OB訪問で聞くことが、具体的にわからないと悩む大学生が多いです。そこでこの記事では、OB訪問で重要なポイントをまとめました。
- OBOGへの質問例37選
- 【要確認!】OB訪問時に聞いてはいけない5つのこと
- OB訪問前のメール作成に使えるテンプレ
- OB訪問前の質問リストの作り方のポイント
OB訪問は、就職活動を成功させるために欠かせない要素です。この記事を参考にしてOBから企業の情報を深掘りし、自分が納得して働ける企業に就職しましょう。
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OB訪問で得られる3つの情報
就職活動では、OB訪問で得られる3つの情報が活躍します。
- 企業の実態を把握できる
- 業務の詳細を把握できる
- ワークライフバランスを確認できる
スムーズに就職活動を進めるための重要なポイントです。
企業の実態を把握できる
OB訪問では、外からではわからない企業の実態を把握できます。企業説明会やホームページだけでは、企業の深いリサーチは難しいです。実際に働いているOBからの情報であれば、ネット上で確認できる情報とのギャップを埋められます。
業務の詳細を把握できる
業務の詳細もOB訪問で得られる重要な情報です。実際に働いているOBの情報は、業務の深い理解に役立ちます。職場見学も有効ですが、実際の業務での深い部分まで見せてもらえないかもしれません。
また、OB訪問は悪い情報だけではなく、良い意味でのギャップを感じる情報を得られる可能性もあります。自分が持つスキルが、実際に働くうえで活用できると判断できれば、就職活動のモチベーションも高まるでしょう。
ワークライフバランスを確認できる
OB訪問では、企業のワークライフバランスの実態を確認できます。働き方改革でワークライフバランスが重視されているとはいえ、なかにはワークライフバランスの調整が上手くいっていない企業があるかもしれません。
独立行政法人 労働政策研究・研修機構は、2016年から2022年にかけて長時間労働は減少したと発表しています。一方で、30代社員への負担拡大やメンタルダメージの増加などが見られたというデータもあります。
OB訪問時にワークライフバランスを確認し、安定して働ける企業かを判断しましょう。
参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「働き方改革の評価と課題」2023/12/20
OBOGへの質問例37選
OBOGへの37の質問例を種類ごとにまとめました。
- 働き方や福利厚生の実態について
- 活躍している社員について
- プライベートのすごし方について
- 企業の将来について
- キャリアプランについて
- 企業が新卒に求めるスキルについて
質問リストを作る際の参考にしてみてください。
働き方や福利厚生の実態について
- 転勤が求められることはありますか?
- 福利厚生施設の利用率は高いですか?
- 平均的な残業時間はどのくらいですか?
- スケジュールはどのように組んでいますか?
- 繁忙期の休日出勤はどのくらいありますか?
- 新卒をサポートする体制は充実していますか?
- 会議では意見交換が積極的に行われていますか?
- 育児休暇や有給休暇の取得率はどのくらいですか?
- メンタルヘルスケアの支援体制は充実していますか?
活躍している社員について
- 部署間の交流は活発ですか?
- 女性が活躍できる企業ですか?
- 企業が重視しているポイントはなんですか?
- スキルアップのために何を重視していますか?
- 社員への支援制度の利用率はどのくらいですか?
- 活躍している社員はどのような働き方をしていますか?
- 優秀な社員のノウハウを共有する体制は構築されていますか?
- 活躍している社員はどのようなポイントが評価されていますか?
プライベートのすごし方について
- 休日はどのように過ごしていますか?
- 休日に企業から連絡が入ることはありますか?
- プライベートで社員との私的な関わりはありますか?
- 社員同士が交流するイベントは開催されていますか?
企業の将来について
- 企業は新しい市場を開拓していますか?
- 企業のビジョンはどのように構築されていますか?
- 企業はビジョン達成のために何を必要としていますか?
- ライバル企業と差別化するためには何が必要ですか?
- グローバル化のためにどのような活動が行われていますか?
- 企業は将来の発展のためにどのような施策を取っていますか?
キャリアプランについて
- キャリアプランを変更したことはありますか?
- キャリアプランの策定で何を重視していますか?
- どのようなキャリアプランを想定していますか?
- キャリアプラン達成を支援する制度は充実していますか?
- キャリアプラン達成のためにどのような活動をしていますか?
- 海外出張をサポートするためにどのような体制が構築されていますか?
企業が新卒に求めるスキルについて
- 新卒が入社後に直面しやすい問題はありますか?
- 企業が新卒に求める具体的なスキルはなんですか?
- 入社前に取得するべき資格やスキルはありますか?
- 新製品を開発するためにどのようなスキルが求められますか?
