターン無断欠席してしまった場合の対応【例文付き】
インターン当日、寝坊や事故等で無断欠席してしまった場合、一番大切なのはすぐに電話で連絡を入れることです。インターン自体が終わってしまっていても必ず謝罪の連絡を入れましょう。
何事も失敗した後の対応が重要です。誠意をもった対応をすれば、悪い印象を払拭できるかもしれません。
ここではインターンを無断欠席してしまった場合の対応を例文付きで紹介します。
インターン担当者に電話で連絡する
インターン無断欠席をしてしまった場合は、インターン担当者に電話で連絡をしましょう。なぜ電話で連絡をするのかというと、緊急性が高く相手に確実に伝えたい内容だからです。ビジネスシーンにおいても、緊急性が高い重要な連絡は電話で伝えることが基本になります。
インターン当日企業の担当者は、会場準備などで忙しい場合が多く、メールで連絡をしても確認してもらえない可能性が高いでしょう。
またメールだけで無断欠席の謝罪を済ませてしまうことは、相手にこちら側の誠意が伝わりにくいうえに失礼な行為にあたります。インターン無断欠席をしてしまった際は必ず電話で連絡をしましょう。
電話で連絡する際の例文
電話で連絡する際に伝えるべき内容は以下の5点です。
- 大学名・氏名を伝える
- 要件を簡潔に伝える
- 無断欠席をした理由を明確に伝える
- 誠意をもった謝罪をする
- 今後どうするかを伝える
上記の内容と併せて、最後に再度謝罪をして電話を終えるとより丁寧です。
「お忙しいところ恐れ入ります。〇〇大学の〇〇と申します。本日参加を予定していたインターンの件で連絡いたしました。インターンご担当の〇〇様いらっしゃいますでしょうか?」
「お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。本日のインターンですが、体調が優れなかったため欠席いたしまいた。事後連絡となり、大変申し訳ございません。今後このようなことが起きないように、自己管理を徹底いたします。」
「この度はせっかくの機会を用意していただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。それでは、失礼致します。」
インターン担当者が不在の場合はメールで連絡する
企業に電話をかけてもインターン担当者が不在の場合は、インターン担当者宛にメールで連絡をします。メールを送る際は、電話をしたが繋がらなかったむねを併せて書いておくとより誠意が伝わるでしょう。
メールを送る際は、件名だけで送り主と内容が伝わるようにしておくことがポイントです。
メールで連絡する際の例文
メールで連絡する際に記入する内容は以下の7点です。
- 送り主と内容が明確な件名
- 宛名
- 挨拶・名乗り
- 無断欠席の理由
- 謝罪
- 今後の対応
- 結びの挨拶
- 署名
【件名】
〇月〇日インターン欠席についてのお詫び 〇〇大学〇〇(氏名)
【本文】
株式会社〇〇 人事部
〇〇様
お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。
お忙しいところ、急なご連絡失礼いたします。
事後連絡となり大変恐縮ですが、本日参加を予定していたインターンを体調不良のため欠席いたしました。この度はせっかくの機会を用意していただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございません。
以後、このようなことが起きないように自己管理を徹底いたします。
またインターンの機会がございましたら、是非参加させていただければ幸いです。その際は何卒よろしくお願い申し上げます。
〇〇大学 〇〇学部
〇〇(氏名)
TEL:000-0000-0000
MAIL:0000@0000.com
インターン無断欠席しないための予防法
インターン当日の「体調不良」や「寝坊」以外にも、「参加日を忘れていた」や「インターンの予定がかぶってしまっていた」ということがあるでしょう。スケジュール管理は就活やその後の社会人生活でも必須なスキルです。インターン無断欠席をしないためにもスケジュール管理を徹底しましょう。
ここではインターン無断欠席をしないための予防法を3点お伝えします。
- インターンの詳細を確認する
- 開催日時を予定表に記入する
- インターン辞退が確定した段階で連絡する
インターンの詳細を確認する
