株式会社ACCESS(以下、ACCESS)は、IoT・Webプラットフォーム・ネットワークの3事業を柱とする東証プライム上場のITソフトウェア企業です。携帯電話向けブラウザ「NetFront® Browser」を中心に国内外のメーカーやインフラ事業者へ先進のITソリューションを提供しており、転職市場でも技術力の高い専門職が多い企業として知られています。この記事では、ACCESSの有価証券報告書に基づく平均年収の推移・役職別・年齢別データを詳しく解説します。年収水準や職場環境が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
ACCESSの会社概要
ACCESSは1984年に設立された独立系のソフトウェア・ITソリューション企業です。 当社グループは連結子会社10社および持分法適用関連会社3社より構成されており、国内外の携帯電話・情報家電等のメーカー、通信ネットワーク等のインフラ事業者、電子書籍・広告事業等を手掛けるサービス事業者、並びに一般企業を顧客とし、先進のITソリューションを提供しています。 東証プライム市場に上場しており、情報・通信業に分類されます。近年はIoT分野のプロフェッショナルサービスやネットワーク事業を注力領域に定め、事業構造の転換を進めています。
ACCESSの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ACCESS |
| 証券コード | 4813 |
| 設立 | 1984年2月 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 業種 | 情報・通信業(ソフトウェア) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区 |
| 事業セグメント | IoT事業 / Webプラットフォーム事業 / ネットワーク事業 |
| 従業員数(単体) | 319名(2024年1月期 有価証券報告書) |
| 公式サイト | https://www.access-company.com/ |
ACCESSの事業は大きく3つのセグメントで構成されています。 IoT事業では、旺盛なDX投資需要を背景に位置情報の利活用やエネルギーマネジメント、生成AIに関連する引き合いが大きく増加し、順調な売上拡大を実現しました。 Webプラットフォーム事業では「NetFront® Browser」を中心とした既存製品の安定的な売上を維持しています。一方、ネットワーク事業は想定より成長が遅れたことに加え、開発コストの上昇等もあり、セグメント損益は赤字が拡大しました。 3セグメントのバランスを整えながら、グローバル展開も継続している点が同社の特徴です。
ACCESSの平均年収はどのぐらい?
年度別の平均年収推移
下表は、ACCESSの有価証券報告書(提出会社の状況・従業員の状況)に記載された平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数・従業員数の推移です。直近3期分を掲載しています。
| 年度 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 従業員数(名) |
|---|---|---|---|---|
| 2022年1月期 | 683 | 非開示 | 非開示 | 非開示 |
| 2023年1月期 | 718 | 非開示 | 非開示 | 非開示 |
| 2024年1月期 | 766 | 40.2 | 9.3 | 319 |
出典:株式会社ACCESS 有価証券報告書(各期)
2022年1月期の平均年収は683万円、2023年1月期は718万円(前期比+35万円)、2024年1月期は766万円(前期比+48万円)と推移しており、直近は上昇基調が続いています。 平均年齢・平均勤続年数・従業員数の2022年・2023年1月期分については、本記事執筆時点で取得できた一次ソース(有価証券報告書)上の数値として2024年1月期のみ確認できており、それ以前の期については公式データとして確認できなかったため「非開示」としています。 2024年1月期の平均勤続年数9.3年は、東証プライム市場の情報通信・サービスその他業界の平均である9.4年とほぼ同水準であり、業界内での標準的な勤続年数となっています。
他企業との比較データ
ACCESSと同じ東証プライム・情報通信業(ソフトウェア・ITサービス)セグメントに属する主要企業との平均年収を比較します。各社数値は各社有価証券報告書に基づきます。
| 企業名 | 平均年収(万円) | 対象年度 |
|---|---|---|
| 株式会社ACCESS | 766 | 2024年1月期 |
| 東証プライム・情報通信業界平均 | 719 | 参考値 |
