TOTO株式会社(以下、TOTO)は、東証プライム上場(証券コード5332)の衛生陶器・水まわり設備大手です。有給休暇取得率92.7%(2024年度)、厚生労働省認定「プラチナくるみん」取得と、ワークライフバランス面で高い実績を公式に開示しています。
本記事では、採用サイト・有価証券報告書・公式サステナビリティページをもとに、TOTOの福利厚生を休暇・住宅・健康・キャリア支援の各カテゴリに分けて解説します。転職や就活の検討材料としてお役立てください。
TOTOの福利厚生の概要
TOTOの福利厚生は、法定の社会保険に加え、カフェテリアプラン・社宅制度・退職金制度・持株会・保養所など多岐にわたる法定外制度が整備されています。
公式FAQでは、社宅制度(家賃補助)、保養所、カフェテリアプラン(一定のポイントが与えられ、その範囲内でさまざまな福利厚生メニューを自由に選択できる制度)、退職金制度、持株会などが案内されています。
| カテゴリ | 主な制度・内容 | 備考 |
|---|---|---|
| 休暇・休日 | 完全週休2日制(土・日・祝)、年間休日123日、有給休暇 | 有給取得率92.7%(2024年度) |
| 生活支援 | 社宅制度(家賃補助)、通勤手当、カフェテリアプラン | カフェテリアプランは選択型 |
| 育児・介護 | 育児休業、介護休業、短時間勤務、パパママ休暇 | プラチナくるみん取得 |
| 健康・保険 | 雇用・労災・健康・厚生年金保険、定期健診 | 健康経営を公式に推進 |
| 資産形成 | 退職金制度、持株会 | 退職金の具体的な金額は公式に公表されていません |
| キャリア支援 | 各種研修制度、自己啓発休暇 | 在宅勤務制度あり |
TOTOの休暇・休日制度
TOTOは年間休日123日の完全週休2日制を採用しており、有給休暇の取得推進も積極的に行っています。夏季・年末年始の一斉長期休暇も設けられています。
年次有給休暇・有給取得率
採用サイトによると、年次有給休暇は年間17〜20日が付与されます。 有給は半日単位・時間単位での取得にも対応しており、柔軟な消化が可能です。
2024年度の有給休暇取得率は92.7%と公表されています。 また、 有価証券報告書でも「自身が立てた有給休暇取得計画に対する取得率100%を推進」する方針が明記されています。
- 年次有給休暇 — 年間17〜20日付与
- 有給取得率 — 92.7%(2024年度)
- 取得単位 — 半日・時間単位での取得が可能
- 年間休日 — 123日(完全週休2日制、土・日・祝)
- フレックスタイム制 — 職場により導入あり(コアタイム10:00〜15:00)
特別休暇・育休・介護休業
TOTOは育児・介護・自己啓発など、ライフイベントに対応した多様な特別休暇制度を整備しています。
公式FAQでは、育児休業・介護休業・短時間勤務・所定外労働免除・深夜労働免除・積立休暇・パパママ休暇などがライフイベント支援制度として案内されています。 近年は男性の利用率も向上しているとのことです。
- 育児休業 — 育児介護休業法に基づく取得が可能
- パパママ休暇 — TOTOが独自に設けた育児目的休暇
- 介護休業 — 法定に基づく取得が可能
- 育児・介護短時間勤務 / フレックス勤務 — 職場に応じて選択可
- 積立休暇 — 失効有給を積み立てて病気治療等に活用できる制度
- 自己啓発休暇 — スキルアップを目的とした休暇
- リフレッシュ休暇 — 長期勤続者向け
- ボランティア休暇 — 社会貢献活動への参加が可能
TOTOは厚生労働省認定の「プラチナくるみん」を取得しており、男性の育休取得も積極的に推進しています。
TOTOの住宅・生活支援制度
TOTOは社宅制度(家賃補助)や通勤手当を整備しており、生活費の負担軽減を支援しています。カフェテリアプランを通じた多様なサポートも特徴のひとつです。
住宅手当・家賃補助
採用FAQでは、社宅制度(家賃補助)が福利厚生の一つとして公式に案内されています。 補助金額や入居条件の詳細は公式に公表されていません。最新の条件は選考プロセスでご確認ください。
有価証券報告書では、育児・介護・配偶者の海外勤務を事由に希望勤務地での就業を一時的に選択できる「勤務地限定制度」の整備も明記されており 、転勤に伴う住居負担への配慮も公式に示されています。
- 社宅制度(家賃補助) — 公式に案内あり。金額・条件の詳細は公式に公表されていません
- 保養所 — 複数拠点を保有(詳細は公式に公表されていません)
- 勤務地限定制度 — 育児・介護・配偶者海外勤務を事由に選択可能
交通費・その他生活補助
採用サイトでは、通勤手当が諸手当の一つとして明記されています。 上限額の詳細は公式に公表されていません。
カフェテリアプランでは、通信講座費用・スポーツジム代・旅行・医療費補助など多様なメニューが用意されており、個人のニーズに合わせて選択できます。 また、 職場レクリエーション補助も諸手当として案内されています。
- 通勤手当 — 公式に支給あり(上限額は公式に公表されていません)
- カフェテリアプラン — 通信講座・スポーツジム・旅行・医療費補助など選択型