インターン無断欠席をしないための予防法1点目は、インターンの詳細を確認することです。まずは募集要項や配布された資料をよく確認しましょう。日付や開催時間以外にも当日提出が必要な事前課題がある場合もあります。
予定は覚えていたのに、提出物の用意ができておらず行きたくなくなってしまったなんて人もいるかもしれません。当日行きたくなくなったと思わないためにも、インターンの内容をよく確認し、前日までに持ち物を準備しておきましょう。
開催日時を予定表に記入する
インターン無断欠席をしないための予防法2点目は、開催日時を予定表に記入することです。頭で記憶するだけでは忘れてしまう可能性が非常に高いため、インターンの予定が決まったらすぐに手帳やカレンダーアプリなどの予定表に記入しましょう。
インターン開催日だけでなく開催時間・開催企業・会場・持ち物も併せて記入しておくことがおすすめです。日程が近いインターンがあると間違いやすいので、1回だけでなく数回確認しておくと安心でしょう。
スケジュール管理は社会人になっても必須のスキルです。大学生のうちからすぐに予定表に記入する習慣をつけましょう。
インターン辞退が確定した段階で連絡する
インターン無断欠席をしないための予防法3点目は、インターン辞退が確定した段階で連絡することです。辞退の連絡が言いにくいからといって先延ばしにしてしまうと、どんどん企業やインターン担当者に迷惑がかかってしまいます。
事前連絡を入れればインターンを辞退すること自体は、悪いことではありません。大学の授業が入ってしまったり、重要な予定が入ったりした時は、すぐにインターン担当者へ連絡をしましょう。連絡が早ければ早いほど、企業にかける迷惑が最小限に抑えられます。
インターンを欠席する際のマナー
ここではインターンを欠席する際のマナーを紹介します。欠席する際のマナーは以下の3点です。
- できる限り早く連絡する
- 連絡は電話とメールの両方でする
- 営業時間内に連絡をする
インターンを欠席すること自体は悪いことではありませんが、マナーを守れていないとインターン担当者から悪い印象を持たれてしまう可能性があります。連絡をする時は必ずマナーを守りましょう。
できる限り早く連絡する
インターンを欠席する際のマナー1点目は、できる限り早く連絡することです。企業はインターンを開催するにあたって前もって準備を進めています。直前になればなるほど企業側の手間が増えてしまうのです。
またインターン欠席を早く連絡することで、選考で落ちてしまった他の学生がインターンに参加できるかもしれません。企業にとっても空席がなくなるのはありがたいことです。
企業や他の学生のためにも、インターン欠席連絡はできる限り早くしましょう。
連絡は電話とメールの両方でする
インターンを欠席する際のマナー2点目は、連絡は電話とメールの両方ですることです。電話連絡だけの場合、インターン担当者が忘れてしまうおそれがあります。電話連絡をした後にメールでも連絡することで、欠席連絡した証拠を残すことができます。
証拠を残す目的以外にもメールで連絡をしておくと、丁寧な印象になり、より誠意が伝わりやすいでしょう。
営業時間内に連絡をする
インターンを欠席する際のマナー3点目は、営業時間内に連絡をすることです。なぜなら営業時間外に連絡をしてしまうと、電話をしても担当者が対応できない可能性が高いからです。
また営業時間内であっても就業開始1時間や終業間際1時間は、仕事が忙しい時間帯なので連絡は避けた方が良いでしょう。他にもお昼休みの時間も担当者に繋がりにくい場合が多いです。電話連絡をする場合は一般的に10時〜12時・14時〜17時を目安に連絡をすると、相手の担当者も対応しやすいでしょう。
インターン欠席連絡だけに関わらずインターン担当者に電話連絡をするときはかける時間にも注意が必要です。
まとめ
この記事では就職活動中の大学生に向けて、インターン無断欠席が与える影響と無断欠席をしてしまったときの対応を解説しました。この記事の中で特に大切なことは以下の4点です。
- インターン無断欠席は絶対にしない
- スケジュール管理を徹底する
- インターン欠席・辞退はできる限り早く連絡する
- 連絡をする時は電話とメール両方でする
インターン無断欠席をしてしまうと自身の評価が下がるだけでなく、インターンを開催してくれる企業や自分が所属する大学にまで迷惑がかかります。スケジュール管理を徹底してインターン無断欠席を絶対にしないようにしましょう。