| 東証プライム全体平均 | 742 | 参考値 |
出典:株式会社ACCESS 有価証券報告書(2024年1月期)、業界・市場平均は各種IR開示情報の参考値
東証プライム上場企業の平均年収742万円、情報通信・サービスその他業界の平均年収719万円と比較すると、ACCESSの766万円はプライム全体平均をやや上回り、業界内では比較的年収の高い水準に位置しています。 比較表の数値に基づけば、ACCESSの平均年収は同業他社の業界平均を約47万円上回っており、情報通信業の中では標準よりやや高い水準と評価できます。
ACCESSの役職別年収データ
有価証券報告書(提出会社の状況)では、役職ごとの個別年収帯は開示されていません。ACCESSの有価証券報告書に記載される「従業員の状況」は提出会社単体の平均年間給与のみであり、役職別の内訳は公式データとしては非開示となっています。
| 区分 | 年収(万円) |
|---|---|
| 一般社員(全体平均) | 766(2024年1月期・有価証券報告書記載の平均年間給与) |
| 主任・リーダー級 | 非開示 |
| 課長・マネージャー級 | 非開示 |
| 部長・シニアマネージャー級 | 非開示 |
| 執行役員・役員 | 非開示 |
出典:株式会社ACCESS 有価証券報告書(2024年1月期)
有価証券報告書では役員報酬の総額が開示されていますが、役職階層ごとの平均年収の内訳は公式には公表されていません。転職や就職活動においてより詳細な職種・役職別の報酬水準を確認したい場合は、ACCESS公式IR情報や金融庁EDINETに掲載の最新有価証券報告書をご参照ください。
ACCESSの年齢別年収推移
有価証券報告書の「従業員の状況」に記載される数値は提出会社全体の平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数のみであり、年齢階層別の年収内訳は公式データとしては非開示となっています。
| 年齢帯 | 平均年収(万円) |
|---|---|
| 20代 | 非開示 |
| 30代 | 非開示 |
| 40代 | 非開示 |
| 50代以上 | 非開示 |
出典:株式会社ACCESS 有価証券報告書(2024年1月期)
ACCESSの有価証券報告書・IR資料では、年齢階層ごとの年収分布は開示されていません。 2024年1月期時点の提出会社従業員の平均年齢は40.2歳であり、会社全体として中堅からシニア層が比較的多い構成であることが読み取れます。年齢別の詳細な収入推移については、公式データの開示が行われるまで正確な数値を提示することができません。最新の開示状況はACCESS公式IR情報ページにてご確認ください。
【中途採用】ACCESSのような優良企業への転職おすすめサービス
ACCESSのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
おすすめ転職エージェントサービス
ACCESSの福利厚生
ACCESSの福利厚生は、働き方の柔軟性と社員の成長支援を重視した内容が特徴です。就業時間については、フレックスタイム制(コアタイム10時30分〜16時00分)を採用しており、ライフスタイルに合わせた時間管理が可能です。また、所定労働時間は7.5時間と一般的な8時間よりも短く設定されています。出典:ACCESSの求人掲載情報(doda・techcareer)
テレワーク勤務制度も整備されており、リモートと出社を組み合わせたハイブリッド勤務が可能です。年間休日は120日以上が確保されており、有給休暇の積立制度も設けられています。慶弔見舞金制度や退職金制度も用意されており、長期的なキャリア形成を後押しする環境です。出典:ACCESSの求人掲載情報(techcareer)
金銭面のサポートとしては、交通費全額支給・残業手当の支給に加え、財形貯蓄制度およびストックオプション制度が用意されています。社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険)は完備されており、健康診断や産業医による問診なども実施されています。出典:ACCESSの求人掲載情報(techcareer)
スキルアップ支援の面では、週1回のエンジニア社内勉強会(業務時間扱い)や、Browser・Web Frontend・Machine Learning・Securityなど9分野のスペシャリスト勉強会が常時開催されています。外部勉強会・セミナーへの参加費用は会社負担、業務時間内の参加も認められており、技術研鑽に積極的な環境です。また、社内公募制度によりキャリアチェンジの機会も設けられています。出典:株式会社ACCESS 採用サイト(LabBase掲載の公式採用情報より)
ACCESSの転職難易度は?
