せっかくバイトをするなら「就活で有利になるバイト先で働きたい!」と考える人もいるでしょう。しかしバイト経験がないため、どんなバイトをすれば良いのか分からない学生も多いのではないでしょうか。
就活で有利になるバイトはありますが、ただ闇雲におすすめされたバイトをしているだけでは就活に役立ちません。
この記事では、大学生に向けて就活で有利になるバイト6選とバイト経験を就活でアピールする際のポイントを解説します。内容は大きく分けて以下の3点です。
- 就活で有利になるバイトの選び方
- 就活で有利になるおすすめバイト6選
- バイト経験を就活でアピールする際のポイント
この記事を読むことで、就職で有利になるバイトの選び方が分かるようになります。バイトで得た経験を就活時にアピールすることで、就活を有利に進めましょう。
就活で有利になるバイトの選び方
闇雲におすすめされたバイトを始めても、就活で有利になるとは限りません。就活で有利なバイト経験を得るためには、自分が将来何をしたいかという目的意識を持つことが大切です。
ここでは就活で有利になるバイトの選び方を2点紹介します。
- 志望する業界や職種で選ぶ
- 身につくスキルで選ぶ
自分の将来に全く関係ないバイトを選んだために、「就活でアピールができなかった」ということにならないようにしましょう。
志望する業界や職種で選ぶ
就活で有利になるバイトの選び方1点目は、志望する業界や職種で選ぶことです。入社前から志望する業界や職種への理解が深まり、スキルも身につけることができます。
面接や書類選考においても、志望する業界や職種で働いていた経験があれば、熱意や意欲の高さをアピールできるでしょう。
まだ志望する業界や職種が決まっていない場合は、自身が所属する学部や学科に関連するバイトを選ぶという方法もあります。大学のホームページやキャリアセンターでは、卒業生の就職先のデータが分かることが多いため、志望する業界や職種が決まっていない場合は参考にしてみましょう。
身につくスキルで選ぶ
就活で有利になるバイトの選び方2点目は、身につくスキルで選ぶことです。バイトによって身につくスキルはさまざまです。バイトを選ぶ際はどんなスキルが身につくのか、仕事内容まで確認しておきましょう。
所属している学部に関連するものだけでなく、自分の長所や短所から身につけたいスキルを選んでみるのもおすすめです。もし自分の長所や短所が分からない場合は、一度自己分析をしてみるのもいいでしょう。自己分析は就活サイト等で無料でできるものもあります。
就活で有利になるおすすめバイト6選
ここでは就活で有利になるおすすめバイトを6個紹介します。
バイト名 | 身につくスキル |
企業インターン | ビジネスマナー・志望業界の知識やスキル |
接客業(アパレル・飲食店) | コミュニケーション能力・主体性 |
コールセンター | 言葉遣い・電話対応・タイピングスキル |
塾講師 | 分かりやすく伝える力・プレゼンテーション能力 |
ホテルスタッフ | 言葉遣い・ビジネスマナー・コミュニケーション能力 |
事務・データ入力 | パソコンスキル・タイピングスキル |
バイト経験は就活でアピールするネタにもなります。身につくスキルを参考に、自分に合ったバイトを探しましょう。
企業インターン
就活で有利になるバイトの1個目は、企業インターンです。企業インターンとは長期インターンのことで、学生のうちから実際の企業で働くことができるプログラムです。学生のうちから、ビジネスマナーや志望業界の知識やスキルも身につけることができます。
志望している業界や企業で企業インターンの募集を行っている場合は、積極的に応募しましょう。企業インターン中に成果を出すことができれば、そのまま内定に直結する可能性もあります。
志望している業界ではなくても同職種の企業インターンを経験していれば、就活の際にアピールできるため企業からの高評価に繋がるでしょう。
接客業(アパレル・飲食店)
就活で有利になるバイト2個目は、接客業です。接客業ではお客様とたくさんのコミュニケーションを取り、周りの状況を見ながら自ら積極的に行動することが求められます。そのため接客業ではコミュニケーション能力と主体性が主に身につきます。
接客業の中でも、ユニクロ・スターバックス・マクドナルドなどの有名企業では、新人教育に力を入れており、質の高い接客が身につくでしょう。
飲食店やアパレルでのバイト経験をしている学生は多いので、就活でアピールする際は主体的に取り組んだ出来事を伝えることが重要です。
コールセンター
就活で有利になるバイト3個目は、コールセンターです。コールセンターのバイトでは、正しい言葉遣いや電話対応を身につけることができます。企業では入社後に基本的なビジネスマナー研修があることが多いですが、学生時代に電話対応スキルを身につけておけば就活時から好印象を採用担当に与えられるでしょう。
