プレスリリース配信サービス「PR TIMES」を運営する株式会社PR TIMES(以下、PR TIMES)は、広報PR領域で高いシェアを持つ東証プライム上場企業です。第二新卒や若手ビジネスパーソン、就活中の学生の間でも人気が高く、平均年収や働き方に関心を持つ方が増えています。
本記事では、PR TIMESが有価証券報告書で開示している平均年収や従業員データをもとに、年度別の推移、役職別・年齢別の状況、そして同業種との比較までを一次情報に基づいて解説します。
PR TIMESの会社概要
PR TIMESは、企業や団体のプレスリリースを配信する国内最大級のプラットフォーム「PR TIMES」を主力事業とし、広報PR支援を中心に事業を展開しています。 30代・40代・50代のハイクラス転職サイトでも紹介されるなど、PR・広報業界における知名度の高い企業です。 株式会社ベクトルを親会社に持ち、議決権の過半数を保有される関係にありますが、独立した上場企業として東京証券取引所プライム市場および名古屋証券取引所プレミア市場に株式を上場しています。
PR TIMESの基本情報
| 会社名 | 株式会社PR TIMES(英文社名 PR TIMES Corporation) |
| 代表者 | 代表取締役社長 山口拓己 |
| 設立 | 2005年12月26日 |
| 資本金 | 471,561千円(2026年2月末日現在) |
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー28階 |
| 証券コード | 3922 |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場、名古屋証券取引所プレミア市場 |
| 決算期 | 2月末日 |
| 従業員数 | 128名(単体、2026年2月末日現在) |
| 親会社 | 株式会社ベクトル |
事業内容は、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」の運営を中心に、ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」、Webクリッピングサービスなど、企業の情報発信を支援する複数のサービスを展開しています。利用企業数は国内上場企業の過半数に達しており、広報PR領域における存在感が大きい点が特徴です。
PR TIMESの平均年収はどのぐらい?
年度別の平均年収推移
PR TIMESの提出会社(単体)における平均年間給与、平均年齢、平均勤続年数、従業員数の推移は次のとおりです。いずれも有価証券報告書に記載された数値です。
| 年度 | 平均年収(万円) | 平均年齢(歳) | 勤続年数(年) | 従業員数(名) |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2月期(第18期) | 596 | 30.5 | 2.7 | 単体119/連結196 |
| 2024年2月期(第19期) | 651.7 | 30.8 | 3.3 | 単体129/連結218 |
| 2025年2月期(第20期) | 663 | 30.8 | 3.9 | 単体128/連結215 |
出典 株式会社PR TIMES 有価証券報告書(2023年2月期、2024年2月期、2025年2月期)。詳細は金融庁EDINETで確認できます。
平均勤続年数3.9年、平均年齢30.8歳、平均年収663万円という直近期のデータからは、組織拡大に伴い勤続年数が徐々に伸びている傾向がうかがえます。従業員数も単体・連結ともに増加基調にあり、積極的な採用を続けていることが読み取れます。
他企業との比較データ
情報・通信業界における平均年収の参考値と比較すると、PR TIMESの水準は次のようになります。
| 企業・区分 | 平均年収(万円) | 出典 |
|---|---|---|
| PR TIMES(2025年2月期) | 663 | 有価証券報告書 |
| 情報・通信業界平均(参考値) | 約620 | 民間データ機関による集計 |
情報・通信の平均(約620万円)を上回る水準ですとされており、あくまで民間データ機関による参考値である点に留意が必要ですが、PR TIMESの平均年収は業界平均を上回る水準にあることがうかがえます。
有価証券報告書に基づくPR TIMESの平均年収663万円は、情報・通信業界平均とされる約620万円を上回っており、同業種の上場企業と比較しても高水準に位置づけられる結果となっています。
PR TIMESの役職別年収データ
PR TIMESの有価証券報告書には、管理職・一般社員といった役職別の年収データは記載されていません。金融商品取引法上の開示義務は提出会社全体の平均年間給与、平均年齢、平均勤続年数、従業員数にとどまるため、役職ごとの内訳は公式データとしては非開示となっています。
| 区分 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 役員報酬(個別) | 非開示 |
| 管理職年収 | 非開示 |
| 一般社員年収 | 非開示 |
| 提出会社全体平均 | 663万円(2025年2月期) |
役員報酬についても、個別の開示基準となる年間1億円以上の報酬を受け取る役員が該当しないため、有価証券報告書上では個別名での記載がありません。代表取締役社長の山口拓己氏をはじめとする役員報酬の総額は開示されていますが、個人別の年収水準を特定できる情報は公式には公表されていません。
PR TIMESの年齢別年収推移
年齢層別の年収データについても、PR TIMESの有価証券報告書では公表されていません。開示されているのは提出会社全体の平均年齢と平均年間給与のみであり、20代・30代・40代といった年齢階層ごとの年収水準は公式データとしては非開示です。
| 年齢層 | 公式開示の内容 |
