上新電機株式会社(以下、上新電機)は、東京証券取引所プライム市場に上場する家電量販大手です(証券コード8173)。関西を地盤に全国展開し、年間休日114日をはじめとする多彩な休暇制度や、育児・介護への支援制度を公式サイトで公開しています。
本記事では、上新電機の採用サイトおよびIR情報をもとに、休暇・手当・保険・キャリア支援など主要な福利厚生制度を網羅的に解説します。転職・就職を検討している方はぜひ参考にしてください。
上新電機の福利厚生の概要
上新電機の福利厚生は、法定の社会保険・労働保険に加え、育児・介護支援や従業員割引、企業年金といった法定外制度を幅広く整備しています。
採用サイトに公開されている主な制度は下表のとおりです。
| カテゴリ | 主な制度・内容 |
|---|---|
| 休暇・休日 | 年間休日114日(月9〜11日)、年次有給休暇、メモリアル休暇、リフレッシュ休暇、ライフサポート休暇、結婚休暇、育児休業、介護休業、ボランティア休暇 ほか |
| 育児・家族支援 | 産前・産後休暇、育児休業(子が2歳まで)、イクメン休暇、育児短時間勤務制度(子が中学3年生まで) |
| 住宅・生活支援 | 住宅手当(初任給に含む形で支給)、財形制度 |
| 資産形成 | 企業年金制度、社員持株会、財形制度 |
| その他 | 勤務地選択制度、慶弔見舞金制度、従業員割引制度、定年再雇用制度、労働組合 |
出典:上新電機 採用情報ページ(2026年6月21日閲覧)
上新電機の休暇・休日制度
上新電機は年間休日114日を確保しており、通常の年次有給休暇に加えて複数の特別休暇制度を設けています。ワークライフバランスを重視する制度設計が特徴です。
年次有給休暇・有給取得率
年次有給休暇は法定どおり勤続年数に応じて付与されます。年間休日は114日(月9〜11日)と採用サイトに明示されています。
有給取得率の具体的な数値は、2025年3月期の有価証券報告書において公式に公表されていません。最新値は有価証券報告書でご確認ください。
有給取得率・平均取得日数の具体的な数値は公式に公表されていない項目です。選考時や入社後の説明会で直接確認することをおすすめします。
特別休暇・育休・介護休業
上新電機は法定の産前・産後休暇や育児休業・介護休業に加え、独自の特別休暇を複数設けています。育児短時間勤務制度が子の中学3年生まで利用できる点は、業界の中でも手厚い設計です。
- メモリアル休暇 — 自分の記念日等に取得できる特別休暇
- リフレッシュ休暇 — 心身のリフレッシュを目的とした休暇
- ライフサポート休暇 — 生活上の事由に対応する休暇
- 結婚休暇 — 結婚時に取得できる特別休暇
- 育児休業 — 子どもが2歳になるまで取得可能
- イクメン休暇 — 男性従業員向けの育児参加休暇
- 介護休業 — 家族の介護時に利用可能
- 忌引休暇 — 近親者が逝去した際に取得可能
- ボランティア休暇 — 社会貢献活動への参加を支援
なお、育児短時間勤務制度は子どもが中学3年生まで利用できます。これは法定(子が3歳まで)を大幅に上回る独自制度です。育休取得率・育休取得実績の具体的な数値は公式に公表されていません。
上新電機の住宅・生活支援制度
上新電機は住宅手当のほか、財形制度・従業員割引など生活全般を支援する仕組みを整えています。
住宅手当・家賃補助
採用サイトには、2024年4月実績として四大卒初任給240,000円(住宅手当4,000円含む)と明記されています。住宅手当として月額4,000円が初任給に含まれる形で支給されることが確認できます。
住宅手当の上限・支給対象範囲・勤続年数による変動等の詳細条件は公式に公表されていません。選考プロセスで確認することをおすすめします。
交通費・その他生活補助
生活支援に関連する法定外制度として、以下が採用サイトで案内されています。
- 財形制度 — 給与から天引きで資産形成を支援
- 社員持株会 — 自社株を奨励金付きで積立購入できる制度
- 慶弔見舞金制度 — 結婚・出産・病気・災害等に対して見舞金を支給
- 従業員割引制度 — 自社店舗での商品購入時に割引が適用
- 定年再雇用制度 — 定年後も継続就労を希望する社員を再雇用
交通費(通勤手当)の支給上限・条件、および従業員割引の割引率・対象商品の詳細は公式に公表されていません。
