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内定後に質問すべきことは?質問リストと、メール・電話別の例文も紹介

「内定後にどんな質問をすればいいのか不安…」

就職活動が終わり内定をもらった就活生にとって、次にすべきことのひとつが企業への質問です。

この記事では内定後に質問した方がいい内容をリストアップし、メールと電話での例文について解説します。

新生活の準備や業務の不安を解消するために、入社前にしっかりと確認しておきたいポイントをおさえましょう。

目次

内定後に新卒が質問するべき理由とは?

就活生が内定後に質問するべき理由は入社後にギャップを感じずに納得し、入社までの準備を整えるためです。

内定してから入社するまでに色々な不安や疑問が出てくるのは、自然なことです。入社時に提出する書類や手続きだけでなく、研修制度やキャリアパスを明確にしておくと、入社までの時間を有効に活用することができます。

また、面接時の逆質問では聞けなかった質問したい内容を聞くことで、入社後のミスマッチによる早期退職を防げます

企業側も就活生には納得して入社してほしいと考えており、ビジネスマナーを守った質問には好意的に応じてくれるでしょう。

内定後にしておきたい4つの質問

内定後にしておきたい質問は4つあります。

  • 入社前の心構えとやっておくべきこと
  • 入社後の研修内容や業務内容について
  • 配属部署や勤務地について
  • 福利厚生や社内制度について

4つの項目を理解して質問できると、入社準備が整えられ、スムーズに社会人生活をスタートできるでしょう。

入社前の心構えとやっておくべきこと

入社前の心構えと準備すべきことを内定後に確認しておくと、安心して入社日を迎えられます。

多くの就活生は「入社までに何をしておけばいいだろう」といった不安を感じるものです。不安を抱えたまま入社式を迎えないためにも、内定後に心構えややっておくべき内容を事前に質問するのがおすすめです。

内定後の学生生活を楽しむのも大切ですが、入社前にしっかりと心構えを整えておくことで、落ち着いて入社日を迎えられるでしょう。

入社後の研修内容や業務内容について

研修内容や業務内容を内定後に確認しておくと、入社後に何が学べるのかイメージがつきやすく、事前準備がしやすくなります。

研修内容や具体的な業務は企業や配属部署によって異なるため、内定後に質問しておくと、入社後のギャップを減らすことができます。

また、入社後の研修内容などのスケジュールを事前に把握しておくと、準備に十分な時間を確保できるので、落ち着いて研修に臨めるでしょう。

配属部署や勤務地について

配属先の部署や勤務地は入社後の業務内容だけでなく、生活面にも大きく影響を与えるので、内定後に質問しておくことが重要です。

内定受諾の時に提示された勤務地が希望通りかどうか、配属部署が自分のキャリアプランに沿っているかの確認が大切です。

また、将来的な転勤や異動の可能性についても質問しておくと、今後のキャリアプランを立てやすくなります。

配属部署や勤務地について入社前に質問しておくと、入社式まで安心して新生活の準備が進められるでしょう。

福利厚生や社内制度について

福利厚生や社内制度は職場環境や働きやすさを大きく影響するため、事前の確認が重要です。

休暇制度や健康保険、退職金制度に加え、リモートワークやフレックスタイム制度の有無、産休・育休制度なども含めて幅広くチェックしましょう。

福利厚生や社内制度を事前に理解しておくことで、自分のライフスタイルに合った働き方ができ、将来のキャリアプランも立てやすくなります。

内定後に質問する時に気をつけたいポイント

内定後に質問する時に気をつけたいポイントとして、次の3つを覚えておきまましょう。

  • 調べて分かることは質問しない
  • ビジネスマナーを守る
  • 質問の意図を伝える

まず、企業ホームページやメールで確認できる内容の質問は避けましょう。質問前にもう一度調べて、それでも分からない場合だけ質問するようにします。

また、質問する際は「もし差し支えなければ」のようにクッション言葉を使い、採用担当者の業務を妨げない時間帯を避けて連絡することが社会人としてのマナーです。

さらに、質問の理由を具体的に伝えると、企業側も状況を把握しやすく、より適切な回答を得られやすくなります。

【例文あり】内定後に質問する時のメールと電話の例文

内定後にメールや電話で質問する時の例文を紹介します。

内定後に質問することは問題ありませんが、新社会人としての質問方法やマナーがなっていないと、採用担当者からの印象が悪くなってしまいます。

入社後の印象をよくするためにも、内定後にメールや電話で質問する時のポイントを押さえておきましょう。

内定後にメールで質問する場合

内定後にメールで質問する場合には、ビジネスメールの基本と質問内容を明確に記入することが大切です。

【質問メール】
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件名:【ご質問】内定式の持ち物について(山田花子)