ACCESSはdodaやリクルートエージェントなど主要転職媒体に求人を掲載しており、エンジニア職を中心に中途採用を継続的に行っています。単体従業員数319名(2024年1月期)規模の専門性の高い独立系ソフトウェア企業であるため、求人の絶対数は限られており、公開求人と非公開求人を組み合わせた採用スタイルが中心です。出典:株式会社ACCESS 有価証券報告書(2024年1月期)・doda掲載求人情報
求められる人材像
ACCESSが採用サイトで掲げるメッセージは「技術を『使う』から『作る』側へ」という言葉に集約されています。組み込みソフトウェア・ブラウザ・IoT・ネットワークOSなど、特定領域の深い技術知識を持つエンジニアが主な採用ターゲットです。具体的には、C/C++・Web技術・ネットワークプロトコルいずれかの実務経験を持つエンジニア、あるいはIoTソリューションの企画・提案を担えるビジネス人材が求められています。また、世界有数のキャリアや大手家電・車載メーカーを顧客とするグローバル企業のため、英語でのコミュニケーション能力を評価する求人も見られます。出典:株式会社ACCESS 採用サイト・doda掲載求人情報
エンジニア採用においては、新卒選考と同様に技術試験(プログラミングを含む)が実施されるケースがあります。マネジメントキャリアのみならず、マネジメントを経由せずに技術を深めるスペシャリストキャリアパスも設けられており、専門性を維持しながら昇格したいエンジニアにとっても選択肢の幅が広い点が特徴です。出典:株式会社ACCESS 採用サイト
転職成功のポイント
ACCESSへの転職を目指す際に最も重要なのは、自社開発・自社製品への貢献意欲を具体的に示せることです。同社は「独立系企業だからこそ幅広い業種に自分たちの考えを反映できる」という強みを発信しており、受託・SIerではなく「技術をつくる側」として働きたいというキャリア軸が選考で評価されます。面接では過去の開発経験を技術的な深度まで説明できる準備が不可欠です。
求人は大手転職媒体への掲載が確認されており、リクルートエージェントやdodaなどの転職エージェントを活用することで非公開求人にアクセスできる可能性があります。単体319名規模の企業であるため採用枠は多くなく、応募から選考完了までの期間が短いケースもあります。公式採用サイトや主要転職媒体の求人情報を定期的にチェックし、希望ポジションの募集が開始されたタイミングで速やかに応募することが転職成功の鍵となります。出典:doda・ACCESS公式採用サイト掲載情報
ACCESSのまとめ
この記事では、有価証券報告書に基づくACCESSの平均年収データと、会社概要・福利厚生・転職難易度について解説しました。最後に要点を整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 直近の平均年収 | 766万円(2024年1月期・有価証券報告書) |
| 年収の推移 | 2022年1月期683万円→2023年1月期718万円→2024年1月期766万円と上昇基調 |
| 業界水準との比較 | 東証プライム情報通信業界平均(719万円)を約47万円上回る水準 |
| 役職別・年齢別年収 | 公式データとして非開示 |
| 主な福利厚生 | フレックス制・テレワーク・財形貯蓄・退職金・ストックオプション・社内勉強会費用負担 |
| 採用の特徴 | エンジニア職中心の専門性重視採用。主要転職媒体で中途採用を継続実施 |
ACCESSの平均年収766万円(2024年1月期)は、同業他社と比較して業界内でやや高い水準に位置しています。直近3期で83万円の上昇と着実な増加傾向にあり、年収水準の観点では魅力的な選択肢のひとつといえます。一方、単体従業員数319名という規模から採用枠は限られるため、転職を検討する際は公式採用サイトと主要転職媒体を並行して確認し、希望ポジションの募集開始に合わせて早期に動くことが重要です。技術を「つくる側」として深い専門性を磨きたいエンジニアにとって、スペシャリストキャリアパスや充実した技術研鑽環境は大きな魅力となるでしょう。最新の年収・採用情報はACCESS公式IRページおよび採用サイトにてご確認ください。