- 職場レクリエーション補助 — 職場単位の親睦活動を支援
- 時間外手当・深夜・休日手当 — 所定外労働に対し割増賃金を支給
TOTOの健康・保険制度
TOTOは法定の社会保険を完備するとともに、「健康経営」を経営方針に明記し、従業員の心身両面の健康を組織的にサポートする体制を整えています。
健康保険・各種社会保険
採用情報には、雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険の4種が完備されています。 健保組合(付加給付等)の詳細条件は公式に公表されていません。
- 雇用保険 — 法定通り完備
- 労災保険 — 法定通り完備
- 健康保険 — 完備(健保組合の詳細は公式に公表されていません)
- 厚生年金保険 — 完備
健康支援(定期健診・EAP・メンタルヘルス等)
有価証券報告書では「良き品物を作る前に良き人を作ること」として健康経営を推進する方針が明記されています。 月間平均残業時間が抑制されていることも、健康維持の観点から評価できる点です。
2024年度の月間平均残業時間は16.1時間と公表されており、残業時間は短い水準となっています。 定期健診・人間ドック補助・EAPの具体的な制度名や補助金額は公式に公表されていません。
健康診断補助やメンタルヘルスサポートの具体的な制度内容・金額は公式に公表されていない項目が多く、詳細は選考時に確認されることをおすすめします。
TOTOのキャリア・スキルアップ支援
TOTOは入社後の成長を支援する研修・資格取得制度を整備しているほか、年1回の昇給・年2回の賞与というサイクルで処遇を見直す仕組みを採用しています。
研修制度・資格取得支援
TOTOでは入社後に商品知識や業務システムに関する研修が用意されており、業界未経験者でも対応できる体制が整っています。
TOTO商品知識・業務システムに関する研修があり、業界未経験でも安心してスタートできると案内されています。 カフェテリアプランでは通信講座費用の補助も選択可能なため、自己啓発との組み合わせも可能です。
- 入社後研修 — 商品知識・業務システム研修あり(業界未経験者対応)
- 自己啓発休暇 — スキルアップを目的とした休暇制度
- カフェテリアプラン — 通信講座費用の補助メニューあり
- 在宅勤務制度 — 業務特性に応じて選択可能
評価・昇進・昇給制度
昇給は年1回(6月)、賞与は年2回(6月・12月)と採用サイトに明記されています。 評価の基準や昇進要件の詳細は公式に公表されていません。
なお、 2024年度の有価証券報告書によると、TOTOの平均年収は755万円(平均年齢45.1歳)です。 処遇水準の参考値として活用してください。
- 昇給 — 年1回(6月)
- 賞与 — 年2回(6月・12月)
- 時間外手当 — 残業・深夜・休日いずれも割増賃金を支給
- 持株会 — 自社株式の積立購入が可能
【中途採用】TOTOのような優良企業への転職おすすめサービス
TOTOのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
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TOTOの福利厚生の業界内評価
住宅設備・衛生陶器業界の同規模上場企業(LIXIL・パナソニック ハウジングソリューションズなど)と比較したとき、TOTOの福利厚生は全体として業界水準を上回る充実度と評価できます。
特筆すべきは有給取得率92.7%という数値です。製造業の有給取得率の全国平均は70%前後(厚生労働省「就労条件総合調査」)であり、TOTOはこれを20ポイント以上上回っています。プラチナくるみん認定の取得・パパママ休暇などの独自制度も、育児支援の手厚さを示す客観的な証左です。
一方で、住宅手当の具体的な金額や健康保険組合の付加給付水準は公式に開示されていないため、生活コストに直結する住宅補助の手厚さについては、選考時に個別確認が必要な点が課題といえます。
TOTOの福利厚生まとめ
ワークライフバランスと育児支援を重視する方にとって、TOTOは業界内でも選択肢に値する企業です。有給取得率92.7%・プラチナくるみん取得という数値は、制度が形だけでなく実際に機能していることを示しています。一方、住宅補助の具体的な金額は非公表のため、勤務地・家賃水準を考慮したうえで選考時に確認することをおすすめします。
TOTOの福利厚生のポイントを改めて整理します。
- 有給取得率92.7%(2024年度)と高く、制度が実態に伴っている
- 完全週休2日制・年間休日123日で休日日数も業界水準以上
- プラチナくるみん取得により、育児支援の充実が第三者認定されている
- カフェテリアプランにより、個人のニーズに合わせた福利厚生の選択が可能
- 社宅制度・退職金・持株会と資産形成・生活支援の基盤が揃っている
- 住宅補助の金額・健保組合の付加給付は公式に公表されていないため要確認
TOTOの平均年収や役職別・年齢別の推移は、こちらの記事で詳しく解説しています。



