株式会社YUASA(以下、YUASA)は、旧社名をユアサ商事株式会社とする機械系の専門商社です。 有価証券報告書に基づく2026年3月期の平均年収は839万円で、前年から3.5%増えています。 第二新卒や30代で専門商社への転職を検討している方、就職活動中の大学生の方にとって、年収水準は企業選びの大きな判断材料になります。
この記事では、YUASAの会社概要、年度別の平均年収推移、他の指標との比較を整理します。役職別・年齢別の年収が公式に開示されているかどうかも解説します。数値は有価証券報告書をはじめとする公式の開示情報に基づいています。原本はEDINETで確認できます。
YUASAの会社概要
YUASAは東京都千代田区神田美土代町に本社を置く、東証プライム上場の専門商社です。 設立は1919年(大正8年)6月です。 創業は1666年とされる老舗で、工作機械の取扱高では最大手クラスに位置づけられ、産業機器、空調、建材などへ領域を広げています。 2026年3月期の連結売上高は5,450億円規模で、連結従業員数は3,088人です。 国内有数の規模を持つ機械系専門商社といえます。
YUASAの基本情報
| 項目 | 内容 |
| 正式社名 | 株式会社YUASA(旧 ユアサ商事株式会社) |
| 証券コード | 8074 |
| 上場市場 | 東証プライム |
| 設立 | 1919年6月 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区神田美土代町7番地 |
| 代表者 | 代表取締役社長 CEO 村山英明 |
| 資本金 | 206億44百万円(2026年3月期) |
| 決算期 | 3月 |
| 連結売上高 | 5,450億27百万円(2026年3月期) |
| 純利益 | 120億20百万円(2026年3月期) |
| 従業員数 | 連結3,088名・単体1,286名(2026年3月期) |
出典は株式会社YUASA 有価証券報告書(2026年3月期)などの公式開示情報です。 経営陣は、代表取締役社長CEOの村山英明氏が率いる体制です。
事業は、工作機械や産業機器を扱う工業分野と、空調・建材などを扱う建設分野が中心です。製造業や建設業のお客様に対し、商品の提供だけでなく、現場の課題に合わせた提案や調達支援まで行う、メーカーと顧客をつなぐ商社です。営業部門は工業マーケットと建設マーケットの2つの事業本部を軸に運営されています。
YUASAの平均年収はどのぐらい?
有価証券報告書の提出会社の状況によると、YUASAの2026年3月期の平均年間給与は839万円、平均年齢は38.3歳、平均勤続年数は11.4年です。単体の従業員数は1,286名となっています。
年度別の平均年収推移
| 年度 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 従業員数(名) |
| 2026年3月期 | 839 | 38.3 | 11.4 | 1,286 |
| 2025年3月期 | 811 | 38.6 | 12.1 | 1,264 |
| 2024年3月期 | 807 | 38.7 | 12.5 | 1,184 |
| 2023年3月期 | 781 | 38.7 | 12.8 | 1,103 |
| 2022年3月期 | 739 | 38.4 | 12.8 | 1,074 |
出典は株式会社YUASA(旧ユアサ商事株式会社)の有価証券報告書(2022年3月期〜2026年3月期)です。平均年収は、2022年3月期の739万円から2026年3月期の839万円まで、5期で100万円増えました。 2025年3月期は811万円(平均年齢38.6歳)で、 2026年3月期はそこから3.5%上昇しています。 平均年齢は38歳台で安定しており、若返りで平均値が動いたというより、給与水準そのものが上がっている点が特徴です。
一方、平均勤続年数は 2024年3月期の12.5年から2026年3月期の11.4年へ短くなりました。単体従業員数も1,074名から1,286名へ増えており、採用を拡大して人員構成が若い方向へ動いている様子がうかがえます。
他企業との比較データ
| 比較対象 | 平均年収(万円) | 出典 |
| YUASA(2026年3月期) | 839 | YUASA 有価証券報告書 |
| YUASA(2025年3月期) | 811 | YUASA 有価証券報告書 |
| YUASA(2022年3月期) | 739 | YUASA 有価証券報告書 |
| 全給与所得者の平均(2023年分) | 460 | 国税庁 民間給与実態統計調査 |
YUASAの2026年3月期の平均年収839万円は、 国税庁調査で示される全給与所得者の平均460万円の約1.8倍にあたります。
比較表の数値を見る限り、YUASAの平均年収は全国平均を大きく上回ります。直近5期でも上昇が続いているため、転職市場では高い水準の企業と位置づけられます。
YUASAの役職別年収データ
| 区分 | 公式開示の内容 |
| 一般社員 | 非開示 |
| 主任・係長クラス | 非開示 |
| 課長クラス | 非開示 |
| 部長クラス | 非開示 |
| 全従業員の平均(2026年3月期) | 839万円 |
YUASAの有価証券報告書で開示されているのは、全従業員を対象にした平均年間給与のみです。役職別の年収は、公式データとしては非開示となっています。そのため、この記事では外部の口コミや調査に基づく役職別の数値は掲載していません。役職別の水準を知りたい場合は、採用面接や企業説明会で、等級制度や昇格の考え方を直接確認することをおすすめします。
YUASAの年齢別年収推移
| 区分 | 公式開示の内容 |
| 20代 | 非開示 |
| 30代 | 非開示 |
| 40代 | 非開示 |
| 50代 | 非開示 |
| 全従業員の平均(2026年3月期) | 平均年齢38.3歳・平均年収839万円 |