また電話対応をしながらパソコンに情報を入力することも多く、言葉遣いや電話対応スキルだけでなくタイピングスキルも身につきます。
電話対応スキルは、どこの企業や業界でも通用するので身につけておいて損はしないスキルと言えます。特に現代は携帯電話の普及によって、電話対応に苦手意識を感じている学生が多い傾向にあるので、電話対応スキルが備わった人材は企業から重宝されるでしょう。
塾講師
就活で有利になるバイト4個目は、塾講師です。塾講師はさまざまな学力の生徒に対して勉強を教えることで、物事を相手に分かりやすく伝える力が身につきます。個人指導の場合は、生徒の学習状況に合わせた適切な対応力が必要です。集団指導の場合は、数十人の生徒の前で授業を行うため、プレゼンテーション能力も鍛えられます。社会人になる前から、大勢の人前で話すことに慣れていることは大きな武器になるでしょう。
分かりやすく伝える力は、社会人になってからも業務説明や商品説明などの様々な場面で必要になり、どんな業界に行っても通用します。
ホテルスタッフ
就活で有利になるバイト5個目は、ホテルスタッフです。ホテルスタッフは、接客業の中でも質の高い接客やサービスが求められます。特にラグジュアリーホテルでは、正しい言葉遣いやビジネスマナーが身につき、さらにお客様がどうしたら喜んでくれるかというホスピタリティまで学べます。
観光地にあるホテルなどでは、外国人観光客とも話す機会があり語学力を伸ばしたり、高いコミュニケーション能力を身につけられるでしょう。
ホテルスタッフのバイトは、正しい言葉遣いやビジネスマナーを学べるため、ホテル業界に限らずどんな業界を志望する学生にもおすすめと言えます。
事務・データ入力
就活で有利になるバイト6個目は、事務・データ入力です。事務やデータ入力のバイトは、ExcelやWordなどのパソコンスキルが身につきます。パソコンスキルはどのような業界や職種であっても必要不可欠であるため、志望業界が特に決まっていないという人にもおすすめです。
他にも事務・データ入力のバイトでは、効率よく正確に作業する力が求められるため、業務をこなすうちに正確なタイピングスキルも身につきます。
身につけたパソコンスキルやタイピングスキルは、入社後即戦力となることをアピールできるでしょう。
バイト経験を就活でアピールする際のポイント
懸命にバイトに取り組んでも、選考時に面接官や採用担当者に上手にアピールできなければ意味がありません。ここではバイト経験を就活でアピールする際のポイント3点を説明します。
- バイトで学んだことを伝える
- 学びを得られた過程を伝える
- 学んだことが企業でどう活きるのか伝える
就活でバイト経験をアピールするために、普段からポイントを意識して働きましょう。
バイトで学んだことを伝える
バイト経験を就活でアピールする際のポイント1点目は、バイトで学んだことを伝えることです。選考ではバイト経験そのものが評価されるのではなく、バイト経験を通して何を経験し、何を学んだのかが重要視されます。バイトで学んだことが、志望している業界や職種で活かせることなら、さらにアピールすることができるでしょう。
学びを得られた過程を伝える
バイト経験を就活でアピールする際のポイント2点目は、学びを得られた過程を伝えることです。バイトで学んだことを得るまでには、困難や苦労の過程があるでしょう。採用担当者に大変なことを乗り越えるために、工夫をした過程を伝えることができれば、あなたの物事に取り組む姿勢の評価に繋がります。
学んだことが企業でどう活きるのか伝える
バイト経験を就活でアピールする際のポイント3点目は、学んだことが企業でどう活きるのか伝えることです。学んだことが志望企業でどう活きるのか具体的に伝えることで、企業は入社後のあなたの活躍をイメージしやすくなります。反対にバイトで学んだことが志望企業の仕事で活かすことができないのであれば、志望企業の選考では高評価に繋がりにくいと言えるでしょう。
自分が学んだことが、志望企業の理念や業務内容に一致しているのか、企業研究時に必ず確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、大学生に向けて就活で有利になるバイト6選とバイト経験を就活でアピールする際のポイントを解説しました。
就活で有利になるバイトを選ぶ際には、身につけたいスキルを明確にし、目的意識を持つことが大切です。バイトを通じて身についたスキルや経験は就活でアピールする際のネタになります。
自分に合ったバイトを見つけ、バイトで得た経験を就活時にアピールすることで、就活を有利に進めましょう。