【要確認!】OB訪問時に聞いてはいけない4つのこと
OB訪問時には、聞いてはいけないことが4種類あります。
- 簡単に調査できる質問はしない
- プライベートの深掘りはしない
- 企業の機密に関わる質問はしない
- 内容がはっきりしない質問はしない
就職活動のためだからといって、何でも質問するのはNGです。OB訪問時にやらかしが起きないようにチェックしておきましょう。
簡単に調査できる質問はしない
OB訪問時に、簡単に調査できる質問は避けましょう。ホームページや企業説明会で把握できる質問をする意味はありません。たとえば、下記の内容はOBへの質問として不適切です。
- 企業理念
- 採用人数
- 募集要項
- 主力商品
- 企業の売上
事前に把握できる情報はリサーチしたうえで、OBにしかわからない質問をしましょう。
プライベートの深掘りはしない
OB訪問時にプライベートの深掘りは避けましょう。企業について答えるために時間を割いているOBに、家族構成や恋人の有無などを尋ねては失礼です。質問内容によってはOBへの印象を損ねてしまい、対談を打ち切られかねません。
プライベートの質問は、休日のすごし方やスキルアップのための活動などに留め、就職への意志をアピールできる範囲に収めましょう。
企業の機密に関わる質問はしない
企業の機密の質問はNGです。企業の目的は利益の追求であり、機密が漏れてしまえばダメージを避けられません。
OBが機密について口を滑らせてしまえば、コンプライアンス違反として罰則を受ける可能性もあります。質問した側にも罰則が適用されるかもしれません。下記の質問を例としてあげます。
- 新商品の開発状況
- 顧客との取引日程
- 企業の派閥の構造
OBへの質問は企業が新卒に求めるスキルなどに絞り、就職活動への熱意をアピールしましょう。
内容がはっきりしない質問はしない
内容がはっきりしない質問は避けましょう。具体的な内容でなければ、OBも返答に詰まってしまいます。抽象化された質問では的確な答えが返ってきません。一つの問いかけで一つの答えに絞れる質問を作りましょう。
OB訪問前のメール作成に使えるテンプレ
下記のテンプレは、OB訪問前のメール作成に役立ちます。
引用元:ONE CAREER「OB・OG訪問のメール【例文つきで解説】返信/お礼メールの鉄則」
上記の形式は、あくまでテンプレです。そのまま使うと、ネット上のテンプレを流用していると思われる可能性があります。
アレンジして同期や先輩に違和感がないかチェックしてもらってから使いましょう。
OB訪問前の質問リストの作り方のポイント
下記のポイントを押さえれば、OB訪問前の質問リストを適切に作成できます。
- 質問の優先順位を決める
- 具体的な答えがもらえる質問に整える
- 質問にあらかじめ自分の予想を盛り込む
OB訪問前には、質問リストをいつ送るか悩む人もいます。当日に送ると、OBも質問への回答を効率的にまとめられません。遅くとも前日までには質問リストを送り、OBのスケジュールに対する気配りの意志を見せましょう。
質問の優先順位を決める
自分が重要と思う質問を優先しましょう。OBとの面談時間を1時間と仮定した場合、一つの質問に使える時間は5分~10分ほどです。質問できる回数は最大10回前後、少なければ6回前後になるでしょう。
OB訪問前に質問リストから何個か最優先の内容を厳選し、就活に活かせる情報を聞き取りましょう。
具体的な答えがもらえる質問に整える
あやふやな質問ではOBも返答しにくくなるため、質問は具体的な内容に整えましょう。質問内容に迷っている場合、下記のような言い換えがおすすめです。
- 企業で成功するにはどうすべきですか?→企業が重視するスキルは何ですか?
- どんな苦労がありましたか?→業務で特に力を入れている点は何ですか?
上記のように言い換えられれば、就職活動に必要な情報を集めやすくなります。
質問にあらかじめ自分の予想を盛り込む
質問する際は、自分の予想をあらかじめ盛り込んでおきましょう。OBOGから企業の情報を深掘りするのに有効です。
まとめ
この記事では、OB訪問で的確に質問するためのポイントを解説しました。OBに質問する際は、下記のポイントが重要です。
【OB訪問時に聞いてはいけない4つのこと】
- 簡単に調査できる質問はしない
- プライベートの深掘りはしない
- 企業の機密に関わる質問はしない
- 内容がはっきりしない質問はしない
【OB訪問前の質問リストの作り方のポイント】
- 質問の優先順位を決める
- 具体的な答えがもらえる質問に整える
- 質問にあらかじめ自分の予想を盛り込む
OBから就職活動に活かせる情報をリサーチできるように、この記事の情報を活かして質問リストを作りましょう。