|---|---|
| 20代 | 非開示 |
| 30代 | 非開示 |
| 40代以上 | 非開示 |
| 全社平均年齢 | 30.8歳(2025年2月期) |
全社平均年齢が30.8歳である点から、PR TIMESは比較的若い社員層が中心の組織であることがわかります。ただし年齢階層別の年収推移を示す一次情報は存在しないため、本記事では開示されている全社平均の数値のみを紹介しています。
【中途採用】PR TIMESのような優良企業への転職おすすめサービス
PR TIMESのような企業への転職を目指す方には、専門の転職サイトやエージェントの活用が効果的です。第二新卒エージェントneo、MyVisionなど、20代からキャリアアップを目指す方まで幅広くサポートするサービスが揃っています。自分のキャリアや希望条件に合ったサービスを選び、プロのアドバイスを受けながら転職活動を進めましょう。
おすすめ転職エージェントサービス
PR TIMESの福利厚生
PR TIMESの福利厚生は、求人情報サイトに掲載されている募集要項をもとに紹介します。住宅や通勤に関する手当から保険関係、学習支援やユニークな手当まで幅広く整備されている点が特徴です。
住宅・通勤関連の手当
通勤手当は全額支給(月5万円まで)、住宅手当は直径3km圏内の賃貸物件で世帯主の場合月3万円支給されると案内されています。あわせてリモート手当として1日あたり250円が支給される制度もあり、オフィス出社とリモートワークの双方を想定した手当設計になっています。
保険・健康関連の制度
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険が完備されているほか、健康保険組合加入者を対象に年1度の定期健康診断が実施されています。社会保険まわりの基本的な制度は一般的な上場企業と同水準で整えられているといえます。
学習支援・その他のユニーク制度
書籍購入や外部セミナー参加など、業務に資する自己研鑽については原則経費として扱われる学習支援制度が設けられています。また、満30歳未満かつ前年年収が600万円未満の正社員を対象とした奨学金代理返還手当、年2回実施される個人賞・チーム賞形式の全社表彰制度、月1回の全社ランチといった制度も紹介されています。これらの情報はdodaの企業情報ページに掲載された求人記載内容にもとづくものです。
休暇制度としては完全週休2日制(土日祝休み)が採用されており、産前産後休暇や育児休暇制度も整備されています。働き方については開発本部を中心に出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッド勤務が取り入れられており、育児中の社員も活躍している環境であることが求人情報からうかがえます。福利厚生の詳細な最新情報は、PR TIMES採用情報で随時更新されています。
PR TIMESの転職難易度は?
PR TIMESの中途採用では、法人営業やエンジニア、コーポレート部門など複数職種で通年にわたり募集が行われています。公開求人には年収レンジが具体的に明示されているポジションが多く、応募前に待遇水準を確認したうえで選考に臨みやすい環境が整っています。
求められる人材像
PR TIMESは採用ページにおいて、求める人物像を独自の基準で明示しています。 Missionに共感される方、Valueが体現できる方、視点が社会や相手に向いている方、自らが行動の起点となれる方、柔軟な発想で仕事に取り組める方といった姿勢が重視されています。あわせて、 他者に共感し、他に求めるのではなく、あらゆるステークホルダーと共創関係構築を目指せる方も評価されるポイントとして挙げられています。
一方で、採用ページでは求める人物像とは異なるタイプについても言及されており、 効果よりも効率を重視する方や、ミッションドリブンではなくビジョンドリブン(自己成長)の方は自社の文化とは異なる可能性があるとされています。職種別の求人票でも、PR TIMESのミッションへの共感を前提とした要件が共通して記載されている点が特徴です。
転職成功のポイント
PR TIMESの求人票では、業務内容や求める経験に加えてミッション・バリューへの共感が繰り返し求められています。選考に臨む際は、プレスリリース配信という事業の社会的意義や、同社が掲げる情報流通に関する考え方を理解したうえで、自身の経験や志向とどのように接続できるかを言語化しておくことが重要です。
また、営業職やコーポレート職の求人では年収レンジが具体的に提示されているため、応募前に自身の経験年数やスキルが募集ポジションの想定レンジに合致しているかを確認しておくと、選考過程でのミスマッチを避けやすくなります。有価証券報告書で開示されている平均年収や従業員数の推移もあわせて確認し、組織の成長フェーズを踏まえたキャリアプランを検討することが成功のポイントといえます。
PR TIMESのまとめ
PR TIMESの平均年収は、有価証券報告書の開示にもとづくと2025年2月期で663万円となっており、2023年2月期の596万円から着実に上昇してきました。平均勤続年数も2.7年から3.9年へと伸びており、組織の定着率が高まっている傾向がうかがえます。
一方で、役職別や年齢別の年収データは有価証券報告書で開示されておらず、公式情報としては非開示です。本記事では、推測や独自算出によらず、あくまで公式に開示されている数値のみを紹介しました。
福利厚生については住宅手当や通勤手当、学習支援、奨学金代理返還手当など多様な制度が整えられており、第二新卒や若手ビジネスパーソンにとっても働きやすい環境が整備されていると考えられます。転職を検討する際は、公開求人の年収レンジや求める人物像を確認したうえで、自身のキャリアプランとPR TIMESの事業成長フェーズが合致するかをじっくり見極めることをおすすめします。最新の採用情報や制度の詳細は、PR TIMES採用情報で確認してください。