年齢別の年収も、公式データとしては非開示となっています。有価証券報告書に記載されるのは、全従業員の平均年齢と平均年間給与です。2026年3月期は平均年齢38.3歳、平均年収839万円でした。平均年齢が30代後半であることから、30代で年収800万円台に届く人が一定数いる水準の給与体系だとは読み取れますが、年代ごとの具体的な金額は開示されていません。公式な年齢別データはないため、この記事では年代別の年収額を示さず、開示されている平均値の推移をもとに水準を判断する方針としています。
【中途採用】YUASAのような優良企業への転職おすすめサービス
YUASAのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
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YUASAの福利厚生
YUASAの福利厚生は、新卒採用サイトの福利厚生ページや募集要項、よくある質問に掲載されています。以下は、同サイトとYUASAの求人情報(engage掲載ページ)に基づいて整理した内容です。制度の適用条件はキャリア採用と異なる場合があります。応募時には、募集要項や面接で確認してください。
住宅・資産形成に関する制度
住宅面では、全総合職社員が利用できる借上げ型の社宅制度があります。会社が賃貸物件を借り上げる仕組みで、新入社員の月額社宅利用料は2万円程度とされています。上限家賃は年齢や地域の地価によって異なります。資産形成では、財形貯蓄と社員持株会が用意されています。退職後の備えとしては、確定拠出年金(日本版401k)か前払い退職金制度を選べます。
子育て・休暇に関する制度
子育て支援として、小学校卒業までの子ども1人につき月2,000円を支給する子育て支援金制度があります。産前6週間・産後8週間の休暇は有給です。育児休業は子どもが2歳に達するまで取得でき、小学校3年生の学年末までは就業時間を最大1時間短縮できます。夏季休暇は土日を含めた連続5日間で、うち3日間は有給休暇を計画的に付与する運用です。冬季休暇は12月29日から1月4日です。
自由に使える福利厚生と社内活動
ベネフィットステーションのカフェテリアプランを導入しており、社員1人ひとりに年間で基本ポイント24,000円分と健保ポイント3,000円分、合計で最大27,000ポイントを付与します。ポイントの範囲内で、会社が設定したメニューから好きなサービスを選べます。社内には公認サークルがあり、野球部・ゴルフ部・マラソン部などが、部門や年次を超えて活動しています。
YUASAの転職難易度は?
YUASAは公式サイトの採用情報でキャリア採用を実施しており、単体従業員数は2022年3月期の1,074名から2026年3月期の1,286名へ増えています。リクルートエージェントには、営業のオープンポジション、一級建築士、ロボットエンジニア、総務、物流ITのシステムエンジニアなど職種別の求人が並びます。そのため、転職を検討する場合は、自分の経験に合う職種の募集が出たタイミングで応募するのが現実的です。
求められる人材像
YUASAのキャリア採用サイトでは、企業理念に関わるキーワードとして、チャレンジ、総合力、コミュニケーションが挙げられています。配属部門によっては、入社後半年ほどで営業担当として販売先を持ち、若いうちから経営者を相手に商談する機会があるとされています。販売先は約20,000社、仕入先は約6,000社にのぼり、メーカーと顧客をつなぐ営業力や調整力が求められる環境です。
専門職の求人では、必須要件が具体的に示されています。たとえばリクルートエージェント掲載の求人では、システムエンジニア職でビジネスレベルの中国語と技術系業務の経験が必須とされ、建築関連の職種では一級建築士の資格が条件です。営業職は業界未経験歓迎の求人もあり、職種によって求める経験の幅が異なります。
転職成功のポイント
1つ目のポイントは、応募する職種を明確にすることです。営業のオープンポジションは拠点や分野を相談できる求人ですが、専門職は資格や技術経験が条件になります。自分の経験が活きる分野を整理したうえで、職務経歴書では扱った商材や顧客数、成果を具体的に書くと伝わりやすくなります。
2つ目のポイントは、勤務地と転勤の条件を事前に確認することです。YUASAのキャリア採用サイトでは、転勤もキャリア形成に関わるキーワードとして取り上げられています。全国に拠点を持つ商社であるため、希望する勤務エリアや働き方は、面接で早めにすり合わせておくと入社後のミスマッチを防げます。
3つ目のポイントは、年収を含む処遇を面接で具体的に確認することです。2026年3月期の平均年収は839万円ですが、役職別・年齢別の年収は公式には非開示です。求人票の月給レンジに加え、等級制度や昇格の考え方、賞与の算定方法を質問し、入社後の年収イメージを持っておくことをおすすめします。
YUASAのまとめ
YUASAは1666年創業とされる老舗の機械系専門商社で、東証プライムに上場しています。有価証券報告書に基づく2026年3月期の平均年収は839万円で、2025年3月期の811万円から3.5%増えました。2022年3月期の739万円からは5期で100万円上昇しており、国税庁調査の全給与所得者の平均460万円と比べても高い水準です。一方で、役職別・年齢別の年収は公式データとしては非開示です。
福利厚生では、借上げ型の社宅制度、確定拠出年金または前払い退職金、子育て支援金、カフェテリアプランなどが用意されています。転職を考える第二新卒や30代の方は、自分の経験に合う職種の求人が出ているかを確認してください。そのうえで、面接では勤務地や転勤の条件、等級制度、昇格の考え方を具体的に質問しましょう。就職活動中の大学生の方は、平均年収の推移に加えて、社宅制度などの生活面の支援も企業選びの材料にしてください。