上新電機の健康・保険制度
法定の各種社会保険をすべて完備するとともに、健康維持・メンタルヘルス支援の取り組みも行っています。
健康保険・各種社会保険
上新電機は法定の社会保険を完備しています。加入する保険制度は以下のとおりです。
- 健康保険
- 厚生年金保険
- 雇用保険
- 労災保険
- 企業年金制度(法定外の上乗せ年金)
健康保険組合の名称・付加給付の内容・保養所・人間ドック補助の有無など、健保固有の付帯サービスの詳細は公式に公表されていません。
健康支援(定期健診・EAP・メンタルヘルス等)
法定の定期健康診断は全従業員を対象に実施されます。人間ドック補助・EAP(従業員支援プログラム)・メンタルヘルス相談窓口の設置状況および具体的な補助内容は公式に公表されていません。
健康保険の付加給付・人間ドック補助・EAP等の詳細は公式に公表されていない項目が多く、選考時に確認することをおすすめします。
上新電機のキャリア・スキルアップ支援
上新電機は「多様な人財が意欲的に働ける環境づくり」を方針として掲げており、キャリア形成を支援する複数の制度を整備しています。
研修制度・資格取得支援
採用サイトのキャリアと制度ページでは、年に一度、従業員が自分の目指すキャリアや働き方を会社に伝えるキャリア申告制度の存在が明記されています。ES(従業員満足度)調査と組み合わせ、働きがいのある職場環境の整備に活用されています。
- キャリア申告制度 — 年1回、希望キャリアや働き方を会社に申告できる仕組み
- 勤務地選択制度 — 希望する勤務地を選択・申請できる制度
- 定年再雇用制度 — 定年後のキャリア継続を支援
資格取得支援(補助金額・対象資格)および社内研修プログラムの詳細は公式に公表されていません。
評価・昇進・昇給制度
人事評価の具体的な評価軸・昇給タイミング・昇給額の基準は公式に公表されていません。
キャリア申告制度を通じて従業員の意向を評価に反映させる仕組みが整備されていることは採用サイトで確認できます。従業員満足度調査を毎年実施し、職場環境改善に活用している点は制度的な特徴と言えます。
【中途採用】上新電機のような優良企業への転職おすすめサービス
上新電機のような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
おすすめ転職エージェントサービス
上新電機の福利厚生の業界内評価
家電量販業界(ヤマダホールディングス・ビックカメラ・ケーズホールディングス等)との比較では、上新電機の育児短時間勤務制度(子が中学3年生まで)は業界水準を明確に上回る手厚い制度です。年間休日114日は小売業の平均的な水準(105〜115日程度)の上限に近く、同業他社と遜色のないレベルです。一方、住宅手当が月額4,000円と採用サイトで確認できる点はポジティブですが、都市部在住社員には金額が十分とは言えず、住宅支援の手厚さという点では、同規模の流通・小売上場企業の中では標準的な水準にとどまっています。
上新電機の福利厚生まとめ
育児・介護支援や休暇制度の充実を重視する方にとって、上新電機は選択肢として十分に魅力的です。一方、住宅手当の水準や研修制度の詳細は公式情報が限られており、手厚い住宅補助や資格支援を重視する方には物足りない可能性があります。
上新電機の福利厚生は、休暇・育児支援を中心に一定の充実度があります。特に育児短時間勤務(子が中学3年生まで)やキャリア申告制度など、長期就労を見据えた制度設計が特徴です。
- 年間休日114日(月9〜11日)で小売業としては比較的多い
- 育児短時間勤務が子の中学3年生まで適用される
- 育児休業は子が2歳になるまで取得可能
- 企業年金・社員持株会・財形制度で資産形成をサポート
- キャリア申告制度・従業員満足度調査で働き方の希望を反映
- 住宅手当(月4,000円)・慶弔見舞金・従業員割引など生活支援も完備
住宅手当の詳細条件・交通費上限・資格取得補助の有無・健保付加給付など、公式に開示されていない制度もあります。気になる点は選考過程で直接確認するとよいでしょう。最新の制度詳細は上新電機IR情報ページおよび採用情報ページでご確認ください。
上新電機の平均年収や役職別・年齢別の推移は、こちらの記事で詳しく解説しています。