株式会社〇〇 人事部 △△様

先日内定をいただきました◯◯大学の山田花子です。

この度は内定をいただき、誠にありがとうございます。
入社に向けて準備を進める中で、入社後のスケジュールについて確認させていただきたい点があり、ご質問させていただきました。

入社後の最初の1週間ほどの流れや、予定されている研修があれば教えていただけますでしょうか。学習しておくべき内容であれば、事前準備をしたいと考えています。

ご多忙のところ恐れ入りますが、よろしくお願いします。
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【大学名】◯◯大学
【氏名】山田花子
【電話番号】△△△-△△△△-△△△△
【メールアドレス】◯◯△△△@aa◯◯aa.nn.jp
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注意するポイントは件名と質問内容をわかりやすくすることです。

採用担当者はたくさんの就活生とのメールのやり取りをしているので、わかりづらい件名で送ると、対応に時間がかかってしまいます。端的な質問内容を質問した理由とともに伝えると、担当者に自分の質問意図を理解してもらいやすくなります。

また、内定後の質問内容をわかりやすくメールで伝えると、採用担当者から具体的な回答が期待できるでしょう。

内定後に電話で質問する場合

内定後に電話で質問する場合には、3つのポイントを押さえておきましょう。

  • 電話する時間帯とかける場所
  • メモとペンの準備
  • 質問内容の伝え方

「お世話になっております。〇〇大学の〇〇と申します。お忙しいところ恐れ入りますが、少しお時間よろしいでしょうか?

内定に関してお伺いしたいことがあり、入社前の研修スケジュールについて確認したくお電話いたしました。もし詳細が分かりましたら教えていただけると幸いです。

お忙しいところお時間をいただき、誠にありがとうございました。」

内定後に電話で質問する時は14〜16時頃が適切な時間だと、比較的忙しい時間帯を避けることができます。電波がよく相手の声が聞き取りやすい環境で電話をかけると、回答を確実に聞けるので安心です。

内定先に電話をかける時は、メモやスケジュール帳、ペンを準備しておくと安心です。緊張して話の内容忘れを防ぐため、メモを取りやすい状態を整えておきましょう。電話前にしっかり準備をしておけば、多少緊張しても冷静に対応できるようになります。

また、簡潔な質問内容と一緒に質問の理由を添えて、相手が答えやすい形で伝えるよう心がけましょう。

質問後、すぐにお礼メールをしよう

質問の回答が返ってきたら、できるだけ早くお礼のメールを送ることが大切です。電話で質問した場合でも早急にメールでお礼をすると、より好印象を与えます。

お礼メールでは質問に答えてもらったことへの感謝を伝えるだけでなく、ビジネスマナーとしての基本的な礼儀を示す機会でもあります。

お礼メールのポイントは、簡潔かつ丁寧にまとめることです。質問に答えてもらった感謝と、時間を割いて質問対応をしてくれたことへの敬意を忘れずに伝えましょう。

質問の答えが返ってきたお礼メールをすぐ送ると、社会人としての信頼感を高め、就活生としての評価も高まります。

まとめ

今回は、内定後にしておくべき質問と、メールや電話での質問例について解説しました。

入社に向けた準備を整え、入社後にギャップを感じず納得して働くためには、就活生は内定後に質問をするべきです。

内定後に質問しておきたい質問内容や、質問時に気をつけるポイントを十分理解しておく必要があります。ビジネスマナーを守ったやりとりは、採用担当者への印象を良くし、就活生としての評価も高まります。

内定後にするべき質問内容と気をつけるポイントを理解することで、入社前に聞きたい質問をリストアップし、好印象を与える質問をすることができるでしょう。

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